豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

検証!ピナレロのロードバイクfpuno

      2016/11/25

検証!ピナレロのロードバイクfpuno

2012年のツールドフランス以来、人気の高まるブランド、ピナレロですが、プロ仕様のものだと、とても高価ですよね。ピナレロのロードバイクの特徴を見つつも、お求めやすい商品はないでしょうか?今回は、そんなピナレロのロードバイクとその中のモデルfpunoについて、独自の視点で検証してみました。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001662-1.jpg
自転車のパーツの名前分かりますか?フレームって何?

自転車のパーツには様々な種類があり、それぞれに特徴的な名前が...

pwk0001661-1.jpg
ルイガノのマウンテンバイクは復活しない?29erが消えた!

実は2017年ルイガノのカタログから、マウンテンバイクを含め...

pwk0001660-1.jpg
チェーン交換時期の目安は?ロードバイクはギアに影響あり?

ロードバイクのチェーン交換しようかな。 でも交換するには早...

pwk0001659-1.jpg
シマノのカセットスプロケットで自転車を10速以上へ

ロードバイクをエントリーモデルからスタートするとリアの変速段...

pwk0001658-1.jpg
シマノアルテグラがR8000シリーズにモデルチェンジ!

このほど、シマノのロードバイク用コンポーネントのセカンドグレ...

pwk0001657-1.jpg
シマノのマウンテンバイク用29erホイールの実力は

「クロスカントリーのレースなら29インチだね」なんて声を...

pwk0001656-1.jpg
クロスバイクのブレーキ交換で105キャリパーにできるか?

一般的なクロスバイクに搭載されているVブレーキですが、ストッ...

pwk0001655-1.jpg
自転車のフレームは自分で交換できるのか?いくらかかるの?

自転車に慣れてくると色々なパーツを交換したくなるものです。 ...

pwk0001654-1.jpg
バーテープの巻き方ってどうやるの?交換でピストを楽しむ

ピストバイクは、変速機がないシングルスピードの自転車です...

pwk0001653-1.jpg
自転車のハンドルとブレーキレバー交換に必要なものとは?

皆さんは、ロードバイクやクロスバイクのハンドルを交換したくな...

pwk0001652-1.jpg
自転車のタイヤが走っているときに急に外れることはあるのか

皆さんは自転車で走っているときに、急にタイヤが外れてしまった...

pwk0001651-1.jpg
mtbのブレーキの鳴きが出たときの対処法とは?

mtbなどの自転車で、悩まされることのひとつに、ブレーキの鳴...

pwk0001650-1.jpg
24インチの自転車の適応身長は?インチだけで選んで大丈夫?

皆さんは自転車を選ぶときに何を参考にしますか? インチ別に...

pwk0001649-1.jpg
自転車で1000キロ走るとはどのくらいの距離なのか?

皆さんは1000キロというと、どの位の距離を想像しますか? ...

pwk0001648-1.jpg
自転車の前輪から異音がする!原因は何だ?点検してみよう

自転車に乗っていると前輪付近から、何とも言えない異音がするこ...

pwk0001647-1.jpg
ロードバイクに補助ブレーキは必要?取り付け方法を教えて!

ロードバイクに乗っている方、これから乗り始める方。 補...

pwk0001646-1.jpg
ロードバイクのスピードメーターを後輪に付けてみよう!

ロードバイクに慣れてくると、自分の走りを数値化してみたくなり...

pwk0001644-1.jpg
カンパニョーロのシャマルウルトラはヒルクライム向き?

ヒルクライムとはロードレースのひとつで、山や丘を登り、そのタ...

pwk0001643-1.jpg
カーボンだけじゃない!アルミハンドルにも軽量な物はある

ロードバイクに慣れてくると、軽量化を図りたくなるものです。 ...

pwk0001642-1.jpg
mtbのハンドル幅が60㎝を超えたら法律ではどうなる?

皆さんは「普通自転車」の定義をご存知でしょうか? また、こ...

スポンサーリンク


ピナレロのロードバイクの特徴~フレーム~

ピナレロはツール・ド・フランスでも近年優勝者を何度も排出しているプロサイクリングチーム、TEAM SKYへバイクを供給していることでも有名です。そんなピナレロが手掛けるロードバイクのフレームには、他社に見られない強烈な特徴があります。それがアシンメトリックフレームです。ピナレロは自身をイノベーションと同義とうたっており、その科学的なアプローチは抜きん出ているかもしれません。
アシンメトリックフレームとは、その名の通り左右非対称のことであり、驚くべきことにピナレロのアシンメトリックフレームは実際に左右が異なった形状をしています。自転車には右側にドライブトレインが装着されており、チェーンに引っ張られる力が働く右側とそうではない左側には異なった力が働くことをピナレロは発見しました。この違いを相殺するために、左右で異なる形状、硬さを実現しているわけです。そのアシンメトリックフレームで特徴的なのは、波打った形状のフォークとステーでしょう。この形状を一目見るだけでピナレロのバイクであることがわかります。後半にピナレロfpunoについて詳しく述べます。

