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自転車のフレームがサビついていたときの対処法と対策

      2016/11/25

自転車のフレームがサビついていたときの対処法と対策

自転車を見たとき、大半の人が、一番最初に目につくのがフレームだと思います。
そんなフレームにサビが生じていたらどうでしょうか?
大事にしている人ほど、見つけた瞬間のショックは計り知れないでしょう。

今回は、そんなことにならないための方法と、サビが見つかった場合の対処法をお伝えします。

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フレームにサビが生じる原因

自転車のフレームにサビを見つけたら、見た目と機能の劣化を防ぐためにも早めに取り除いて下さい。

サビが広がってチェーンやワイヤーなどに侵食すると、ブレーキなどの効きが悪くなり、スピードも出しにくくなります。すると快適さが失われるので、乗っていてもあまり楽しくありません。

また、ネジが錆びると潰れやすくなり、パーツの取り外しが不可能になってしまうかもしれません。そうなると修復は無理なので、新しく買い直す羽目になるでしょう。

サビを少しでも防ぐには、濡らさないことが大事です。
とはいえ天候は突然変わるので、雨を確実に避けるのは難しいでしょう。

そこで保管場所を、室内などの屋根があるところを選ぶようにすることをおすすめします。

ですが、屋外にしか置いておけないという場合も多いでしょう。
そんな時は、ホームセンターなどに売っているビニール製のカバーを被せると良いですよ。

なお、自転車が苦手としているのは水気だけではなく、塩気も同様です。
海の近くに住んでいる人は、なるべく屋内にしまっておき、こまめに水分を拭き取りましょう。

フレームのサビの落とし方

自転車のフレームにサビが浮いてしまっても、いくつかの道具があれば取り除けます。

まずは、「スプレー式のオイル(なければ灯油を)」「ステンレス製のブラシ」「ウェス(いらない布なら何でも構いません)」「軍手」「研磨剤(または細かい紙やすり)」を用意します。準備が出来たら取り掛かりましょう。

1.サビのある場所にオイルを吹き付けます。

灯油ならウエスに染み込ませてから塗り込みましょう。塗ったら数分待って下さい。

2.傷を付けないように気を付けながら、ブラシでこすります。

全部のサビを落とすのは、まず無理なので、ある程度綺麗になったら次の工程に進みましょう。

もし余計な傷を作ってしまうと、そこから水気が入り込み、新しいサビが生まれてしまいます。

3.研磨剤をウエスにつけたものか、紙やすりを使い、ざらつきがなくなるまで磨きます。

4.新しくサビが出来るのを防ぐために、磨いたところにオイルを塗り込みます。

この一連の流れをこなせば、自転車はきっとピカピカになりますよ。

サビに強い自転車のフレーム

自転車のフレームにはサビに強いものと弱いものがあります。
その中でもアルミは、もともと錆びないようにする性質を持っており、軽いのでよく素材に採用されています。

ボーキサイトからアルミナという物質を取り出し、それを電気分解したものがアルミです。
ボーキサイトは、金属類で最も数が多く、コスパも良いので、スポーツタイプのバイクのフレームは、ほとんどアルミで造られています。

アルミは重くないぶん、かなりの脆さを秘めています。そのため熱や腐食に耐えられるようにしたり、強度を上げるためには何かを混ぜ込まなければいけません。
これを「アルミ合金」と言います。種類は非常に豊富で、自転車に使用されるのは6061や7075であることが多いようです。

