自転車乗りでも大丈夫!ワックスでいつでもお洒落な髪型に

『髪型』は、自転車乗りの悩みの一つですよね。
出発前に髪を整えても、自転車走行中の風で台無し・・・なんて経験はよくあると思います。

では、どうすれば、自転車を楽しみつつお洒落な髪型でお出かけできるのでしょうか。

今回は風と戦う自転車乗りのために、ワックスの使い方やセットの仕方などをご紹介します。

ワックスを使う前にする洗髪・乾燥作業

風を受けても崩れない髪型にするには、ワックスやスプレーといったスタイリング剤が必要です。

これを正しく使えば、風を受けても崩れにくく、自転車に乗っても崩れなくなります。
その方法は以下の通りです。

① しっかりと洗髪する

頭皮には沢山の皮脂や水分があり、まず始めに、皮脂や水分を綺麗に落とす必要があります。

髪の根本に油や水分があると、うまく髪がセットできません。
綺麗に洗髪することで、髪の崩れを防ぐことができるのです。

② 乾かすときから、スタイリングはスタート

ドライヤーで髪を乾かしているときから、しっかりクシで好みの髪型に整えていきましょう。

そうすることで、ワックスやスプレーを使ったときにも、ちゃんと髪がセットできるのです。

ここでの注意点は、髪がちゃんと乾くまでは、おとなしくしていることです。
激しく動いたりすると崩れる原因になります。

ワックス・スプレーで自転車走行の風に負けない髪型に!

しっかりと髪型の土台ができたら、次は実際にワックスとスプレーの付け方をみていきましょう。

・ワックスの付け方

ワックスの量は、少しずつ足していきましょう。
いきなり沢山付けると、失敗の原因となります。

量としては、中指に乗る程度で大丈夫です。
足りなかったら、随時足してください。

そして、ワックスを手のひら全体に伸ばし、その手で髪全体を揉むように付けていきます。

このとき、ムラのないように付けます。
一部だけに付けると、違和感が出てしまうのでやめましょう。

全体に付け終わったら、髪を自分好みにセットしていきます。

・スプレーのかけ方

スプレーは、髪から20センチ以上離して、全ての髪にかかるように使って下さい。

また、かけた後はしばらく静止、それが無理なら、せめて激しい行動は避けようにしましょう。

スプレーには、ワックスやドライヤーで整えたスタイルを維持する効果があります。
そのため、風や雨に負けない髪型に仕上げることができます。

自転車に乗っていても崩れない髪にしたいならば、ハードタイプやスーパーハードタイプのスプレーを使うと良いでしょう。

ボリュームを加えたいなら、ナチュラルタイプがオススメです。

応用として、髪にボリュームを出したいなら、全体にスプレーする前に根本にスプレーをしておきます。
反対に、ボリュームを抑えるには、髪の上下にスプレーするといった方法もあります。

髪を整えるワックスの種類

自転車に乗っていても、髪型を崩れにくくしてくれるワックスには、種類が沢山あります。
だいたい10種類程度の種類がありますが、その中の4つのワックスを今回はご紹介したいと思います。

【ファイバータイプ】

このタイプの特徴は伸びの良さです。
セットがしやすく、スタイリングした髪のキープがしやすいです。

また、毛束をつくりやすく、ツヤ感が出せます。

デメリットは、油分があるので重みが出てしまい、付け過ぎると髪にボリュームを出せなくなります。

【マットタイプ】

ファイバータイプと逆の特徴があります。
ツヤ感はなく、仕上がりはフラットになります。

ただ、毛束はつくりにくく、使い勝手は難しいです。
また、伸びの良さは悪いので、慣れが必要です。

【クリーム、ジェルクリームタイプ】

ファイバータイプとマットタイプの中間に位置します。
伸びツヤがそれなりにありながら、フラットに仕上がります。
髪質や長さを選ばないタイプで、使いやすさがあります。

【ジェルタイプ】

毛量がある人にオススメです。
ファイバータイプやマットと違い、水分を感じつつもパリッさせることができ、硬さを表現できます。
また、髪が半乾きの状態でも使えるという手軽さがあります。

自転車に乗る前に髪をセット!どんなワックスが良い?

