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クロスバイクのチェーンの異音とは?

2016.3.28

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
「クロスバイク買ったはいいけど、最近チェーンからキーキー異音がするんだ」よくある話ですね。

ちゃんと油は差していますか?
その他もろもろ。

今回は、クロスバイクのチェーンの異音の種類と、その対策をみていきましょう。

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クロスバイクのチェーンの異音の種類①

クロスバイクに限らず、ロードバイクでもマウンテンバイクでも、すべての自転車のチェーンはメンテナンスをしないと異音が発生してしまうものです。

日本の優秀な自転車メーカー・ブリヂストンの出しているアルベルトは、ベルトドライブなので基本的にメンテナンスフリーで音も鳴りませんが。
ええ、クロスバイクなんか、もっとベルトドライブ増えても良い気もしつつ。


話が逸れましたが、チェーンで駆動している限り、メンテナンスをしないと異音が発したり、その他もろもろトラブルが起こります。

まず、キーキーと異音が発している場合ですね。
これは油切れです。
油を差してあげてください。


油と言っても、サラダ油では駄目です。
自転車用の油を差してあげてください。
自転車屋さんで売っています。


中まで浸透してくれたら、表面に残った分は綺麗に拭き取りましょう。
いらないタオルやペーパータオルなどで、ごしごし拭き取って大丈夫です。

油でびちょびちょのままにしていると、汚れがどんどん集まってきて、チェーンを駄目にしてしまいます。

クロスバイクのチェーンの異音の種類②

よく万能油KURE 5-56を使う人がいますが、クロスバイクなど、自転車のチェーンに差すには粘度が低すぎます。
すぐ乾いてしまいますし、チェーンのように力が加わりながら、こすれる箇所には適していません。


「え?
KURE 5-56
は駄目油なの?」
そんなことはありません。
単にチェーンには適していないだけです。

力があまり加わらないところで、油の薄い被膜を作って防錆を狙う場合などには適しています。
錆びやすいボルトの頭なんかにはKURE 5-56も良いです。

さて、きちんと油を差していても異音が鳴ることもあります。
「チッチッチッ・・・」と、リアの変速機周辺で鳴る場合です。

これは変速機の位置がずれているか、変速機を操作するワイヤーが伸びているか、あるいはワイヤーがボロボロになってしまっていて、途中でつまって上手く動かなくなっている場合です。

要は変速機のトラブルの一種です。
どんなにチェーンに油を差しても、どうにもなりません。

チェーンが古くて、駄目になっていて鳴る場合もあります。
なんにせよ、自転車屋さんに持って行ってみてもらいましょう。

クロスバイクのチェーンの異音の種類③

フロントの変速機の近くで、「シャッシャッ」だったり、「カリッカリッ」となっている場合もあります。
この場合は、フロント変速機の位置がずれているか、あるいは、やはりワイヤーです。

リアの変速機トラブルのフロントバージョンという状態ですね。

やはり、自転車屋さんで見てもらいましょう。

また、ごく稀ですが、フロントのギヤの歯(チェーンリング)自体が転倒などで、ゆがんでしまっているという場合もあります。

リアの場合でもそうですが、転倒が原因の場合は、修理する箇所が変わる場合もあります。


自転車屋さんに修理で持っていくと、

「こけたりしましたか?」
と、聞かれることがあると思います。

別にこけたことを叱られているわけじゃなく、クロスバイクの異音の原因を早く見付けだすために聞いているだけなので、正直に答えましょう。

また、フロントの変速機の近くで異音がする場合には、時々ですがペダルの根元の部分(クランク)を支える場所(BB)のネジが緩んでいる場合もあり得ます。
滅多にないですが、ごく稀にそういうこともあります。

クロスバイクのチェーンの異音の種類④

また、ペダルを漕いでいて、一周ごとに「カキッカキッ」と定期的に音が鳴る場合もあります。
これは意外と多いです。


この場合は、チェーンじゃなく、ペダルの軸の部分にガタが出ていることが原因の場合が多いです。
特に、クロスバイクに最初から付いているペダルはいまいち弱いです。


最初に付いているペダルのほとんどが、修理はできません。
ペダルごと買い替えということになります。


安いものなら
1,000
円くらいからあります。
ただ、安物だと、また同じように異音が鳴る場合があります。

特に男性の場合、体重があり脚力もあるので、安くて弱いペダルだと、また負けてしまって音が鳴り始める場合が多いです。

オススメは、三ヶ島ペタルのシルバンツーリングです。
3,000
円ちょっとくらいです。

三ヶ島ペタルは埼玉県所沢市にある日本のメーカーです。
競輪選手も三ヶ島ペタルを使うくらい、信頼度の高いメーカーです。

ペダルじゃなくてペタルと言います。
ダじゃなくてタなんです。
点々がついてないのです。
なぜかは分かりませんが、三ヶ島は昔からペタルなのです。

三ヶ島が壊れるという話は滅多に聞きません。
最初は回転がしぶいですが、しばらく使っていると驚異的な回転になります。

さすがにペダル一筋で続いている会社です。

あとはシマノのSAINTペダル。
正式名称
PD-MX80

こちらは定価約8,000円と、お値段は高いですが良いペダルです。
(シマノのペダルは、ここ数年で馬鹿みたいに値上がりしましたね)

