自転車メーカーgtの製品紹介!サスペンションって意味ある?

gtという自転車メーカーを知っていますか?
スポーツ自転車の中でも、mtb乗りの方ならご存知かもしれません。

今回は、そんなgtのおすすめmtbをご紹介すします。

また、mtb選びにはサスペンションが欠かせません。
サスペンションのついている意味や装着箇所などについてもお話しします。

「gt」の意味は?どんな自転車メーカー?

「gt」の意味は、創業者であるゲイリー・ターナーの頭文字をとったことから由来しています。

1973年ターナーが息子の為にBMXを作ったのが始まりと言われており、1979年にカリフォルニアで正式に会社を立ち上げました。

以来、一気にBMXの分野でトップに躍り出ると、1980年代のマウンテンバイクブームに乗って、フレームのトップシェア争いに参戦しました。

シートステーとシートチューブがクロスして3つの三角形となる、トリプルトライアングルフレームがgtの大きな特徴で、様々なメーカーがこの形を採用しています。

BMXやマウンテンバイクはもちろん、ロードレースでも多数のチームにフレームを供給するなど、その実績の高さから信頼度も抜群です。

コンフォート系のTRAFFIC、速さを追求したTACHYON、街乗りのBALLシリーズに加え、一般向けの子供用自転車や街乗りのクロスバイクなども販売しており、幅広い年齢層に支持を受けています。

gtのおすすめ自転車

gtのおすすめ自転車は何と言ってもマウンテンバイクです。
ここからはgtのおすすめマウンテンバイクをご紹介します。

【フューリー エキスパート】

世界最速のダウンヒルバイクで、スピードに特化したモデルです。
レースで入賞を目指している人、より速度を重視したい人におすすめです。

重量は17.8㎏です。
参考価格は、568,000円と、本格的にレースを目指す人向けの自転車になっています。

※サスペンションの意味※

車体をその上に載せて車輪からの振動を緩衝させる装置です。
悪路を走ると衝撃が強く伝わってくるので、マウンテンバイクには、サスペンションは必須です。

【センサー エキスパート アロイ】

重量は14.2kgでありながら、高性能サスペンションを搭載しているため、ダウンヒルレースに参加を考えている人におすすめの1台です。

参考価格は、398,000円です。

【サンクション コンプ】

重量は15.9㎏と、上記のフューリーよりも軽量なので、クロスカントリー向きのタイプです。

参考価格は、378,000円なので、フューリーに手の届かない人は、こちらを選ぶと良いでしょう。

まだまだある!gtのおすすめ自転車

gtのおすすめマウンテンバイクは、まだまだあります。

【ザスカー カーボン エリート】

カーボンフレームを採用し、軽さを求めたマウンテンバイクで、クロスカントリーに最適です。

サスペンションはハードテイルなので、重量は11.3㎏と軽量になっています。
参考価格は、298,000円なので、上記のマウンテンバイクを買うのが難しい人におすすめです。

※ハードテイルの意味

リア(後ろ)サスペンションがない自転車。
前後ともに付いているのがフルサスペンション。

【ヴァーブ コンプ】

フルサスペンション仕様で、10万円台前半のコストパフォーマンスに優れたモデルです。

重量は15.02㎏と、15kgを切れそうなくらいの重量です。
参考価格は、128,000円なので、gtのマウンテンバイクに乗ってみたいという人におすすめです。

【アグレッサー コンプ】

街乗りにも対応したSUV(スポーツ用多目的車)マウンテンバイクです。

オフロード用の強靭なボディに、舗装してある道もスピードにのって走れるタイヤを装着しているので、兼用モデルとして幅広く使えます。

重量は13.62kgと軽めになっており、値段も52,800円と手ごろになっています。

サスペンションって何?つける意味ある?

ここまでgtのマウンテンバイクをご紹介してきましたが、その中に出てきたサスペンションの意味について説明していきます。

サスペンションは本来、山道などの舗装されていない道(オフロード)を走るために、マウンテンバイク等に搭載されています。

路面の凹凸やブレーキによる衝撃を吸収して、ライダーに伝わる衝撃を和らげるものです。
また、タイヤががっちりと地面をつかむようになるので、悪路で走りやすくなります。

ですから、サスペンションは付ける意味があるのです。

そのサスペンションには、もちろんメリット・デメリットがあります。

《メリット》

・路面からの衝撃吸収
・グリップ力の向上(タイヤが地面をつかむ力)
・フロントサスペンションは障害物の影響を受けにくい(石や岩につまづいたりしない)

《デメリット》

・サスペンションの分車体が少し重くなる。
・雨風にさらしていると劣化して故障しやすい。
・リア(後部)サスペンションはペダルを漕ぐ力を吸収してしまうので、漕ぐと重く感じる。

フロント、リア・・・呼び方の意味や装着箇所とは

サスペンションは、付ける場所によって呼び名が違います。

フロントサスペンションのフロントは「前」の意味です。

自転車の前部に付けるサスペンションのことで、前輪を両側から挟むように支えているフロントフォークという部位に、装着されることがほとんどです。

前輪への地面からの衝撃を抑え、運転者の上半身への負担を軽減します。
また、障害物にハンドルを取られないようにしてくれます。

リアサスペンションは、後ろについているサスペンションという意味です。

サドルを後ろから支えている「シートステイ」に取り付けられています。
リアサスペンションは後輪への衝撃を吸収するので、特にお尻へのダメージを軽くしてくれます。

ただ、ペダルを漕ぐ感じが少し重くなります。

先ほどgtのマウンテンバイクをご紹介しましたが、例えば、本格的なレースに使用されるような自転車は、前後ともにサスペンションを装着したフルサスペンションタイプが多いです。

街乗りでマウンテンバイクに乗る場合は、フルサスペンションタイプは重くなることが多いので、ハードテイルタイプで十分です。

サスペンションはメンテしないと意味がない?

サスペンションの機能を維持するためには、定期的なメンテナンスをしないと意味がありません。

ですが、マウンテンバイクに限らず、自転車のメンテナンスには、時間と労力が結構掛かります。
また、お店にやってもらうとなると費用がさらに掛かります。

お店にやってもらうにしても、gtのマウンテンバイク等を街の自転車屋さんやホームセンターに持って行っても、受け付けてくれるお店は少ないでしょう。

これは、サスペンションのメンテナンスに専門知識が必要なためです。
サスペンションは前後両方が動かなくなる事が多く、壊れたときには、メーカーでもパーツを取り扱っていなかったりします。

このような場合は、フォークの交換をするほうが良いです。
だいたい1万円から交換できますが、マウンテンバイクを取り扱っていて、なおかつ修理・メンテナンスのできる店は少ないです。

メンテナンスは必要なものなので、マウンテンバイクを購入するときは、メンテナンスのできるお店かまで考えて購入するようにしましょう。

サスペンションの必要性

サスペンションは、オフロードを走るmtbには欠かせない装置です。

一方で、通勤や舗装した道路をメインに走るサイクリングの場合など、サスペンションが無い方が良い場合もあります。

自分が自転車に乗ってどんな風に、どんなところを走りたいのか、その場合はサスペンションが必要かどうかを考えた上で、装着するかどうかを決めると良いでしょう。