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ロードバイクの補助ブレーキに必要性は本当にあるのか?

2017.6.2

ロードバイクは時速約30㎞のスピードが出ます。

それだけに制動能力も非常に重要になってきますので、ブレーキの役割は他の自転車に比べても、かなり大きな比重を占めます。

しかし、ロードバイクはドロップハンドルのため、最初は少しブレーキングに戸惑います。

そのため、初心者用のロードバイクには、誰にでも握りやすい補助ブレーキが付いているものも有りますが、熟練してくるといらなくなるという意見も有ります。

そこで今回は、その補助ブレーキの必要性について考えてみたいと思います。

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ロードバイクのブレーキングに初心者が戸惑うのはなぜ?

ロードバイクのハンドルは、ほとんどがドロップハンドルです。
ドロップハンドルはロードバイクを象徴する部分であり、醍醐味が詰まっていると言っても過言ではありません。

ドロップハンドルはクロスバイクなどの水平なフラットバーと比べると、ハンドルを持つ位置が多くなります。

水平な部分はもちろんですが、ブレーキや変速機のシフターがあるブラケットの部分の、あのグニッと曲がった下の部分も握ることができます。

また、ハンドルを持つ位置が変わることによって乗車姿勢も変化するので、長距離走行を想定しているロードバイクには、様々なシーンに対応できるドロップハンドルが最適という訳です。

しかし、ここで問題になってくるのは、握る位置によってはブレーキレバーとの距離があり過ぎて、ブレーキを掛けにくくなってしまうことです。

ブレーキシフターは通常上ハンドルの先端に付いているので、そこに手を掛けるような位置が、ハンドル操作の基本になります。

ところが、その位置を握ると初心者の方にとっては、今まで経験したことのないような前傾姿勢になり、スピードも出るので戸惑ってしまいます。

それなので、状態を起こした姿勢で乗ることができ、スピードも押さえられる水平部分を握って運転することが多くなります。

しかし、そうなるとブレーキレバーには手が届かないので、安全性は低くなります。
そのため、最初から補助ブレーキの必要性を訴える意見もあるのです。

ロードバイクの補助ブレーキのメリット、デメリットとは?

補助ブレーキを取り付けるのは、ハンドル上部の水平部分になります。

そのため、まずは水平部分を持つことが多いような、ゆっくりと景色を見ながらロードバイクを走らせたいという方にはおすすめです。

自転車は、やむなく歩道を走ることもありますから、速度が出ていなかったとしても、迅速なブレーキングの必要性が求められる場面も出てきます。

そんな場面が多い街乗りが中心だという方は、安全性を高める上で、補助ブレーキの必要性は高いでしょう。

さて、一方デメリットですが、まずは見た目ですね。
実際に付けてみると分かると思いますが、意外と目立ちますので、やぼったい感じになることは否めません。

また、後ほど触れますが、取り付けに時間が掛かりますし、費用もそれなりに当然掛かります。

さらに水平部分には他にも、サイクルコンピューターやライト、スマホホルダーなど、取り付けたいものが多くあるので、どれを優先させるかというスペースの問題も出てきます。

このメリット、デメリットを考慮した上で、次項では補助ブレーキの必要性について考えてみたいと思います。

何をしたいかで補助ブレーキの必要性は決まる!

ロードバイクに補助ブレーキを取り付けるかどうかは上記の点を考えると、用途が大きなカギになると思います。

例えば、通勤や買いものが中心で市街地を走るような場合は、それほどのスピードもいらないということで、アップライドな姿勢になる上ハンドル(水平な部分)を握ることが多いでしょう。

こうなれば、常に通常のブレーキレバーには手が掛かっていない状態ですので、補助ブレーキの必要性は高まってくると思います。

先ほども触れましたが、歩道を走る場合も考えると、あった方がより安全です。

一方、平坦な道をひたすら高速で走るツーリングのような用途が多い人は、ブレーキバーに手を掛けて走ることが多いので、補助ブレーキは必要性は低いでしょう。

ただ、いずれの場合においても、熟練度が上がってくれば、補助ブレーキの必要性はなくなってきます。
上ハンドルの状態でも、とっさの判断でブレーキングできるということです。