元々はマウンテンバイクのダウンヒル用なのですが。
踏み面が広くしっかりしているので、非常に力が伝わりやすいです。

靴が滑らないように、スパイクが付いています。
ずれないのは良いのですが、靴の裏が悪くなってしまうのが気になるポイントです。

また、けっこう距離も乗るという人は、せっかくなのでビンディングペダルに挑戦してみるのも良いかもしれません。
足とペダルをバチンとつなぐあれですね。

ペダル自体は5,000円を切るものもあります。
専用シューズが必要で
10,000
円くらいからあります。

初めて使うと、驚くほど進んで感動すると思います。
最初はこけることもあるかもしれませんが。

クロスバイクのチェーンの異音の種類⑤

それ以外の異音もチェーンの辺りから鳴ります。

例えば、踏み込むときに「ギシッギシッ」という音など。
でも、だいたいはチェーンの責任じゃありません。

でもなぜか、みなさん(僕も含めて)

「チェーンから音がしている!」
と思うのです。

チェーンっていっぱい動いてますし、何だか複雑そうなので、そういうイメージなんでしょう。

ギシギシ音は、原因を突き止めるのが一番難しいです。
サドルが鳴っているのに、チェーンから鳴っているように聞こえることもあります。

というのも「下の方から鳴っている=チェーンが鳴っている!」と思ってしまうからですね。

また、ハンドルの付け根、ヘッドと呼ばれる箇所の締め付けが緩んでいる場合にも、チェーンから鳴っているように聞こえることもあります。

クロスバイクなど自転車のフレームって中が空洞になっているので、音が伝わって足元から鳴っているように聞こえて、またチェーンが鳴っている!と濡れ衣を着せられるんですね。
チェーンも大変ですね。

異音の修理は実はすごく難しい

あれこれいろんな音が鳴るチェーンです。
でも、実際にはチェーンは犯人ではないことが多いのです。

そうなると、犯人捜しをしないといけません。

ペダルが犯人だったら、まあ楽なものですが、場合によっては、あれこれ分解しないといけない場合もあります。
これが非常に厄介なのです。

開けても、そこが犯人じゃないこともあります。
しらみつぶしに犯人を捜し続けるしかありません。

実際、音なんかどこからも鳴っていない、すべての部品が正常という場合でも、人によっては「絶対に音が鳴っている!」と豪語し続ける人もいます。
確かに、その人のクロスバイクで、その人が一番たくさん乗っているわけですから、何かしらの音が鳴っているのでしょう。


自転車屋さんが苦労するのは、こういうときですね。

全ての異音を完全に消そうと思ったら、すべてを分解して洗浄・注油、必要な場合は部品交換をしないといけないこともあります。
オーバーホールというやつです。


この場合、結構な金額も時間も掛かりますし、それなりに専門的なお店じゃないとオーバーホールはできません。

お店によって値段は違いますが、値段相場としては工賃が35万円程度+交換部品料金、結構なお値段です。

まあ、専門的な知識、技術のある人間が13日掛けて作業するので、そのくらい掛かってしまうんですね。

必要な期間については、それこそお店によって全く違います。
お店によっては、
2ヵ月
待ちという場合もあります。

というのも、オーバーホールをしている間、そのメカニックは他の仕事が全くできなくなってしまいます。
メカニックは新車の組み付けや、急ぎの修理など、他にも色々な作業をしないといけません。

場合によっては、メカニックも売り場でレジを打ったり、接客をするお店もあります。
それらの日程によっては、2ヵ月ということもあり得ます。

また、取り寄せが必要な部品というのは、バラしてみないと分からないということも多いですので、長い期間を必要とする場合があります。


オーバーホールは
2
週間以内であれば、十分早いお店でしょう。
物凄く早いお店だと、2日とかで終わることもありますが。

それでも、オーバーホールは異音などがなくとも、できれば少なくとも、2年に1度は受けたいところです。
5
年間オーバーホール無しだと、もう修理不可能になっているという場合もありますから。

まとめ「どの程度の異音まで許すか」

チェーン周りの異音について考えてきました。
意外と、異音はクセモノなんですね。


もちろん、すぐに直る場合もありますし、厄介な場合もあります。
ただ、ある程度仕方ないという音もあります。

特に価格の低いパーツの場合は、どうしても音が鳴るものもあります。
自転車屋さんでみてもらって、走行上安全・問題ないという場合は、ある程度の異音は気にしないというのもアリです。

走っている内に、部品になじみが出てきて、音が消えるという場合もあります。
何にせよ、まずは自転車屋さんで相談して、予算と合わせて修理していくのが良いでしょう。
もちろん、深刻な問題については、早急な修理が必要です。

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