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クロスバイクで通勤、泥除けは当たり前だろう!

2016.5.2

クロスバイクで通勤しようと思っていますが、泥除けは付けた方が良いでしょうか?
こんな質問をネット上ですると、あれやこれやといろいろな答えが返ってきます。
付けるべきか、付けなくても良いのか意見は様々ですが、あなたはどう思いますか。
通勤・通学はもちろん、街中で乗るなら付ける。ハッキリ言って、それがマナーだと思います。

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通勤、通学用のクロスバイクの泥除けは、誰のため?

まず最初に、クロスバイクの泥除けは、誰のために付けるのか?
当然、自分のために付けるのに決まってる。という答えが返ってきそうですが、果たしてそれだけでしょうか?
確かに一番の目的は、タイヤが撥ね上げる泥水で着ている服や背負ったカバンなどを汚さないようにするために付けるのだから自分のためです。
でも、そのタイヤが撥ね上げる泥水がかかるのはあなただけなのでしょうか。
自転車、特にスポーツバイクのタイヤはサイズが大きく、その遠心力で撥ね上がる水しぶきはかなりの高さまで上がり周囲に飛び散ります。雨の日、自転車のタイヤは、まさに水車なのです。
歩道のない道で人とすれ違う際など、洋服はおろか顔にまで泥水をかけてしまうようなことになります。
誰もいない荒野や地の果てを走るならともかく、通勤や通学でクロスバイクに乗るなら周囲の人に迷惑をかけないよう泥除けを付けるというのはマナーですよね。

クロスバイクには、なぜ泥除けが付いてない?

「クロスバイクってさぁ、なんで泥除け付いてないの?」
こんな質問を自転車好きの人にすると、
「そんなの当たり前だろぉ。スポーツバイクだからに決まってんじゃん。ジャマだし、カッコわりーし…」
こんな答えが返ってきます。
でも、それって本当に当たり前なんでしょうかね。
スポーツバイクは性能を追求する上で、余分なものはすべて排除し軽量化するというのは基本中の基本です。ロードバイクやマウンテンバイク、シクロクロス、BMXなど、自転車競技のために進化したものなら、当然泥除けは不要なものとして排除されるでしょう。
でも、クロスバイクって街乗りや普段使いの自転車として使いやすいようにロードバイクとマウンテンバイクのいいとこ取りをして作られたものですよね。純粋に競技用として開発された自転車じゃないですよね。
だとしたら、ベースはスポーツバイクであっても通勤や通学など街乗りに使用する装備という要素が設計要素として含まれていても良い、というか含まれているべきなんじゃないでしょうか。
確かに、スポーツバイクとして様々なイベントや大会などにクロスバイクで参加している人もいるでしょう。
でも、一概にスポーツバイクというカテゴリーで括り、当然のように泥除けが付いていないというのはいかがなものか。ちょっと考えさせられる問題です。
本来なら、クロスバイクには通勤・通学など街乗りを想定した泥除けが標準装備として付いていて、競技用に使用する人は取り外すというほうが自然な考え方ではないかと思います。

クロスバイクに泥除け、付ける付けないの論議の前に

「あのさぁ、マナーだとか、開発された目的がどうだとか、ゴチャゴチャ言う前に、実際に泥除けのないクロスバイクを雨の日に通勤や通学で乗るとどうなるの?こっちの方が先でしょ」と、まずそのことが気になる方もいると思うので、私の体験をちょっとここで。
私の場合、クロスバイクではありませんでしたが、以前Fujiのマウンテンバイク(当然泥除けは付いていません)に乗っていた時の話です。転職して給料もちょっと上がり、初めて買ったスポーツバイクです。ロードバイクほどではないにしろ軽快に街中を走れ、便利で、通勤にもちょくちょく使っていました。
ある夏の日、代々木の会社から西馬込のアパートにそのマウンテンバイクで帰る途中でのこと。突然の夕立に遭い、しようがないのでちょっと雨宿りをして一休み。30分もすると小降りになったので、再び自分のアパートに向けて走り出しました。
当然路面はまだ雨でビチャビチャです。でも夕立のおかげで熱気も薄れ、「たまには雨もいいもんだなぁ」などと思いながら軽快に走り出したとたん、「ん、ん…?!」水しぶきが前から後ろから。タイヤが撥ね上げる泥水が容赦なく顔や背中を襲ってきました。
でも、アパートももう近かったので、「えーい!」と全力疾走で家路をまっしぐら。メガネをゴーグル代わりに突っ走った結果、大変なことになりました。
頭のてっぺんから泥水に飛び込んだようにジャリジャリ。ジーンズは何とかなりましたが、Tシャツとアロハは泥と油の汚れが洗っても落ちずにオシャカなった覚えがあります。背負っていたカバンも汚れを落とすのに苦労しました。ハァ~…´Д`

クロスバイクで通勤や通学、雨の日は乗らなければ

一見、正論のように聞こえますが、先ほどの私の体験のように雨は突然降ってきます。近頃はゲリラ豪雨など、いつどこで雨が降るのか、そうカンタンに予想ができません。
天気予報が当てにならないのは、皆さんもいろいろなところで体験していますよね。雨が降ったからといって、乗っていたクロスバイクを途中で乗り捨てるわけにもいかないでしょう。
すると、「雨が上がってから乗ればいいだよ」なんて言うかもしれません。
でも、雨が上がったからといって路面がすぐにドライになっているわけではありませんよね。あちこち水溜りだってあります。夏でも路面が乾くまでには、それなりに時間がかかるものです。その間、ずーと待っていられるでしょうか。現実的ではないでしょう?
雨宿りをする時間の余裕が常にあるとは限りません。やはり泥除けは付けた方が無難でしょう。

通勤や通学用だろうと、ないのが前提という意見も

「汚れるとか、汚れないなんていうことではなく、そういうものだということを前提として乗るもんなんだよ。嫌ならクロスバイクはもちろん、スポーツバイクに乗らないこと。雨の日なんか汚れることは当たり前なんだから。それでも乗って、汚れるのが嫌ならレイン用のウェアやジャケット、また汚れても良い服などを着ればいい。ワリキリの問題だよ」
という意見もあります。
まぁ、こう言われてしまうと身も蓋もありません。
しかし、これはスポーツバイクというものに対するこだわりというか、プライドとして、そんなものは邪道だということを言っているだけにすぎないという気がします。
最初の方でも書きましたが、自分が汚れるか汚れないかという視点だけではなく、タイヤが撥ね上げる汚れた水が他人にもかかるおそれがあることに配慮していませんよね。
独りよがりのこだわりが他人の迷惑になる、ということも考えないと。

まとめ、泥除けなしなら、雨の日は乗らないで

というわけで、タイトルにもあるように
「クロスバイクで通勤、泥除けは当たり前だろう!」というのが私の考え。
ちょっと厳しい意見かもしれませんが、クロスバイクはもちろん、スポーツバイクを通勤や通学など街乗り用として使用する場合、泥除けを付けないなら雨の日はできるだけ乗らないで欲しいと思います。
もし、乗るのなら周りの人に配慮して、すれ違う際などは極力スピードを落として泥水を撥ね上げないように注意して乗ってください。ツーリングなどロングライド楽しむ人たちの間では、そうしたマナーや気配りは当たり前のこととして自転車に乗っています。
それがカッコイイ大人の気配りというものではないでしょうか。

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