自転車に乗っている方の大半は、通勤・通学に利用されているのではないかと思います。
せっかく自転車があるなら、休日にも乗ってみてはいかがでしょうか。
土曜日に出発し、夜はテントの中で過ごし、日曜日に帰宅・・・たまには、そんな土日の使い方も良いですよ。
今回は、自転車ツーリングやモノポールテントについてご紹介します。
自転車ツーリングの基本の持ち物①
ツーリングをするときには、基本の「持ち物と装備」を知っておくことが大切です。
まず必要な持ち物として、飲み物と補給食があります。
自転車の動力は自分の体です。
そのため、補給が必要です。
また、自転車は運動なので、水分の補給が必須です。
とくに夏場は、多くの飲み物が必要なので、途中で買い足しながら進みましょう。
ですが、ルートによっては、買い足せないことがあります。
山道や田舎などの場所は、飲み物や補給食を途中で購入することができないことがあります。
どのくらい必要になるかは、走行距離や気候によっても異なります。
持ち物が不足してしまい、痛い目をみないように十分な量を準備しておきましょう。
ファーストエイドキットも忘れてはいけません。
事故や怪我などの備えは大切です。
小さな怪我の手当てや応急手当てが出来るように、準備しておきましょう。
長距離を走る場合、途中でポジションの微調整をする場合もあります。
そのため、ツーリングの距離によっては、携帯工具やパンク修理用品が必須です。
チューブラータイヤの場合は、予備タイヤを1~2本、タイヤ用のパッチ、空気を入れる携帯エアーポンプも準備しましょう。
1泊2日で出掛ける場合は、モノポールテントなども準備しておくと良いでしょう。
自転車ツーリングの基本の持ち物②
先ほどは、ツーリングに必要な持ち物でしたが、ここでは、必要な装備をご紹介していきます。
ツーリングでは、日帰りの場合でも、ライトが必要になる場合があります。
自分の視界確保以外にも、車に認識させる意味合いもあるので、装備をしておきましょう。
また、念のため、予備の電池も準備しておきましょう。
次はヘルメットです。
走り慣れない道は、事故や転倒のリスクがあります。
ロングライドの場合は、必ず着用しましょう。
頭を守るヘルメットと一緒に、目を保護するアイウェア(サングラス)も装備しましょう。
日差しの強いときに目を保護でき、虫やゴミからも保護できます。
安全、そして快適に走るためには、自転車用のアイウェアを用意しましょう。
天候がいつ変わるか分からないので、ウェアも用意しましょう。
ウィンドブレーカーやレインポンチョなど、雨や風を防げるウェアが良いです。
常に着用するわけではないため、安いものでも十分です。
モノポールテントで寝る場合は、銀マットがあると、地面の硬さ・冷たさを防げるのでおすすめです。
ツーリングに持っていった方が良いもの
日帰りでも泊まりでも、ツーリングでは、水分やヘルメットなどは必要なものです。
泊まりの場合は、モノポールテントなどがあれば便利ですね。
テント以外にも、ツーリングに便利なものがあります。
まずは、サイクルウェアです。
ロングライドのときは、サイクルウェアを着用することをおすすめします。
サイクルウェアは、その名の通り自転車に乗るときに着るものですので、パッド付き短パンなどがあり、快適性が違います。
そのため、小物も専用のものが良いです。
自転車用のグローブやソックス、アームカバーなどを用意しましょう。
季節や気温に応じて、使い分けるようにしましょう。
どうしても、サイクルウェアに抵抗がある場合は、インナーだけでも高機能なものにしましょう。
ズボンの下に履ける、パッド付きのインナーパンツがおすすめです。
自転車で遠出する場合は「輪行できる準備」もしておきましょう。
何か問題が起こってしまった場合、輪行すれば、自宅や到着予定の場所に戻ることができます。
サイクルコンピューターがあると、進行状況を把握することができ、ペースを調節することができます。
走行記録をデータとして活用することにより、自分の走力を知ることもできます。
モノポールテントってどうなの?
