仙台から東京まで自転車で行くのに必要な装備や日程は?

誰しも1度は経験してみたいと思う冒険。冒険といっても、自転車で世界1周や徒歩で日本縦断など色々あります。幼いころですと、近所に1人で買い物に行くのも冒険だったと思います。
さて今回は、自転車で仙台から東京まで行く場合に、必要な装備や日程がどれくらい掛かるのをご紹介します。
行こうか迷っている方の参考になればと思います。

仙台から東京まで自転車で何日かかるか

東京から仙台まで350kmはあると言われています。
ロードバイクで経験のある人なら1日で十分ですが経験の無い人は2日かけても到達しません。
試しに国道4号でも6号でも、一度自転車で100kmほど走ってみるのが良いです。

4号線の場合、福島あたりが起伏があり厳しいです。
6号線の場合は海風が強烈です。

また趣味レベルのロードレーサーでも、2日で350kmはかなり厳しい距離です。
普段から長距離の練習が欠かせないのと、アップダウンもあるので、登りで体力を消耗します。

さらに夏に走行する場合は日が照っているため、日中は体の水分まで相当持ってい変えます。

ママチャリだと3日~5日かかると言われています。途中でリタイアすることも十分あり得るレベルです。

実際に仙台から東京までロードバイクで走った人によると、お盆の時期は道路が込んでいて路肩も走れない場合も多かったそうです。
福島市から仙台までは、歩道を走ったりして苦労する部分が多かったそうです。

仙台から東京まで自転車で行くのに必要な装備

仙台から東京まで自転車で行く際に必要な道具は、デイパックやバックパックです。
キャリアを取り付けられる方はそちらのほうがオススメです。
以前から愛用しているものでも新しく買っても良いのですが、体にフィットして背負い心地が良いものを選びましょう。

こういったバッグを選んだ方で、荷物を満載していたのにも関わらず、肩を痛めることなく快適に走れたという方もいらっしゃいます。

1日2日なら、持ち物によりますが容量が小さくても、さほど問題になりません。

バッグの中身はできるだ荷物を少なく抑えるようにしたい方は、服を2日分くらいに抑えましょう。
例としては、
ヘルメット、ビンディングシューズ(ペダルによって)、速乾性シャツ(2着)、レーシングパンツ(2着)、アームカバー(1着)、自転車用グローブ(1着)、靴下(2足)、普通の短パン(1着)、ポンチョ(1着) といったものです。
また、ここでいうヘルメットはもちろん自転車用のヘルメットです。

1週間の旅を2日分の荷物で回す方法としては、ホテルについたらシャワーを浴びて次の日のを着て、着た服は洗濯して朝まで乾かしてまた着る。というような具合です。

仙台から東京まで自転車で行くのに必要な自転車用装備

自転車用の装備は、重要なアイテムが少なくないです。準備を怠ると旅行が続行不可になったり事故の原因となります。
特に自転車の調整道具と計測器具は必須です。
仙台~東京間のような長距離でロードバイクでサイクリングする場合は、記録のみならず距離と時刻を見てペース調整する必要があるため、計測器は必須と言っても過言ではありません。
管理が簡単なワイヤレスタイプがオススメです。また、オススメなものにトップチューブバッグがあります。
トップチューブバッグとは名前の通りロードバイクのトップチューブに取り付けるバッグのことです。
ここに携帯や財布など、よく使うものを入れておくと、すぐに取り出せて便利です。
雨よけのカバーがついているものもあり、利便性が高いです。
サドルバッグといってサドルの下に取り付けるバッグも必須です。主に工具などのツールを入れておくためのバッグです。
サイズは様々なので入れるものの量に合わせて買いましょう。
そして、パンク修理キットは必須です。

仙台から東京まで移動するための自転車は何が良い?

東京から仙台のような自転車旅行を行うためには、高級な自転車が必要だと思う方もいらっしゃるとおもいますが、実際はどのような自転車でも自転車旅行はできます。

一般的なママチャリで、長距離旅行をされている方もたくさんいらっしゃいます。
確かにママチャリは、高級なロードバイクよりも進める距離が短いことは事実です。
しかし、進める距離が短いからといって旅がつまらないということは全くもってありません。
その何よりの証拠として、ロードバイクを使わずママチャリで長距離旅行をしている方も皆さん楽しそうです。

ママチャリでゆっくりと進む旅には、ロードバイクの旅とはひと味違う楽しみがあるといっても良いでしょう。
ですので、もしあなたが自転車旅行用に新しい自転車を買うお金が無かったり、ロードバイクなど、性能が良いものでないと自転車旅行を始められないと思って、躊躇しているのであれば、それは非常にもったいないことです。

気持ちがあれば、どのような自転車でも良いのです。

仙台から東京までならクロスバイクがオススメ!

スポーツ自転車には以下のような種類があります。
まずはロードバイクです。
こちらは、仙台~東京間のような長距離の高速走行に特化した自転車です。車体がとても軽く、タイヤが細いことが大きな特徴です。ドロップハンドルなので長距離も簡単に走行できます。
しかし、軽い分車体の丈夫さが犠牲にされているため、荷物の積載には不向きです。

次にマウンテンバイクです。
マウンテンバイクは、山道などの整備されていない道を走るのに優れた自転車です。
そのため、作りが非常に丈夫で、大量の荷物の積載にも平気で耐えられます。
しかし、先ほどのロードバイクと違い重いというデメリットがあるため、舗装路を走る場合はロードバイクより不向きです。

そしてクロスバイクがあります。
こちらはロードバイクとマウンテンバイクのちょうど中間で、ほどほどの丈夫さと軽さを持ち合わせております。
ロードバイクのようにサクサクと舗装路を走れなくて、マウンテンバイクのように悪路をすんなり走れるわけではないですが、ロードバイクとマウンテンバイクの両方の特性をもっているため、長距離移動では、使い勝手が良いです。

複数日で仙台から東京までの自転車移動は宿を決めておこう

自転車で数日間のツーリングになるとき、宿泊方法は主に2種類あります。
その2種類とは野宿するか、野宿しないかの2種類です。

野宿をするのとしないのとでは、荷物の量が全然変わります。
そして、野宿しなければ得られない旅の楽しみもあります。

ホテルなどに泊まる、野宿しないツーリングの場合は、大きめのリュックに着替えを詰めて、お金さえあれば何日でも可能です。
さらにベッドがあり、シャワーがあるため体への負担もかなり少なくなります。

そのため、お金に余裕がありツーリング初心者の方には、野宿をしないほうがオススメです。
仙台から東京を自転車で野宿で進んでいくというのは、初心者には相当ハードルが高いでしょう。

ホテルに泊まりながら移動する場合は、予約をどのタイミングで取るかが重要となってきます。
何かのアクシデントで辿り着けなかったり、逆に早く着きすぎて、時間を持て余すこともあるからです。

しかし、野宿であればそういった心配はすることがなくなります。
ただ満足に体を洗うことも難しく、疲れが取れにくいのは野宿のデメリットです。

仙台から東京まで自転車で行くのに必要な装備や日程は? まとめ

仙台から東京まで自転車で移動することは、楽しみもあり不安もあると思います。
今回の記事で少しでも、その不安が少なくなってもらえば良いと思います。

苦労も含めて、旅の良い思い出になると思いますので、怪我に気を付けて旅をしてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。