自転車の長距離移動で必須な荷物

自転車での長距離移動(ロングライド)…。風を受けて遠くまで走るのは、とても気持ちのいいものですよね。人によってどのくらいが長距離なのかは変わってきますが、そのときに持っていく荷物は共通している物が多いはずです。快適なロングライドになるように必要なアイテム等まとめてみました。

長距離移動での自転車選び

自転車でのロングライド、人によって何kmからがロングになるのかはそれぞれですが、少しでも快適に走りたいですよね。そこでロングライドの為の自転車選びの目安を紹介します。
①軽い自転車を選ぼう。
自転車でイメージしやすのはママチャリですが、思ったよりも重く20kg前後もの重量があります。快適な走りを求めるにはちょっと重すぎですね。重さの目安としては14kg以下の自転車をオススメします。その重さとなってくると材質はアルミ製のものがいいですね。特に雨が降ってもサビに強いオールアルミ製の自転車がよろしいでしょう。

②ギアの変速数は?。
ギアの数が多ければ、平坦な道でも登り坂でも色んな路面に対応できます。具体的には21段から24段階変速のものであれば問題ないでしょう。
ただし、気をつける点があります。マウンテンバイクの場合、モノによっては山岳走行用の軽い方のギアが多く、高速走行時の様な平地用のギアが少ないくなる可能性があります。
③タイヤについて。
これも重要です。長距離移動ではどんな路面かは行ってみるまで分からないことがあるので耐パンク性能重視で選びましょう。

④バイクの車種は?
クロスバイクかロードバイクかマウンテンバイクなど、色々ありますがお好きな車種で構わないと思います。上の3つの点をクリアしていれば好みの選んで問題ないです。ロングライドのコース距離、日程等で条件が違ってくるのでそれぞれの長所・短所があります。

自転車の長距離移動で必須な荷物

自転車での長距離移動で何が必要なの?という物をまとめました。

①補給食・サプリメント・飲み物
自転車で走るのは思った以上にエネルギーと水分を消費します。
その為、水分補給とエネルギーの補給、疲労の緩和・予防するサプリの摂取は必要となってきます。喉の渇きや空腹感(ハンガーノック)を感じたときには復活が難しいかもしれないので意識して補給するようにしましょう。
特に夏場の水分補給は気をつけましょう。足りなくなる前に途中で買い足す事も必要です。
②ファーストエイドキット
サイクリングに限らず、いつどんな事故があるか、怪我をするかは分かりません。備えは必要です。小さな怪我でもきちんと手当てができるように備えましょう。。

③携帯工具
長時間・長距離の走行では道中でポジションが気になり調整したくなることがあります。また、路面からの振動でネジが緩んだり等のトラブルがあったりします。長時間の走行ですとその分トラブルが発生しやすくなるものです。

④パンク修理用品
パンクは突然起きるもの。耐パンクタイヤでもそれは避けられません。予備チューブも欠かせません。チューブがパッチで修理するよりも交換してしまうのが良いでしょう。またタイヤの破損の可能性もあるのでタイヤ用パッチも用意するといいです。
もちろん、空気を入れる為の携帯エアーポンプも忘れない様にしてください。

⑤フロントライト・リアライト
これはロングライドに限らず持っていたほうがいいものでもあります。当然ロングライドなら尚更です。日帰りの予定がアクシデント・トラブル等で予定が狂って明るい時間帯に帰れなくなることもあります。また、コース上にトンネルがある場合は、昼間でもライトをきちんと点けましょう。さらに予備のライト・電池も忘れない様に。。

⑥ヘルメット
これもロングライドに関わらず装着するべきアイテムですね。ましてや知らない、慣れてない土地・道は、事故・転倒の可能性が高まります。ヘルメットの価格はメーカー・グレードによってそれぞれですが、どれでも安全上の機能は問題ないのでお好みで良いでしょう。

⑦サングラス(アイウェア)
自転車で長時間走ると風・異物・紫外線などで想像以上に目にストレスがかかります。
自転車用のサングラスのレンズは一般的なスポーツサングラスよりも風・異物・紫外線など遮断する能力が強く、しっかりと安全・快適を確保します。

⑧天候変化に対応できるウェア
天気予報では晴れだったのに…。そのように急な天候の変化で雨・風に見舞われることは大いにあります。その為、ウィンドブレーカーやレインポンチョなど、雨具も必要です
また、春・秋は朝・昼・晩の寒暖差が大きく、体調を崩さなように気をつけましょう。

自転車の長距離移動であるといい荷物

また、あれば役に立つというアイテムのもまとめました。

①サイクルウェア
専用のウェアを持ってない人はロングライドの際は専用ウェアの着用をおススメします。吸汗性・速乾性が段違いにあるので長時間走行の際の快適性や疲労感かなり変わってきます。加えて、専用のグローブやソックスなどの快適になる小物も充実してますので活用していきましょう。

②輪行用品
何らかのトラブルやアクシデントで完走できなくなった際も、輪行用品があれば対応できます。いざとなれば交通機関で帰れるので「完走しなければいけない」と思うこともなく気持ちに余裕ができます。うまく利用して楽しい気分で走りましょう・

③サイクルコンピュータ
現時点での走行距離、ゴールまでの距離、ペースはどれくらいなのか、などの情報があると便利です。進行状況を把握することで今後のペース調節をやりやすくなります。
自分の走行記録データを活用することで、自分の走力の把握、今後のツーリング計画にも活用できるのもいい点です。

荷物は自転車に載せよう

さて、いろいろ自転車の長距離移動に必要なもの、あるといいものを紹介しましたが、全部持っていこうとすると結構な物量になってしまいます。また行き先でお土産なんて買っていこうなんてものなら尚更です。大きめのリュックで背負っていくのも一つの方法ですが、自重が増えるのは快適な走行にとって障害になってしまいます。なのでできる限り自転車に荷物は載せてしまいましょう。自転車に荷物を載せれば、身体への余計な負荷が軽減できて、楽になります。自転車用のバッグも大きさ、装着する箇所のよっていろいろな種類があります。自分の荷物の量や取り出しの利便性を考えて用意しましょう。

まとめ【自転車の長距離移動で必須な荷物】

さて、いかがでしたか?少しは参考になれたでしょうか?
自転車はとても便利な乗り物です。自分の力で動く為、自転車で遠くまで、長い時間走れば、その分の達成感の得られる乗り物です。しかし、逆を言えば自己責任の強い乗り物でもあります。何かのトラブル・アクシデントがないように防止する為の準備が必要です。その為のお役に多少なりとも立てれば幸いです。
最後になりますが一番大切なのは経験者からのアドバイスを聞くこと、さらにはロングライドに同伴・随行してもらうことだと思います。身近にいらっしゃらないようであれば、ショップの店員さんにアドバイスを求めれば丁寧に相談に乗ってくれるでしょう。
出来る限りの準備をして、せっかくのロングライドが嫌な思い出にならないように、是非楽しい思い出になるようお祈りしています。