豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

検証!ピナレロのロードバイクfpuno

      2016/11/25

検証!ピナレロのロードバイクfpuno

2012年のツールドフランス以来、人気の高まるブランド、ピナレロですが、プロ仕様のものだと、とても高価ですよね。ピナレロのロードバイクの特徴を見つつも、お求めやすい商品はないでしょうか?今回は、そんなピナレロのロードバイクとその中のモデルfpunoについて、独自の視点で検証してみました。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001884-1.jpg
ロードバイク本体やパーツを通販で購入するときの注意点

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。 ロードバイ...

pwk0001779-2.jpg
ジオスのロードバイクは種類が豊富!その評判とは?

イタリアの「GIOS(ジオス)」は、ジオスブルーで有名な老舗...

pwk0001875-1.jpg
スプロケットにスペーサーを入れれば何速用でも対応可能か?

スプロケットとは、自転車の後輪に付いているギアの歯車のこ...

pwk0001866-2.jpg
自転車のタイヤに空気が入らない原因と対策を考える

当たり前のことですが、自転車はタイヤに空気が入らないと動...

pwk0001860-2.jpg
山手線に乗って一周したことある?自転車ならどれ位掛かる?

東京や首都圏在住の方なら、一度は乗ったことがあると思われ...

pwk0001775-2.jpg
クロスバイクとロードバイクの違いは?坂道はどちらが向く?

スポーツ自転車に初挑戦するときに悩むのは、どの車種を選ぶ...

pwk0001772-2.jpg
カンチブレーキを交換したい!どんなブレーキが良いの?

カンチブレーキをご存知ですか? 昔はほとんどのMT...

pwk0001770-2.jpg
mtbにロード用のコンポを搭載したらどうなんだろうか?

スポーツ自転車のコンポは、mtb用とロード用に分かれてい...

pwk0001785-2.jpg
ラレーのロードバイクはクラシカルなデザインで評判!

ラレーは、イギリスで100年以上の歴史を持つ自転車メーカ...

pwk0001883-1.jpg
プロ推奨!ロードバイクのおすすめフロント・リアライト

ロードバイクやクロスバイクを買ったら、他に買う必要のある物の...

pwk0001882-1.jpg
【ランキング】おすすめロードバイクペダル【10選】

ロードバイクのペダルと言えば、靴とペダルがガチャッと一体にな...

pwk0001858-2.jpg
プロが選んだ!おすすめロードバイクホイールのランキング

ロードバイクの走りを左右する最も重要なパーツは何かと聞かれれ...

pwk0001857-2.jpg
おすすめロードバイクタイヤ10本をランキング形式でご紹介

ロードバイクで最も重要なパーツはホイールですが、タイヤはその...

pwk0001832-2.jpg
色々な人のためにプロが本気で厳選したロードバイクのサドル

ロードバイクのサドルとは奥の深いもので、お尻の痛み問題をはじ...

pwk0001766-2.jpg
fsaのクランクの評価と他メーカーのコンポとの互換性は?

fsaのクランクは、BB30仕様の完成車によく使われてい...

pwk0001765-2.jpg
bianchiのクロスバイクは人気が高い!サイズ選びも重要

現存する最古の自転車メーカーが、イタリアのbianchi...

pwk0001763-2.jpg
クロスバイクのタイヤ700x28cとは何のことを表しているの?

スポーツ自転車のタイヤは、種類によって使用されているタイ...

pwk0001762-1.jpg
自動車のミラーに接触したかも!どういう対処すればいい?

自転車に乗っていて、自動車のサイドミラーと、自転車のハン...

pwk0001761-1.jpg
自転車タイヤのバルブ交換をしたいけどどんな種類があるの?

自転車のホイールから突き出ている小さな突起物が、タイヤに...

pwk0001760-1.jpg
自転車の逆走は重大な違反です!取締りが強化されたわけとは

2015年の道路交通法改定により、自転車の違反に対する取...

スポンサーリンク


ピナレロのロードバイクの特徴~フレーム~

ピナレロはツール・ド・フランスでも近年優勝者を何度も排出しているプロサイクリングチーム、TEAM SKYへバイクを供給していることでも有名です。そんなピナレロが手掛けるロードバイクのフレームには、他社に見られない強烈な特徴があります。それがアシンメトリックフレームです。ピナレロは自身をイノベーションと同義とうたっており、その科学的なアプローチは抜きん出ているかもしれません。
アシンメトリックフレームとは、その名の通り左右非対称のことであり、驚くべきことにピナレロのアシンメトリックフレームは実際に左右が異なった形状をしています。自転車には右側にドライブトレインが装着されており、チェーンに引っ張られる力が働く右側とそうではない左側には異なった力が働くことをピナレロは発見しました。この違いを相殺するために、左右で異なる形状、硬さを実現しているわけです。そのアシンメトリックフレームで特徴的なのは、波打った形状のフォークとステーでしょう。この形状を一目見るだけでピナレロのバイクであることがわかります。後半にピナレロfpunoについて詳しく述べます。

