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ロードバイクの塗装方法と、剥がれた塗装の補修方法

2017.3.30

ロードバイクの塗装を自分好みにしたい!という方もきっと多いと思います。

買ったときの塗装もいいけれど、自分らしい塗装にできたらいいですよね。
自分で塗装する方法をお伝えします。

また、剥がれてしまった塗装を補修する方法も、あわせてご紹介します。

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ロードバイクの塗装の準備と流れ

傷を補修したり、好きな色に塗り替えたり、ロードバイクを塗装するには、どうしたらいいのでしょうか。

今回は、基本的なロードバイクの塗装の流れをみてみましょう。

まずは必要なアイテムを用意します。

・プラサフスプレー(下地用)
・カラースプレー
・ウレタンスプレー(仕上げ用)
・耐水ペーパー
・マスキングテープカラースプレーは、ラッカーでもウレタンでも大丈夫ですので、好みの色を準備しましょう。

耐水ペーパーは、元の塗装を剥がすために使います。
アイテムがそろったら、作業に入りましょう。

まず、フレーム、フォーク以外のパーツをすべて外します。

耐水ペーパーで、元の塗装をきれいに落とし、塗装しない部分にマスキングテープを張り、保護します。

プラサフスプレーで下地を全体に塗り、乾かします。

表面の気泡などの凸凹は、耐水ペーパーで削ってください。

カラースプレーで色を塗ります。
色を塗り分けるときは、マスキングテープでブロックしましょう。

液だれがしやすいので、薄く何度も塗り重ねるようにしてください。

最後に、ウレタンスプレーを塗って乾かしたら完成です。

一番手間がかかるのは、塗装を剥がすところで、塗装自体は比較的簡単にできるのではないでしょうか。

アルミ製ロードバイクの塗装

アルミ製のロードバイクを、塗装する際の注意点をみていきましょう。

一番の注意点は、下地の処理です。
まず、下地用のプラサフはアルミ用のものを選びます。

アルミ用のものでない場合、あとで塗装が剥がれてしまう危険があります。
そうなってしまうと、補修は簡単ではありません。

十分に乾燥したら、#1000ぐらいの耐水ペーパーで、アルミの素地が出ない程度に下地を削ります。
下地に細かい傷をつけることで、次に塗る塗料のつきがよくなります。

カラーを塗るときは、マスキングテープの扱いに注意しましょう。
塗料が十分に乾かないうちに上からマスキングテープを張ると、のり跡が残ってしまうことがあります。

また、一度に厚塗りをしようとすると、溶剤がテープに染み込んでしまうことがあるので、薄く塗り重ねるようにしましょう。

自転車のフレームのように複雑な形状のものは、一度で塗ろうとすると塗料が流れて失敗しやすくなります。

艶出しは仕上げのクリアスプレーに任せ、色をつけることを重視して、薄く塗り重ねるのが正解です。

また、塗装をする際の環境にも気を使いましょう。
埃っぽい場所では、塗装前に水をまいておくと埃が舞い上がるのを防ぎ、また湿度が上がるので静電気も防げます。

ワックスやCRCなど、油分がつかないようにするのも重要です。
必ず換気を行い、火の元にも十分注意してください。

カーボン製ロードバイクの塗装

カーボン製のロードバイクの塗装についても、みてみましょう。

カーボンバイクは塗り直しができないと思っている方も多いようですが、そんなことはありません。

ただ、金属のように元の塗装を溶剤で落とすことができないので、ペーパーやすりで地道に削ってやる必要があります。

作業の手間が、かかってしまうことは否めません。

塗装を落とすことができたら、まず表面の傷をパテで補修し、やすりで平らにします。

プラサフスプレーを全体に、満遍なく吹き付け、十分に乾燥したら、#1000程度のペーパーで水研ぎします。
表面がつるつるになるまで、丁寧に行ってください。

