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カンパニョーロのアルミホイール・ユーラスの評価は?

2017.7.23

カンパニョーロと言えば、ロードバイクのホイール交換のときに、必ず一度は名前が挙がってくるメーカーでしょう。

カンパニョーロの凄いところは、下位グレードから上位グレードまで押しなべて評価が高いことです。
今回紹介するユーラスはアルミクリンチャーモデルです。

他メーカーの同価格のホイールとの比較などを行い、評価を確認してみたいと思います。

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カンパニョーロのユーラスはどのグレード?

ロードバイクのホイールには、2種類の素材が使われています。

大抵の完成車に装備されているのはアルミを使用した物で、そのメーカーで1番上のクラスになるハイエンドモデルになると、カーボンホイールが搭載されている物もあります。

今回の主役であるカンパニョーロのユーラスは、アルミ素材のホイールです。

これは私の個人的見解ですが、高レベルのレースに出て優勝を狙うような人以外は、アルミホイールで良いと思います。

それくらいカーボンホイールは高額ですし、その費用ならフレームをカーボン製にできるんじゃないの?と言いたくなります。

話が逸れましたが、カンパのアルミ素材のホイールをざっと挙げて見ますと…

★下位グレード

・カムシン
・ヴェント
・シロッコ

★中位グレード

・ゾンダ

★上位グレード

・ニュートロンウルトラ
・ユーラス
・シャマルウルトラ
・シャマルミレ

シロッコとニュートロンウルトラを中位レベルに含める評価もありますが、大方はこんな感じです。

価格は下位グレードで1.5万~4万前後、中位で4.5万~6万、上位で10~15万といったところです。

カンパニョーロのホイール・ユーラスとは?

では、カンパニョーロ・ユーラスのスペックを見てみましょう。

まず、リム高ですがフロント26mm、リア30mmでセミディープの部類と言えますので、剛性がやや高めです。

カンパのホイールは前輪でハンドリング性能を高め、後輪に高い剛性を発揮させて安定感を高めるために、前後でリムハイトの違う構成になっています。

スポーク本数はフロント16本、リア21本と標準的ですが、カンパ独自のG3テクノロジ―によって横剛性を高める組み方をしているので、ホイールにしっかりとペダルを漕ぐ力を伝えてくれます。

重量は前後で1,465gと、アルミホイールの上位モデルとしては、申し分のない軽さと言えます。

参考価格は12万円前後、最安値で10万円を切るところがありますが、この価格帯はカンパのシャマルウルトラや他社にもライバルが多数ある激戦区になっています。

ですので、後ほど各メーカーのホイールの評価も紹介していきながら、ユーラスと比較したいと思います。

ユーラスの評価

では、ここからは、実際にユーラスを搭載している人のインプレをご紹介します。

まず、多くの方が取り上げているのは、ラチェット音が静かだということです。

これは好みの問題もありますが、全体的にラチェット音が大きめと言われているカンパニョーロのホイールですから、ラチェット音が好きじゃない人には朗報かもしれません。

次に平地でのインプレですが、高速巡航で効果を実感しているようです。
これは、セミディープリムやきしめんスポークによる空気抵抗の軽減効果と思われます。

剛性については硬めというインプレよりは、若干ソフトな乗り心地を指摘する人が多いので、ロングライド向きな特性と言えます。

続いては、坂の上りに対する評価ですが、繰り返しになりますが、セミディープなリムとスポークのG3テクノロジーで高剛性を保ちながらも全体的な軽量化を図っているため、軽快に上っていけるとの評価が多いです。

しかも、リアのリム高30mmが安定感を出してくれて、下りも安心なので、ヒルクライム向きと言って良いでしょう。

ユーラスと他メーカーのホイールの評価①~スペック紹介

カンパニョーロ・ユーラスはアルミホイールの上位グレードの名に恥じない、良いインプレが多数見られました。

しかし、他メーカーの同じ位のグレードと比べたら、その評価はどうなるのでしょうか?

