自転車で日帰り旅行に出発しよう!必要な持ち物は?

皆さんが日帰り旅行をするとしたら、移動手段は何ですか?
車ですか?
それとも、電車でしょうか。

今回は、車でも電車でもない、自転車での日帰り旅行についてお話しします。

必要な持ち物を用意して、日帰り旅行に出発しましょう!

旅行するならどんな自転車がおすすめ?

自転車に乗って何処かへ旅行をする場合、どの自転車に乗れば良いのか悩む人もいるかと思われます。

ですが、そこまで深く考えなくとも、乗り慣れているものなら、例えママチャリでも構いません。
極端な話ですが、ママチャリでも日本一周を目指すことも出来ますし、実際にやり遂げている人も大勢存在します。

ただし、出来るからといって、おすすめの自転車かと言われればそうではありません。

さくさくと、色々ところを巡りたいのならスピードを出しやすいロードバイク。
自分のペースでゆっくりと出掛けたいのなら、耐久性の高いクロスバイクが向いています。

特にクロスバイクは、マウンテンバイクとロードバイクの利点を組み合わせた自転車なので、旅行にはうってつけであると言えるでしょう。

大荷物を積み込んでも壊れにくいものを求めるのなら、「グレートジャーニー」を使ってみて下さい。
自転車業界では馴染み深いメーカーの製品で、新しいモデルの開発こそ頻繁ですが、デザインは昔から変わらないというこだわりを持っています。

もちろん、自分の愛車を使うことが一番ですが、乗る自転車が決まらないという人は、是非グレートジャーニーをどうぞ。

日帰り自転車旅行の必需品

自転車旅行の持ち物は、日帰りにするか泊まりにするかで、大きく変わります。

今回は、日帰りの場合の荷物をお伝えしたいと思います。

まず必須と言えるのは、栄養補助食品やサプリメント、飲み物です。
行き帰りや目的地までの移動を全て自転車で行うので、乗り手の身体も精神も疲れが溜まります。

そのためにも、エネルギーをすぐに補給出来るものを用意して下さい。

どれくらいの量を持って行けば良いのかという点は、走行距離やその日の天気、気温などの状況によって異なります。
また、行った先で、必ず自動販売機やコンビニなどを見つけられるとは限りません。

そのため、少し多いと思うくらいの量を持って行くようにしましょう。
荷物が多いほうが、途中で足りなくなるよりはずっとマシです。

また怪我をした時のために、応急手当が出来るものも必要です。
絆創膏や傷薬、頭痛薬や風邪薬などがあると便利ですが、重傷を負ったときの対策で、専用のキットを作るのも良いでしょう。

そして、いくら日帰りとはいえ、帰りが遅くなることは珍しくありません。
遠出の場合は、夜明け前に家を出ることもあります。

そこで、前後に取り付けるライトも揃えておきましょう。
電池が切れた時に備えて、予備の電池とライトがあると役立ちます。

万が一のために自転車工具も必要

自転車で旅行をする場合、長距離を走るのなら、工具やパンクを修理する専用キットを持って行きましょう。
長く走り続けていると、姿勢を変えたくなったり、路面からの揺れでネジが緩んだり、走るために必要なパーツの調子が悪くなることがあります。

そんな時に携帯用の工具があると、突然のトラブルにも対応出来ます。
その中でも、リムやスポークは対策を忘れてしまうことが多く、トラブルの発生率が高めです。

それぞれにきちんと対処出来るように、ニップル回しと短めの結束バンドを持って行って下さい。
特にミニベロは、スポークが折れやすいと言われています。

前触れもなく起こるトラブルの代表格と言えば「パンク」です。
タイヤには、パッチを貼り付けて応急措置を取りますが、チューブならいっそのこと新しいものと交換してしまった方が良いでしょう。

