セルフメンテナンス!タイヤの空気入れをしよう!

ロードバイクを購入し、利用する上でメンテナンスは必要不可欠な作業です。

どのメンテナンスも、自転車屋さんに頼めばしてもらえますが、簡単なものや頻繁に必要なメンテナンスは、自分でしたいですよね。

今回は、ロードバイクの代表的なセルフメンテナンスとして、タイヤの空気入れについてご紹介します。

ロードバイクのセルフメンテナンスと言えばタイヤの空気入れ

ロードバイクのメンテナンスで一番多いのは、タイヤの空気入れです。
ロードバイクのタイヤは3日程で、6割くらいの空気が抜けます。
そのため、まめに空気を入れないといけません。

タイヤの空気入れは、初心者でもできるメンテナンスです。
方法を覚えてセルフメンテナンスするほうが、自転車屋さんに行くより楽なので、空気の入れ方は覚えましょう。

ロードバイクは、普通の自転車と同じで、空気が十分でなくても走行可能です。
しかし、その状態では、パンクが起こりやすくなってしまいます。

また、万全な走りも実現できません。
ロードバイクは、普通のタイヤとは空気の入れ方が異なっています。

そのため、普通の自転車からロードバイクに変えたら、空気を入れる方法に注意しないといけません。

また、ロードバイク用の空気入れを購入しても、今までに見たことのないバルブを見たら、空気の入れ方に戸惑ってしまう人はけっこういます。

バルブが、どのように違うのかを、初めに学ぶことが必要です。

ロードバイクのタイヤの空気圧①

セルフメンテナンスとして、ロードバイクのタイヤに空気を入れる方法を覚える前に、タイヤの空気圧について知りましょう。

同じロードバイクの同じタイヤでも、空気圧を変えると乗り心地がかなり変わります。

タイヤの空気圧が高ければ、地面とタイヤの接地面が少なくなるため、吸収性や乗り心地が悪くなってしまいます。
乗り心地は悪くなりますが、パンクをする可能性は減ります。

タイヤの空気圧が低ければ、地面とタイヤとの接地面が広くなるため、乗り心地は良くなります。
しかし、パンクをする可能性が高くなってしまいます。

自転車には、ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなど、色々な種類があります。
そして、自転車のタイヤは空気圧と、ライダーの重さにより、タイヤが地面に接地する面積が決まります。

空気圧が高ければ、スピードが出るので、オンロード用のタイヤは高圧が求められます。
そして、空気圧が少なければ、段差に乗り上げた場合、パンクしやすいです。
空気圧をキープして、快適に走りましょう。

ロードバイクのタイヤの空気圧②

タイヤの性能を、十分に発揮させるための空気圧を適正空気圧といいます。
この数値は、タイヤによって違います。

タイヤに適正空気圧は、表示されています。

空気圧の表示は、「bar」「kpa」「psi」の3種類あります。
空気入れのゲージは、いくつかの単位に対応可能です。

セルフメンテナンスで空気を入れるときは、適性空気圧の範囲で空気を入れてください。
ロードバイクに乗ったときに、体重でタイヤがつぶれることも考えないといけません。

以下を目安にして、好みの空気圧を探しましょう。
タイヤの適性気圧範囲の高いほうから試して、空気圧を決めてください。

適性空気圧を超えるくらい、空気圧が高すぎる場合は、タイヤのチューブが破れてしまうことがあります。
また、高い空気圧が長い時間続いたら、タイヤにひびが入ってしまうこともあります。

空気圧が低すぎる場合は、段差とリムの間にチューブがはさまって、タイヤがパンクする可能性が高くなります。

いざセルフメンテナンス!空気入れの手順

では、セルフメンテナンスをしていきましょう。

空気の入れ方は、英式バルブとは異なりますが、そんなに複雑ではありません。
慣れると素早く空気を入れることができます。

バルブをゆるめた後に、空気抜きを行うようにしてください。
空気抜きを正しくしなければ、空気は入りません。

①タイヤの側面の適正空気圧をチェックしましょう。
所持しているゲージの単位を読んでください。

②バルブの先のキャップを外し、先端のネジを時計回りに回して緩めてください。
外したキャップは、無くさないように、立てて置いておきましょう。

③先端を指で押して空気を抜き、バルブを緩めます。

④口金をバルブに当てて押し込んだ後、レバーを立てれば、バルブから抜けなくなります。
寝かせてロックするものもあります。

⑤バルブが固定したら、ポンプのステップを踏んで固定しましょう。
そして、両手でポンプのグリップを持ち、上下にストロークしましょう。
一番深いところまでストロークしなければ、空気は入りません。

ロードバイクでセルフメンテナンスできるもの①

ロードバイクで、セルフメンテナンスできるものをご紹介します。

ロードバイクに乗るたびに、部品が汚れたり、磨耗したりするのは避けることができません。
購入時が、一番性能が良い状態で、それ以降は、徐々に性能が下がっていきます。

しかし、タイヤの空気入れなどのセルフメンテナンスをすれば、自分でロードバイクの性能をキープすることが可能です。

ロードバイクのメンテナンスは、専門的な工具を使用しなくても、少しの道具でできるものがあります。
少しの手間で性能がキープできるのです。

初心者が、正しい知識がない状態でセルフメンテナンスをすると、予想外の事故が起きてしまうことがあります。

不安なら、自転車屋にメンテナンスをお願いしましょう。

フレームを拭いたり、チェーンの汚れを落としたりするのは、あまり難しくないし、頻度の多いメンテナンスです。

走って雨に濡れたときは、走った後に、水分を拭きとってください。
水分を拭き取らなければ、ロードバイクが錆びます。

ロードバイクでセルフメンテナンスできるもの②

空気を入れる以外にもロードバイクで、セルフメンテナンスができるものは、他にもあります。

ロードバイクの注油は、自転車専用のオイルをチェーンなどにさすことです。
注油で、部品の寿命をかなり延ばすことができます。

注油前にチェーンの洗浄をしないといけないため、チェーンを洗う方法も知っておきましょう。
ある程度走ると、ギアやチェーンに砂が混じったり、フレームに泥などが付きます。

放置しておけば、異常の原因になってしまうので、ロードバイクを洗わないといけません。
洗うことで、サビを防ぎロードバイクの異常をチェックすることができます。

タイヤを交換するときに、チューブの交換をすることも多いです。
パンク修理が自分でできれば、一人前のロードバイク乗りです。

パンク修理以外にも、タイヤの外し方、チューブの交換方法を知っておけば、ロングライドのときにパンクをしても大丈夫です。

もちろん、手間はかかるので、自転車屋さんにお願いするのも良いでしょう。

セルフメンテナンスについて

ロードバイクには、セルフメンテナンスできるものがいくつかあります。

しかし、初心者が正しい知識の無いままセルフメンテナンスを行うと、上手くいかずにメンテナンスしたにもかかわらず、状況が改善されない場合もあります。

それだけでなく、思わぬ事故に繋がりかねません。

セルフメンテナンスが難しいと感じた場合は、自転車屋さんに依頼することをおすすめします。