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アルミフレームの自転車の寿命や特徴は?他の素材より良い?

      2016/12/15

アルミフレームの自転車の寿命や特徴は?他の素材より良い?

自転車のフレーム素材は、アルミやカーボン、クロモリだけでなく、マグネシウムやチタンなどたくさんの種類があります。

フレームの素材によって、寿命や特徴に変化はあるのでしょうか。

今回は、アルミフレームやその他のフレームの寿命や特徴についてご紹介します。

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自転車のアルミフレームの寿命について

自転車のアルミフレームの寿命についてご紹介します。

自転車のフレームは、距離によって寿命がきまってきます。

まだ使えるという距離の目安は、アルミフレーム素材のもので
超軽量モデルで、まだ使える所10,000km
中堅モデルで、まだ使える所15,000km
普及モデルで、まだ使える所20,000km

になります。

ですが、アルミフレームは、素材の特性・メーカー毎の設計など様々な要因があるので、寿命を考えるのは困難です。

ただ、フレーム内部の処理をすれば、寿命はとても伸びます。

軽量アルミフレームの寿命が短いのは、軽いパイプはアルミ缶と同じ厚さなので、すぐに寿命がきてしまうためです。

2003年のツール・ド・フランス、TeamBianchiはヤン・ウルリッヒ選手に新品フレームを、2~3ステージ毎に用意していました。

距離でいうと1,000kmほどで、軽量アルミフレームは、このくらいの距離までが性能を最大限発揮できるといわれています。

実際に、当時アルミフレーム使用の他のチームも同様のことをしていました。

カーボンバックが接合されたモデルの寿命は、検討がつきません。

アルミのヤレとカーボンのヤレとそれを合わせる接着剤の劣化、という3つの要因が関係するためです。

おそらくフルアルミより短い寿命だと思います。

カーボンフレームの自転車の寿命について

カーボンフレームの自転車の寿命を見ていきましょう。

アルミフレームの寿命と同じで、距離によって寿命がきまってきます。

カーボンは、性能を発揮できる期間が長く、だいたい10,000kmくらいまでは、乗り心地が低下しません。

フラッグシップモデルで、まだ使える所15,000km
ミドルグレードで、まだ使える所20,000km
安いモデルで、まだ使える所15,000km

となります。

カーボンは、樹脂がOKであれば使えます。

反対に考えると、樹脂がダメなら交換です。
製造から5年経っているものは、買い替えを視野に入れましょう。

これは、そこまで距離を走っていなくても、樹脂が経年劣化するで同じです。

上手に乗れば、長く乗ることができるので、大切に扱いましょう。

ヨーロッパのトッププロは、1年で3万kmくらい走行するのですが、その間にメインバイクとスペアバイク、TTバイクを供給され、壊れなければその3台でいくそうです。

TTバイク(タイムトライアル向け)だと、1年に3,000kmほど走るだけなので、1台のバイクを15,000kmほど使用するということです。

エースクラスでも、1年で4台ほどの供給のようです。

ちなみに、チタンやクロモリは、溶接部の寿命が先にくるので、設計や溶接でかなり違いが出ます。

自転車のフレームの寿命と賢いやり方

アルミやカーボンフレームの自転車の寿命は、先ほどご紹介したようになります。

すぐにダメになってしまうと思う人もいるかもしれませんが、自転車は消耗品のため、永久には使用できません。

そのため、買い替え期間を頭に入れて、自転車を買うことが必要です。

中堅モデルのアルミバイクは、5万km使用できるということを聞いたことがありますが、これはありえないでしょう。

路面の状態が、かなり良い場所で走るのならいけるのかもしれませんが、日本の路面では不可能です。

日本の路面は、舗装はきれいですが、いろんな箇所に継ぎ目があるので、かなりラフです。

ヨーロッパ車がヨーロッパでは数十万km使用できるけど、日本では十万kmくらいでダメになるのは、日本の路面も原因の一つです。

通勤などに使用するなら、その年購入した自転車をレース用、前年のレース用自転車を通勤用などにしましょう。

部品の性能が発揮できる期間に売って、そのお金を元に、新しい部品を買うと効率は良くなります。

ホイールの寿命も1万kmくらいなので、その手前でフレームと一緒に買い替えてしまうのも有りです。

アルミフレームの自転車は初心者に向いている?