チューブラータイヤを使っている場合は、予備を1、2本と持ち運べるサイズの空気入れを用意して下さい。
タイヤレバーもあれば、作業がしやすくなります。

日帰り自転車旅行の装備

自転車で日帰り旅行をするなら、きちんとした準備が必要です。

まず必須と言うべきなものが、「ヘルメット」です。
もともと自転車は、事故が発生しやすい乗り物ですが、走り慣れていない場所では、その確率が普段よりも高くなります。

ヘルメットがあれば、転んだ時に頭だけは守れるので、大怪我を防ぐためにも必ず被って下さい。
値段や品質は色々ですが、機能面ではどれを選んでも大差がないので、値段の安さで決めてしまっても構いません。

また、周囲の確認などを頻繁に行うため、目が疲れやすくなります。

そこで自転車専用の「アイウェア」を使いましょう。
アイウェアとはサングラスのことですが、スポーツタイプのものがあるので、そちらをおすすめします。

悪天候に備えて、自転車を運転しながらでも使える雨具も欲しいところです。

ウィンドブレーカーやレインコートがあれば、雨風を受けても耐えられます。
用意しておけば、肌寒い時に防寒用としても着られます。

そして、長距離走行のお供と言えば「膝サポーター」でしょう。
薬局などに行けばすぐに手に入る上、効果は抜群です。
膝に痛みを感じたら、これを装着するだけでだいぶ楽になります。

日帰り旅行に持っていった方が良いもの

自転車での日帰り旅行には、必須ではないけれど、持って行った方が便利なものもいくつか存在します。
例えば、サイクルウェアなどはその最たるものです。

普段着と比べるとその快適さは圧倒的なので、長距離走行をする予定のある人は、ぜひ着てみて下さい。
普段着と変わらないデザインのものや、お尻の痛みを緩和してくれるパッドが入った短パンなどがあります。

ウェアを専用のものにするなら、手や腕を保護するグローブやアームカバーなどの小物も、ひと通り揃えましょう。

種類も豊富なので、その日の気温や現在の季節に合わせて、使い分けることをおすすめします。

普段着で出掛ける場合は、中に着るものにこだわりましょう。
インナーパンツならズボンの下に履けますし、パッドも付いています。

また、遠出の際には念のため、旅行先で輪行に切り替えられる準備も整えておきましょう。

何らかの理由で目的地まで辿り着けなくなった場合など、不測の事態にすぐ対応出来るようになります。
輪行をするつもりがなくても、用意だけはしておくと、いざという時に役立つでしょう。

サイコンやナビはあった方が快適な旅行に

自転車に乗って旅行をする時は、サイクルコンピュータやGPSナビがあると便利かと思われます。

サイクルコンピューターがあれば、これまで走ってきた距離や、目的地までどのくらい掛かるのか、今はどれくらいのペースで走っているのかなどが分かります。

これらを把握することが出来れば、ペース配分を考えやすくなったり、自分がどれだけ走れるのかを知ることが出来ます。

また、このデータは今後もきっと役立つことでしょう。

おすすめは、キャットアイの「マイクロワイヤレス」です。
初期設定は難しいですが、それさえ乗り越えればシンプルでとても使いやすいサイクルコンピューターです。

GPSナビは、行ったことのない場所へ出掛ける時などに使えます。
難点は、使い勝手があまり良くないものが多いということですが、その中でも比較的使いやすい部類に入るものが、ユピテルの「ATLASハンディGPSマップ」です。

あらかじめ、パソコンで目的地までの道程を作り、それを地図上に表示させる仕組みなので、道に迷う心配がありません。
走りながらチェックすることが出来るので、スマートフォンのアプリを確認する手間も省けます。

天気が良く、体力のある時に出発しよう

今回は、日帰り旅行の持ち物についてご紹介させていただきました。
ただ、旅行に出発するのであれば、持ち物だけではなく、その日の天気や自分の体力にも気を配る必要があります。

雨の日や、風邪や寝不足などで体調が悪い日に出発するのは、怪我に繋がりやすいです。
体力があって、晴れもしくは曇りで風の少ない日に出発しましょう。