スポーツ用自転車を乗っている人が増えて来ましたが、服装を気にしている人とそうでない人がいると思います。更にこれからスポーツ自転車を始める人もいると思います。そもそも自転車ウェアを着る意味があるのか分からない人もいるのではないでしょうか。また機能に対して値段は高いのでしょうか、安いのでしょうか。ウェアについてお話していきます。
自転車を普段着を来て走行した時の悩み
最近では、スポーツ自転車に乗っている人を見かけます。
しかし、自転車のウェアを来ている人と普段着を着ている人のどちらもいます。では、どちらの方が良いのでしょうか。
普段着を着て走行している人が、抱えている悩みを紹介していきます。
まだこれから、スポーツ自転車に乗ろうとしている人も服装次第では、同じ悩みを持つことになるかもしれないのです。
まず、良く聞く悩みとしては「お尻が痛い」という悩みです。
この悩みは、スポーツ自転車のサドルが硬いため乗っていると、どんどん痛みが増してくるというものです。
次に「手のひらが痛い」ということです。
ハンドルを持っていると、手のひらに体重がかかり痛みが出るというものです。
お尻が痛くなって、手に体重が乗ると余計に痛くなります。
更に「服が汗で濡れる」ということです。
これも自転車に乗っていると、どうしても起こることです。
また、服が濡れたまま走行すると、体温が下がって、風邪など体調を崩す原因になりかねません。
他に「向かい風が強いときに大変」ということです。
これに関しては、服が広がって抵抗を受ける面積が広がることで疲労が溜まるというものです。
では、これらを自転車ウェアを着ることで解消できるのでしょうか。
解消できれば値段が少し高くても、人によっては安いと感じるかもしれませんね。
自転車ウェアが高い安い以前に必要?①
先程、普段着でスポーツ自転車を走行しているときの悩みについて説明しました。
では、自転車ウェアを着ることで悩みを解消できるのでしょうか。
悩みが解決するのなら、少しぐらい値段が高くても安い買い物と感じますし、逆に悩みが解消されないのであれば、ウェアを着る意味がないと思いますよね。
では、ウェアを着ることで、先程の悩みが解決できるのかを説明していきます。
まずは、自転車ウェアを着ることで「動きやすい」です。
スポーツウェアなので当たり前といえば当たり前ですが、自転車ウェアはメーカーによっても作りが違いますが、伸びがあるとか立体構造になっている等の特徴があります。
次は「超立体構造グローブ」です。
これはウェアというよりグローブですが、ハンドルを握りやすくしていて疲れづらくしてくれます。
また、ハンドルを持つ手もしっかりグリップすることで操作がしやすくなり、落車になったときに手を着いても怪我から守ってくれます。
このグローブを付けると先程の悩みにあった「手のひらが痛い」という悩みを解消してくれます。
他にも「身体にフィット」します。
これは、動きやすいに近いのですが、フィットすることで風の抵抗を減らします。
ということは「向かい風が強いときに大変」という悩みを解決してくれます。
また、フィットするので、快適にスイスイ爽快に自転車を楽しめます。
自転車ウェアが高い安い以前に必要?②
まだまだ、自転車ウェアの凄い機能を紹介していきます。
他には「長めの後ろ丈」なところです。
スポーツ自転車に乗ると前傾姿勢を取ります。そうすると、普通のTシャツなどですと、背中が出てしまいます。
男性はあまり気にしないかもしれませんが、女性は気になりますよね。
そのため、長めの後ろ丈の機能は良く考えられている機能の一つです。
また、滑り止めも付いているので、より安心して乗れます。
他に背中に付いている「バックポケット」の利便性です。
このバックポケットは、補給食などを入れることができるので、簡単にエネルギーを補給ができます。
長距離走行をしたときに重要になります。
あとは「お尻のパット」です。
お尻のパットは、硬いサドルで出てくる痛みを緩和してくれます。
普段着ですと、パットが付いてる服はないです。
そのため、長い時間乗っていると硬いサドルが痛くなってきてもおかしくありませんね。
自転車ウェアを着ればこのような悩みはなくなります。
他にも「速乾性が高い」ということです。
普段着ですと、汗をかいたときに蒸れてしまうことや乾きづらいことがありますが、自転車ウェアは汗で濡れても汗を外に放出して、素早く乾かすことができます。
そのため、身体が冷えづらくなっており、体調管理がしやすいのです。
このような沢山の機能が詰まっているのが自転車ウェアなのです。
更に上げれば切りがないのですが、紫外線対策や防水性など天候に対しても考慮されており、メーカーによっては、機能に対して更に良いものを作っています。
今後も成長するアイテムの一つです。
このように考えると、自転車に乗る人にとっては、自転車ウェアは必要なものといっても過言ではないのかもしれません。
では、自転車ウェアの値段は高いのでしょうか、安いのでしょうか。
自転車ウェアはの値段は高い?安い?
