自転車を安全に使う!荷物を載せる荷台の種類!

自転車の荷台を使ったことはありますでしょうか。ママチャリは標準で付いているものも多くあります。今回の記事では、ママチャリ以外の自転車に付けることの出来る荷台や荷台を使う時の注意点、ツーリングのおすすめスポットについて紹介していきます。

自転車の荷物を乗せる荷台について語りましょう!

一般的なママチャリにも付いている荷台はキャリアとも呼ばれていて、ママチャリのみではなくマウンテンバイクやクロスバイク、ロードバイク等の多種類の自転車に取り付けられることを知っているでしょうか。

最近では、車に乗っていると自転車のツーリング等で、荷物を沢山乗せている自転車が多く見かけるようになりましたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

自転車でツーリングをしようと思うと、荷物が多くなりますね。

この多くの荷物を乗せるとなると、荷台は必要不可欠なパーツとなります。

荷台が最初から装備されているママチャリもありますが、ツーリングともなりますと、走行距離も長くなり大変なので、クロスバイクやロードバイク等を使用することの方が多いです。

しかし、荷台が初期装備されていない自転車も多いので、荷台を選ぶときの重要なこと注意点も書いていきます。

まず一つは、荷物の重量に耐えられる荷台を選ぶこと!

荷物の重さは、人によってさまざまですので、荷台が耐えられることを想定して選ぶことが必要です。

次に、タイヤのサイズに合わせた荷台を買うこと!

タイヤのサイズは何種類かあるため、お使いの自転車に取り付けられることを確認して選ぶことが必要です。

続いて、前輪用と後輪用の荷台があるため気を付けること!

基本的に、後輪側の荷台に荷物を積む事が多いので、後輪用の荷台を取り付けた方が良いと思います。

最後に、ツーリングをするなら荷台の素材も考えましょう!

素材は、アルミニウムやスチール等の素材があります。

アルミニウムは軽量でとても良いのですが、壊れてしまった時に修理が難しいです。

スチールでしたら壊れてしまっても、鉄工場に持っていけば、修理をしてくれることもあります。

長旅になるということでしたら、スチール製の荷台の方が、もしものときに対応がしやすいですね。

次は種類が豊富な荷台を紹介してきます。

荷台に荷物をツーリング!おすすめキャリア紹介!

ここではおすすめのリアキャリアについて紹介していきましょう。

1.メーカー:MINOURA
モデル:MT-800N
価格:3,463円(税抜)
重量:1.2kg
耐荷重:18kg
対応タイヤ:24〜26インチ
素材:スチールパイプ
特徴:マウンテンバイクやクロスバイクに対応しているモデル。耐久性が良いため使っている人も多い人気のリアキャリアです。

2.メーカー:TOPEAK
モデル:スーパー ツーリスト DX チューブラー ラック
価格:4,400円(税抜)
重量:700g
耐荷重:25kg
タイヤ経:26インチ
素材:アルミ合金
特徴:こちらもマウンテンバイクやクロスバイクに対応しているモデル。重量が軽く、耐荷重も多いのが特徴で、ディスクブレーキ対応型もあるリアキャリアです。

3.メーカー: TIOGA
モデル:CL-588-1 Triangle Tube Rear Carrier
価格:2,700円(税抜)
重量:510g
耐荷重:25kg
タイヤ経:26〜29インチ
素材:アルミ合金
特徴:29インチのタイヤでも使えるモデル。重量がとても軽いのに耐荷重も多く価格もとてもお手頃なリアキャリアです。

この3メーカーの荷台はとても人気で、このモデルの他にディスクブレーキ対応可能モデル等数多くのリアキャリアがあります。

次は、自転車の荷台に荷物を積むときの規則があるので紹介します。

その荷物、荷台に載せるの待った!自転車にも最大積載量がある!?!

