ロードバイクというと、男性の趣味という認識が高かったのも昔の話で、最近では、ロードバイク女子の人口がじわじわと高まっています。ダイエットやエクササイズの延長で、ロードバイクにハマる女子も多いようですね。今回は、ロードバイクにチャレンジしてみたいけど、よくわからない人のために、知っておくべきポイントをおさせました。これで、あなたもロードバイク女子の仲間入りをしませんか?
ロードバイク初心者のための選び方~女性編
ロードバイクを買う決め手は人によって異なりますよね。
店へ出かけていって、直接目で見たり、ネットから通販をする場合もあります。
しかし本やゲームなどと違い、ロードバイクは最低でも5万はするため、購入を決意するには、それなりの覚悟がいります。
ですから、やはり店へ行き、実際に自分の目で見るのが一番良い方法だと思われます。
ネットでは分からないところまで確かめられますし、店員さんに色々質問も出来ますから、きっと自分に合ったものを手に入れられることでしょう。
ロードバイクについて、あまり詳しくない初心者や女の人でもこれなら大丈夫ですね。
さて買う時のポイントは「値段」「デザイン」「機能」の3つです。
今回は12万円以下で、色や見た目は女性でも気に入りそうで、乗り心地を重視したものを選びました。それがヴァクセンの「BSR-24A」です。
値段は64,500円。クロスバイクと変わらないタイヤ幅に、立てておくためのスタンドとフラットペダル、ベルがすでに付いているという、ちょっと珍しいタイプです。
太いタイヤのおかげで、走行中もバランスが取りやすいという利点があります。
町中でも乗りやすいので、誰でも使えるのが嬉しいですね。
ロードバイク初心者におすすめモデル~女性編
今回は、女性や初めての人でも乗りやすいロードバイクをいくつか紹介したいと思います。
・AVAIL2
115,000円と高額な方ですが、145cm前後の人から乗ることが出来ます。
またサブブレーキレバーや、身体からハンドルまでの距離など、初心者が不安に感じるであろう要素を取り除いた造りになっています。
・LGS-CEN-W
値段は98,000円。小さめのサドルとハンドルは、気持ち良く走るという目的以外に、女性でも扱いやすいようにという思いが込められています。
カーボンフォークによって振動が和らぐため、疲れも感じにくいです。
さらに27段階の変速が可能なので、自分の走りやすいスピードで乗り続けられます。
・LEXA S
値段は105,000円。ハンドルやサドルは女性の骨格に馴染みやすいように造られています。
前輪にはカーボンが使われており、アルミよりも振動を抑えてくれるので、長く乗っていても疲れません。
・ZW100
値段は84,800円。フレームのサイズや使う素材を選ぶところから女性のことを考えています。
前傾姿勢が取りやすく、長距離を走ることに向いています。なるべく軽く、負荷が掛からないように造られています。
・403 monarch
オープン価格では30,000円前後と破格の値段で買えます。
白を基調に、ところどころにゴールドが入っており、どちらかと言うと見た目に重きを置いている、新しいタイプのロードバイクです。
ロードバイク初心者のためのサイズ選び~女性編
ロードバイクの大きさは、シートチューブやトップチューブの長さをミリ単位で表していることもあれば、衣類と同じくS・M・Lの3種類で表している時もあります。
後者の場合、会社によって目安として定めている大きさや身長が違うので、こちらを頼りに購入する時はよく確かめてからにしましょう。
なお、サイズごとの平均身長は次の通りとなっています。
470mm:150~168cm
490mm:154~172cm
510mm:158~176cm
530mm:163~180cm
550mm:166~184cm
570mm:170~188cm
590mm:174~192cm
もちろん手足の長さなどは人によって違いますし、自分の身長が当てはまるからといって、それだけで決定すると後々失敗することがあります。
