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競輪で使用できる自転車メーカーは決まりがあった!

2016.11.11

競輪選手が乗っている自転車メーカーって気になりませんか?

とてもスピードが出て、同じ人間が漕いでいるとは思えないですよね。
何か自転車に秘密があるのでは?と思ったり・・・

色々気になることがあると思いますが、今回は、競輪で使用できる自転車メーカーをご紹介します。

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競輪選手が乗っている自転車

競輪選手が使っている自転車を大別すると、ピスト車・ピストレーサー・トラックレーサーとなります。

それから、さらに細分化することで、競技用自転車とか競技用トラックレーサーと呼ばれるものになります。

ピストというのは、競技場のトラックのことを指す言葉で、フランス語のピステから来ています。

ピストレーサーは、フランス語と英語の組み合わせなので、語呂が悪いのではないかという観点から、トラックレーサーという名前ができたようです。

ちなみに実際には、競輪選手たちは競輪場のトラックをバンクと呼んでいます。

ピスト車には、大雑把に3種類あります。

そのうちの一つが、NJS認定ピスト(競技用自転車)です。

日本の競輪で使用できる規格で、認定を受けた工房でのみ作られています。

基本的には、それら工房は個人経営の小さな工房で、大手メーカーとしては、ブリヂストンとパナソニックの2社があるだけです。

フレームからパーツ、パイプやラグ(継ぎ手)など、すべて承認された部品しか使えません。

そして、競輪において車体の軽さは、まったく重視されず、レースで破損することのない丈夫さが求められています。

それでも車体重量は、7kgから8kgなので、ママチャリがだいたい15kgであることを考えると、かなり軽いけど丈夫な自転車だと言えます。

競輪以外の自転車競技で使えるピスト

ピストの中には、レース用ピストというものがあります。

競輪では使用されておらず、競輪以外のピストレースで使用されています。

フレーム素材に指定がないため、カーボンやアルミなどの素材で、競輪用の自転車より軽量に作られることが多いです。

パーツは、規則に違反していなければ何でも使えるため、ブリヂストンやパナソニックという国内の大手メーカー以外にも、ジャイアント、ルック、コルナゴ、ピナレロなどメーカーのパーツやフレームを見かけます。

ピストレースではブレーキ使用禁止なので、基本的にはブレーキがありません。

他のピストとしては、ストリートピストというものがあります。

街乗り用のピストで、アメリカのメッセンジャー(手紙などの配達人)が、ピスト車を好んで使っていたことが日本でも流行しました。

メーカーも流行にのることで、レース用ピストを改良したため、街乗り専用モデルが登場しました。

改良点として一番に目に付くのは、ブレーキの装着です。
ちゃんと前後についています。

そのため、ピストレースに出ることができません。

そういうところから「ピストもどき」なんて呼ばれることもあり、ちゃんとした競技車を乗らないまま、ピストを語る人が増えている傾向があるようです。

競輪に使える大手自転車メーカーは2社だけ

もともと自転車競技に力を入れていたブリヂストンから、自転車部門だけが独立してできたのが、ブリヂストンサイクル株式会社です。

そのため歴史は、ブリヂストンの自転車競技部発足の1964年まで遡ります。

1999年には改称を行って、ブリヂストンサイクルレーシングチームの名前が「ブリヂストン・アンカー」になりました。

そこから名前を取って、ブリヂストンやアンカーというブランド名で自転車フレームの製造・販売をしています。

現在は、サイクルレーシングチームを保有しており、一般向け自転車・既製品メーカーの大手として認識されています。

競技用自転車だと既製品ではなく、ほかのフレームビルダーと同様に、競輪選手の要望に応じたオーダーメイド製造をしています。

それをアンカーフィッティングシステムと呼び、専用のフィッティングマシンまで用意して、細やかなチェックを可能にして、ポジションの調整・決定を行っています。

色指定も豊富で、自分だけの自転車を作れることを特徴にしています。

もう1つの大手自転車メーカー

大手の電機メーカーであるパナソニックグループの自転車会社として位置しているのが、パナソニックサイクルテック株式会社です。

パナソニックグループの創業者である松下幸之助には、自転車店で働いた経験からくる自転車への強い思い入れから設立されました。

自転車本体、ライト、タイヤなどの業界に参入して、フレームメーカーの老舗の一つとして認知されています。

1980年代には、レーサー系ラインナップに加えて、セミオーダー車を提供しています。

スポンサーとして、ロードレースチームにフレームを提供しており、大きくて有名なロードレースであるツール・ド・フランスにも出場した経験もあります。

成績からすると、チームタイムトライアルが得意で、ステージ優勝も記録していますし、日本国内の完成車メーカーとして、初めて個人総合優勝を獲得したこともあります。

さらに、公益財団法人JKAの認定を受けて、競輪用自転車のフレームも生産しており、他社と比較して安価であることから、多くの競輪選手が愛用しています。

競輪競技に使用できる自転車メーカー一覧

競輪に使われている自転車は、すべて公益財団法人JKA(旧:日本自転車振興会−NJS)の認定を受けたメーカーが製造しています。

先ほども述べましたが、具体的には、大手メーカーとして有名な2社、ブリヂストン、パナソニックがあります。

他にも、多くのメーカーが競輪用自転車に関わっており、大手2社以外だと個人経営している小さい会社であることがほとんどです。

およそ30社がフレームを製造しています。

JKA自体は、健全なる余暇を推進し、公営競技である競輪および、オートレースを統括するための組織です。

管轄は経済産業省です。

近年では、公営競技不振によって業績が悪化、それを解消するための効率化を図るために、競輪を統括していた日本自転車振興会、オートレースを統括していた日本小型自動車振興会、それら2つが2007年に統合されることでJKAは作られました。

JKAという三文字は、自転車、競輪、小型自転車、オートレース(Autorace)、それぞれの頭文字から取られたものです。

競輪で使用出来る自転車部品メーカー一覧

競輪の自転車には規格があって、JKAが認定している企業でしかフレームやパーツを提供できません。

認定されたフレームを製造しているのは、ブリヂストンとパナソニックという大手メーカーをおよそ30社で、認定されたパーツを作っているのは、シマノなどのおよそ20社です。
パーツメーカーを見ていくと、

・ハンガ部品などは「(株)スギノ エンジニアリング」「(株)シマノ」「(株)八田製作所」

・ヘッド部品は「(株)タンゲセイキ」

・ハンドルバーは「(株)日東」

・ペダルは「(株)三ヶ島製作所」

・チェーンは「(株)HKK・SY」「和泉チエン(株)」「大同工業(株)」

・グリップハンドは「(株)フジトシ」

・サドルは「(株)加島サドル製作所」「SELLE ITALIA SRL」

・ハブは「(株)ヨシガイ」

・スポークは「星工業(株)」

・リムは「新家工業(株)」

・チェーン引きは「絹川ネジ工業(株)」

・タイヤは「ダイワボウプログレス(株)」

・ホイールは「HED CYCLING PRODUCTS,INC」「FAC MICHELIN SPA」

と、パーツメーカーだけでも、多くの会社名があります。

ロードバイクとは違う競輪用自転車

同じ自転車ですが、用途によっては、メーカーが全く違いますね。

ロードバイク愛好家の方でも、聞いたことのないメーカーもあるのではないでしょうか。
まだまだ知らないことがたくさんあって驚きます。

ひとつの部品の違いで結果が変わる可能性があるので、競輪は奥が深いですね。

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