自転車ウェアの機能面については、お伝えしてきた通りの沢山の便利な機能が詰まっています。
買えるのなら買いたいと思う方もいると思います。では、実際にどのくらいの値段が掛かるのでしょうか。
まず間違いなくいえるのが、普段着のTシャツに比べると値段は高いです。
Tシャツといっても、高いものから安いものまでピンからキリまでありますが、あくまで一般的なTシャツに比べると高いということです。
自転車ウェアに関しても、ピンからキリまでで、値段が数万円もするウェアもあります。
この金額を出して買うとなると、流石に自転車乗りたての人にとっては高いです。
しかし、良いものでも一万円以内で購入できるものもあるのも事実です。
更に、機能面で最低ラインの装備があれば良いということであれば、五千円以下のものもあります。
購入する場所もネットやお店などあります。
ネットで購入するときに気を付けて欲しいことは、サイズや伸縮性などです。
ネットだと、実際に触れないので生地質が分からずに、購入後に身体に合わないことや着れないなんてことにも繋がります。
その点、お店に関しては、実際に実物を触ることが出来るので安心してお買い物ができます。
更に、型落ちのものだと機能が充実しているものが安くなることがあります。
サイズがあえばラッキーなものがあったりしますので、一度お店に行ってみるのも良いですよ。
おすすめの自転車ウェアブランド特集
ここでは、自転車ウェアブランドを紹介していきます。
・PEARL IZUMI(パールイズミ)
このパールイズミは、自転車ウェアのブランドの中ではとても有名です。
ウェアの縫い方が良く、丈夫にできているので安心して使用できます。
生地も伸びにくくできているため、洗濯の頻度が多くても比較的長持ちするところも評判が良いです。
ロードバイクを使う人のことを考えて製品を作っているので、着心地も良いという話も聞きます。
・SHIMANO(シマノ)
シマノは、自転車業界ではとても有名でウェアだけでなく、さまざまなアイテムを取り扱っています。
自転車ウェアの機能は、主に暖かさを重視していて、STRV(シマノ サーマル リテンティブ バリュー)という、独自で暖かさを数値で分かるようにしたものを作りました。
このSTRVで対応可能温度が決まってきます。
暖かさには定評のある自転車ウェアです。
・mont-bell(モンベル)
モンベルは、キャンプのアイテムなどを取り扱っているブランドです。
このブランドの自転車ウェアは速乾性に優れています。
モンベルオリジナルの素材「ジオライン」を使うことにより、速乾性と制菌効果に特化しています。
快適に楽しむためには、速乾性能はとても重要です。制菌効果のおかげで防臭効果にも期待ができます。
・Castelli(カステリ)
カステリの強みは通気性と軽さにあります。
レースをしている人やヒルクライムをする人で、少しでも軽量にすることを考える人もいます。
このブランドは、70gのウェアがあるほど軽量に特化しています。
レースやヒルクライムを考えている人におすすめです。
・Giordana(ジョルダーナ)
ジョルダーナの強みは、フィット感にあります。
あまりのフェット感に「第2の素肌」と呼ばれているほどです。
空気抵抗を少しでも減らす為には、やはりフィット感が重要になります。
このフィット感を作リ出せるのは、高い技術力を持ったブランドだからともいえますね。
今回、紹介したブランド以外にも数多くのブランドがあります。
このブランドは有名なブランドなので、値段が安いとはいえないかもしれませんが、型落ちで見かけたりしたら是非触って着てみるのも良いですよ。
自転車ウェアは機能が充実している
スポーツ用自転車に乗っている人は、是非自転車ウェアを着てもらいたいです。
無理にいいますと押し付けになりますが、自転車に乗る以上疲労が溜まります。
疲労するところも脚や腕や腰など色んなところがありますが、少しでも疲労を溜めずに楽しんで貰いたいです。また外で行うスポーツなので風の抵抗を受けます。
その抵抗を少しでも減らしたほうが快適に走行できてより自転車が楽しくなります。
値段は安いものもありますが、できればある程度性能が良いものを使うとより効果がはっきりしていて重要性に気付きます。機会があれば是非自転車ウェアを着て見て下さい。