自転車レースへの参加経験はありますか?
レースに数回しか参加したことが無い方や、そもそも参加経験がない方は、どこかレースに参加したくても、自分に合っているものを探すのが難しいですよね。
そこで今回は、そんなレース経験の少ない方におすすめな大磯クリテリウムのビギナークラスについてご紹介します。
大磯クリテリウムについて
大磯クリテリウムとは、初心者からプロまで、誰でも参加することが出来るロードレースイベントです。
スムーズに進めば、池袋から電車で1本という、分かりやすい場所に設立されています。
アクセスしやすいのは、とても嬉しいですね。
レースは、いくつかのクラスに分けられており、自分の実力やスタミナに合わせたクラスを選ぶことが出来ます。
初めての人は、ビギナーが良いでしょう。
クラス分けのおかげで、選手同士の走力に差が付くこともあまりなく、女性でも安心してエントリー可能となっています。
大磯クリテリウムで好成績を狙うなら、ヘアピンカーブとバックストレートの2箇所がポイントです。
ヘアピンを曲がる際に行われる変速に耐えた上で、バックストレートで食いつかなければいけません。
優勝圏内を目指す場合は、スクールスペース側に差し掛かるまでには、なるべく順位を上げておきましょう。
そのためにも、ヘアピンとバックストレートを、落車することなく無事に通過する必要があります。
コースそのものは、全体的に見ると、平坦だと言えるでしょう。
基本スキルをマスターしていれば問題ありません。
だからこそ、コーナーでは油断しないように気を付けて下さい。
風力とバックストレートの微妙な傾き具合により、必見とも言える展開が生まれることでしょう。
大磯クリテリウムのクラス分け
大磯クリテリウムは、今までどれくらい自転車に乗ってきたか、どれだけ走り続けることが出来るかなど、自分の能力に合わせて好きなクラスを選ぶことが出来ます。
・ピュアビギナー
何もかもが初めてだという初心者の人は、このクラスにしましょう。
全部でコースを10周しますが、前半の5周は、集団で走る時の心得などを実践形式で教える練習時間で、後半の5周で本格的なレースを開始します。
不慣れな人や、初心を思い出したい人などにもおすすめします。
・ビギナー
乗る機会が週末くらいしかない人など、レースの経験があまりない人は、このクラスが良いでしょう。
周回する数は、ピュアビギナーと同じです。
・スポーツ
レースに参加した経験が2年以上ある人や、平日でもスポーツバイクに乗るという人はこちらをどうぞ。
周回数が12周に増えています。
・ミディアム
レースの経験が3年以上あり、なおかつ1年間で5レース以上に参加している人に向いています(ヒルクライムは除きます)。
周回数は14周です。
・エキスパート
実業団の上位入賞者など、普段のトレーニングから、かなりきついものを行っている人に最適です。
周回数は17周です。
なお「エリート」クラスで賞を獲得したことがある人は、このクラスの参加を避けましょう。
・エリート
各地で開催されるホビーレースなどで、入賞したことがあるプロレベルの人は、このクラスに入りましょう。
周回数は30周となります。
大磯クリテリウムのビギナークラスPart1
レースは、観戦するものというイメージが強い人は、多いのではないでしょうか。
普段から、ロードバイクで走っていても、いざレースに挑戦するのは、勇気が必要です。
そもそも、レースに参加するとしたら、何処で何をすれば良いのでしょうか。
レースに、初めて参加するという人におすすめの場所が「大磯クリテリウム」です。
いくつかのクラスに分かれていますが、ピュアビギナーというクラスを選びましょう。
ロードレースでは、大勢の選手と共に走ります。
事故を起こさないように走りきるには、それなりの技術を身に付けなければいけません。
しかし、そのようなことを教えてくれる人には、なかなか巡り会えるものではないでしょう。
ピュアビギナークラスに参加すれば、集団で上手く走るコツや、守るべき心得などを学ぶことが出来ます。
ピュアビギナークラスは、1周の距離が1kmのコースを全部で10周します。
最初の5周は、スタッフによる指導が入り、スピード調節のポイントなどを教わります。
周回するごとに、少しずつペースを上げていき、後半の5周で本格的なレースに突入します。
ラストは、ゴールに着いた選手から順位が付けられていきます。