次にベースカラーを全体に2回に分けて吹き付け、つやを出します。

その後、色づけ用の偏光塗料を塗り重ねます。
自動車用の塗料を使う場合は、15分ぐらいの間隔をおきながら、6回ほど塗り重ねます。

吹き付け前には、毎回エアブローを行ってください。
こうすることで、きれいに発色させることができます。

最後にクリアー塗料を塗り、乾燥したらコンパウンドで磨きます。

ロードバイクの塗装が剥がれたら補修が必要

ロードバイクに長く乗っていると、さまざまな原因で塗装に傷がついてしまうことがあります。

補修せずに放っておくと、最悪は事故につながることも考えられます。

塗装が剥げる原因は、まず転倒などの事故が考えられます。
硬いアスファルトに擦れて、大きな傷がついてしまうこともあります。

また、ワイヤーや体が当たって、擦れることによる磨耗も原因になります。
長く使っていると、何かしらの劣化はやむをえない部分もあります。

では、塗装が剥げるとどんな困った事が起こるのでしょうか。

まず、見た目が悪くなります。
せっかく気に入って愛着のある自転車が、塗装が剥がれると、使い古した印象になってしまいます。

機能面での問題はサビです。
アルミや鉄などの金属素材は塗装が剥げると、そこからサビが始まります。

サビにより、フレームの寿命を大きく縮めてしまうのは避けたいところです。

カーボンの場合はサビではありませんが、塗装が剥げたところから水分がフレーム内に染み込んで、内部に水がたまり、最悪は破断してしまうことがあります。

カーボンこそ、塗装の剥げには注意が必要なのです。
塗装の剥げを見つけたら、できるだけ早く補修を考えましょう。

ロードバイクの塗装の補修方法

ロードバイクの塗装が剥がれてしまったら、専門の業者に頼んで補修してもらうのが最良です。
ですが、すぐに補修に出せないような場合は、自分で応急処置をしましょう。

補修の予定がある場合の応急処置としては、マスキングテープやステッカーを張っておけば十分です。
雨などの水分から、剥げてしまった部分をとりあえず保護しましょう。

傷がそれほど大きくないときは、自動車用のリタッチペンやコンパウンドで補修することもできます。
補修前に補修部分を洗浄し、ワックスなどの油分を取り除きましょう。

ごく浅い傷であれば、QUIXXというドイツメーカーの補修剤が使えます。
ポリッシュ剤に含まれる成分が、フレームの傷の周囲の塗料となじみ、傷を埋める仕組みです。

もともとの塗料で傷を埋めるので、塗料の色が周囲と浮くことがなく、元の状態に近い状態に戻すことができます。

いずれにしても、ロードバイクの塗装が剥がれてしまったら、なるべく早く補修をしましょう。

ロードバイクの傷を防いで塗装を守ろう!

ロードバイクの剥がれてしまった塗装を補修するのは大変です。

きれいな状態で長く乗るために、あらかじめ傷を防止するための保護テープをご紹介します。

【ストームガード クリヤー(強力補修テープ)】

特殊フィルムを採用し、耐久力、透明性が長く保たれるため、フレームに貼っても目立ちません。
耐水・耐熱性にも優れ、屋外での使用を想定されたものなので、自転車への使用も問題ありません。

曲面や凸凹面にも、よくフィットします。

用途としては、ワイヤーとフレームが触れる部分の保護や、フレームバッグのマジックテープを留める部分に使うと滑り止めにもなります。

また、サイコンのセンサー類の取り付け部、ハンドルのアクセサリー類の取り付け部にも、保護として貼っておくとよいでしょう。

しっかりと粘着性がありながら、剥がした後もべたつくことがなく、保護シートとしておすすめのテープです。

塗装でロードバイクを楽しむ!補修で長く使う!

ロードバイクの愛用者にとって、塗装も大事なこだわりポイントですよね。

ぜひ、この記事を参考に、自分好みの塗装にしてみてください。

また、愛車を長持ちさせるためにも、剥がれた部分の補修もきちんとなさってくださいね。

 - カスタム DIY, 自転車 メンテナンス