埼玉県にある峠をロードバイクで走ろう

埼玉県には秩父周辺には自然豊かな素晴らしい峠がたくさんあるんですよ!
ほかにもおいしい食べ物もたくさんあるのでロードバイクでヒルクライムを楽しみながらお気に入りのお店を見つけるのも楽しいかも!?

初心者向け!ロードバイクで走る埼玉県定峰峠

埼玉県比企郡東秩父村から秩父方面に抜ける定峰峠は、漫画の中でも登場する峠道でとても有名です。
ロードバイク乗りがヒルクライムをするのにも良いポイントです。

定峰峠(さだみねとうげ)は、距離5.1km、平均勾配:5.3%、獲得標高:262mです。

道は路面の状態も良く、坂・カーブ共に緩やかで、標高620Mの地点まで6%位の傾斜を時間をかけて登るので、初心者でも比較的楽に登れ、標高も稼げます。

ただ、見晴らしの良い場所も無く、ひたすら林道のような所を5kmも走るので、少し味気ないかも知れません。

また、雨の定峰は自転車乗りや自動車乗り位しか来ませんが、晴れの日には自転車乗りよりも自動二輪車のほうが多いくらいになるのは注意すべき点です。

人気の理由については、北武蔵におけるグリーンラインの起点でもあり、定峰を登り切り標高を稼ぐ事で、単体では手強い「白石峠」「高篠峠」「大野峠」等々を登山の尾根歩きのように制覇できるのも理由の一つでしょう。

さらに、グリーンライン上の補給場所でもある茶屋が、ここ以外殆ど営業していないのも重視すべき点でしょう。

比較的勾配が緩やかで初心者向けと言われていますが、個人的には、自分のペースで登れる「ヒルクライムモード」と、全力で走り続ける「平地全力モード」の間に位置する「ある意味最も苦しい」コースである気もします。

初心者向け!ロードバイクで走る埼玉県有馬峠!

ここでは、ロードバイクで峠を走ったときの話をしていきます。

有間峠に挑戦する為、早朝に出発し、埼玉県名栗村のさわらびの湯に到着しました。ここの駐車場で自転車を組み立てます。

広々とした駐車場は、周辺のツーリングや登山の拠点にもなっている様子で、バイクやハイカーの集団を何組も見かけました。

先ずは山伏峠を目指し、緩やかな傾斜の県道53号へ向かいます。

峠を越えるのは大変で一緒に走行した仲間も久し振りの山道で膝が痛くなってしまったので、日没までにスタート地点に戻るべく、以後はペースを落します。

色々ありましたが、標高609mの山伏峠に到達しました。

ですが、獲得標高は出発点の標高(230m)を差し引いて、380m程です。

この山伏峠は傾斜もキツイ所で8%程度と、奥多摩周辺の峠としては初心者向けで挑戦しやすいようです。

春には秩父市内羊山公園の芝桜の丘が見頃で、車ではかなりの渋滞になりますが、ロードバイクだと車間をスイスイ通れちゃうのが良いですよね。

埼玉県蓑山から秩父へ

埼玉県蓑山から秩父への平均斜度は5.5%程度で、途中で下り基調か平坦な道のお休みポイントがあります。

しかし、勾配10~14%の登りも散見されますので、ロードバイクでヒルクライムの練習をするのにはうってつけです。
斜度に合わせたギアやフォームの選択をする練習にも向いていますね。

また、美の山公園までの道のりは、道幅が非常に広いうえ路面状況もとても良く、交通量が非常に少ないのでローディにとって非常に都合が良いです。

ところでこの埼玉県蓑山、グーグルマップ等では「蓑山」という表記ですが、現地では「美の山」という表記で統一されていています。

美の山公園には、いくつか展望台が設けられ、非常に良い眺めを楽しめます。
公園への乗り入れは非推奨ですので、押し歩き及び担ぎ上げでRS8と共に公園内を楽しみます。

こちらは東秩父方面を望んだ眺望です。

秩父市街への眺望から、日本二百名山の一つ「武甲山」が見えます。
かなり迫力のある山でしたが、スマホの超広角レンズ撮影では小さく見えてしまいます。
せっかくなので山頂を目指すのも面白いです。
公園内はバイクを押し歩き、途中の草地からは担くことになりますので、頭に入れておきましょう。

頂上には木製の椅子と机が置かれているだけで、少し寂しい感じでしたが、せっかく来られたのでしたら一度は登頂してみては如何でしょうか。
再び峠を下り彩甲斐街道(県道140号線)へ向かい、荒川を横断すれば、長瀞です。

埼玉県秩父・飯能はロードバイク乗りに最高!

