プロ推奨!ロードバイクのおすすめフロント・リアライト

ロードバイクやクロスバイクを買ったら、他に買う必要のある物のひとつにライトがあります。

ロードバイクは車道の端を走り、シルエットも小さいので、自動車から見えにくいんですね。

特に、まだいくらか日のある夕暮れ、早朝はライトを点けずに走る人もいますが、非常に見えにくいので、ライトは早めに点けた方が安全です。

また、前のライトだけで後ろのライトを付けていない人も時々見かけますが、追突や巻き込みをされないようにするには、後ろのライトが非常に重要です。

ライトを選ぶ基準は、明るさ・バッテリー・値段・しっかり取り付けられているか、ということなどがありますね。

昔は乾電池式のものが主流でしたが、昨今はUSB充電式のものも増え、コンパクトで光量のある、良いライトが増えました。

今回は、ロードバイク・クロスバイクにおすすめのライトを、ランキング形式でご紹介します。

【第1位】コスパ最強のロードバイク用ライト

【CAT EYE(キャットアイ):HL-EL151RC VOLT200】

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CAT EYE(キャットアイ):HL-EL151RC VOLT200

キャットアイの【VOLT200】は、5,000円ほどで200ルーメンの明るさがあり、USB充電式と、まさに万人におすすめしやすい良いライトだと思います。

とりあえず200ルーメンあれば、ロードバイク・クロスバイク用のライトとしては合格と言える明るさでしょう。

もちろん、それ以上に明るいライトも存在します。

ですが、そういったものは例えば、通勤で夜1時間以上走る人だったり、ロングライドで距離を伸ばすために早朝(深夜3時)から走り始める人向きです。

もちろん、明るければ明るいほど安心ですし、明るいライトは省エネモードなどで、明るさを下げることもできます。

しかし、本体が大きくなりますし、何より値段が高くなってしまいます。

キャットアイという信頼のライトメーカーの製品ですし、文句の付け所がない、良いライトだと思います。

【第2位】外部バッテリーが接続できるライト

【LEZYNE(レザイン):POWER DRIVE 1100i(パワー ドライブ)】

LEZYNE(レザイン):POWER DRIVE 1100i(パワー ドライブ)

アルミの削り出しの、かっこいいライトと言えば、LEZYNEですね。

見た目としては、昔のデザインの方がかっこよかったものの、現行モデルはツインLEDで広く路面を照らせるようになり、性能としては良くなっています。

あくまで個人的には、みんなが使っているキャットアイより、LEZYNEの方が好みです。

値段とのバランスやブラケットの単品売りがある、予備バッテリーが使えるなど、キャットアイの方が正直、トータル能力では優れているようにも感じます。

ですが、個人的には、個性の光るLEZYNEのライトが好きです。

何せ、フロントライトは車体の前側に付くので人目に付きますし、走っているときにも視界に入りますから、デザインの好みは重要だと思います。

光量も1100ルーメンと、大満足の明るさです。
また、光量を変えられるので、長時間点灯も可能です。

外部バッテリーを持っていれば、ロードバイクの長距離走行も安心してできます。

【第3位】スタイリッシュなリアライト

【LEZYNE(レザイン):FEMTO DRIVE REAR(フェムト ドライブ リア)】


LEZYNE(レザイン):FEMTO DRIVE REAR(フェムト ドライブ リア)

コンパクトでスタイリッシュなリアライトと言えば、LEZYNEの【FEMTO DRIVE】ですね。

アルミのシンプルな形状で、ロードバイクに付けていても違和感なく、かっこいいです。

ボタン電池式なので、コンパクトです。

もちろん、ボタン電池式のデメリットとして、「ボタン電池自体が安くない」「そこまで明るくない」などはあります。

夜間を走ることがほとんどなくて、すっきりした外観を大事にしたいというロードバイク乗りには、おすすめのアイテムです。

また、レースによってはリアライトの装着を規定している場合もありますので、そういうときには軽くて小さい、このライトが便利です。

ただし、小さい見た目以上にある程度は光ってくれますが、暗い時間に走ることが多く、安全性を重視したいという場合には、照射角が狭いので少々不向きです。

【第4位】200km以上走ることが多い人におすすめなライト

【CAT EYE(キャットアイ):HL-EL471RC VOLT800】


CAT EYE(キャットアイ):HL-EL471RC VOLT800

キャットアイのVOLT800は、800ルーメンという、かなり強い光量を持つライトです。

800ルーメンというと、対向から走ってきて、こちらにライトが向けられると眩しくて邪魔だと感じるほどの、かなりの強さです。

ただ、夜間ガッチリ走ろうと思うと、このクラスのライトは鬼に金棒です。
一度使うと、もう200ルーメン程度のライトじゃ、夜は走りたくないと感じるほどの安心感があります。

