豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

メリダのロードバイク!3種類のカーボンバイク!

      2016/11/25

メリダのロードバイク!3種類のカーボンバイク!

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
近年、人気を増してきた台湾メーカーメリダ。ジャイアント同様、OEMから始まり着々と技術力を高めて来ました。OEM出身メーカーならではのリーズナブルな値段設定とハイクオリティなロードバイクが人気の理由です。最近ではランプレ・メリダに車体供給し、ツール・ド・フランスでも活躍。
今回はそんなメリダのカーボンロードバイクをチェックしていきましょう。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001164-1.jpg
ハマーの折り畳み自転車にカゴをつけちゃおう!

自動車メーカーとして有名なハマーが、折り畳み自転車も取り扱っ...

pwk0001163-1.jpg
シマノ・アルテグラのホイール。インプレからみる性能

ホイールは、自転車を転がす軸となるパーツなので、最も乗り味の...

pwk0001162-1.jpg
自転車部品大手メーカー・kmcのチェーン交換方法をご紹介!

kmc(ケイエムシー)は、1977年に台湾で誕生した大手チェ...

pwk0001160-1.jpg
giantの自転車で福岡を走ろう!!おすすめコース

giantの自転車は、台湾を拠点としている世界最大の自転車メ...

pwk0001159-1.jpg
自転車をペンキで全塗装してみよう!!やり方とコツ

ヴィンテージバイクに乗る方はいますが、ほとんどの場合、使い古...

pwk0001158-1.jpg
あなたの自転車、防犯登録してありますか?~神奈川編~

あなたの自転車は、きちんと防犯登録をしてありますか? 防犯...

pwk0001157-1.jpg
自転車に乗る女性の悩み!お尻や股が痛い原因と対処法

自転車やクロスバイク、マウンテンバイクに乗っていると、お尻や...

pwk0001156-1.jpg
自転車のホイールリム調整について

自転車のリムの状態をいつも確認している人は少ないかもしれませ...

pwk0001155-1.jpg
自転車のベアリングをグリスでメンテナンスしよう!

グリス切れ直前がハブにしても、ベアリングにしても一番よく回転...

pwk0001154-1.jpg
自転車のビンディングペダルを調整しよう!

スポーツ自転車をはじめて暫くすると、ビンディングペダルを装着...

pwk0001153-1.jpg
自転車のフレーム、クロモリやカーボンの特徴とは

自転車の中でも、特にロードバイクを購入する際は、フレームの素...

pwk0001152-1.jpg
自転車で行うlsdトレーニングの効果とは!?

そもそもlsdとはどういったことなのでしょうか? これ...

pwk0001151-1.jpg
ロードバイクのペダルをアルテグラに換えると何が変わるのか

かつてのロードバイクは、レースに出る人がパーツ交換をして、そ...

pwk0001150-1.jpg
ロードバイクの狙い目!ジャイアントの型落ちを購入しよう!

ロードバイクは、気軽に買うことが難しい価格のため、なかなか購...

pwk0001149-1.jpg
輪行しよ!ロードバイクのネット購入の注意や輪行袋の使い方

最近運動不足だったり、趣味を探していたり・・・そんな人は、ロ...

pwk0001148-1.jpg
アルテグラのホイールをチューブレスにすると走りは変わる?

自転車に興味を持っている人なら、ほとんど知っているであろうシ...

pwk0001147-1.jpg
feltロードバイクの2017年モデルの紹介!

ロードバイクメーカーのfeltは、日本ではそこまで知名度が高...

pwk0001146-1.jpg
ロードバイクの軽量ホイール・究極ホイールたちを比較しよう

ホイールといえば、走りの質を上げるのにもっとも効果的なカスタ...

pwk0001145-1.jpg
自転車のペダルの交換方法やオススメのペダルをご紹介

皆様は、自転車を利用していますか? そして、その自転車のペ...

pwk0001144-1.jpg
自転車の鍵を紛失しちゃった!どうすればいい?

自転車の鍵を紛失してしまった経験はありますか? 自転車...

スポンサーリンク


メリダの三種類のカーボンロードバイク!

