ロードレーサーにスタンドは取り付けられる?

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
ロードレーサーで出掛けてご飯でも食べようという時に困るのが置き場所。ロードレーサーにはスタンドが付いていませんからね。写真を取るときなんかでもスタンドがあると自立してくれて便利ですよね。
ロードに付けられる良いスタンドって無いんですか?そう思っている人は少なくないですよね。
今回はそんなお話です。

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なぜロードレーサーにスタンドはNG?

ロードレーサーにはスタンドが付いていないものが大半ですよね。スタンドを自転車屋さんで取り付けてもらうとすると、断られることもあります。
スタンドがあると便利なのに、なぜでしょう。

一口に言ってしまうと、ロードバイクとはレース機材だからです。レースではスタンドで自転車を立てたりしないんです。スタンドを付けるというのはメーカーの想定外のカスタムになるのです。
スタンドを付けようと思うと、スタンドに荷重がかかってもフレームが耐えられるように設計の段階から強度を想定しないといけません。

「いや、僕はレースはしないので、スタンドが付けられるロードバイクが欲しいんです」
そう言う人も中にはいるでしょう。
しかし、実際にそういうロードバイクが現れても、同じ値段で重量が重いロードバイクを買う人はあまりいません。そんなわけでメーカーは作らないんです。
最近はグラベルロードとかも出ているので、スタンドの付いた街乗り専用ロードみたいなのがいくらか増えても良い気もするんですけどね。

本当にロードレーサーにはスタンドは付かないの?

「そうは言っても本当にスタンドは付かないの?付けようと思えば案外付けられるんじゃないの?」
そう思う人は少なからずいますよね。
実際、街中でロードにスタンドを付けている人を見たことがあるという人もいますよね。
メーカー推奨ではないですが、付けようと思えば付けられます。
ただし、破損のリスクもいくらかあります。

基本的にはアルミのロードには簡易的なスタンドなら付けられるというのが一般論ですね。
ただし、昨今流行っているカーボン並に軽い超軽量アルミロードバイクにはスタンドを付けるのは危険です。超軽量と言われる車種はぎりぎりまでアルミを薄く作っています。
あくまで目安ですが15万円以下のTiagra組みのアルミの車体であればスタンドを付けることも可能、ただし破損のリスクは自己責任となります。
経験上、アルミのロードバイクにスタンドを付けたせいで破損したというのは聞いたことはありませんが、やはり、製造、設計上、スタンドを使うというのは想定外のことなのでリスクは伴います。

どんなロードレーサーにも使えるフラッシュスタンド

「そこを何とか!ロードに使えるスタンドを!」
そんなあなたには、TOPEAKから出ているフラッシュスタンドスリムというものがあります。
折りたたみ式の持ち運びスタンドです。クランクに装着して使います。クランクは人間の体重を支えられる部品ですので、自転車を倒れないように支える程度の力でトラブルが起きることはないでしょう。
スリムという名前の通り、折りたためば少し大きめのスマホくらいのサイズになります。これをサドルバッグなどに入れておけば、どうしてもスタンドを使いたいという時には取り出して使えるというわけです。

もうひとつロードでも使えるスタンドとして有名なものは、GIANTが出しているQR SPORT STANDという製品です。
クイックレリーズにスタンドがくっついているタイプのものですね。
クイックもホイールを支えている部品ですので、そう簡単に車体にダメージが出ることはないでしょう。
ただ、こちらは、フラッシュスタンドのように着脱するタイプではないので、外見が気になるという人もいるかもしれません。

ロードレーサーを壁に立てかける

ただ、どちらもクロスバイクなどのスタンドほどはしっかり立ちませんので、長時間離れる時には壁などに立てかけるほうが安心です。

壁などに立てかける時には、自転車のどこを壁に当てるかが重要です。
個人的にオススメは後輪です。
後輪は強いパーツですし、なおかつ後輪を立てかける=後輪が止まる=前後に勝手に動かないというメリットがあります。
次がハンドルとサドルです。STIがガリガリしないように気を付けましょう。前後に動いてしまわないよう注意しましょう。
駄目なのはフレームで立てかけることです。
フレームはガリガリすると直りません。また、フレームは衝撃には弱いパーツですから、ガツンとなると悲しいことになる可能性もあります。

ロードバイクの室内保管用のスタンド①

室内保管で使うのに便利なディスプレイスタンドというものもあります。
また、メンテナンスに便利なメンテナンススタンドもあります。

・メンテナンススタンド
後輪が浮いていて、ペダルを回して変速などの調整が可能なものです。ホイールの軸、クイックを挟み込むA型スタンドや、チェーンステー、シートステーをフックに引っ掛けて後輪を持ち上げるものが値段もお手頃で手に入りやすいです。
ただ、Aスタンドはセットするのが少々面倒です。
チェーンステー、シートステーをフックに引っ掛けるものは、ずっと使っていると引っ掛けている部分が擦れて傷になるということもあります。
ショップで使うようなフレームやシートポストをクランプして宙に持ち上げるタイプのものは場所も取りますし、それなりにお値段もしますので、一般家庭ではあまり使うことはないでしょう。
ショップで使うものだと、前輪を外して固定するタイプのメンテナンススタンドもあります。こちらは固定力が高いので力が掛かる作業などに向いています。

ロードバイクの室内保管用のスタンド②

・ディスプレイスタンド
ディスプレイスタンドは、後輪は浮かないのでメンテナンスはあまり出来ません。
ただし、チェーンの注油程度であればペダルを逆まわしすれば出来ますし、空気入れも問題なく出来ますので、普段の日々のメンテナンスをする上で特別困るということはないでしょう。
駅の駐輪場などで使われているようなホイールを支えるタイプのものか、ホイールのハブを支えるタイプのものが多いです。
とにかく自転車が立ってくれれば問題ありません。見た目で決めてしまっても良いでしょう。
メンテナンススタンドと違い、強く固定しなくて良いので脱着は楽なものが多いです。
イメージとしては、駅の駐輪場のホイールをガチャンとはめるもののコンパクトバージョンみたいな感じですね。

スタンドの下にパネルマットを一つと、前輪の下にもう一枚パネルマットを敷いておけば床が汚れるのも防げます。

ロードレーサーを自動車に積むためのスタンド

自動車に積むためのスタンドというのもいくつかのメーカーから出ています。
車内に積む場合は、特に慎重になる必要もないのですが、ルーフキャリアなど車の外に自転車を積むというタイプの場合は、ご自身の自動車と適合するか確認しましょう。
ルーフキャリアを販売しているメーカーから取り付け可能車種の一覧というのが出ていると思いますので、そちらを確認して下さい。

自転車屋さんは自動車については詳しくないので、自動車屋さんで聞く方が間違いありません。
オートバックスや、あるいは車体を購入したディーラーで相談してみると良いでしょう。
ご自身で取り付けが出来るという方は自転車屋さんでルーフキャリアを買うのも良いかもしれません。
自転車用のルーフキャリは有名なところだとTHULEなどがあります。
自転車屋さんでも取り扱っている店もありますが、その後の取付なども考えればやはり自動車屋さんで買うのが安心でしょう。

まとめ「どういう目的のスタンドか」

ロードレーサーのスタンドについて考えてみました。
どういう目的のスタンドかということでかなり変わってきます。
ママチャリのように止めたいという目的なのか。或いは室内で保管するのに壁に立てかけると壁が汚れるのでそれを防ぎたいという目的か。もしくは、メンテナンスする時に安定して固定したいという目的か。
必要に応じて購入すると良いでしょう。
とりあえずは、室内保管時に安定して立てられるスタンドが一つあれば便利です。