そうなると、慣れてきたら外せば良いということにもなりますが、とりあえず最初は、用途で判断するのが賢明だと思います。

補助ブレーキの必要性を感じたら選んでほしいロードバイク

さて、賛否両論分かれる補助ブレーキですが、ロードバイクを買うときに最初から必要性を感じるならば、補助ブレーキ付きのロードバイクをおすすめします。

補助ブレーキレバーが付いているからといって、値段が跳ね上がるなんてことは無いので、安心して選んでください。

では、具体的な車種をご紹介していきます。

【ジャイアント(GIANT):CONTEND 2】
参考価格:78,000円

世界最大の自転車メーカーと言われる台湾のジャイアントから、補助ブレーキ付きのロードバイクです。

補助ブレーキ以外にも、比較的緩めの前傾姿勢になるような設計で、ハンドルの取り回しも素直で扱いやすく、エントリーモデルとしての完成度は高いです。

上位モデルの剛性も兼ね備えているので、力強いペダリングが可能で、コンポには日本が世界に誇るシマノ製を採用しているので、長期間乗ることができるでしょう。

【ジャイアント:ANYROAD 3】
参考価格:95,000円

こちらは「誰でも、どんな道でも。」がキャッチフレーズになっているように、ロードバイクとしての機能は有したままに、マウンテンバイクの要素も取り入れた、次世代スポーツ自転車の『グラベルロード』です。

ハイエンドモデルの【ANYROAD COMAX】はフルカーボン、ディスクブレーキ、補助ブレーキレバーという希少な組み合わせで注目の1台です。

補助ブレーキは必要性を感じてからでも間に合う!

上記で紹介した補助ブレーキ付きのロードバイクは各メーカーの主流ではないので、種類はかなり少ないです。

そのため、補助ブレーキ付きは魅力ですが、気に入るモデルが有るかどうかは微妙なところです。
また、買ったあとから必要性を感じることも当然あるでしょう。

そこで、ここでは、補助ブレーキバーの取り付け方法を説明していきます。

まずは用意する物ですが、ブレーキレバーは大きな自転車屋さんには置いてあると思いますが、通販の方が安いかもしれません。

自分の自転車のハンドル径によって、適応しないものもあるので、確認してから購入してください。

さらに、ブレーキケーブルのセットが必要です。

インナーとアウター、それぞれのケーブルとキャップが同梱されています。
別々に購入することも可能ですが、セットの方が何かと良いと思います。

あとは、バーテープをはがして作業しますので、新しいテープを用意してください。

費用ですが、部品代はピンきりですので一概には言えませんが、5,000円前後だとお考えください。
では、次項で取り付け方を説明します。

ロードバイクの補助ブレーキの取り付け方

では、取り付けを開始しましょう。

まず、最初にバーテープを外します。
インナーケーブルがブレーキバーに固定されているので、ボルトを緩めてインナーケーブルを開放します。

その状態でブラケットのカバーを外すと、中にケーブルフックが有りますので、これをケーブルごと引き抜きます。

もし上手く引き抜けない場合は、補助ブレーキの位置を決めて、インナーケーブルが入ったまま、アウターケーブルだけをそこで切断します。

アウターケーブルを抜き、キャップをはめます。

ここで、補助ブレーキバーにケーブルを通します。

あとは補助ブレーキを固定してバーテープを巻き、インナーケーブルの端をブレーキバーに固定して完成です。

これを、前後両方のブレーキで行ってください。

コツとしては、SITレバーから補助レバーまでのアウターケーブルの長さを、あそびが無いようにピッタリとすることで、アウターの位置がきっちり決まります。

補助ブレーキは安全を買うということ

今回はロードバイクの補助ブレーキについてお話してきました。

無責任ではありますが、必要性については個人で判断していただくことになります。

しかし「見た目」にとらわれるのではなく、用途を考えて、それに伴った安全性が確保できるかどうかを基準に、考えていただきたいと思います。

ロードバイクは安全性が確保できれば、非常に楽しい乗り物ですので、安全第一で乗ってもらいたいですね。

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