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メリダのロードバイク!3種類のカーボンバイク!

      2017/05/15

メリダのロードバイク!3種類のカーボンバイク!

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
近年、人気を増してきた台湾メーカーメリダ。
ジャイアント同様、OEMから始まり着々と技術力を高めてきました。

OEM出身メーカーならではの、リーズナブルな値段設定とハイクオリティなロードバイクが人気の理由です。
最近では、ランプレ・メリダに車体供給し、ツール・ド・フランスでも活躍。
今回は、そんなメリダのカーボンロードバイクをチェックしていきましょう。

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メリダの3種類のカーボンロードバイク!

メリダのカーボンロードバイクは、3種類のラインナップを揃えています。

・軽量モデルのスクルトゥーラ(SCULTURA

・エアロモデルのリアクト(REACTO

・ロングライドやパリ~ルーベなど、石畳のレースを走るための快適モデルのライド(RIDE

どのモデルが一番良いということはなく、その人の乗り方、好みに合わせた選択が重要になります。

いずれのモデルにも、カーボンのグレードを数段階設定することで、ユーザーの予算に応じて選べるようになっています。
それでは、各モデルを順に見ていきましょう。

メリダのカーボン技術とエアロロードバイク!①

まずは、近年流行りのエアロモデルのリアクトから見ていきましょう。
それに、エアロロードバイクでカーボンのことを考えると分かりやすいです。

最高グレードのREACTO TEAM-Eは、フレームセット価格 329,000。(価格は2016モデル税抜です)

プロも使用するグレードが、この値段というのは驚異的です。
メリダの最高グレードカーボン・CF5を使用しているので、エアロに加えて、軽量・高剛性・快適性も兼ね揃えます。

「高剛性と快適性?そんなの両立できるの?硬いと快適じゃなくなるんじゃないの?」そう思うでしょう。
ハイグレードのカーボンでは、その相反することを両立させることが可能なんです。

なぜハイグレードのカーボンは、そういうことが可能なのでしょう?

そもそもにハイグレードのカーボンとは?
ひと口に言えば、強度の高さです。

自転車には、最低限必要な強度があります。
強度の高いカーボンであれば、薄くても必要な強度を作れます。

薄くなれば、軽くなります。
しなりも出ますので、快適です。

また、剛性の欲しいところは、いくらか分厚くすることで調整可能です。
つまり、軽くて、快適で高剛性の自転車を作れるわけです。

詳しいことは話すと難しくなりますし、メーカーごとに技術や狙いも違うので省略です。

メリダのカーボン技術とエアロロードバイク!②

技術力の高い良いカーボンは、軽い・快適・高剛性ということだけ分かれば大丈夫です。
メリダは台湾のメーカー、OEM出身のメーカーです。

現在も、一流メーカーのロードバイクのOEMを受けています。
つまり、良いカーボンを作れる設備・技術を持っています

そこのトップグレードのカーボンフレームセットが、30万円ちょっと
これは安いです。

エアロロードバイクでは、特にカーボンの技術がとても大事です。
『空力、流体力学的優位性=エアロ形状にする=構造力学的には不利』というジレンマがあります。

エアロ形状にするデメリットは、ペダリングの力の伝達や、軽量性をいくらか犠牲にしてでも、空力性能を優先しているということです。
このジレンマを解決するために、より良いカーボンを使うことで、構造的不利を相殺するわけです。

これが、通常のロードバイクよりエアロロードバイクの方が、少し値段が高くなってしまう理由でもあります。
だから、多くのメーカーがエアロロードバイクとは、別に普通のロードバイクもラインナップします。

メリダのカーボン技術とエアロロードバイク!③

実際に、メリダの場合、チームが使用している自転車を見ると分かりやすいですね。
エアロのリアクトは、トップグレードカーボンの CF5
ノーマルモデルのスクルトゥーラは、CF4カーボンです。

値段も明確に違いますが、どちらもレースで使われるモデルです。

もちろんメーカー側は明言していませんが、同じ程度の乗り味を求めるなら、エアロモデルよりノーマルモデルの方が安く作れるという傾向はあります。
ジャイアントプロペルとTCRを比較しても、TREKマドンとエモンダを比較しても、エアロモデルの方が高価です。

「じゃあ、エアロなんて必要ないの?」決してそういうわけではないです。

プロのロードレースの場合、6.8kgという規定があるため、ーマルモデルで軽くしていっても意味が無いので、それなら軽い以外の付加価値を付けていこうというわけです。
6.8kgの重量制限の中で最もよく走る』ということで、路面からの衝撃吸収の良い快適な車種『エアロロードバイク』が現れたんですね。

特にプロのロードレースの場合、先頭を牽いたり、逃げたりと、時速40km以上で独走することも少なくありません。
そういうときには、エアロの恩恵は非常に高いです。

「じゃあ、重量制限がない僕らアマチュアには必要ないの?」

少し答えにくい問題ですが、重量制限がない場合は、エアロより軽量性・快適性を優先した方がメリットは大きいかもしれません。
でも、エアロは見た目がカッコイイですよね。

メリダのリアクトはリーズナブなモデルも!