アルミは硬いから疲れやすいので、初心者はやめたほうがいいのか?

という質問があります。

以前までの自転車のアルミフレームは、とても硬かったです。

しかし現在では、技術の進歩により、アルミフレームの寿命が延びたり、剛性も柔らかくなってきていると思います。

アルミフレームが競技用フレームのメインに変わった頃は、金属バットに使われている7000系アルミを、エアロ断面とかで溶接したフレームがたくさんありました。

軽くて頑丈な7000系アルミやカーボン、クロモリなどのフレーム剛性感は、個人による感覚が大きいです。

硬すぎるフレームは、踏み負けるので疲れやすいです。

しかし、ペダリングや姿勢制御が安定しない初心者には、剛性の高いフレームだとペダリングの力の入れ加減が自分でわかりやすいです。

硬いから初心者に向いてないというのは、短絡的でしょう。

アルミだから硬いというのは、二世代前のアルミフレームのことを言っているのでしょう。

アルミはサビにも強く、比較的安価で入手できるので、初心者には手の出しやすくおすすめです。

クロモリフレームの自転車が初心者に最適?

フレーム素材には、アルミ・カーボンのほかにも、クロモリという素材を使用したものがあります。

クロモリは、重いが耐久性が高く、寿命が長いといわれています。

自転車を、ツーリングや日常的に使うのが目的なら、アルミにしたほうが良い場合があります。

クロモリは、先ほども述べたように、重いので日常で使うのなら、軽いアルミのほうが取り回しが楽になります。

また、サビに弱いという特徴もあります。
雨天時に走行をした場合は、シートポストを取って水抜きをして、サビさせないことが大切です。

デメリットが多いようにみえますが、こまめなメンテナンスをしていれば、とても長く乗ることの出来る素材です。

初めての購入で、とても気に入ったデザインのものがクロモリだったとしても、購入する価値はあると思います。

メンテナンス費用などが掛かりますが、同じデザインのものが発売されるとは限りません。

もしメンテナンスに不安があるのなら、お店に持っていき、お願いしましょう。

初心者関係なく、気に入ったものを買うのが一番良いと思います。

おすすめなアルミフレームの自転車

最後に、寿命もコスパも良いアルミフレームで、おすすめな自転車をご紹介します。

・キャノンデール CADD8

誰でも使いやすいので、初めての1台に買う人がたくさんいます。
コンポーネントはシマノです。
シマノブランドの信頼性と、メンテナンスがしやすいのも特徴です。

フレームは、衝撃吸収・耐久能力が素晴らしい、アルミ合金6061という素材を使っています。

そのため、少しの悪路でも問題なく走行可能です。

通勤・通学には、CADD8でロードバイクに慣れましょう。

・トレック monda ALR5

溶接したとは思えない、見た目の美しさが特徴です。

アルミフレームやフルカーボンフレームでは、別々に製造された個々の部品を溶接して、1つのフレームを作るので、接合部が目立ちます。

monda ALR5は、接合部が滑らかなのです。

また、フレームは走りに応じて、しなやかに動くので快適に走ることができ、ヒルクライムに向いています。

・キャニオン ENDURACE CF 7.0

どんなライドにも対応できる、マルチロードバイクです。
通販専門店で、工場から直接販売なので、値段が安くなっています。

自転車のフレーム素材

アルミフレームとクロモリフレームを比較して、クロモリフレームが良く感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、クロモリの場合は、錆を完全に防ごうと思ったら、全部バラして組めるレベルのメンテナンス技術が要求されますし、雨天走行後は、毎回バラしてメンテナンスが基本なので、メンテナンスに関しては大変です。

フレームによって、良いところも悪いところもあるので、フレーム選びは慎重に行いましょう。

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