ピナレロのロードバイクの特徴~価格~

ピナレロはイタリアの名門老舗であり、自転車界ではコルナゴと並んで高級車の代名詞でもあります。また、近年までは殆どシティバイクを手掛けることはなく、ほぼ全て手掛けるモデルはスポーツバイクだけでした。その姿勢が感じさせる通り、高性能のバイクのみを供給しようとするだけあって価格にも妥協はありません。他社のような、とくにコストパフォーマンスに優れるとされるメーカーとは実に対照的です。
シティバイクのカテゴリに唯一存在するクロスバイクであっても、その価格は完成車で15万円をゆうに超えます。GIANTやTREKの最も売れ筋のバイクと同等のモデルを比較しても、概ね10万円ほど高額になると思っても行き過ぎではないでしょう。
ロードバイクの最廉価モデルfpunoであっても15万円超からとなっており、そもそも一桁台の価格のバイクが存在しないという点を見るだけでも他社との違いが際立ちます。一流のモノを手に入れたい、そういったユーザーに人気があるのも頷ける話でしょう。

ピナレロのロードバイクの特徴~乗り心地~

ロードバイクのfpunoをはじめ、ピナレロはイノベーションを全面に押し出してくるだけあって、そのフレーム設計思想も非常に特徴的です。本当の均等を生み出すために左右を非対称にする、などとはそうそう思いつくものではありません。そんなピナレロはカーボンフレーム成型に特に定評があり、特徴的である波打った形状のフロントフォークとリアステーもカーボン素材によるものです。この波打った形状のフロントフォークの振動吸収性は極めて高性能で、いまやピナレロのプロダクトの大半に採用されています。
振動吸収性に優れたカーボンフォークとステーを採用するだけあって、多くのユーザーがその乗り心地の良さを賞賛しています。しかし乗り心地が良いと言ってもそれはツーリング車のようなものと違って、レースのような環境でのコントロール性の高さからくるものでしょう。つまり、ロングライドをのんびり走っても疲労しにくいという性格のものではなく、スピードの乗った状態で接触の危険性や落車の危険性のある中でもバイクをコントロールしやすく、ストレスが少ないという評価を得ていると言えるでしょう。

女性にお勧めのピナレロfpunoサイズ

日本の成人女性の平均身長を調べてみると、平成25年時点で158.1cmであることがわかります(厚生労働省調べ)。
続いてピナレロfpunoが展開するサイズは以下の通りです。(表記はピナレロのサイズ表記:トップチューブ水平換算)
44sl(510), 46sl(515), 50(528), 52(540), 54(550), 56(565), 58(575), 60(585), 62(595)
さて、ピナレロはウェブサイトを見てもサイズ表記以外に適正身長チャートのようなものの記載がありません。そこで、とりあえず便宜上GIANTのDEFY ADVANCEDのサイズチャートを参考にさせて貰うと、トップチューブ長530mmで適正身長は165~175、545mmで170〜185、560mmで180〜190となっています。これをある程度の基準として見れば、平均身長よりも身長が高くない女性が選ぶべきサイズは少なくとも50以下、ということになるでしょう。
そうは言っても、ロードバイクを選ぶ際、メーカーや車種によってジオメトリは違いますし、骨格や体型によっても選ぶべきサイズは変わってきますので、大きすぎなければ良いや、という感覚で購入に踏み切ってはいけません。

男性にお勧めのピナレロfpunoサイズ

同様に成人男性の平均身長を調べて見ると、平成25年時点で171.6cmとなっています。女性とは反対に、平均身長と同等あるいは上回る身長の男性は50以上を選ぶべき、ということになるでしょう。
ロードバイクは、ピナレロfpunoに関わらず、メーカーや車種によってジオメトリが異なると説明しましたが、トップチューブ長についても芯-芯の長さ(センター-センター:ジオメトリの表記はC-C)、あるいは芯-パイプ開口部端の長さ(センター-トップ:ジオメトリの表記はC-T)があり、パイプの太さによってその差も大きくなってきます。各メーカーによってジオメトリ上C-Tを採用するかC-Cを採用するかもまちまちです。
自転車は各部の数センチの違いで適正身長の範囲が変わってきます。メーカーごとのサイズ表記やジオメトリを見て適正なサイズのフレームを考えるからには、極めて詳細に数字を拾って、綿密に計算しなければなりません。それを考えるのがまた楽しいんだよ!という方も中にはいるかもしれませんが、そうでない方はショップでサイズを測って貰うほうが安心ですね。

ピナレロfpunoの購入方法

ピナレロfpunoの購入方法について、最も素直な方法を考えると、販売代理店へ赴いて直接購入する、という方法が挙がってきます。前項でもご説明したとおり、サイズを自分で判別する、というのは中々難しい問題ですので、出来ることなら正規の販売店へ赴いて、お店のスタッフに計測してもらうのが最も安心です。
ピナレロは世界中でも日本では特に人気のあるロードバイクのメーカーです。そのため、ニューモデルも他国に比べて早めにリリースされる傾向があり、販売代理店も数多く存在します。地方であっても販売代理店を探すことはそれほど難しくないでしょう。
さて、それでもサイズ感はわかっているから自身で少しでも安く購入したい、あるいは既に手に入らない過去のシリーズを中古でも良いから購入したい、という方も中にはいるかもしれません。そんな方はネットオークションあるいは中古車取り扱いのサイクルショップを探すのもありでしょう。そういう事を試そうとする方には言うまでも無いことですが、中古やインターネット経由での購入はサイズが合わなくても返品できないリスクや、車体にダメージがあるリスクなども考慮のうちに含めなければいけません。

ワンランク上のメーカーならピナレロ!

ほぼレーシングマシンしか手がけないメーカーなだけあって、ピナレロは車で言うところのランボルギーニとされている高級車メーカーです。手に入れる商品に対する社会的なステータスを求めるなら、ピナレロを検討候補から外すわけにはいきませんよね。

 - ロードバイク 海外メーカー, 自転車全般