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シマノアルテグラがR8000シリーズにモデルチェンジ!

2017.6.25

このほど、シマノのロードバイク用コンポーネントのセカンドグレードに当たる、アルテグラのフルモデルチェンジがシマノから発表されました。

発売時期はR8000シリーズが6月下旬、ディスクブレーキタイプと電動式変速のR8050が11月を予定しているそうです。

そこで今回はその発表を元に、アルテグラが従来のモデルと比べて、どう進化したのか検証してみたいと思います。

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シマノ・アルテグラとは?

まず、今回モデルチェンジされるアルテグラとは何かを、簡単に説明しておきましょう。

日本が世界に誇る自転車部品メーカーであるシマノは、ロードバイク用のコンポーネントとして6つのグレードを用意しています。

主にリアの変速段数によって分類されていて、リア8速のクラリス、9速のソラ、10速のティアグラ、11速の105、アルテグラ、デュラエースとなります。

グレードが上がるにつれて価格が上がっていくのと同時に、重量が軽くなっていくのが特徴です。

最下位グレードのクラリスと最上位グレードのデュラエースでは、重量差にして約1,000g、価格差は約17~20万円といったところです。

ロードバイクのコンポーネントは変化を体感しやすい「スピード」を左右するパーツではないので、グレード差をどこまで気にするのかが難しいところです。

リア8速と11速は明らかに違いますが、8速のクラリスから9速のソラにグレードアップして、劇的な変化があるのかと言われれば正直微妙です。

しかし、明らかにグレードの差によって、違いが実感できる箇所もありますので次項で説明します。

シマノ・コンポーネントの性能の違い

シマノのコンポにおいて、まず性能の差がグレードによって、如実に表れているのはブレーキです。

ロードバイクのブレーキは基本がレース仕様のため、0㎞にすることをほぼ想定しておらず、スピードコントロール重視の考え方で作られています。

従って、効きが滑らかで制動力が弱めなので、下位グレードのブレーキでは、少し怖さを感じるほどです。

コンポ一式を上位グレードにするほどの予算がない人が、ブレーキだけを交換するということも少なくありません。

また変速に関しては段数が増えれば、それだけ細かいギアが増えるので有利ではありますが、それ以上に上位グレードは反応の良さが違います。

サッと動いて、カチッと決まるみたいなイメージです。

ここで先ほどのグレード選びの話に戻りますが、個人的な見解ですが、もしコンポ―ネント一式の交換を考えている方は、リア11速以上のグレードがおすすめです。

ちなみに10速のティアグラと11速の105の価格差は2万円程度ですが、ここの性能差が一番大きいです。

最上位グレードのデュラエースはフルセットで20万円前後しますから論外としても、モデルチェンジされるアルテグラや105をターゲットにすることをおすすめします。

モデルチェンジしたシマノ・アルテグラ

さて、このほどフルモデルチェンジが発表されたシマノ・アルテグラですが、従来の品番が6800、そこから一気に8000にジャンプアップしました。

デュラエースの1世代前が7900から9000へのアップで素晴らしい進化を遂げたので、今回のアルテグラにも大きな期待が掛かります。

今回のアルテグラは2016年にモデルチェンジされたデュラエースの技術を踏襲し、プロのレースチームからのフィードバックを受けて開発されました。

デュラエースがレースを勝つためのコンポだとすれば、アルテグラはその性能をより世間に広めるコンポです。

そのため、より多くの自転車乗りに届くようにコストと性能のバランスを取った結果、シマノが出した答えがR8000というわけです。

しかも今回は前モデルとの互換性が多いので、部分的な交換が進められるのも嬉しいところです。

また、ディクスブレーキに対応したモデルも発売されるので、近年のロードバイクのディスク化の波に、ますます拍車が掛かることでしょう。

モデルチェンジされたシマノ・アルテグラはここが凄い!

では、モデルチェンジされたシマノ・アルテグラを各パーツごとに見ていきましょう。

★クランクセット

4アームデザインは前モデルからの継続ですが、全体のデザインをデュラエースから継承しています。
歯数構成は53-39T、52-36T、50-34T、46-36Tの4種類があります。

★カセットスプロケット

ラインナップは11-25T、11-28T、11-30T、11-32T、12-25T、14-28T、11-34Tの7種類となります。
特に超ワイドレシオな11-34Tは、ヒルクライマーにとっては垂涎の歯数構成ではないでしょうか。

★ブレーキ

ノーマルキャリパーに加え、トレンドに合わせたダイレクトマウントは、タイヤ幅28Cまで対応可能なタイヤクリアランスを確保しています。

左右のアーム幅を縮め、横への張りだしを抑えたことで空気抵抗を減らし、直線的な力の伝わりを実現しています。

本格的な油圧式ディスクブレーキもラインナップされています。

モデルチェンジされたシマノ・アルテグラはここが凄い!②

★フロントディレイラ―

まず何と言っても、コンパクトなサイズになったことでタイヤクリアランスが広がったのが大きいです。
電動モデルもモーター部がコンパクトになりました。

あとはケーブルの調整機能が本体に搭載されたので、調整が楽になり、ケーブル途中のアジャスターが不要になったのもメリットのひとつです。

★リアディレイラ―

シマノ・デュラエースでも採用されたシャドータイプに変更されました。

横への張り出しが少ない設計なので、空気抵抗を抑え転倒時の破損のリスクも低減されます。

11-25T~11-30Tに対応するショートケージと、11-28T~11-34Tに対応するロングケージが用意されているので、ギアの選択肢が多くなったのはうれしい限りです。

★デュアルコントロールレバー

完全なモデルチェンジとなったディレイラ―に合わせ、こちらも設計が変更されました。

変速動作を軽く行えるように、ブラケットやレバーのデザインも一新し、内部の変速ユニットもきっちり適合するチューニングになっています。

機械式のSTIに加え、電動式のDi2ももちろんラインナップされています。

今回のアルテグラはディスクブレーキモデルが加わりますので、計4種類での展開になります。

コンポーネント以外もモデルチェンジ

今回はコンポーネント以外もアルテグラグレードのパーツがモデルチェンジされていますので、ご紹介しておきましょう。

★ホイール

シマノ・アルテグラグレードのホイールもフルモデルチェンジです。

アルミリムのWH-RS500は、初心者のグレードアップモデルとして人気の高いWH6800の後継ホイールですが、オーソドックスなスタイルはそのままに、ユニバーサルなデザインに生まれ変わりました。

また、カーボンリムのWH-RS700はリム高がフロント24mm、リア28mmのコンビネーションリムになるほか、従来はハイエンドモデルにしか採用されていなかったオプトバルテクノロジーを採用し、高い反応性を持つホイールに仕上がりました。

両タイプともにチューブレスタイヤに対応しており、クリンチャーの優勢はまだ続くと思いますが、選択肢が増えることは悪くないですね。

★ビィンディングペダル

カーボンコンポジットボディーのペダルも新調されました。

踏み面がワイドな設計でありながら、アルミプレートを最小限に抑えた軽量化設計になっています。

新アルテグラへの期待

さて、今回はモデルチェンジされるアルテグラをパーツごとに見てきました。

どれも、さすが世界のシマノの名に恥じない、そしてオールマイティ―に幅広い層へのアピールがされている、アルテグラらしい名品揃いだと思います。

今後、この新アルテグラを積んだ完成車の登場も楽しみですし、何と言ってもディスクブレーキモデルへの期待が高まるばかりです。

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