ロードバイクを購入しようと思い立ったはいいけれど、どのメーカーを買えばいいのか、さっぱり分からないですよね。インターネットで検索しても、専門用語ばっかりで良く分からないこともありますよね。ランキングと言っても、売上なのか知名度なのか、はたまた人気なのか多種あります。そこで今日は、ちょっと趣向を変えて弱虫ペダルの人気キャラクターが劇中で乗っているロードバイクのメーカーをご紹介します。
ロードバイクのブームはいつ頃?
弱虫ペダルのキャラクターで、ロードバイクメーカーのランキングを紹介する前に、ロードバイクのブームについて説明していきます。
ご存知の方も多いと思いますが、ロードバイクがブームになってきたのは、何も最近のことじゃありません。
かれこれ20年近く前からその兆しはありました。
自転車便を題材にした「メッセンジャー」という映画が公開されたのは1999年のこと。
都心の慢性的な交通渋滞を気にせずに、主に書類を自転車で配達するバイクメッセンジャーたちを主人公にした映画です。
この頃よりも以前からバイクメッセンジャーはありましたし、バイクメッセンジャーたちが主に使用していたのはロードバイクだったのです。
ということは、ロードバイクのブームの兆候に関しては、1990年代後半には、すでにロードバイクブームの兆候があったと言えます。
でも、このころはまだ、残念ながら「スポーツ」としての認知度は言うほど上がりませんでした。
その理由としては、値段が高価であったため購入をする方が少なかったからとも言われています。
しかし、今もロードバイクの値段が高いことには変わりはないですが、今ではツーリングなどの多種の用途に合わせて使われるため使用率は上がりました。
その後、トライアスロンがスポーツとして注目を浴び始めましたが、ロードバイクの使用率が高くなるかと思われましたが、その後も注目を浴びることはあまりなく、「自分自身で楽しむスポーツ」として乗られる自転車とも思われていました。
ロードバイクブームの火付け役、弱虫ペダル!
本題のロードバイクメーカーを弱虫ペダルのキャラクターで紹介するために、弱虫ペダルがロードバイクブームの火付け役になった経緯を説明します。
弱虫ペダルが2008年に漫画の連載が開始され、2013年にアニメ化されたことによって、ロードバイクの認知度は一変します。
さすがはアニメ大国、漫画大国の日本、またたく間にロードバイクが巷に溢れ、あちこちにロードバイク専門店が軒を連ねて、街の自転車屋さんもここぞとばかりに攻勢に出ました。
体を動かすこと、ストイックにトレーニングすることが好きな人たちだけでなく、老若男女に認知され、ロードバイクはスポーツの域を超えてファッションにまでなっていきます。
メディアの力や漫画・アニメの力ってのは、本当にすごいことが分かります。
それまでのサイクリングロードって、比較的空いてたんですが、今では週末はとても混雑するほどロードバイクの人気が高くなりました。
このブームが来る前からロードバイクに乗っていた人の中には、一時的なものと嫌悪する人も中にはいらっしゃるみたいですが、ロードバイクが普及することで自転車業界も潤いますので、良い傾向に進んでいるのではないでしょうか。
はじめのきっかけは何であれ、ロードバイクに興味を持ってくれる人が増えています。
そのおかげで集客の一手段として、様々なところでレースやイベントが開催され、盛り上がりは増す一方です。
キャラクターランキングTOP3でロードバイクメーカーを紹介
今回の記事に関しまして、なぜちょっと変わったランキングの紹介をするのかと言いますと、ロードバイクブームを引き起こしたのが弱虫ペダルの影響があったからです。
「ロードバイク ランキング」といったキーワードでインターネットを検索すれば、いろんなサイトで、いろんなメーカーを紹介していますから。
実際、街の自転車屋さんに行っても、弱虫ペダルの人気にあやかろうと、
「これはプロの誰が乗っているメーカーのロードバイクです」と紹介するのと、
「これはこのキャラクターが乗っているロードバイクのメーカーと同じモデルのものです」と紹介をしていることがあります。
そうすることによって、色んな客層に合わせておすすめ出来るので、相乗効果が生まれて必然的にメーカーの認知度も上がります。
このように考えると日本は、やはりアニメ大国・漫画大国であると思います。
好きなキャラクターが乗っているメーカーやモデルは、やはり憧れになると思います。
次は、先日開催された第6回のキャラクターランキングから、搭乗しているメーカーをご紹介していきます。
アメリカのロードバイクメーカー「CANNONDALE」
キャラクターランキング、一位に輝いたのは手嶋 純太。
彼が乗っているのは、1971年に創業したアメリカの自転車メーカー「CANNONDALE」です。
アルミ製のフレームに定評があるメーカーさんですね。
フレーム以外にも各種パーツやサイクルウェアなどの関連商品も製造販売しているメーカーです。
ライムグリーンがコーポレートカラーです。鮮やかな色合いです。
アニメでは、手嶋 純太が全面的に総北をバックアップしていましたね。
次は2年生から3年生になるので、今後はどう活躍していくのかが楽しみですね。
ランキングの常連メーカー、「PENARELLO」
二位は鳴子 章吉。
彼が乗るメーカーは、イタリアの有名メーカー、PINARELLO(ピナレロ)です。
もともと、プロ選手だったジョバンニ・ピナレロ選手が引退後に工房を立上げたのがきっかけです。
イタリアンバイクの代表格ですし、乗っている方も多いですね。
ロードバイクだけでなく、シティサイクルや子供向け自転車も製造する名門メーカーです。
1990年代には、レースチームにフレームの供給を開始して、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった大レースで勝利をあげています。
フレーム形状が独特で、デザイン性が強いメーカーさんですね。
湾曲したフロントフォークは憧れます。
コーポレートカラーはイエローですが、鳴子章吉が乗っているのは、赤を基調としています。
アニメで鳴子 章吉は、スプリンターとして活躍しました。
今後の課題は山ではあるがどうなっていくのでしょう。山の克服に期待します。
人気ランキングでも上位に入るメーカー、「TIME」
キャラクターランキングの三位は巻島 裕介。
彼が乗るのは、フランスのTIMEというメーカーのロードバイクです。
このメーカーは元々、カーボンフレームの元祖と言えるTVT社から分社化したメーカーです。(もう一方のメーカーはLOOK)
1987年の創業で、2005年・2006年にはロードレース世界選手権を優勝するなど、輝かしい実績を残していますが、近年はあまり目立った活躍がなく、ちょっと寂しいですね。
それでも国内外を問わずに人気があって、供給スポンサーのしがらみが少ないんですね。(このパーツメーカーのは取り付けられないとか、そういった縛りが少ない)
アニメで巻島 裕介は、三年メンバーの一人として総北を引っ張って行きました。
後輩の小野田 坂道を育てましたが、卒業後はどのような道を進むのでしょうか。気になりますね。
まとめ お気に入りのロードバイクメーカーを見つけよう
いかがでしたでしょうか。
ちょっと趣向を変えて、弱虫ペダルブームに乗っかり、ロードバイクのメーカーをランキング形式で紹介させて頂きました。
人によって漫画から入ることに抵抗のある人もいますが、やっぱり興味のあることから入るってのも、一つの手でしょうし、その方が愛着が湧きやすいですものね。
フレームスタイルから入るもよし、レース結果の上位メーカーを選択して気分を味わうのもよしです。
弱虫ペダルの愛読者の方でしたら、ぜひとも、ご自身のお気に入りのキャラクターが搭乗しているメーカーを試乗してみてください。
ただ、その場で決めないでくださいね。なにせ、高価な買い物ですので・・・