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自転車のスポークが折れる原因と折れたときの対処法

      2017/08/10

自転車のスポークが折れる原因と折れたときの対処法

細くて、すぐにでも折れてしまいそうな自転車のスポーク。
実際に折れることがあります。

折れる原因は様々で、防ぎようのないこともあります。
ですが、折れてしまったときの対処法やその後に対応を知っておくと、慌てずに済むと思います。

ということで、今回は自転車のスポークが折れる原因などをお伝えしていきます。

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そもそも自転車のスポークの役割は?

スポークとは、自転車の車輪を作るパーツのひとつです。
スポークのおかげで車輪は軽くなり、路面から伝わる衝撃を和らげてくれ、風が横から吹いてきてもバランスを崩さずに走り続けることができます。

自転車には通常、ショックを抑える機能は備わっていません。
そのため、アルミ製のホイールがメインとなっている現在でも、オフロードタイプの自転車にはスポークが使われています。

スポークは、限界まで自転車を軽くしようと、努力を重ねたことにより生まれました。

乗り手の体重を支え、どの方向からの力も受け止めきれるように、骨組みだけにしてしまっただけではなく、リムへの固定はねじ込み式なので、正確に調整が可能です。

円盤のような形のホイールを使っているタイプもありますが、車輪の重さを減らせるというメリットがあるので、ほとんどはスポークを使用しています。

こんな細いのに、どうして折れることもなく、人を乗せていられるのかと、疑問を抱いた人もいるかと思われます。

スポークは、上から押し潰されるような力や、上下左右に曲げようとする力には、非常に弱いという性質を持ちます。

しかし、その反面、引っ張られることに対しては強いのです。

具体的に説明すると、スポークはハブを上から吊り下げるような状態で、乗り手と自転車そのものの重さを支えています。

自転車のスポークが折れる原因

自転車の部品のひとつであるスポークが折れる原因は、衝撃によるものよりも、使い込んだことによる場合が多いかもしれません。

大抵はハブの穴の形がエルボーと合わないか、もしくはニップルとリム穴の据わりが悪いため、ニップルがおかしな方向を向いてしまうかの、どちらかが原因でしょう。

BD-1の場合は幅が狭いので、角度が無理をしていることと、♯15番で組んでいたことが原因だと思われます。
試しに♯14番に取り換えてみると、コーナーを曲がりやすくなっただけではなく、数年経ってもスポークが折れる気配をみせません。

この他に、テンションがバラバラだったときは、一部のスポークに負荷が集まってしまうので、それがパンクや故障に繋がります。

安いものになると、ハブの穴の精度が良くなかったり、単純に品質が悪いという可能性も挙げられます。

700Cのホイールとコースターブレーキを組み合わせた結果、たった半年でリアのスポークがエルボーから折れたという話もあります。
これは恐らく、コントロールした際に、テンションがリムブレーキよりも、大きくかかったせいではないでしょうか。

また、スポークのテンションが緩すぎても問題です。
負荷が余計にかかるため、溜め込んだ重圧が一気にあれて、破損する危険性が高まります。

自転車のスポークが折れる原因は他にもある

自転車のスポークが折れる原因の中には、将棋倒しに巻き込まれるということもあります。
あっという間に大量の自転車が、隣の自転車の上に被さるようにして倒れていくのです。

真横からの衝撃に弱い自転車にとっては、致命的なダメージとなるでしょう。

もし自転車が横倒しになっていたら、すぐさま目視確認をしてください。
そして、少しでもスポークが曲がっていたら、早めに新しいものと取り換えることをおすすめします。

曲がったスポークは、ピンッと張る力が低下しているため、非常に折れやすいのです。

たまに「買ったばかりなのに、もうスポークが折れてしまった。不良品なのだろうか?」という疑問を見かけますが、これは違います。

恐らく強風などのせいで、知らない間に倒れてしまったのでしょう。
後は古くなったので、劣化してきたという可能性もあります。

ただ、例え新品でも、上手く組めていなければ、どんなスポークでも折れてしまいます。

ホイールを組み立てるときや、ニップルをどの順番で締めていくかなどの細かい技術はいくつもあり、それらには相性もあります。

組み合わせが悪いと5本・10本と、どんどん折れていき、修復不可能なところまで来てしまいます。

5本以上が連続で折れたときは、ホイールの組み方が間違っているという意味なので、一度、分解してから組み直しましょう。

後は、これを何度もやって、慣れていくしかありません。

スポークは1本でも折れると他にも影響する

自転車のスポークが折れると、その両隣か、ひとつ先にあるスポークにも負荷が掛かります。
その結果、連鎖するように、次々と他のスポークが折れていくという事態に陥りやすいのです。