ワックスは、自転車に乗っても崩れにくくしてくれる効果があります。

しかし、髪の長さに合ったワックスを選ぶ必要があります。
自分に合ったものを選ぶと、セットが決まります。

《ベリーショートヘアの人》

マットタイプのワックスが良いです。
髪全体の形が、ひし形になるように目指すと良いでしょう。

ただし、寝癖があるとセットの邪魔になりますので、その場合は一度濡らしてからセットしましょう。

他に、キープ力のあるウルトラハードといったものも使用できますが、種類によっては固まりすぎてしまいます。
また、ダマができないように注意する必要があります。

《ミディアムヘアの人》

ある程度の長さがあるならば、ファイバータイプのワックスを選びましょう。
ただし、長さや量があるからと、ワックスの付けすぎには注意が必要です。

ウェット感を出したいならジェルタイプを使い、パーマ風にしたいならば、ヘアアイロン後にワックスを揉み込み、スプレーをすると良いでしょう。

自転車用ヘルメットの着脱時のポイント

ワックスやスプレーを使ったら、しばらくは馴染むまで待ちましょう。
できるならば30分は待って下さい。

もし、乾く前に自転車用のヘルメットをかぶったりしまうと、髪型がつぶれやすくなってしまいます。

ただ、朝の忙しい時間や通勤時にそれは難しいと思います。
そういう人は、起床後すぐに髪型をセットしておいて、比較的動きの少ない朝食といった、準備中に髪を馴染ませましょう。

そして、ヘルメットをかぶる場合は、真上から被ると良いです。
普通の自転車乗りには、ほとんどいませんが、フルフェイスの場合は、より力をいれて広げるように被ります。

外すときは、より慎重に外しましょう。

どちらの場合でも髪が潰れますので、ヘルメットを取ったときには髪の根本に空気をあて、また優しく両手で根本から髪を立ち上げます。

さらに髪型の崩れる原因は、ヘルメットを被ったことによる蒸れなので、素早く蒸れを取り除きましょう。

場合によっては、前屈状態になったりして、重力を利用しつつ、クシャクシャと髪の蒸れを取り除きましょう。
その後、整えると髪の状態が回復します。

髪がうまくキマらない場合の原因と対処法

このように、自転車に乗っても崩れにくくしてくれるワックスやスプレーは、とても便利です。

ですが、それらを上手に使いこなせない場合もあると思いますので、対処の仕方もご紹介したいと思います。

・べたついてしまう場合

基本的に髪のセットをするのはドライヤーがメインであって、ワックスやスプレーはサブに過ぎません。
つまりこれは、ワックス・スプレーの両方、あるいはどちらかが付けすぎが原因です。

・白い粉がついてしまう場合

これはスプレーの付けすぎ、あるいはスプレーを付けるときの距離が近すぎる事が原因です。

距離を離して、全体にムラなく付けましょう。
近年では、スプレーはそういった白い粉が付きにくくなっています。

・分け目がずれてしまう場合

ヘルメットを被ると、これは避けては通れません。
走行中ヘルメットの隙間から風が入り込み、これが一番大きな崩れる要因を引き起こします。

そのため、分け目も5:5になりがちです。
フルフェイスも同様ですが、こちらは分け目ごと潰れます。

仲間に相談するのも◎

自転車で髪がキマらないというのは、自転車乗りであれば一度は抱えたことのある悩みだと思います。

自転車乗りの仲間に、対処法やおすすめのワックス・スプレーを教えてもらうことでも解決に繋がるかもしれません。

悩みは一人で抱え込まず、周りに相談しましょう。