コルナゴのCLXがモデルチェンジ!気になるインプレ評価は?

コルナゴの「V2-R」は、コルナゴ最軽量フレームであり、バイクを提供するプロチームでの使用率が高いモデルです。

そのV2-Rのデザインやコンセプトを踏襲した上で素材やジオメトリに独自性を出し、アマチュアユーザーにも配慮したのが「CLX」です。

今回は、最新モデルが5代目となるロングセラーのCLXを、インプレ情報なども参考にご紹介していきます。

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コルナゴとは

コルナゴは溶接工からプロのロードレーサーになったという特異な経歴を持つ、エルテスト・コルナゴが1954年に自身のお店を持ったのがキャリアの始まりとされています。

創業当初からレースと共に歩んできた歴史があり、これまでに7000以上の実績を積み上げているレーシングブランドです。

数多くの世界王者を輩出し、世界選手権では上位3位までを独占した年もありました。

その歴史の証明か、トレードマークであるクローバーのブランドロゴには、世界選手権の優勝者のみが着ることを許される「マイヨ・アルカンシエル」に描かれるのと同じ配色の「虹」があしらわれています。

そして、レースでの実績と共に高く評価されてきたのが、フレームビルダーとしての精度の高さです。

今では珍しくなった継ぎ手を使用したラグ製法や、極めて珍しい星型断面のチューブの「ジルコ加工」はコルナゴにしかできない技術とさえ評価されています。

さらに、塗装の美しさやデザイン性にも定評があり、上位モデルにおいてはイタリアの有名塗装メーカーにおいて、1本1本ハンドメイドで行われています。

今回はそんなコルナゴで長きに渡りラインナップされ、世代ごとに高いインプレ評価を受けている「CLX」をご紹介します。

コルナゴの新・CLXはピュアレースモデルというインプレ評価が多い

コルナゴのCLXは2007年に初代がラインアップに加わり、2019年モデルが5世代目となるロングセラーモデルです。

初代は長距離を走るイベント型レースである、「グランフォンド」モデルとして誕生しています。

トップチューブからシートステーにかけて大きく弧を描くジオメトリや、上からの加重に対して受け流しやすいリーフ状のチェーンステーなどが特徴の、快適性にも考慮したレーシングモデルでした。

その後はCLX2.0、CLX3.0とアップデートのたびに数字を更新し、シリーズ化をアピールしていきますが、大きな転換は2016年の4世代目になります。

V2-Rの前身であるV1-Rのデザインを踏襲した軽量レーシングバイクとしてジオメトリが一新され、ピュアレーサーモデルというインプレ評価を受けることになります。

そして、V2-Rがモデルチェンジしたのを機に、CLXも5世代目となり、ハイエンドモデルを踏襲するミドルグレードとして位置づけられています。

コルナゴ・CLXはレースモデルながら扱いやすさも加味されている

コルナゴがロードバイクを供給するワールドチーム、「UAEチームエミレーツ」での使用率が高いV2-Rの踏襲モデルということで、CLXはピュアなレーシングモデルというインプレ評価通りと考えてよいかと思います。

V2-Rもそうですが、そこまで奇をてらわず、カムテール形状のダウンチューブや、近年導入を始めたインテグラルヘッドなど、オーソドックスな近代のオールラウンダーバイクというイメージです。

しかし、CLXは使い勝手の良さを考慮されているのが、プロ仕様のV2-Rとの差別化が図られている部分です。

カーボンのグレードを変えることで剛性を抑え、細身のシートステイで衝撃吸収性を向上させ、マイルドな乗り心地や、長時間のライドでも脚に来ない柔軟性が加味されています。

