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自転車のタイヤが走っているときに急に外れることはあるのか

2017.6.19

皆さんは自転車で走っているときに、急にタイヤが外れてしまった経験がありますか?

タイヤが外れるということは、はまっているホイールから外れるという意味ですが、個人的にはあり得ないと思っていました。

しかし、調べてみると実際に外れてしまった人の体験談の多さに驚きました。

そこで今回は、タイヤが外れてしまう原因と対処方法についてお話したいと思います。

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自転車の走行中にタイヤが外れてしまう原因

まずタイヤが外れる原因を探る前に、そもそもタイヤがホイールに、どういう状態ではまっているのかご説明します。

一般的なタイヤはクリンチャータイヤと言って、タイヤ内部にチューブが入っていて空気が充填されています。
空気が入っている状態のチューブが押し広げる力によって、タイヤのビード(耳)が外に張り出して、ホイールの溝に密着するようになっています。

そのため、チューブに十分な空気が入っていれば、理論上タイヤが外れることはありません。
ということは、チューブから空気が漏れていると、タイヤが外れる可能性があるということですね。

タイヤのチューブからは、何もしていなくても自然と空気が漏れてしまいますが、これは構造上、仕方のないことです。

しかし、それが原因でタイヤが外れるほど、空気が抜けてしまうことは、まずあり得ません。
従って、空気が抜けてしまう主な原因は、もうお分かりだと思いますが「パンク」です。

では次項からは、タイヤが外れてしまう主原因であるパンクについて、詳しくお話したいと思います。

タイヤが外れる原因はパンクだった!

タイヤが外れるのは、パンクによってタイヤの中のチューブから空気が抜け、チューブがしぼむことによって、タイヤのビードがホイールの溝から外れて下に落ちてしまいます。

その結果、タイヤは常に外れやすい状態となり、衝撃の強さによっては外れてしまいます。

しかもタイヤが外れるということは、パンクした状態のまま、それなりに長い時間を走ってしまっているということなので、チューブの破損も考えられ、交換しなくてはいけない可能性が高くなります。

では、なぜパンクしてしまうのか、考えられるいくつかの原因をお話しましょう。

まずは、タイヤの空気圧が少ないことで起こるパンクです。
空気圧が少ない状態では、タイヤに異物が刺さりやすくなります。

また、空気圧が少ない状態だと、段差などを越えようとしたときに、地面とホイールのリムでチューブを挟み穴が開いてしまう「リム打ち」も多くなります。

次はタイヤの摩耗です。
タイヤは走っていれば普通に消耗しますし、紫外線によっても劣化していきます。

ママチャリなどのシティサイクルのタイヤは安価なので、著しく劣化していたら、交換してしまう方が良いでしょう。

タイヤが外れることを避けるためのパンク防止策

タイヤが外れる原因の多くは、パンクだということが分かりました。

ではパンクは、どうやったら防げるのかをご説明していきます。

まず空気圧ですが、ママチャリなどは街乗りで段差や砂利道を通ることが頻繁にあると思いますので、タイヤの空気圧に注意して、1ヶ月に1回は空気を入れたほうがベターです。

スポーツ自転車などは、1週間に1回の空気充填を勧める人もいるくらいです。
今は空気圧計付きの空気入れが2,000~3,000円くらいで手に入りますので、スポーツ自転車に乗っている人は持っておいた方が良いでしょう。

また、走り方に留意することでも、パンクのリスクを大幅に減らすことができます。

前項でお話したリム打ちは、勢いよく歩道との段差や道路の凸凹に突っ込んだ際に起きやすいパンクです。
ですから段差や凸凹は、なるべく避けるようにするのが一番ですし、どうしても避けられないのならスピードを落として、ゆっくりと走り抜けることが大切です。

また段差を乗り越えるときは、サドルから腰を上げ、立ち漕ぎの状態にすると荷重が分散されるので、リム打ちしにくくなります。

しかし、そうは言っても、タイヤを使う乗り物にパンクは付きものです。

そこで次項からは、自分でもできるパンク修理についてお話していきます。

タイヤが外れることを避けるためにまず確認すること!