メリダのカーボンロードバイクは、三種類のラインナップを揃えています。

・軽量モデルのスクルトゥーラ(SCULTURA)

・エアロモデルのリアクト(REACTO)

・長距離ロングライドやパリ~ルーベなどの石畳のレースを走るための快適モデルのライド(RIDE)

どのモデルが一番良いということはなく、その人の乗り方、好みに合わせた選択が重要になります。

いずれのモデルにも、カーボンのグレードを数段階設定することで、ユーザーの予算に応じて選べるようになっています。
それでは、各モデルを順に見ていきましょう。

メリダのカーボン技術とエアロロードバイク!①

まずは、近年流行りのエアロモデルのリアクトから見て行きましょう。
それに、エアロロードバイクでカーボンのことを考えると分かりやすいです。

最高グレードのREACTO TEAM-Eはフレームセット価格329,000円。プロも使用するグレードが、この値段というのは驚異的です。(価格は2016モデル税抜です)
メリダの最高グレードカーボン、CF5を使用しているので、エアロに加えて、軽量、高剛性、快適性も兼ね揃えます。

「高剛性と快適性?そんなの両立できるの?硬いと快適じゃなくなるんじゃないの?」そう思うでしょう。
ハイグレードのカーボンでは、その相反することを両立させることが可能なんです。

なぜハイグレードのカーボンはそういうことが出来るのでしょう?

そもそもにハイグレードのカーボンとは?
一口に言えば強度の高さです。

自転車には最低限必要な強度があります。
強度の高いカーボンであれば、薄くても必要な強度を作れます。
薄くなれば、軽くなります。しなりも出ますので快適です。また、剛性の欲しいところは、いくらか分厚くすることで調整可能です。
つまり、軽くて、快適で高剛性の自転車を作れるわけです。

詳しいことは話すと難しくなりますし、メーカーごとに技術や狙いも違うので省略です。

メリダのカーボン技術とエアロロードバイク!②

技術力の高い良いカーボンは、軽くて、快適で、高剛性ということだけ分かれば大丈夫です。
メリダは台湾のメーカー、OEM出身のメーカーです。現在も、一流メーカーのロードバイクのOEMを受けています。

つまり、良いカーボンを作れる設備、技術を持っています。

そこのトップグレードのカーボンのフレームセットが30万円ちょっと。
これは安いです。

エアロロードバイクでは、特にカーボンの技術がとても大事です。
『空力、流体力学的優位性=エアロ形状にする=構造力学的には不利』というジレンマがあります。
エアロ形状にするデメリットは、ペダリングの力の伝達や、軽量性をいくらか犠牲にしてでも、空力性能を優先しているということです。

このジレンマを解決するために、より良いカーボンを使うことで、構造的不利を相殺するわけです。
これが、通常のロードバイクよりエアロロードバイクの方が、少し値段が高くなってしまう理由でもあります。
だから、多くのメーカーがエアロロードバイクとは、別に普通のロードバイクもラインナップします。

メリダのカーボン技術とエアロロードバイク!③

実際に、メリダの場合、チームが使用している自転車を見ると分かりやすいですね。
エアロのリアクトは、トップグレードカーボンのCF5。
ノーマルモデルのスクルトゥーラはCF4カーボンです。
値段も明確に違いますが、どちらもレースで使われるモデルです。

もちろんメーカー側は明言していませんが、同じ程度の乗り味を求めるなら、エアロモデルよりノーマルモデルの方が安く作れるという傾向はあります。
ジャイアントのプロペルとTCRを比較しても、TREKのマドンとエモンダを比較しても、エアロモデルの方が高価です。

「じゃあ、エアロなんて必要ないの?」決してそういうわけではないです。
プロのロードレースの場合、6.8kgという規定があるため、ノーマルモデルで軽くしていっても意味が無いので、それなら軽い以外の付加価値を付けていこうというわけです。
『6.8kgの重量制限の中で最もよく走る』ということで『路面からの衝撃吸収の良い快適な車種』や『エアロロードバイク』が現れたんですね。

特にプロのロードレースの場合、先頭を牽いたり、逃げたりと、時速40km以上で独走することも少なくありません。そういう時にはエアロの恩恵は非常に高いです。

「じゃあ、重量制限がない僕らアマチュアには必要ないの?」
少し答えにくい問題ですが、重量制限がない場合は、エアロより軽量性、快適性を優先した方がメリットは大きいかもしれません。でも、エアロは見た目がカッコイイですよね。

メリダのリアクトはリーズナブなモデルも!