ロングライドで200km以上走る人は、ナイトランが多かれ少なかれ必要になってきます。

一般道で200kmというと、坂があるかにもよりますが、速い人でも10時間程度はかかります。
少し余裕を見て、100km6時間くらいで計算するのが一般的でしょう。

12時間以上走ると、当然ながら太陽が出ている間だけでは間に合いません。
狙うは、早朝の車がいない6時までの時間になります。

300kmを狙うなら、深夜2時くらいから走り始めると、朝までに100km近く走れるので、すごく楽です。

そういうロングライドをする人は少ないかもしれませんが、夜のサイクリングロードなど、街灯の少ない道を通勤する人にも便利でしょう。

値段が1万円台後半と、かなりしますが、別売りで予備バッテリーも買えますし、ナイトラン愛好家にはマストアイテムと言っても良いくらい便利なアイテムです。

【第5位】ロードバイクのリアライトと言えばコレ!

【CAT EYE(キャットアイ):TL-LD155-R OMNI 5(オムニ)】


CAT EYE(キャットアイ):TL-LD155-R OMNI 5(オムニ)

ロードバイクのリアライトの定番と言えば、このキャットアイの乾電池式リアライトでしょう。

安い・シンプル・大きいと、三拍子そろっています。

フロントライトは、コンパクトで軽い方が好まれますが、リアライトの場合は違います。

リアライトは、フロントライトのように遠くを照らすのではなく、広範囲から気付いてもらいたいというのが第一ですので、大きい方が横方向からも視認しやすく安全です。

もちろん、大きいリアライトは、見た目としてはイマイチです。

ママチャリみたいでカッコ悪いです。
でも、安全面を優先させるなら、やはり、リアライトは大きい方が経験上安心だと感じます。

バッテリーは、単四電池2本です。

フロントライトの場合、USB充電式の方が有利です。

リアライトはフロントライトと比べると、そこまで明るくなく、電池の消費も緩やかなので、あまり気にしなくても問題ないでしょう。

【第6位】コスパに優れたギザプロダクツのライト

【GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ):CG-123PC ホワイトLED】

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GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ):CG-123PC ホワイトLED

隠れた名品を産み出すメーカーがギザプロダクツです。

言い方は悪いのですが、他メーカーが出してヒットした商品の二番煎じみたいな製品を、安く作るのが上手いメーカーです。

良く言えば、他メーカーで良い製品がないか、よく研究していて積極的に取り入れる、非常に勉強熱心なメーカーです。

最初ギザプロダクツの、このライトが出たとき、シンプルなアルミの形状が某社のライトと見た目がよく似ていて、しかも値段が3割近く安く驚きました。

シンプルなアルミの砲弾型は非常にスマートですし、軽く、使い勝手が良いです。

見た目だけじゃなく、明るさも150ルーメンと十分にありますし、USB充電式とコストパフォーマンスに優れた名品です。

欠点としては、大きい段差などでライトが外れて飛ぶことがありますので、不安な人は100均の髪ゴムなどで飛ばないように、サポートしてやると良いと思います。

【第7位】強力な光を放つボントレガーのリアライト

【Bontrager(ボントレガー):Flare R Tail Light(フレア アール テイル ライト)】

大光量のリアライトというのは需要も低いのか、あまり販売されていません。
ただ、実際には光量の強いテールライトは、やはり安心です。

後ろからの追突は、光量の強いテールライトを使う以外に避けようがありませんから。

ボントレガーの【FLARE R】は、非常に明るいリアライトです。

日中モードと夜間モードがあり、2km離れたところからでも見えるほど光が強く、270度という広い照射角があります。

USB充電式で、バッテリー残量が5%になると、自動でバッテリーセーブモードになるなど、非常に高機能なリアライトです。

ボントレガーはアメリカのメーカーです。
アメリカでは市街地から外れると、道が延々伸びているだけで、ぼんやりと運転する車も多いそうです。

少し日本人の我々には分かりにくいですが、町外れは人も歩いていなくて信号もなく、自転車に対して気付きにくいそうです。

夜間はもちろんですが、日中でもそうらしいです。

ボントレガーの【FLARE R】は、そういった後ろからの追突事故のリスクを低減するため、昼でも遠くまで存在をアピールできるようなテールライトになっています。

実際に、このライトを付けている人の後ろは眩しいので、走りたくないと思うくらい強烈なライトです。

そのくらい強くないと、車には気付いてもらえません。

交通量の多い道を通勤するという人など、後ろに不安を感じている人には、一度試してもらいたいライトです。

【第8位】オシャレにライトを付けたい人におすすめなライト

【GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ):スカリー チックタック プラス レッドLED USB充電式テールライト】

