自然を感じる旅、オロロンラインを自転車で走ろう!

オロロンラインを自転車で一度は走ってみたい!
そんな人も、少なくないのではないでしょうか?

車とは違い、自転車では体全体で自然を感じることができ、思い出もより一層輝くこと間違いなしです!

そこで今回は、オロロンラインを自転車で走るときにおすすめな絶景スポット・絶品グルメをご紹介したいと思います!

オロロンラインって何?どこにあるの?

日本海オロロンラインは北海道の日本海側、石狩市から天塩町までの国道231・232号線の愛称です。
国道337号・国道5号・道道106号を含め、小樽~稚内までとする解釈もあります。

オロロンとは日本海に浮かぶ天売島に生息するという、ペンギンに似た絶滅寸前のウミガラス(オロロン鳥)から名付けられており、羽幌付近には大きなモニュメントがあります。

いずれにしても、海と牧草地のコントラストに長い一本道は、いかにも北海道という抜群のロケーションで自転車ツーリングが楽しめます。

おすすめの区間は留萌から天塩の海沿いを北に向かうルートで、300㎞ほどのロングランにはなりますが、本当に雄大な北海道の自然を満喫できる道路です。

天塩からは日本最北端の地・稚内を目指して、ひた走ります。
利尻島を望みながら、風を切って走るのが最高です。

また、道中には日本有数の大きな湿地帯が広がるサロベツ原野があり、季節によっては、北海道の道鳥であるタンチョウヅルなどの渡り鳥が見られます。

オロロンラインにある町の歴史を知ってから自転車で走ろう!

自転車で留萌市内で国道231号線に入ったら、少し走って行くと海沿いに出ます。
ここからは、ずっと海と並走する形で進みます。

留萌から増毛町までは、JR留萌本線がオロロンラインと並走していたのですが、2016年12月に廃線となったため、今ではオロロンラインのみが増毛に通じています。

増毛町は雄冬海岸と暑寒別天売焼尻国定公園の一部である、暑寒別岳を抱えるだけに、オロロンラインは観光客にとっても重要な道路になっています。

その先に進んでいくと、厳しい地形の雄冬地区に入ります。
ここには大きなキャンプ場があり、海水浴シーズンは結構混雑しています。

また、おすすめスポットは雄冬岬展望台で、眼下に日本海と断崖絶壁を眺める絶景スポットとなっており、特にここから眺める夕陽は格別です。

以前、この地域は外部との交通手段が増毛からの定期船しかなく、陸の孤島状態でした。

それがオロロンラインの開通により、小樽方面からも、増毛方面からも行けるようになり、発展を遂げてきました。

オロロンラインにある白銀の滝を自転車で見に行こう!

雄冬岬のほど近く、雄冬岬トンネルの手前のパーキングの脇に白銀(しらがね)の滝があります。
暑寒連峰に積もった雪解け水が、25mの高さから岩肌を流れ落ちる様は圧巻です。

特に見ごたえがあるのは春先で、雪解け水で水量が多く、間近まで流れ落ちる滝は大迫力です。

かつて、この滝は海に直接落ちる滝でしたが、オロロンラインの開通と共に陸が延長され、海に直接落ちるということはなくなりました。

それでも、以前は陸の孤島でこの場所に来ることさえできなかったわけですから、オロロンラインの功績は大きいと言えるでしょう。

また、ここは日本海に沈む夕陽もきれいに見え、その時間を狙って訪れる観光客も多くいます。

この近辺のオロロンライン沿いには休憩できる場所は少なく、ここのパーキングには滝だけでなくトイレも完備されているので、自転車を止めて休むには最適の場所です。

注意したいのは、看板でも注意喚起していますが、マムシが出ることです。
特に暖かい季節は、足元に注意して歩いてください。

オロロンラインを自転車で走りながら、海を感じよう!

雄冬岬から、さらに北を目指してオロロンラインを20㎞ほど走った所にあるのが、留萌市・夕陽の名所「黄金岬」です。

かつて、ニシンの群れを観察するための見張り台だったこの地は、ニシンが黄金の輝きを放ちながら押し寄せたことに由来すると言われています。

海から天にそびえたつかのような岩が、いくつも連なる海岸は夕日がなくとも、その絶景に圧倒されてしまいます。

日本夕陽百選にも選ばれる程の名所ですが、波の激しい場所としても有名で、岬には波濤の門という石碑があるほどです。

波灯の女の像は灯台としての役割を持っており、手に持っている灯は5km先まで照らすことができます。

周りは海浜公園になっているので、車や自転車を止めるスペースはあるので、安心して訪れることができます。

高台の上にはニシン漁の歴史が分かる海のふるさと館という博物館もあり、ここで夕陽を眺めながらくつろぐのも中々良いです。

とにかく夕方に訪れたい場所ですから、上手く時間調節をしてみて下さい。

オロロンラインで見る豊かな自然

オロロンラインの道中には「これぞ北海道」とうならせる景色・景観はいくつもありますが、道北ではサロベツ原野でしょう。

草原と海と空だけがある空間に、真っ直ぐな一本道が果てしなく続く風景は、北海道の大自然のイメージにぴったりでしょう。

そして、この地域で特に凄いのは、何もない広大なサロベツ原野に突如とし表れる巨大な風車の数々。
合計28基もの風力発電機が並ぶ、オトンルイ風力発電所です。

まるでヨーロッパに来たのかと思わせるような幻想的な風景は、ぜひ自転車で駆け抜けて欲しい場所です。

その独特の植生からサロベツ原生花園とまで呼ばれる原野は、北海道に春の訪れを告げるゴールデンウィーク辺りから花が咲き始めます。

緑の湿原の中に、色とりどりの花が絶妙なコントラストを描きます。
水芭蕉に始まり、9月のエゾリンドウまで、生成りのままの姿で私たちを楽しませてくれています。

オロロンラインを走ったならば、絶対に見逃してはいけないスポットです。

やはり海鮮!オロロンラインの絶品グルメ!

自転車でのツーリングの楽しみは、景色やキャンプだけではありません。

旅行の楽しみのひとつは、その土地で採れる美味しいものを食べることです。

オロロンラインといえば、まずボタンエビです。
身は大ぶりですが決して大味ではなく、しっかりと引き締まったプリッとした食感で、なおかつ上品でいながらも濃厚な甘みがあります。

このエビを食べるためだけに、オロロンラインを走っても良いくらいです。
同時に甘エビも名物ですので、エビ好きにはたまらいでしょう。

おすすめのお店は、「増毛町福よし」「北のにしん屋さん」「まるじゅう井とう」です。

羽幌町なら、サンセットプラザやフェリーターミナルの浜のかあちゃん食堂、おろろん食堂などです。

また、この地域はウニも上質です。
なぜかというと、この地域は利尻昆布の産地であり、その昆布を食べるのがウニという訳ですね。

日本有数の美味しい昆布を食べて育ったウニが、まずいはずがありません。

その中でも口コミ人気が高いのが、お食事処すみれ(小平町鬼鹿)のうにうに丼です。

3,800円と若干お値段は張りますが、ムラサキウニとバフンウニのハーフ&ハーフで、うに好きにはたまらない一品です。

自転車の旅ならではの感動を!

今回は、自転車の旅ならではの、オロロンラインの楽しみ方をいくつかご紹介しました。
オロロンラインを初めて知った人も、是非行きたいと思ったのではないでしょうか?

これを機に、自転車に挑戦してみてはどうですか?
旅がより一層、思い出深くなるでしょう!