メーカーにもよりますが、身体を測ってその人に一番合ったポジションを割り出したり、ぴったりのサイズを選んでくれたりします。
2,000円ほどしか掛からないので、お財布と相談して、いいと思ったらやってもらいましょう。
特に不慣れな初心者の方や女性などは、自分に最適なものを見つけやすくなるかもしれません。
ロードバイク初心者のためのトレーニング~女性編
初心者や女性でも出来る、ロードバイクを使ったトレーニングのやり方をお教えします。
場所は、あまり急すぎない上り坂を選びます。
耐久走ペースよりも上、TTペースよりも下を保ちながら、45~55rpmで上っていきましょう。ギアは重いものを使って下さい。
上半身は力まないように、ハンドルには手を添えるくらいで、脚の筋力だけを使うようにするのがコツです。
慣れないうちは2分ほどできついと感じるかもしれませんが、だんだん10~15分、果てはそれ以上と次第に延びていきます。
10分程度続けられるなら、脚は十分強くなったと言えるでしょう。
インターバルの最中は、ケイデンスを戻して足を休ませます。初めは2~3回くらいにしておき、これも体力に合わせて増やしていきましょう。
ただこれは膝に負担が掛かるので、膝の調子が悪いようならやめておきましょう。
どうしてもやるなら55~60rpmが無難です。またインターバルで背中が痛んだら、悪化させないようにして下さい。
近くに適当な上り坂がないという場合は、短めの坂を一番重いギアで上りましょう。
ロードバイク初心者のための服装~女性編
ロードバイクに乗っている人の中には、かなり目立つ格好をしていることがありますよね。
ボディースーツのように、身体に密着したジャージやタイツ、ヘルメット、ゴーグルなどです。
車からも確認しやすく、機能的にも優れているとはいえ、奇抜なデザインなので着るのを躊躇うという人も多いでしょう。
特に、初心者や女性はそう感じるのではないでしょうか。
でも安心して下さい。女性でも着られる上に、機能も申し分ない服装は存在しています。
まず、サイクルジャージですが、落ち着いたデザインのものも売っています。
またショートパンツとニーハイを組み合わせても良いですね。
見た目はもちろん、機能性もばっちりです。ピンク色のジャージに、黒いスパッツとピンクのスカートと、ピンクで固めても可愛いですよ。
気を付けるところは、丈や裾が長いものやひらひらしているものは、例えパンツでも後輪やギアに巻き込まれやすいので避けましょう。
長すぎるスカートも同様です。
ロードバイク初心者のための魅力紹介~女性編
ロードバイクの良いところは、自分の乗りたい時に好きなだけ乗れることでしょう。
スポーツに不慣れな初心者でも、わざわざジムへ行かずに身体を動かせます。
いつもなら電車やバスを使いたくなる距離でも、ロードバイクを漕いでいけばいいのです。
さらに景色が次々と変化していくので、見ていて飽きません。
そんなに疲れていないのに、運動量はそれなりにあり、長く続けると、ダイエットや美脚にも効くという、女性にとってメリットが大きいというのも嬉しいポイントですね。
ほとんどにギアを変更出来る機能が搭載されているため、坂を上りやすくしたり、逆にわざと重くして脚を鍛えるのも悪くありません。
近頃は満員電車を避け、ロードバイクで通勤する人も増えているようです。
人でごった返す電車を毎日使っていては、身体にも心にも良くありません。
でも、ロードバイクなら自分のペースで行けるのでストレスも溜まりませんし、運動不足の解消にも繋がります。
程良くリフレッシュされるので、仕事の効率も上がるようです。
渋滞や遅延とも無縁になるため、子供の送り迎えもスムーズに行えますよ。
女性でも楽しむことができるロードバイク
一見男性的な趣味のようにも見えますが、ロードバイクを趣味として始めると、心も体もリフレッシュできそうですよね。
知識がないと難しいかもしれませんが、基本的なことがわかっていれば、あとは自分とロードバイクとのお付き合いです。
ダイエットやエクササイズ目的からでも、まずは一歩踏み出してみましょう!