そこでここからは、ユーラスのライバルと目されるホイールをご紹介したいと思います。

今回はフルクラムの「レーシングゼロ」、マビックの「キシリウムエリート」、シマノの「デュラエース9100」を取り上げたいと思います。

まずスペックをご紹介します。

★フルクラム「レーシングゼロ」

重量:1,518g
リム高:前・27mm 後・30mm
スポーク:前・16本 後・21本
参考価格:12.5万円

★マビック「キシリウムエリート」

マビックのホイールには、タイヤとチューブが標準装備で付いてくるのですが、重量はホイールのみのものです。

重量:1,550g
リム高:前・24mm 後・26mm
スポーク:前・18本 後・20本
参考価格:10.5万円

★シマノ「デュラエース9100」

重量:1,389g
リム高:前・21mm 後・24mm
スポーク:前・16本 後・20本
参考価格:15.7万円

ユーラスと他メーカーのホイールの評価②~スペック比較

各メーカーのアルミ上位モデルを中心に揃えてみましたので、さすがにどのホイールも軽量と言えます。

中でも、シマノが1,400gを切っており、目を引きます。

しかも、2017年に今のロードバイクの潮流でもある25C・28Cタイヤへの対応で、ワイドリム化を図った上でこの重量ですから、同価格帯で軽さを追求するならシマノに軍配が上がりますね。

しかし、リアのスポークが20本とカンパニョーロ・ユーラスに比べて1本少ないのと、リムハイトがノーマルな高さなので、若干剛性が低く柔らかめの乗り心地との評価です。

マビックの「キシリウムエリート」は1,550gと重量では勝てませんが、これはスポークのトータル本数が多いですし、スチール素材で剛性を高めていますので、少し重めにはなります。

しかも、他のホイールと同価格帯ではありますが、マビックの中では中位モデルに当たります。
そのため、ハブにカーボン素材が使われていないなど、ちょこちょことコストカットされているので、少し劣勢になるのは否めません。

フルクラムのレーシングゼロに関しては、スぺックが似通っていますが、フルクラムはカンパの子会社なので、ワイドリム化している分の重量増くらいで、インプレを見てもあまり違いが感じられないです。

個人的にですが、硬めの乗り心地が好きならマビックのキシリウムエリート、柔らかめならシマノ・デュラエース、バランスを重視するならユーラスとレーシングゼロになってくると思います。

カンパニョーロのホイール同士を比較しよう

さて、カンパニョーロのユーラス位の上位モデルになると、中位モデルからの履き替えが多いと思いますので、カンパの中で最も評価の高い中位モデル「ゾンダ」との比較をしてみたいと思います。

ゾンダのスペックは

重量:1,596g
リム高:前・27mm 後・30mm
スポーク:前・16本 後・21本
参考価格:6.7万円

重量以外は、ほとんど同じスペックですが、大きな違いはスポークの素材です。

ゾンダはステンレスで、ユーラスはアルミです。

全てではありませんが、ここが重さにも大きく関係しています。

ステンレスの方が少し硬めですが、衝撃吸収性には優れています。
一方、アルミは反応がとても良いので、加速や坂の上りには適しています。

ユーラスの方が1kgも軽いので、やはりヒルクライムなどのアップダウンが多めのコースを頻繁に走るなら、ユーラスがおすすめです。

ただ、平地の高速巡航を楽しむという方はゾンダのままでも十分だと思いますし、もしグレードアップを図るなら、もう少しだけ奮発してシャマルウルトラを考えても良いと思います。

ユーラスはヒルクライムに最適!

今回はカンパのユーラスを見てきましたが、セミディープリムにアルミスポークのG3パターンは、ヒルクライム向きと感じます。

また剛性がやや高めなので、バランスは取れていると思いますが、やや硬めの乗り心地がお好みの人におすすめしたいと思います。

さらには、まだワイドリム化されていないので、23Cのタイヤを履きたい人はお早めにどうぞ。

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