ツーリングのときには、モノポールテントがあると良いとお伝えしてきましたが、モノポールテントとは、どのようなものかご説明します。
モノポールテントは、トンガリ屋根が特徴で、独特の存在感があります。
名前の通り、1本のポールで建てることができるテントです。
モノポールテントは、アメリカ先住民族のティピーテントをヒントに作られました。
独特な見た目から、自転車旅に相応しいテントで、見てるだけでもワクワクできます。
デザインやカラーの種類も豊富にあり、ツーリング以外でも、フェス会場やキャンプ場などでも活用できます。
モノポールテントのメリットは、設営や撤収が簡単な点です。
ドームテントと比較してみると、設営工程が少ないので簡単に設営できます。
本体外側にペグを打ち込んで、1本のポールを立てるだけです。
初心者でも、設営や撤収が簡単にできます。
モノポールテントの注意点としては、雨に弱いことです。
モノポールは、入口にキャノピーと呼ばれるひさし部分がないため、雨のときには、出入りするたびインナーに雨が入ってしまう場合もあります。
おすすめのモノポールテント①
ツーリングでおすすめのモノポールテントを何点かご紹介します。
【小川キャンパル・ピルツ9-DX】
背が高めで、広い空間の八角錐テントです。
ひさしを装備しているので、雨が降ったときや時間に厳しいキャンプ場などで重宝します。
定員は4名で、撤収が簡単にできます。
【ビッグアグネス・ヤモナイト5】
軽さにこだわった機能性のテントです。
人気のあったGoLite・シャングリラ5の後継で、定員が5名までです。
設営も簡単にできて、風にも強い特長があります。
ネストがメッシュを採用しているので、夏は涼しいです。
フロアレステントとしても、活用できます。
【LOGOS・Tepeeナバホ300セット】
エスニックなナバホ柄が特長のティピーテントです。
定員は2〜3名です。
10分くらいで設営できて、見た目も楽しめるデザインです。
【NORDISK・アルヘイム19.6】
おしゃれな見た目が特長です。
洒落た印象のテントが欲しい方におすすめです。
フロアシートを外すと、中で焚き火や料理もできます。
定員は8名~10名で、個室を付けた場合は4名です。
あたりが暗くなってから、ランタンと暖房を付けて外から見ると、かなり良い雰囲気になります。
おすすめのモノポールテント②
引き続き、おすすめのモノポールテントをご紹介します。
【Tentip・iZirkon 9cp】
テントのボディ素材には、ポリエステルとコットンの混紡素材を使用しています。
これらの素材が、結露をおさえてくれます。
定員は、6名から10名です。
【DOPPELGANGER・ビッグワンポールテント T8-200】
本体の外側にペグを打ち込んで、1本のポールを立てるだけの、とてもシンプルな造りです。
定員は8名までです。
大人6名くらいなら広々と使えます。
【NorthEagle・コットンワンポールテント300】
インナー生地は、テトロンとコットンの混紡を使用しています。
手触りや通気性が良い特長を持っています。
定員は4名です。
冬にキャンプで活用しても、素材がコットンなので、快適に過ごすことができます。
【Campers Collection・モノポールテント】
靴などが置ける前室が付いています。
ツーリングにぴったりのサイズ感で、定員は2名です。
前室は広めなので、重宝するテントです。
悪天候なら中止も検討して
天気の良い日は、ツーリングを思う存分楽しんでいただきたいのですが、悪天候の日は中止や延期することをおすすめします。
やっと取れたお休みだからどうしても行きたい・・・
その気持ちはわかりますが、風邪をひいてしまったり、悪天候の中走行して怪我をしたりするよりは良いです。
また、モノポールテントは雨に弱いものもあり、悪天候での使用は危険です。
ツーリングは、天気の良い日に行うようにしましょう。