自転車にパンクが付きものということは、いつどこで起こるかも分からないということです。
視界の悪い夜に走れば、パンクする可能性は高くなるでしょう。

パンクしたとき、近くに自転車屋さんがあるとも限りません。
まして、タイヤが外れるなんてことになれば立ち往生ですから、目も当てられない状況です。

そこで、ここからは、自分でも簡単にできるパンクの修理法をご紹介していきます。

まずは単なる空気抜けの可能性がありますので、ホイールについているバルブをチェックします。

バルブの先に「虫ゴム」と呼ばれる弁の役割をする物が付いているのですが、これが劣化したり、破けたりしていると、いくら空気を入れても直ぐに抜けてしまいます。

ですから、まずは虫ゴムをチェックして、もし劣化していたら交換してください。
それで空気抜けが無くなるようであれば、パンクではないので、それで大丈夫です。

しかし空気が抜けてしまうようであれば、パンクが疑われますので、修理に入っていきます。

なお今回は、ママチャリでは一般的な、ホイールを本体から外さない方式をご紹介します。
ロードバイクなどのスポーツ自転車は、レバーひとつで簡単に車輪が外れるので、外して行うのが効率が良いです。

タイヤが外れることを避けるためのパンク修理方法

では、まず準備する物からご紹介します。

一番手っ取り早いのは、修理のための道具がセットになっている修理キットを使用することです。

おおむね、下記の物がセットになっています。

・タイヤレバー
・ゴムのり
・パッチ
・紙やすり
・虫ゴム

ホームセンターやネット通販でも販売していますし、100円ショップにも置いてあると思います。

他には水を張ったバケツ・白色のペン・軍手などです。

まずタイヤからチューブを取り出す作業からですが、冒頭でも説明したようにタイヤのビード(耳)をリムの溝に落とし込んでいけばタイヤは外れるので、右手でタイヤの下部のビードを落とし込みながら、左手で上部を引っ張り上げれば、リムとタイヤの間に隙間ができます。

そこにタイヤレバーを10cm間隔くらいで2本差し込めば、あとはその隙間に指を入れるだけで、タイヤは外れていきます。

道中にバルブがあるので、リムのバルブ穴からバルブを抜くと、チューブは取り出せます。
チューブを取り出したら、穴の開いてる箇所を探しますが、次項に続きます。

タイヤが外れることを避けるためのパンク修理方法②

取り出したチューブは、穴の開いている箇所の特定をするために空気を入れます。
このとき、スポークなど尖っている部品にチューブを当てないように注意してください。

空気を入れたらチューブを水に浸し、気泡が連続して出てくる場所があれば、そこが穴の開いている箇所になります。
発見した穴を見失わないように、白いペンで印を付けておきます。

続いて、パッチを貼り付けやすくするために、穴の開いた箇所から周辺に、少し広い範囲をヤスリでこすります。

そこにゴムのりを塗ったら、5分ほど乾かして、パッチを貼り付けます。
このとき、上に透明のフィルムが貼り付けてあるので、その上から端から端まで、しっかりこすって圧着させます。

最後にフィルムをはがしたら、再び水に浸して、空気漏れがないか確認します。

あとはチューブをタイヤ内部に戻す作業になりますが、その前にスポークが突き抜けてチューブに突き刺さらないようにするためのニップルを、さらに上から覆うリムバンドやテープの確認をします。

リムバンドの場合は輪になっているので、ホイールを取り外す必要がありますが、テープの場合は貼り付けるだけなので、そのままで大丈夫です。

剥がれたりしていたら、再度貼り直してください。

その後チューブを戻していきますが、このときによじれていたり、偏りがあると空気を入れたときにバーストして、またタイヤが外れるので、慎重かつ丁寧に戻していきます。

あとは外したときと逆の手順で、ビードをリムの溝に、はめ込んでいけば完成です。

タイヤが外れるのはよっぽどのことです

今回はタイヤが外れる大きな原因となる、パンクについてお話しました。

結論ですが、よほどの衝撃で一気にバーストでもしない限り、タイヤが外れるほどの空気漏れは、通常なら気付かなければおかしいです。

従って、少しでも様子が変だなと思ったら確認する習慣をつけた方が良いですし、自転車屋さんに見てもらうことをおすすめします。

 - タイヤ チューブ, パンク タイヤ