街中を歩いていたら、自転車で気持ちよく走っていたら、警察官に職務質問された!
なんてことはありませんか?
今回は、職務質問とはなにか?どんな人がされやすいのか?
もし、職務質問されたらどんな対応するのがいいのか?
詳しくご紹介したいと思います!
そもそも職務質問って何??
自転車に乗っていると、稀に職務質問されることがあります。
そもそも職務質問とは何なのかというと、警察官執行法に基づいた警察の行動であり、警察官が異常だと感じる、もしくは周辺の事情から合理的に判断して、何らかの犯罪を起こそうとしていると判断できる人に対して、その人を停止させ、質問することになります。
また、犯罪の疑いではなくて、すでに犯罪が行われているときや、今まさに犯罪が行われようとしているときにも、警察は職務質問をすることができます。
警察官職務執行法は警察官を定めた法律であって、一般人への決まりはありません。
つまり、職務質問の方法によっては警察官が違法性を問われることがありますが、警察官職務執行法によって、一般人が違法性を問われることはありません。
また、職務質問は任意で、必ず受けなければならないものではありません。
そのため、職務質問に従わないことで罪になることはありません。
また、警察官は停止の要求をするときに、一般人の身体の一部を触ることがあります。
すべてがダメということではなくて、停止の意思を持たせようとして、強制にならず、一般的に妥当だと認められる場合に警察は手を使って静止することができます。
自転車に乗っていても、警察に職務質問される?!職務質問されやすい人の特徴①!
自転車に乗っていて、職務質問される人と職務質問されたことがない人います。
そして中には、よく職務質問される人がいます。
その違いを分けているのは、見た目です。
警察は経験を活かして、不審者の共通点をリストアップしています。
そのチェック項目のうち、2項目から3項目当てはまった人物に声掛け、つまり職務質問しています。
警察官が考える不審者のチェック項目としては、季節感のない服を着ているという項目があります。
夏に長袖というのは、薬物犯罪者が注射痕を隠していると考えられるため、積極的に職務質問してくるのです。
それから薬物犯罪に関連したことだと、中東系の人たちがよく薬物犯罪には関わっているので、目鼻立ちがはっきりしていて中東系のような顔つきの人も、職務質問されやすいでしょう。
自転車に関して言えば、夜の無灯火や防犯登録が見当たらないことで職務質問されやすくなるでしょう。
それから、警察官を見ると目をそらしたり、うつむいたりすることでも、要注意人物と思われてしまいます。
自転車に乗っていても、警察に職務質問される?!職務質問されやすい人の特徴②!
自転車に乗っていて道が分からなくなったとき、近くの警察官に道を尋ねるという場合でも、警察官はそのついでに職務質問しようとしてくることがあります。
つまり、道は教えてもらえますが、防犯登録の確認をするため、余計な時間がかかってしまうということです。
疑われて心外だったとしても、別れ際に、何度も振り返るようなことはしないでください。
何度も振り返ることで、それを警察官は怪しく思い、再度、職務質問してくれるかもしれません。
そして、スーツ姿も意外と注意が必要です。
自転車とスーツは元々合わないので怪しいと言えば怪しいのですが、それだけでなくて、スーツ姿が比較的疑われ難いことを利用した窃盗犯が数年前から発生しているのです。
そのため、スーツ姿でウロウロしていると、窃盗犯グループではないかと疑われて、職務質問されやすくなります。
また、2008年の秋葉原無差別殺傷事件の影響で、オタク系の人物が職務質問されやすくなっています。
職務質問の際に、護身用の刃物や大量のわいせつ画像が見つかることもあるようです。
盗難自転車と疑われ、職務質問を受けないためには?
使用している自転車が自分のものであっても、警察官から職務質問されることがあります。
警察官からしてみれば、窃盗自転車を疑えるからです。
そこで、ないと困るのが防犯登録です。
防犯登録は、盗まれたときに効果を発揮するものなのですが、職務質問でも効果を発揮してくれます。
それというのも、防犯登録は所有者を証明してくれるからです。
職務質問のときに、防犯登録に登録された氏名や生年月日や車体番号などの情報を使って、警察官は本人確認しようとしてきます。
そこで防犯登録がないと、本人確認ができないので、比較的長い職務質問になってしまうのです。
そうならないためにも、防犯登録はしておきましょう。
自転車の防犯登録は、たいていの自転車販売店でできるので、最寄りのお店に行って防犯登録してください。
それから、友人から自転車を譲り受けた、もしくはインターネットで購入したという場合は、防犯登録の変更や新規登録が必要なります。
そのような場合でも、近くのお店に行って防犯登録しましょう。
また、譲り受けた場合は、前の所有者が登録抹消してもらってから、新規登録しましょう。
自転車の無灯火運転は警察に職務質問されて当然?!
自転車の職務質問で、よくある原因が無灯火です。
無灯火は立派な犯罪なので、警察官も積極的に職務質問してくるでしょう。
道路交通法の第五十二条に記載されているように、車両は夜間に灯火をつけなければならないのです。
道路交通法では、自転車は軽車両として分類されており、自転車は立派な車両なので、夜間には灯火をつけなければなりません。
また、自転車は反射機材をつけなければならないことも、道路交通法で決まっています。
道路交通法では、フロントライトのほかに、後ろにも反射器材をつけることになっています。
無灯火の罰は罰金であり、5万円以下と定められています。
普通の自転車であれば、尾灯がついてはいないでしょうから、一度は反射機材がついているか、確認したしたほうが良いかもしれません。
警察に職務質問されたら、素直に応じるのが最善!
職務質問された場合は、質問に迅速に答えるのが一番良いでしょう。
職務質問は警察の公務なので、一度始まった職務質問は中断することなく、終わるまで続けられると思ってください。
所持品検査を求められても、抵抗せずカバンの中身を見せたほうが、職務質問をいち早く抜け出せます。
いくつかの質問に答えて、所持品検査までしたら、職務質問ではやることがないですから、警察官はすぐと見回りに戻るでしょう。
それでも絶対に、所有品検査を受けたくないという場合は、長期戦になることを覚悟してください。
警察官としても、無理やりカバンを奪って中身を見ることはできませんし、長時間留めさせることもできないので、20分くらいの説教になると思います。
自転車に乗っているときに、職務質問されると、せっかく楽しんでいたのに気分が害された、と思うこともあると思います。
ですが、一度落ち着いて、きちんと受け答えするのが、一番早く終わる方法だと思います。
まずは、疑われないように心がけましょう
今回は、職務質問について詳しくご紹介しましたが、役に立つものはありましたか?
通勤時間やせっかくのお出掛けも、職務質問を受けただけで、なんだか気分が落ちてしまいますよね。
まずは、警察官に不審がられないように心掛けましょう。
それでも、職務質問をされることもあるかもしれません。
そんなときは、拒否せず素直に応じることができるといいですね。