7075は、最も強度に長けていますが、その反面腐食を弱点としています。加工も難しく、大抵は高値がつきます。

一方、6061は、特殊な焼き入れを行うことで、耐久性はもちろん腐食にも強くなります。

もうひとつはカーボンがあります。釣り竿やゴルフクラブに使われていることが多いですが、近頃は自転車のフレームなどにカーボン製のものを見かけるようになりました。

カーボンは炭素の糸を何本も束ねて一枚の大きな布を作り、それを何枚も重ね合わせ、接着剤でくっつけたものを指します。

しなやかで軽いことが特徴ですが、布の製作過程によって、性質はだいぶ変わってくるので、一概に良いとは言い切れません。

サビに強い自転車のフレーム②

サビに耐性のある自転車のフレーム素材はいくつかあります。今回はその中から2つほどご紹介したいと思います。

ひとつは「チタン」です。

錆びない、軽い、強度が高いと三拍子揃っていることで知られています。

難点は、空気に触れている状態では溶接が不可能という性質を持っているため、手間の分だけ高価になってしまうのです。

3AL-2.5Vと6AL-4Vという2つが主に使われており、パイプの値段を始め、耐久力と引っ張った際の強さがそれぞれ違います。

軽いフレームが欲しければ後者を選びましょう。性能に関しては問題はありません。唯一、ネジ類にだけは専用のグリスを塗るなどの手入れを行いましょう。

もうひとつは「ステンレス」です。

ママチャリのハンドルやリムに使われていますが、どちらかと言うと物干し竿や台所の方が馴染み深いのではないでしょうか。

ステンレスと鉄は別物だと世間では認識されていますが、実はそうでもありません。
鉄の中にクロムとニッケルを混ぜたものがステンレスなので、鉄と同じだと言ってもあながち間違いではないのです。

ステンレスにも種類がありますが、クロムを12%ほど入れると表面が膜で覆われるので、それがサビを防いでくれると言われています。

サビに弱い自転車のフレーム

自転車のフレームに使われる素材のうち、アルミとカーボンではカーボンの方が長く持つことが判明しています。それではクロモリと比べた場合は、どちらに軍配が上がるのでしょうか。

クロモリは、鉄の中にクロムとモリブデンを混ぜ込んだ合金で、剛性が高く、衝撃を吸収するクッションのような役割を果たしてくれます。そのためクロモリ製のロードバイクを愛用している人も多く見られます。

難点は値段が高く、アルミよりも重いことが挙げられます。
そしてサビにも耐性がありません。もし雨の日にクロモリの自転車に乗った際は、必ずクランクを取り外して、シートポストを抜きましょう。こうすると湿気が溜まりにくくなります。

このように、こまめな手入れを欠かさなければ、クロモリはそれなりに長く使えます。
目安は5年と言われていますが、強度はもちろん、使い込んだことによる金属疲労もアルミよりは進みにくいそうです。
無茶をしなければ5年以上乗ることは十分可能だと思われます。

寿命に関してはカーボンが上回っていますが、同じものを長く使いたければ、クロモリの方が良いかもしれません。

自転車にサビを生じさせない方法

自転車のフレームにサビが浮かなくなるには、溜まった汚れと水気を放っておかないで、きちんと拭き取ることがポイントです。特にボルトやネジなどの小さなパーツは錆び付きやすいので気を付けましょう。

保管する場所に関しては、出来れば室内にしまっておくのが最適です。スペースがなければ、最低でも雨風を防げる屋根が付いたところを選びましょう。

濡れたままにしておくと、ボトムブラケットから水が入り込み、やがてサビへと繋がります。これはフレームだけではなく、組み込まれているパーツ全体に影響を及ぼすので絶対に乾かしましょう。

サビに素材は関係ありません。どんなにサビに強くても、錆びる時は錆びます。

水気を取るには、フレームとサドルを繋いでいるパイプを外し、逆さにひっくり返せばそのうち水分が抜けます。

サビを防ぐスプレーやクリーム、オイルを塗るのも悪くありません。ただし、しばらくすると効果が切れてしまうので、完全防止というわけにはいかないようです。

やはり綺麗な布で、こまめに拭いてあげるのが最も効果的かと思われます。こうすることで、愛着も湧きますよ。

まとめ こまめなケアがサビを防ぐ

金属である限り、ほとんどのものが錆びる可能性を持っています。
その可能性を限りなく低くするのは、こまめなケアです。

濡れたらすぐ拭くようにして、大切にしていきましょう!

また、保管場所にも気を配り、雨の当たらないところにおくようにして、水から守ってあげましょう。

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