大学生の自転車一人旅。東京のおすすめスポットは?

大学生になると、高校生のように部活動をする人も少なくなります。
一方で休日は多くなり、2カ月も続く長期休暇もあるので、何をして過ごそうか迷う人もいるのではないでしょうか。

そんな大学生には、東京で一人旅をすることをおすすめします。

おすすめプランやスポットなどをご紹介しますので、参考にしてください。

長期休みの大学生は一人旅をしてみませんか?

大学生の年間休日数を知っている人は少ないと思います。
学年や個人によってもちろん違いますが、大まかに計算すると、ざっと年間220日にもなります。

平均すると、月の半分以上が休みという計算になります。

人生の中で大学生である内が、一番自由に使える時間が長いと言って良いでしょう。
こうなってくると大学生は、学校に行っている時間以外をどう活用するかが、とても重要になってきます。

この時間をどう過ごすかによって、大学生活はもとより、その後の人生にも大きな影響を及ぼすでしょう。

時間を有意義に使う方法として、旅行があります。

個人差はあると思いますが、高校生までは家族旅行か修学旅行など、大人が決めたプランに従っていたと思います。

なので、すべて自分で計画して、旅を実行した経験のある人は少ないでしょう。
その初体験を大学生のうちにするのは、おすすめです。

東京や京都などの日本を代表する観光地も良いですし、「ここは将来行かないだろうから今の内に行っておこう」と、マニアックな場所に行くのも良いです。

そして、自転車で一人旅という方法もおすすめです。
時間も体力もある、若い時期だからこそ出来ることです。

自転車一人旅に必要な物は?

ではここからは、「自転車で一人旅をするために」というテーマでお話ししていきましょう。

まずは、しっかりと準備をしましょう。

《事故防止》

安全な場所だけを走れるとは限りません。
電池式ライトの予備電池や、車の運転手に認識されやすいように、目立つ色の服やヘルメットを着けるようにしましょう。

《お金》

自転車が壊れてしまったり、ケガをするなどのトラブルは高い確率で発生します。
一人旅では、頼れる相手もいません。

そんな時のために、お金は余分に持っているようにしましょう。
最悪の場合、自転車を置いて、電車やタクシーを利用せざる得なくなることもあります。

《雨具》

普通の旅なら折り畳み傘くらいで十分ですが、自転車旅はカッパやフードつきのウインドブレーカー等があった方が良いです。

《計画》

無理は禁物です。
もし、あなたが初めての自転車旅だとすれば、走行距離の限界は長くないはずです。

大学生くらいの年齢といえど、疲労は日々蓄積されていきます。
予期せぬ雨、風に見舞われ、立ち往生する事可能性もあります。

「東京の都心部を1日で回ってみよう」位なら多少の無理も効くでしょうが、何日もかけて行くとなると、やはり余裕をもった計画を立てるべきです。

東京の大学生自転車一人旅プランのおすすめ

ここでは、具体的におすすめの旅のプランをご紹介します。

自転車で行く一人旅2泊3日のプランとなります。

【東京湾1周 200㎞】

東京湾に沿って走るプランで、舗装された国道を行くので、初心者にも比較的安全なプランです。
途中フェリーを使うので、そのまま乗るか、分解して輪行するかは事前に決めておいてください。