レースは気になっていたものの、きっかけがなくて困っているというのなら、今すぐに大磯クリテリウムへ行きましょう。
経験が浅くても構いません。
楽しく学んで、レースに加わる。
ただそれだけで良いのです。
大磯クリテリウムのビギナークラスPart2
かつて初心者は、レースに初参加だというにもかかわらず、ぶっつけ本番で集団走行をすることになっていました。
大磯クリテリウムでは、そんな初心者のために、朝早くから集団走行を練習する会合などを開いています。
公道では、集団でどう走るのかを知ることが出来ないからです。
大磯クリテリウムの「ピュアビギナー」は、コースの半分ではレースを行わず、集団走行の練習とペースのコントロールを学びます。
ピュアビギナーに属する人達は、これらを利用して集団走行のコツを覚え、楽しくレースに参加しましょう。
もちろん、初心者以外の人も楽しめます。
コースこそ平坦でシンプルなものですが、そのぶん選手の動きに集中することが出来ます。
上級クラスになるほど技術も上がるため、思いも寄らない展開が待っている可能性があります。
レースは毎月開催されているので、失敗しても翌月に挽回出来ます。
新しい戦術を試してみるのも良いでしょう。
選手だけではなく、観客も様々なドラマを見ることが出来るので、退屈することがありません。
ビギナー参加レポートPart1
大磯クリテリウムは、初心者向けのクラスだけでも3つに分かれています。
レースに一度も参加したことがないという人は「ピュアビギナー」を、参加経験はあるけれど脚力が強くない人は「ビギナー1」を、2年ほどレースに出ている人は「ビギナー2」を選びましょう。
今回は「ビギナー1」についてお伝えしたいと思います。
「ビギナー1」は、1kmのコースを10周する決まりです。
スタート地点は、途中まではローリングスタートになっています。
重要なのは、最初の位置です。
後ろにいると少しペースが乱れただけで、あっという間に順位が下へと落ちていきます。
なるべく前に出ておきましょう。
ローリングスタート中も同様です。
油断していると、後続の選手に次々と追い抜かされていき、気が付いたら下位だったということも珍しくありません。
先頭集団に頑張ってついていって下さい。
スタート地点を乗り切ったら、後はひたすら先頭集団を追いかけましょう。
運が悪いとアタックの応酬が繰り広げられます。
その時は、巻き込まれないように心の中で祈って下さい。
スムーズに進めれば、コーナーの終わりの加速にも身体がすんなりついてきます。
そうなると、直線で上手く呼吸を整えることが出来るでしょう。
ビギナー参加レポートPart2
大磯クリテリウムの「ビギナー」クラスは、初心者ばかりということもあり、コースの難易度は緩めです。
しかし、それでもあらゆるドラマが生まれます。
特にラストスパートが近付くと、積極的に前線へ向かおうとする選手が多く、ペースがどんどん上がっていきます。
しかし、それゆえに落車する選手も少なくありません。
また、疲労が蓄積していると、ワンコーナーほど抜けたところでペースダウンしてしまい、順位を落としてしまうこともあります。
どうしても上位に食い込みたければ、気合いで乗り切りましょう。
ゴールをすると、受付に順位を記録するチップとゼッケンを返します。
大磯クリテリウムでは、結果が張り出されるまで、そんなに時間は掛かりません。
単調なコースを周回するだけなので、話だけを聞くと面白みを感じられないことでしょう。
ですが実際に参加してみると、一気に面白さを理解することが出来ます。
タイムではなく、純粋に到着した順番がそのまま順位になるというシンプルさも、熱さに拍車を掛けてくれます。
ヒルクライムやエンデューロは、ゴール直前ですぐ前にいる選手を追い抜いても、周回数やスタートしたタイミングによっては、順位に変化が起こりません。
大磯クリテリウムなら、追い抜けば必ず順位が上がります。
坂がないのも走りやすくて嬉しいですね。
レース参加に悩んでいる人は、試しに一度出場してみることをおすすめします。
細かいクラス分けのある大磯クリテリウム
大磯クリテリウムは、先ほどご紹介したように、細かなクラス分けがされているので、他のレースと比べて、自分に合ったクラスでの参加がしやすいです。
この機会に、レースに参加してみてはいかがでしょうか。
また、ビギナークラスより初心者向けのピュアビギナークラスもあるので、自信のない方はそちらに参加しても良いでしょう。