ピナレロのロードバイクの特徴~価格~

ピナレロはイタリアの名門老舗であり、自転車界ではコルナゴと並んで高級車の代名詞でもあります。また、近年までは殆どシティバイクを手掛けることはなく、ほぼ全て手掛けるモデルはスポーツバイクだけでした。その姿勢が感じさせる通り、高性能のバイクのみを供給しようとするだけあって価格にも妥協はありません。他社のような、とくにコストパフォーマンスに優れるとされるメーカーとは実に対照的です。
シティバイクのカテゴリに唯一存在するクロスバイクであっても、その価格は完成車で15万円をゆうに超えます。GIANTやTREKの最も売れ筋のバイクと同等のモデルを比較しても、概ね10万円ほど高額になると思っても行き過ぎではないでしょう。
ロードバイクの最廉価モデルfpunoであっても15万円超からとなっており、そもそも一桁台の価格のバイクが存在しないという点を見るだけでも他社との違いが際立ちます。一流のモノを手に入れたい、そういったユーザーに人気があるのも頷ける話でしょう。

ピナレロのロードバイクの特徴~乗り心地~

ロードバイクのfpunoをはじめ、ピナレロはイノベーションを全面に押し出してくるだけあって、そのフレーム設計思想も非常に特徴的です。本当の均等を生み出すために左右を非対称にする、などとはそうそう思いつくものではありません。そんなピナレロはカーボンフレーム成型に特に定評があり、特徴的である波打った形状のフロントフォークとリアステーもカーボン素材によるものです。この波打った形状のフロントフォークの振動吸収性は極めて高性能で、いまやピナレロのプロダクトの大半に採用されています。
振動吸収性に優れたカーボンフォークとステーを採用するだけあって、多くのユーザーがその乗り心地の良さを賞賛しています。しかし乗り心地が良いと言ってもそれはツーリング車のようなものと違って、レースのような環境でのコントロール性の高さからくるものでしょう。つまり、ロングライドをのんびり走っても疲労しにくいという性格のものではなく、スピードの乗った状態で接触の危険性や落車の危険性のある中でもバイクをコントロールしやすく、ストレスが少ないという評価を得ていると言えるでしょう。

女性にお勧めのピナレロfpunoサイズ

日本の成人女性の平均身長を調べてみると、平成25年時点で158.1cmであることがわかります(厚生労働省調べ)。
続いてピナレロfpunoが展開するサイズは以下の通りです。(表記はピナレロのサイズ表記:トップチューブ水平換算)
44sl(510), 46sl(515), 50(528), 52(540), 54(550), 56(565), 58(575), 60(585), 62(595)
さて、ピナレロはウェブサイトを見てもサイズ表記以外に適正身長チャートのようなものの記載がありません。そこで、とりあえず便宜上GIANTのDEFY ADVANCEDのサイズチャートを参考にさせて貰うと、トップチューブ長530mmで適正身長は165~175、545mmで170〜185、560mmで180〜190となっています。これをある程度の基準として見れば、平均身長よりも身長が高くない女性が選ぶべきサイズは少なくとも50以下、ということになるでしょう。
そうは言っても、ロードバイクを選ぶ際、メーカーや車種によってジオメトリは違いますし、骨格や体型によっても選ぶべきサイズは変わってきますので、大きすぎなければ良いや、という感覚で購入に踏み切ってはいけません。

男性にお勧めのピナレロfpunoサイズ

同様に成人男性の平均身長を調べて見ると、平成25年時点で171.6cmとなっています。女性とは反対に、平均身長と同等あるいは上回る身長の男性は50以上を選ぶべき、ということになるでしょう。
ロードバイクは、ピナレロfpunoに関わらず、メーカーや車種によってジオメトリが異なると説明しましたが、トップチューブ長についても芯-芯の長さ(センター-センター:ジオメトリの表記はC-C)、あるいは芯-パイプ開口部端の長さ(センター-トップ:ジオメトリの表記はC-T)があり、パイプの太さによってその差も大きくなってきます。各メーカーによってジオメトリ上C-Tを採用するかC-Cを採用するかもまちまちです。
自転車は各部の数センチの違いで適正身長の範囲が変わってきます。メーカーごとのサイズ表記やジオメトリを見て適正なサイズのフレームを考えるからには、極めて詳細に数字を拾って、綿密に計算しなければなりません。それを考えるのがまた楽しいんだよ!という方も中にはいるかもしれませんが、そうでない方はショップでサイズを測って貰うほうが安心ですね。

ピナレロfpunoの購入方法

ピナレロfpunoの購入方法について、最も素直な方法を考えると、販売代理店へ赴いて直接購入する、という方法が挙がってきます。前項でもご説明したとおり、サイズを自分で判別する、というのは中々難しい問題ですので、出来ることなら正規の販売店へ赴いて、お店のスタッフに計測してもらうのが最も安心です。
ピナレロは世界中でも日本では特に人気のあるロードバイクのメーカーです。そのため、ニューモデルも他国に比べて早めにリリースされる傾向があり、販売代理店も数多く存在します。地方であっても販売代理店を探すことはそれほど難しくないでしょう。
さて、それでもサイズ感はわかっているから自身で少しでも安く購入したい、あるいは既に手に入らない過去のシリーズを中古でも良いから購入したい、という方も中にはいるかもしれません。そんな方はネットオークションあるいは中古車取り扱いのサイクルショップを探すのもありでしょう。そういう事を試そうとする方には言うまでも無いことですが、中古やインターネット経由での購入はサイズが合わなくても返品できないリスクや、車体にダメージがあるリスクなども考慮のうちに含めなければいけません。

ワンランク上のメーカーならピナレロ!

ほぼレーシングマシンしか手がけないメーカーなだけあって、ピナレロは車で言うところのランボルギーニとされている高級車メーカーです。手に入れる商品に対する社会的なステータスを求めるなら、ピナレロを検討候補から外すわけにはいきませんよね。

 - ロードバイク 海外メーカー, 自転車全般