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ロードバイクの気になる値段、安いモデルは問題なし?

2016.7.13

ロードバイクの購入を考える時、性能はもちろん、気になるのは価格ですよね。相場を確認して、それなりに用意は出来ていても、安く買えるならそれに越したことはありません。でも、安いモデルはなんとなく不安。問題はないのでしょうか。検証していきましょう。

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ロードバイクの値段が比較的安いメーカーは?

コストパフォーマンスの高さを挙げるとすれば、やはり第一にはGIANTの名が浮かんでくるのではないでしょうか。それに比肩するとされる、TREKも同様です。どちらのメーカーもかなり幅広いラインナップを取り揃えており、10万円を切るモデルすら存在しています。Wiggleというイギリスにある自転車通販サイトをご存知でしょうか。今年の3月にオリジナルブランドのロードバイク、その名もWiggle Road Bikeを衝撃の3万円台でリリースしました。送料を含めても5万円に収まってしまう衝撃でしたが、残念ながら既に取り扱いを終了しています。2017年のモデルをリリースするのかどうか注目しておきたいところですね。国内にも目を向けてみましょう。都心でも地方に行ってもどこでも目にすることができる、国内最大の自転車チェーン店「サイクルベースあさひ」にもオリジナルブランドのプレシジョンというロードバイクがあります。ビギナー向けというコンセプトですが、69,980円と極めて格安のロードバイクです。このように、最近では大企業から格安ロードバイクが提供される流れが出来ています。

ロードバイクの値段が安い、のは安心?

値段だけを見て安心か、安全かを判断することは出来ません。どのようなスペックのバイクがどの程度の相場になるのかは、大手メーカーを参考にするのが良いでしょう。
まずはGIANTのDEFYシリーズ、DEFY4を見てみましょう。税抜価格で85,000円となっています。スペックとして主に着目すべきはコンポーネント類です。このDEFY4にはSHIMANO CLARISシリーズが採用されており、変速機構はフロント2枚、リア8枚の16速構成となっています。同様にTREKの1.1はどうでしょうか。こちらは税込み99,000円となっており、やはりコンポーネント類にはSHIMANO CLARISが採用されています。どちらもアルミロードで16速という、日常使いには殆ど何ら不便が無いながらも、現在主流のロードバイクのスペックと比較するとどうしても物足りなさが否めない、といったところです。
最も提供能力が高い大手メーカーが実現できる価格を更に割り込んで安く提供できる、というからには何らかの特別な理由が必要です。そういった安さのバイクはスペックをじっくり調べて安さの原因を探ったほうが良いでしょう。場合によってはルック車の可能性があります。

ロードバイクの値段の安さはコスパの良さ?

一概にはそうとも言えません。やはりコストパフォーマンスの高さの指標とするべきは、最大手の最安モデルでしょう。先にもご紹介したGIANTのDEFY4、あるいはTREK1.1、サイクルベースあさひのプレシジョンなどは価格から言っても良く出来たバイクであると言えるでしょう。それらよりも更に安いものにはそれなりの理由があります。その安さの理由を突き止めてなお、納得が出来るのであればコストパフォーマンスが高い、ということになるでしょう。
しかし、コストパフォーマンスの良さとは人によって定義が違ってくる部分でもあります。より軽く、より速くを求める人に最安のモデルは全く目的に合っていませんから、幾ら安くともコストパフォーマンスに優れる、という評価にはなりません。価格は安いに越したことはありませんが、それはあくまでもスペックと比較してこそのものである、という考え方を忘れないようにしたいものです。規格外の安さともなれば、一般的な能力の何かが犠牲になっていると考えるのが自然です。

初心者にもおすすめのモデル①

まずはスペックも何も考えず、単純に「ロードバイク」として考えてみましょう。やはり最大手であれば安心感が違います。最大手最安モデルとして挙げてきたGIANT DEFY4とTREK1.1は間違いなくおすすめできます。タイヤには25Cを採用と乗り味はスポーツすぎず、変速は16速構成と少々物足りないにせよ、レースに使うのでなければ何ら不足はありません。アップライトなポジションでロードバイクにしては気軽な乗り方が可能です。まさに入門用バイクとして、「ロードバイクを体験してみる」には最適なモデルと言えるでしょう。加えて、GIANTストアとTREKストアは多くの店舗を展開しており、サポートを受けるのにも適しています。初めてロードバイクを購入した直後は、ちょっとした異音が発生するだけでもかなり不安になってしまう事があります。そういうとき、メーカーのサポートが直接受けられる店舗に心当たりがあるのは非常に心強く、初心者にとっては強い味方になります。

初心者にもおすすめのモデル②

スポーツバイクに極めてありがちなケースとして、とりあえず安めのモデルから入ってみたものの、深くハマり込んでしまって、気付けば何台もスポーツバイクを買っていた…ということがあります。お金と置き場に余裕がある方には問題ありませんが、多くの人はそうでは無いでしょう。ですから、初心者とは言え考える余裕があるのなら、購入前に自分にはどんなバイクが合っているのかをよく検討する時間を設けたいところです。
ロードバイクを選ぶくらいですから、やはり速度に魅力を感じている人は多いでしょう。そして速度というのはいずれ競いたくなってくるものでもあります。当然、レースで実力を試したいと考えるようになる人も少なくありません。そんなことも視野に入れたとき、初心者が購入すべきモデルは何でしょうか。
ここではCANNONDALEのCAAD12をオススメします。アルミ番長とまで言わしめるキャノンデールのCAADシリーズは、アルミフレームにおいて他メーカーに1歩抜きん出た存在です。CAAD12では、モデル最低グレードでもコンポーネントにSHIMANO105シリーズを採用。完成車で20万超と価格のインパクトはあるものの、レースにも十分に使えるコンポーネントとフレーム性能は、深くスポーティなライディングにハマり込んだあとも何ら不満なく付き合い続けられるものとなるでしょう。

初心者にもおすすめのモデル③

初心者がロードバイクを思い浮かべるとすると、ドロップハンドルと細いタイヤ、自転車とは思えないスピード感、といったところでしょうか。しかしそれを主に使用するシーンは街中であり、通勤・通学路であることが大半となる人も少なくないでしょう。そんな生活に密着した使い方には、残念ながらロードバイクが向いているとは言い難い側面もあります。そこで、シクロクロスバイクを考えてみるのも悪くありません。ロードバイクに酷似した形状でありながら、荒天や悪路に強く、運搬にも長けたモデルがあります。まさに日常使いにはぴったりです。そんなシクロクロスバイクのベストセラーかつロングセラーの代表格であるGIOSのPUREDROPは初心者にうってつけです。フロント3枚、リア9枚でマウンテンバイクさながらの27速構成、ママチャリとほぼ同様の太さである35Cのタイヤ、キャリアーの取り付けが可能な拡張性の高いフレームと、スピードを抜けば走破性の高さと快適性は群を抜いているものがあります。更に完成車で税込み118,000円と極めて手頃な価格なのも見逃せません。

価格とスペック、何を優先するのかをよく考えよう!

一昔前なら、ロードバイクを購入するのに10万円台というのは考えられませんでした。しかし最近では、しっかりしたロードバイクが10万円台どころか10万円を切ってくるものまで存在します。我々ユーザーにとっては豊富な選択肢を用意された良い時代であるとも言える反面、価格だけでは安心できるものなのかどうか判断が難しくなってしまったとも言えます。価格と合わせてロードバイクに自分が何を求めるのか、しっかり考えて選ぶようにしたいものですね。

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