リアクトのトップモデルを通じて、エアロロードバイクとカーボンを見てきました。
もちろん、リアクトにはトップモデル以外にも様々なグレードがあります。
初心者にも優しいリアクト4000。11速105仕様のフルカーボンエアロロードバイクで225,000円。見た目とお値段を大事にしたい人にはおすすめです。

「でも、105よりアルテグラの方が見栄えが良いよなぁ」
そんな人にはリアクト5000。メインをアルテグラ、目立ちにくいところに105をミックスして、CF3カーボンフレームで265,000円。これも非常にコストパフォーマンスに優れるモデルです。

値段と性能を重視のカーボンロードバイクなら

「エアロは必要ないから、乗り心地の性能の良さと価格を重視したい!」
そんなあなたにはスクルトゥーラ。

プロチームが使っているスクルトゥーラ・チームモデルはフレームセット価格269,000円という驚異的プライスを実現しています。
6.8kgという重量制限があるため、セカンドグレードのCF4グレードカーボンを使用しています。

「重量制限がないから、とにかく軽く」という方には、スクルトゥーラ9000。
最高グレードのCF5カーボンを使用しています。日本での発売はまだないようですが、最軽量モデルでは完成車重量4.56kgと世界最軽量のものも。
2リットルのお茶2本+ちょっとの重さですからね、下手すると本当に指一本で持ち上がってしまいます。

大本命はスクルトゥーラ6000。
349,000円
プロ仕様のスクルトゥーラTEAMと同じCF4カーボンのフレームに11速アルテグラを装備しています。
フレームはプロ仕様ということで文句なしでしょう。

アルテグラもコストパフォーマンス世界一の評判を持っているコンポーネントです。
予算、求める性能に応じてDura Aceへの交換、ホイールの交換をしていけば良いですね。
レースで使うためのオススメカスタムとしては、ホイールを10万円程度のものに交換して、ペダリング時の力をしっかり受け止めてくれるように、クランクをDura Aceにすると良いと思います。

快適ロードバイク!RIDE!

ロングライド系の快適ロードバイクがRIDEです。
プロチームが使うグレードのRIDE TEAM-Eは、フレームセット価格329,000円

こちらは、レースはしないという人はもちろん、レースは年に1,2回だけで、基本的にはロングライドが多いという人にもオススメできます。
プロがレースで使う最高グレードのCF5カーボンなので、レースもこなせて、基本的にはロングライドに適した楽なジオメトリです。

アルテグラ辺りで組んで、約50万円という形に仕上げると、レースにもロングライドにもオールマイティに使いやすいです。

完成車でアルテグラ+105MIXモデルのRIDE5000が269,000円。チームモデルよりカーボンのグレードは落ちていますが、リーズナブルなプライスです。

カーボンのグレードを落として105で組んだRIDE3000に至っては189,000円とフルカーボンロードバイクとしては驚愕のプライスを実現しています。
20万円を切るカーボンですので、性能については過度な期待は禁物ですが、それでも魅力的なプライスでしょう。

まとめ『プログレードが魅力的なメリダ』

メリダのカーボンロードバイクラインナップを見てきました。
とにかくプロチームが使用するグレードの車体のプライスが非常に魅力的でした。
また、エントリー向きの車体に関しても非常にリーズナブルなプライス設定があり、初心者にも優しいです。
意外と抜けてしまうのが完成車40万円あたりのアマチュアレーサーにとって高過ぎず、よく走る使い勝手の良い完成車ラインナップ。
ただし、この価格帯はフレームセットで購入して買う人も多いことを考えると納得できます。
さすが台湾のOEM出身メーカー。ハイレベルな技術でリーズナブルな価格のカーボンロードバイクを多くラインナップしていますね。

 - ロードバイク 海外メーカー, 自転車全般