クロスバイクのサドルの盗難?!

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
近年、クロスバイクの盗難が多いですね。

最近、聞いたのがサドルだけ盗難にあったという話。
「え?なんでサドルだけ?」と思いますが、サドルって意外と安くなかったりします。
困ります。
今回は、そんなクロスバイクの盗難について考えてみましょう。

なぜクロスバイクのサドルだけ盗難する?

しかし、どうしてクロスバイクのサドルだけ盗むのでしょう。
何かの変態なのでしょうか。
まあ、単なるイタズラでしょう。

サドルを盗んでコレクションするという変態が相手だと困るのですが、多分、子供のイタズラです。
さほど本気で盗もう、盗んでお金に換えてやろう、そういう悪質で本気の犯罪ではないんです。
ピンポンダッシュ程度の軽い気持ちでしょう。

つまり、サドルの盗難を防ぐだけなら、さほど難しくはないんですね。
ちょっとした細いワイヤー錠でも付けておけば、防げるでしょう。

1,000円程度のジャバラみたいになっているものが便利だと思います。
あるいはクイック式じゃなく、六角ボルトでサドルを固定するようにすれば良いですね。

シートポストクランプという名前のパーツが1,000円以内で売っています。
サイズがあるので、クロスバイクを買った自転車屋さんで相談して買うと良いでしょう。

それにしても、不思議とサドルの盗難って昔からありますよね。
僕が子どもだった頃からあった記憶があります。


なぜ、サドルなのでしょうね。
カッターでパンクさせるとか、色々やりようはありそうなのですが。
カッターで切るっていうと、何だかすごく悪いコトっていう感じがするからでしょうか。


確かにイタズラとして友達のサドルを後で返してあげるからっていうなら、サドルを取るって絵的には、ちょっと面白いんですが。
立ち漕ぎでそのまま乗るかな、って。

完全に盗まれちゃうのは困ります。
しかも、意外とサドルって安くないから困っちゃいます。

盗難は犯罪です。
イタズラじゃ済みません。

クロスバイクのサドルって意外と安くない?

クロスバイクのサドルを盗難されたら、とりあえずは新しいのを買って取り付けないといけません。

サドルだけなら安いのもあるんですが、問題はサドルの根っこ、シートポストっていうんですが、サイズがいろいろあって、意外と店頭在庫として売ってないことが多いんですよね。
事情を話せば、取り寄せてくれるでしょう。

間違ったサイズが来ると困るので、最初に買った自転車屋さんで相談するのが良いですね。
買ったところと違うお店でも、正しいサイズを取り寄せてくれるでしょうが、間違いないのは買ったところで注文です。

安いものなら、サドルがだいたい2,000円程度から、シートポストも2,000円程度からありますね。
それから、取り付け工賃が
500
円か1,000円程度かかる場合もあります。

工賃についてはお店によって違うので、聞いてみると良いでしょう。
特別高いということもないですが、安くはない出費ですね。

ついでに、盗まれていなくても、何年も乗っていてサドルがボロボロになっている人も交換をオススメします。
ボロボロサドルはちょっと不潔です。

サドル以外で盗難されやすいクロスバイクの装備品

サドルの盗難ももちろん犯罪ですが、まだ子供のイタズラとして許せる範囲ではあります。(もちろん許さないですけどね)
サドル以外に盗まれて困るもの、子供がいたずらで盗むものとして、ライトがあります。

ライトも2,0005,000円程度のものなので、深刻に困るというものではないですが、やはり嫌な気持ちになります。
ライトは盗まれないように、駐輪するときには外しておく方が良いですね。

子どものイタズラでは済まされなくなってくるものが、ホイールの盗難です。
これは都心部では、たまに起きるようです。

一般的にはクロスバイクじゃなく、ロードバイクで多いようです。
ロードはホイールだけでも数万円、高いものだと数十万円するものも珍しくありませんので、やはり盗難の危険がある場所では、あまり駐輪しない方が良いです。

クロスバイクでも盗難が多い地域などでは、カギをかけるときに前後輪両方にワイヤーが通るようにした方が良いですね。

クロスバイクをまるごと盗難される場合

もちろん、サドルなどの部品だけじゃなく、クロスバイクをまるごと盗難してくる悪人も世の中にはいます。
盗難には何種類かのレベルがあります。

まず、プロの盗難。
これはニュースなどでもありますが、組織ぐるみの犯罪ですね。

プロの盗難組織は、重たいオートバイでも簡単に盗めます。
U字ロックだろうが何だろうが、リスクと手間に見合った値段で売れるならば盗みます。

聞いた話では、液体窒素でカギを超低温に冷却して金槌で割るそうです。
どんな物質でも超低温になれば簡単に割れてしまいます。
恐ろしいです。

対策としては、とにかく自転車から離れないことです。
保管する際にも室内保管は当然ですし、
100
万円以上するロードバイクなどの場合、窓際などで外から見えるところは危険かもしれません。

クロスバイクをまるごと盗難される場合②

クロスバイクの場合は、そういうトップクラスのプロの盗難は心配しなくても良いでしょう。

しかし、クロスバイクも売ればいくらかのお金になりますし、ロードバイクよりもセキュリティーが甘い場合が多いので、普通のカギ1本の場合は狙われることもあります。


毎日、駅に置くなどの場合には、ワイヤーのロック+
U
字ロックが理想的です。
毎日、同じ時間に同じ場所に置いている自転車は狙われやすいです。


管理人さんがいる駐輪場でも「すみません、カギ落としちゃったので壊してるんですよ」と言えば、管理人さんもそれ以上追求しない場合が多いです。
安心できません。

U字ロックの場合、見た目が頑丈そうに見えるので、かなり本気の泥棒じゃない限りはある程度安心です。
高価なものじゃなくても良いので、
U
字ロックは防犯力を上げてくれます。

U字じゃなくとも、2本カギをするだけで防犯力は上がります。
それなりに盗もうという気合が入っている泥棒じゃなければ、2本カギが付いている自転車は狙いにくいです。


特に子供がイタズラで盗む場合は、ツーロックしているだけでターゲットから外れる場合が多いでしょう。

1本しかカギをしていない人は、100均のカギでも良いので追加すると効果があります。
サドルも本体も防犯しましょう。

まとめ「クロスバイクもツーロック」

クロスバイクの盗難について考えてみました。
サドルの盗難は最近あまり多くない気もしますが、やはり時々あるようです。
本当に迷惑なので、やめて欲しい限りです。


しかし、日本の警察もなぜか自転車の盗難についてはあまりヤル気がないようで、困ってしまいます。
宝石屋さんに泥棒に入れば刑務所なのに、自転車は盗んでも、せいぜい家庭裁判所だったり罰金程度。

変な話です。
困った話です。
泥棒は泥棒です。
サドルだけでも泥棒です。

とりあえず、クロスバイクもツーロックでしっかり防犯しましょう。