メリダ・リアクトのトップモデルを通じて、エアロロードバイクとカーボンを見てきました。
もちろん、リアクトにはトップモデル以外にも様々なグレードがあります。

初心者にも優しいリアクト 4000

11105仕様のフルカーボンエアロロードバイクで 225,000
見た目とお値段を大事にしたい人にはおすすめです。

「でも、105よりアルテグラの方が見栄えが良いよなぁ」

そんな人には、リアクト 5000

メインをアルテグラ、目立ちにくいところに105をミックスして、CF3カーボンフレームで 265,000
これも、非常にコストパフォーマンスに優れるモデルです。

値段と性能を重視のカーボンロードバイクなら

「エアロは必要ないから、乗り心地の性能の良さと価格を重視したい!」
そんなあなたには、スクルトゥーラ

プロチームが使っているメリダのスクルトゥーラ・チームモデルは、フレームセット価格 269,000という驚異的プライスを実現しています。
6.8kg
という重量制限があるため、セカンドグレードのCF4グレードカーボンを使用しています。

「重量制限がないから、とにかく軽く」

という方には、スクルトゥーラ 9000
最高グレードCF5カーボンを使用しています。

日本での発売は、まだないようですが、最軽量モデルでは、完成車重量 4.56kg世界最軽量のロードバイクも。
2
リットルのお茶2本+ちょっとの重さですからね、下手すると本当に指1本で持ち上がってしまいます。

大本命はスクルトゥーラ 6000
349,000

プロ仕様のスクルトゥーラTEAMと同じ、CF4カーボンのフレームに11速アルテグラを装備しています。
フレームは、プロ仕様ということで文句なしでしょう。

アルテグラも、コストパフォーマンス世界一の評判を持っているコンポーネントです。
予算・求める性能に応じて、デュラエースへの交換・ホイールの交換をしていけば良いですね。

レースで使うためのおすすめカスタムとしては、ホイールを10万円程度のものに交換して、ペダリング時の力をしっかり受け止めてくれるように、クランクをデュラエースにすると良いと思います。

快適ロードバイク!RIDE!

メリダのロングライド系・快適ロードバイクがRIDEです。
プロチームが使うグレードのRIDE TEAM-Eは、フレームセット価格 329,000

こちらは、レースはしないという人はもちろん、レースは年に12回だけで、基本的にはロングライドが多いという人にもオススメできます。
プロがレースで使う最高グレードのCF5カーボンなので、レースもこなせて、基本的にはロングライドに適した楽なジオメトリです。

アルテグラ辺りで組んで、約50万円という形に仕上げると、レースにもロングライドにもオールマイティに使いやすいです。

完成車で、アルテグラ+105MIX モデルRIDE 5000が 269,000
チームモデルより、カーボンのグレードは落ちていますが、リーズナブルなプライスです。

カーボンのグレードを落として、105で組んだRIDE 3000に至っては、189,000とフルカーボンロードバイクとしては、驚愕のプライスを実現しています。
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万円を切るカーボンですので、性能については過度な期待は禁物ですが、それでも魅力的なプライスでしょう。

まとめ『プログレードが魅力的なメリダ』

メリダのカーボンロードバイクラインナップを見てきました。

とにかく、プロチームが使用するグレードの車体のプライスが非常に魅力的でした。
また、エントリー向きの車体に関しても、非常にリーズナブルなプライス設定があり、初心者にも優しいです。

意外と抜けてしまうのが、完成車 40万円あたりのアマチュアレーサーにとって高過ぎず、よく走る使い勝手の良い完成車ラインナップ
ただし、この価格帯は、フレームセットで購入して買う人も多いことを考えると納得できます。

さすが台湾のOEM出身メーカー。
ハイレベルな技術で、リーズナブルな価格のカーボンロードバイクを、多くラインナップしていますね。

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