埼玉県秩父・飯能は、道が狭く交通量も少なく、アクセスしやすいのに山深い感じがとても素敵で、ロードバイクには最高ですね。

吾野と越生の真ん中の山にポツンとある、ギャラリィ&カフェ「山猫軒」には、引っ切り無しにお客さんが来られます。

しかし、そこまでの道のりは大変で、吾野駅出発3分後に斜度13%の坂をひたすら上ります。

それから10kmも走らずに獲得標高が500mを超えたのには驚きました。

ですが、それ以上に驚いたのはスプリンター君がヒルクライムとかクリテリウムに出たら優勝出来るかもと思える程、上りが普通に速かった事です。

更に山猫軒の手前の斜度18%の坂を何とか乗り越えるとようやく到着します。

そして入った店内は、凄く雰囲気があってオシャレで素敵でした。

ピザも美味しくて、ロードバイクの新境地開拓かと思えるほど、いい目的地が出来ました。

静かな林道をノンビリ上ると身も心も癒されますね。

美味しいものと絶景と会話を楽しむと、実にリフレッシュされます。

最初の飯盛峠を上がってしまえば、尾根づたいに白石峠までクリアできます。

帰りに定峰峠を過ぎて秩父まで下りてきたら、わらじカツ丼を食べるのがオススメです!

グルメも堪能できる埼玉県の有名サイクリングコース

今回の荒川周辺のロードバイクのサイクリストの中で、超有名コースを紹介します。

秋ヶ瀬公園をスタートし、荒川サイクリングロードを越えて、埼玉県の峠を攻める165kmのコース。

公園は、無料で駐車できますが午後7時に閉門するので注意が必要です。

スタート地点から上流に向かって走り、県道を高坂駅方面へ行くと25km程で最初の休憩場所として有名な、戸守のローソンがあります。

そして、物見山に向かう大東文化大学前の本格的な坂を上りきって、物見山公園で埼玉名物のシロクマパンが売ってます。

林道猿岩線は、6kmで500m程上がる、けっこうな斜度の急坂です。

涼しい木立の中を緩やかに上っていく奥武蔵グリーンラインを上っていくと刈場坂峠に到着します。

そして、秩父名物の一度食べるとクセになる豚みそ丼がありますので、林道丸山線を下り、ランチタイムをするのもおすすめです。

あとは秩父界隈ではおなじみの定峰峠を裏から上ります。

緩やかな一定の勾配を8km上ると標高620mの峠の茶屋に到着します。
ここから150mほど上りきったら、すぐに下って、トキガワベースに到着です。

閉店したコンビニを無料のサイクリングステーションとして有志が運営されています。
それから高坂駅へ行き、秋ヶ瀬公園まで往路と同じルートをバイクで走ってゴールです!

埼玉県の峠といったらここ!白石峠

埼玉県白石峠は、言わずと知れた関東ヒルクライムの超有名スポットで、距離約6.3km、標高差約540mのヒルクライムルートです。

平均勾配は8%で、序盤から10%弱の勾配が続き、中盤に10%オーバーが連発します。

急勾配のコーナーを抜けて、また急勾配が眼前に広がる九十九折なので、かなりきついかもしれません。

しかし、終点を「0km」として、0.2kmごとにある距離看板のおかげで位置を把握しやすいのは、ありがたいです。

序盤の2km程は急勾配が続きますが、そこは民家のあるエリアで四季折々の花を楽しむこともできます。

途中にある湧き水ポイントの水を、ペットボトルで持ち帰ったり、直に飲む人もいるそうですが、煮沸してから飲むことをおすすめします。

白石峠に初めて行かれる方は、「勝負平橋」という看板がある場所からは緩やかなコースですので、全力で走って下さい。

なお、目の前の急坂(グリーンライン)は別のコースのようで、自動車は通行止めですが自転車は走れますので気をつけて下さい。

頂上にはロードバイク乗りさんで賑わう、堂平山天文台があります。

標高850mはとても寒いのですが、是非もうひと踏ん張りして展望台まで登ることをお勧めします。

埼玉県の峠のサイクリングコース

自然も多く意外にたくさんの峠がある埼玉県。
都心からも日帰りで帰ってこれるなどアクセスもしやすいので挑戦するのにもいいでしょう。また秩父周辺には有名な飲食店など多数ありますのでロードバイクでヒルクライムを楽しんだあと立ち寄りたいものです。お店からお店まで結構歩いたりするのでロードバイクでの観光はおすすめ。