東京から出発するのであれば、初日は横浜辺りを目指しましょう。

2日目は横浜からフェリー乗り場のある久里浜まで行き、フェリーで千葉県金谷へ、そこから千葉駅周辺まで走り1泊します。

最終日は千葉から都内を目指します。

めったに乗る機会のないフェリーに乗れ、東京、横浜、千葉と大都市を回るので、宿泊施設に困らないのも魅力です。

距離的には1泊2日で十分ですが、電車や車では行けないところを存分に回ってみましょう。

【東京⇔名古屋】

普段からロードバイクなどに乗っている大学生向けプランです。

往復700㎞なので、全行程自転車で2泊3日は無理かもしれません。
そこで、まず熱海まで輪行し、そこから名古屋まで残り往復500㎞に挑戦してみましょう。

初日は電車で熱海まで行き、名古屋まで約250㎞を走ります。

2日目はゆったりと観光でもしながら、約170㎞先の静岡を目指します。

そして最終日は、体力があるようなら200㎞先の東京まで、体力が持たないなら100㎞先の熱海までにしましょう。

宿泊料金の安い平日がおすすめです。

大学生が東京の神津島へ一人旅に行くのもアリ

日本の島と聞くと、沖縄の宮古島や石垣島などをイメージする人も多いと思いますが、東京にもおすすめな島があります。

都心から南へ約180kmの所にある東京伊豆七島のひとつ『神津島』です。

三宅島・八丈島・新島などの伊豆七島のほぼ真ん中に位置し、東京都神津島村に属する、通称「ダイヤモンドアイランド」と呼ばれる、青い海と豊かな自然に囲まれた小さな島です。

自転車で一人旅するのにもおすすめな島です。

ダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティからサイクリング、キャンプ、トレッキング等のアウトドアも楽しめます。

また、タクシーは夜8時以降は営業せず、ほとんどの宿泊施設は民宿です。
ゆっくり流れる時間の中で、誰に気兼ねすることなく、のんびりと過ごすことができるでしょう。

面積が18平方メートルと小さいので、島をくまなくサイクリングできます。

東京の神津島、おすすめ一人旅プラン

東京都神津島にはレンタルバイク屋さんや、民宿でも自転車を貸してくれるところが多く、島を挙げてサイクリングを推奨しています。

また一人旅のおすすめプランとしては、前浜海岸~赤崎遊歩道までのサイクリングです。

海岸沿いを自転車で走れるようになっており、青い海と緑の山に囲まれて、とても気持ちの良いサイクリングコースです。

赤崎遊歩道は、神津島きってのシュノーケリングスポットであり、びっくりするくらいに海が透き通っています。

体験ダイビングならインストラクターが付き添ってくれるので初心者でも安心して行なえます。
興味のある方は、ぜひトライしてみてください。

また、島の中で最も標高の高い天上山は、登山家が登りに来るくらいの有名スポットです。
山頂からは、島特有の海の青と山の緑のコントラストが素晴らしい絶景をみることができます。

そして、絶景といえば【ありま展望台】です。

美しい前浜海岸を見渡すことができ、晴れた日には言葉に言い表せない程の絶景が見られます。

東京神津島の一人旅スポットは他にも

東京都神津島の天然のおすすめスポットをご紹介してきましたが、ここではお店などをご紹介します。

神津島温泉保養センターは、海に入った後でも水着のまま入れる混浴温泉です。
露天風呂からは美しい神津の海が堪能でき、特に夕焼けは絶景です。

そして神津島でお泊りの場合は、民宿がおすすめです。
取れたての新鮮な魚介類を楽しめ、宿泊客みんなで食事をするので、素敵な出会いがあるでしょう。

その他おすすめとしては、島唯一のパン屋である「藤島ベーカリー」は、ハンバーガーやツイストドーナツが美味しいと評判のお店です。

ダイビングショップの「ティアーズブルー」は2Fがカフェになっていて、テラス席から海が見渡すことができます。

夜にはお酒も飲めるので、その日の一人旅を振り返りながら飲むのも良いでしょう。

サーフィン好きには「コージーサーフ」があります。
島に一軒だけのサーフショップで、カフェもあるのでコーヒーを飲みながら、波の情報でも聞いてみてはどうでしょう。

神津島には、大学生の一人旅にはもってこいの魅力があふれています。

東京の観光スポット巡りもあり

いかがでしたか?
東京湾一周や、神津島での一人旅をご紹介させていただきました。

今回はご紹介できませんでしたが、東京には観光スポットもたくさんあります。

大学生のうちに、自転車で観光スポット巡りをするのも楽しそうですね。