後輪だと、その確率は上がります。
最悪、リムにまで影響が出るかもしれません。

前輪は、後輪と比べれば荷重が小さいため、まだ使える可能性は残っています。

しかし、ホイールは、左右に振れているかと思われます。
ブレーキのタイプがVブレーキやキャリパーブレーキだった場合、常にブレーキが掛かっているような状態なので、かなり乗り心地が悪くなるでしょう。

スポークは隣にあるものを含めて、2本でワンセットだと考えましょう。

このうち片方が折れると、強度も半分に減ります。
つまり、半分の力が掛かれば、折れてしまうということです。

折れれば折れただけ、1本のスポークに掛かる負荷は増えます。
振動を与えなければ、そのままでも走れますが、バランスは取りにくくなります。

さらに走っている最中に残りのスポークも折れていき、最終的にはホイールが壊れてしまうでしょう。

スポークが太めのステンレスで作られており、たまたま折れただけなら、まだマシです。
鋼など錆び付きやすいもので出来ている上に、他にも調子の悪い部分があるなら、スポークを全部新品にするのもひとつの手です。

自転車のスポークが折れた後の対応

自転車のスポークが折れると他のも、あっという間に折れてしまう可能性があるため、いざという時に備えて、新品を買っておくことをおすすめします。

ですが、たった1本折れただけで新しいものを買うのは、割に合わない気がしますよね。
専門店に頼めばスポークを取り換えてくれることがありますが、メーカーとホイールのランクによっては、受け付けてもらえません。

MAVICなどは、補修用の部品を揃えている製品が多いので、スポークの交換や張り直しを前提としていると考えてもいいでしょう。

値段こそ高めですが、レース会場がどんなところなのかを考慮してホイールを作っているので、修理や整備がやりやすい構造になっていることが多いようです。

シマノは、スポークだけを売ってくれることはありませんが、一般的なスポークを使っている場合、グレードが低めのホイールなら交換してくれることもあります。

これは下位グレードのものは、車体をあまり軽くしようとしていないので、そのぶん強度があるだろうと判断しているからです。

また、ホイールセンターというものもあります。
売っているお店にホイールを送らせて、メーカーが直すというサービスです。

ただ、フルカーボンホイールの場合は、あくまでもレースのためだけのものという認識なので、一度スポークが折れたら諦めてしまうのが普通です。

自転車のスポークは種類がたくさん!

自転車のスポークには様々な種類があります。
これを頭に入れておけば、スポークが折れるような事態に陥っても、落ち着いて、どのタイプにするのかを選べます。

・ずん胴スポーク
定番のスポークで、断面がどこも同じ直径の円となっています。

・段付きスポーク
くさび効果があるので、破損することを想定して、取り付け部分の太さは変えていません。
代わりに中間を細くすることで、軽くすると共に空気抵抗も減らしています。

シングル・ダブル・トリプルの3タイプがあります。

シングルは、エルボー以外はずん胴スポークと変わりません。
タンデム車や荷物を積み込む旅行用に使われます。

ダブルは、段付きスポークの中では、最も定番です。
そのまま「段付きスポーク」と言えば、ほとんどはこれを指しています。

エルボーとネジの部分は、ずん胴スポークと同じですが、中間は細くなっています。
主にレース用のものに使われています。

トリプルは、エルボー・中間・ネジの全ての外径が、全部違っているもののことです。
強さと軽さの両方に長けています。

自転車のスポークが折れる原因と折れたときの対処法 まとめ

自転車のスポークが折れるのは、仕方ない部分があります。
自分で交換する場合は、熟練した人の意見を聞いたりしながらするのが良いと思います。

通勤や通学で乗っている人なら、専門店などにお任せする方が、その後も安全に乗れるのでオススメです。

どんなに大切に乗っていても壊れるときは壊れるので、その後の対処法なども頭に入れておきたいですね。

 - ホイール スポーク, 自転車全般