 

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GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ):スカリー チックタック プラス レッドLED USB充電式テールライト

ハイコストパフォーマンスで、そこそこの性能のギザプロダクツのUSB充電式リアライトです。

USB充電式ライトの欠点は値段が高くなることですが、ギザプロダクツなら、お手頃なプライスで作っています。

特にリアライトは光量が少なくても比較的問題ないので、シンプルな昔ながらの安い乾電池式のものでも、事足りてしまうこともあり、あまり高い値段は出したくないと感じる人も少なくありません。

それでも、やはりUSB充電式の方が電池を買う面倒もなく、お金も掛かりませんから、便利は便利です。

手頃な値段で、USB充電式のリアライトは便利です。

光る部位も広いので、後方からの視認性も良いですね。

また、形状もかわいいので、ロードバイク全体の雰囲気を崩すことなく、スタイリッシュに取り付けられるというのも嬉しいポイントです。

【第9位】旅用としておすすめなライト

【GENTOS(ジェントス):閃シリーズ SG-335<】

GENTOS(ジェントス):閃シリーズ SG-335

昔の自転車旅定番のライトと言えば、ジェントスの閃でした。

光量があり、値段が手頃で、乾電池式なので旅の途中、どこでも手に入るというメリットがあります。

また、旅の自転車ではテント泊もありますので、車体から取り外して、普通のライトとしての使い勝手の良さというのも重要です。

ジェントスの閃の場合、元々が自転車用じゃない普通のハンドライトですので、自転車から外しての使用に関しては握りやすく、使い勝手が良いです。

元々自転車用ではない普通のハンドライトなので、別途、ロードバイクに取り付けるブラケットを用意する必要があります。

マジックテープ式のものがシンプルでずれにくく、なおかつ着脱も楽でおすすめです。

私も以前はこれを使っていましたが、昨今はUSB充電式のもので良いライトが増えたので、使っている人も減りました。

それでも、電池式にこだわる人には、今でも支持されているライトです。

【第10位】キャットアイの乾電池式ライト

【CAT EYE(キャットアイ):HL-EL140】

CAT EYE(キャットアイ):HL-EL140

安くて、ロードバイクで使っていても壊れにくいというライトなら、キャットアイの低価格帯の乾電池式ライトでしょう。

自転車用ライトと言えば、キャットアイというほど、メジャーなメーカーです。
実は、道路のガードレールの反射板なども作っている会社です。

自転車に取り付けるライトって、意外とよく壊れます。
振動と雨などにさらされるので、やはり独特な技術が必要なのでしょう。

その点、キャットアイなら安心です。

欠点としては、やはり低価格帯の製品なので、明るさが十分とは言いにくいです。

特にロードバイクで、暗い時間帯にある程度速度を出して走るには、いくらか遠くまで前方の路面が照らせないと怖いです。

明るさが弱いライトだと、危ないです。

また、乾電池式はライトとは別に、乾電池のコストもかかります。

充電式じゃない乾電池だと、定期的に買わないといけないので、馬鹿になりません。

充電式電池をすでに持っていれば良いですが、そうじゃない人は別途、充電池を買うことになります。

そう考えると、もう少し値段を出して、充電式バッテリーのライトを買うのも良いかもしれません。

走り方に合ったライトを選ぶ

ひと昔前は乾電池式のものが多く、
「明るいライト=単三電池3本以上=大きくて重い=走行中にズレてくる」
というものが多かったです。

ですが、昨今はUSB充電可能なバッテリーが増え、ライト本体が軽く小さく作れるようになりました。

そのため、明るいライトでも、コンパクトでスタイリッシュな、良い製品が増えました。

乗り方にもよりますが、通勤で使うなど夜の走行も多い人は200ルーメン程度は、明るさがあるライトがおすすめです。

がっちりナイトランで使うなら800ルーメンなどの、1万円を越えるライトをひとつと、予備のライトも用意しておくと安心です。

昔は乾電池式が主流で、乾電池の方が予備のバッテリーを持ち歩いたり、コンビニでも買えるというメリットがありました。

今はコンパクトなライトも多いので、バッテリーだけじゃなく、ライト1本丸ごと予備で持つということも可能です。

スマホの普及でUSBのコンセントも身近になりましたし、やはりUSB式が今は使い勝手が良いと感じる人が多いでしょう。