ここでは、ママチャリ等の一般的な自動車の最大積載量について説明していきます。

自転車のフレーム当たりに付いている「警告」と書いているシールを見たことはありますか。

このシールに最大積載量の記載がありまして、シールの種類によって記載されている内容が異なっています。

また、JIS規格で定められている乗員体重は、65kgとなっています。

こちらの乗員体重は、自転車の設計をするときの標準的な体重のことです。

この乗員体重以上であっても、すぐに壊れてしまうことはないです。

では、荷物の重さはどのくらいまで、大丈夫なのでしょうか。

一般的に良くある表記は、クラス15とクラス25(27)の2つがあります。

クラス15は最大で15kgまで、クラス25(27)は最大で25(27)kgまでキャリアに載せられるという意味のことです。

チャイルドシートを取り付ける場合は、最大で25(27)kgまで載せられる自転車でないと、使用してはいけない決まりとなっています。

また、チャイルドシートを含んだ重さになってます。

ということは、クラス15の自転車には、チャイルドシートの使用が出来ないということです。

事故が起こらないために定められているんですね。

荷物の大きさは、高さが30cmまでで、幅はキャリアの幅プラス10cmまでとなっています。

荷台に荷物を載せるにも、しっかりした規則があります。

点検については、年に1度はすることをおすすめします。

キャリアの取り付け部分が緩んでいたり、また変形している場合、安全とは言えないので、しっかり点検してもらいましょう。

ちなみに二人乗りは、5万円以下の罰金、あるいは2万円以下の罰金、又は科料になることがありますので、二人乗りはやめましょう。

次は、ツーリングをするときに、どんなスポットがあるのかをご紹介していきます。

自転車でツーリング!おすすめスポット特集①

ここからは、自転車の荷台に荷物を積んで、ツーリングのおすすめスポットをご紹介しています。

1.日本海オロロンライン[北海道]
北海道でとても長く真っすぐな道で、日本海を眺めながら自転車で走行すると、とても気持ち良い気分が味わえます。
壮大な海の広さにひたすら続く道で、自然を感じましょう。
とても長い道程になるため、飲料水等の準備をしっかりして行きましょう。

2.美瑛[北海道]
景色がとても良く畑が広がっており、息を吸って吐いてと思わず深呼吸をしたくなるような自然が広がっています。
「丘の町美瑛」とも呼ばれており、季節によっても見える景色が違うので一度のみならず、何度も来たい絶景スポットですね。

3.利尻島[北海道]
離島となっている利尻島!船に乗らないと行けませんが、とても雄大な利尻富士を眺めながら、島をぐるっと一周出来る最高のスポットです。
1周するのに約60kmの距離で、自然を感じます。
特に、日ヶ丘展望台等数ヶ所の展望台があり、それぞれの展望台から見る景色は絶景です。

4.支笏湖公園自転車道[北海道]
千歳市の中心からスタートし、支笏湖までの距離26.5kmの自転車道路です。
整備されている道や距離からして、初心者には優しいサイクリングスポットになります。
ただし、途中で見かける「クマ出没注意」の看板があるのが少々怖いですが、ゴール地点には雄大な湖と、奥には恵庭岳という山が見える綺麗なスポットになっています。

自転車でツーリング!おすすめスポット特集②

特集①では、北海道の紹介になってしまったため、次は本州のツーリング・サイクリングスポットをご紹介していきます。

5.小笠原諸島父島[東京都]
東京都でも自然が溢れていて、世界自然遺産にも登録されている島です。
全体的にとても良い絶景スポットになっていて、山頂まで登り続けるのが大変ですが、頂上からの景色は達成感を感じること間違い無しです。

6.八ヶ岳[長野県]
長野県と山梨県の境にある山の総評で、日本百名山の一つでもあり、とても有名な山です。
ツアーの企画等も行っていて、サイクリングコースとしても有名な山の一つです。

7.山中湖[山梨県]
富士五湖の一つであり、五湖中では一番の面積の湖です.
湖畔一周の距離が約14kmで、アップダウンが少ないのため、初心者でもおすすめのサイクリングロードになります。
綺麗な景色が広がっているので、眺めて走ると、とても優雅な気分になります。

8.琵琶湖[滋賀県]
日本最大の面積を持つ湖で、一周するとなると約180km程にもなるロングコース。
自転車では、琵琶湖を一周するのに時間が掛かるため、一泊することもあるかもしれません。
一泊することも想定して、荷台に荷物を積んでしっかり準備し、いい思い出を作りましょう。

自転車でツーリング!おすすめスポット特集③

ここでもツーリング・サイクリングのスポットをご紹介します。

9.しまなみ海道[広島県ー愛媛県]
広島から愛媛までを繋ぐ10本の橋で、全長は約60kmの自転車業界では、有名なスポットの一つです。
サイクリングイベント等も行われていて、自転車で海を渡る壮大な経験はなかなか出来ません。
途中で休憩するのに荷台に荷物をしっかり積んで備えましょう。
また、美味しい食べ物を満喫しながら楽しむのも良いですね。

10.夕やけこやけライン[愛媛県]
直線的な道路が続き、アップダウンが少ないためとても快適です。
海が青く、伊予灘を眺めながら、優雅な気持ちでサイクリングが楽しめます。

11.生月サンセットウェイ[長崎県]
青い海と緑がとても多いため、自然を感じやすいスポットです。
自動車のCMでも利用されることがあるほどの絶景スポットです。

12.竹富島[沖縄県]
外周が約9kmしかないからこそ、周りの景色を堪能しながら楽しめるスポットです。
民家も特徴的で海も綺麗なので、周りを見てるだけで楽しめます。

このように、数多くの自転車スポットをご紹介しましたが、まだここには記載してないスポットもたくさんあります。

ツーリングをしてみて、絶景スポットを探してみて下さい。

まとめ・自転車の荷台について

今回の記事では、自転車の荷台の種類や最大積載量等を書かせて頂いきました。

最大積載量のこと等を知らなかった人も多いのではないでしょうか。

もし機会がありましたら、フレームに付いているシールを見てみて下さい。

すると、どのくらいの重さまで対応出来るかが分かるはずです。

特に、ャイルドシートを使っているママさんは、見ておくことに越したことはないと思います。

事故があってからでは遅いですからね。

自転車を乗るときは安全に気をつけましょう。