それでいながらレースモデルの本分でもある鋭い反応は失っておらず、コルナゴ独自のBB規格「スレッドフィット82.5」が、パワーの伝達性を高めています。

また、リアのエンド部分までをカーボン一体成形としているため、リア部分のたわみが少ないですし、軽量化にも繋がっています。

コルナゴ・CLXはV2-Rとは違う独自性のインプレ評価も高い

前項でお伝えしたように、CLXはV2-Rの踏襲モデルでありながら独自性もアピールされています。

V2-Rは専用のエアロシートポストが採用されていますが、CLXは汎用性の高い27.2mm径の丸型のポストになっており、コストダウンにも貢献しています。

また、空力性能の評価が高い反面、メンテナンス性にやや難のあるダイレクトマウントブレーキの採用を見送り、従来型のキャリパーブレーキを採用している点も、ユーザーの使い勝手に配慮した最適化がされていると高評価されています。

そして、コルナゴのロードバイクの象徴でもあるストレート形状のフロントフォークも健在としながら、ヘッドチューブからフロントフォークに掛けてはオリジナルデザインとして、高いフロント剛性が確保されています。

それは、テストライダーのインプレ評価を見れば一目瞭然であり、コルナゴらしい安定感のあるハンドリングに加え、パワーを掛けた際のフロントのブレの無さが称賛されています。

また、最大28cまでのタイヤが装着できるクリアランスが確保されており、広い用途に対応しようという意欲が感じられるのもうれしいところです。

CLXは完成車が用意されている点もインプレ評価が高い

コルナゴのCLXは完成車が用意された点も、インプレ評価を高くしています。

コルナゴのようなレーシングモデルを多く扱うフレームメーカーは、フレームセットのみの販売が多く、そこが敷居の高さを感じさせるポイントにもなっています。

コルナゴでもV2-Rを始め、「C64」、「CONCEPT」、「MASTER(旧MASTER X LIGHT)」などの上位モデルは、全てフレームセットのみの販売です。

そのため、ミドルグレードのCLXに完成車が用意されているのは、大いに評価されてしかるべきことです。

CLXの完成車はシマノ・アルテグラのフルコンポで、世界的パーツメーカー「デダ・エレメンティ」のハンドルとステムに、イタリアの新興サドルメーカー「プロロゴ」のサドルが採用されています。

車輪(ホイール+タイヤ)は特筆するところではないですが、後のカスタムの余地が残っていると考えれば、全体的なパーツ選択に妥協は感じられません。

コルナゴ・CLXの試乗インプレ情報から見えるおすすめ度合い

コルナゴ・CLXの試乗インプレを見ていると、やはり剛性を抑え、扱いやすさを加味したというコンセプトがしっかり伝わっている印象を受けます。

コルナゴのストレート形状のフロントフォークは素直な挙動になることで、誰もが意のままに扱えるという意図があるのですが、そのハンドリングの安定感がより際立つフレームであるという意見が多いです。

特に下りでの適性を高く評価しているインプレ情報では、ガツンと強いブレーキを掛けても思った通りの軌道で曲がることができるとされていました。

また、加速性についても高評価が多く、必要なところは剛性を高くしてあるため、高速になってからのもうひと伸びが期待できるようです。

そして、やはり乗り心地の良さもコルナゴの意図通りの評価がされており、レースモデルとして必要な芯の硬さを残しつつ、柔らかみもあるフレームになっています。

ある程度ロードバイクに慣れパーツもアップグレードしてきて、そろそろ別のフレームにするかという中級者の方に最適かと思います。

また、これまでアルミフレームに乗ってきて、初めてのカーボンフレームを考える方にも、カーボンらしいしなやかさと衝撃吸収性が存分に味わえる点からおすすめになります。

CLXは「THE・コルナゴ」と言っても過言ではない!

コルナゴのCLXはプロ使用率が高いV2-Rの踏襲モデルですが、カーボンの素材や独自のジオメトリを加味して、使い勝手の良いバイクに仕上がっています。

そして、コルナゴの象徴でもあるストレートなフロントフォークの恩恵を、最大限に享受できる仕上がりになっているため、コルナゴを選ぶメリットが凝縮されているとも言えます。

また、完成車が用意されているのもうれしいところで、初めてのカーボンフレームという方にもおすすめのモデルです。