効果的に子供自転車のブレーキの掛け方を子供に教えるには?

初めて子供に自転車のブレーキの掛け方を教える時、どう教えたらよく分かって貰えるのか本当に悩みますよね?
私自身も初めて子供に自転車のブレーキの掛け方を教える時は本当に悩みました。
一生懸命教えているつもりでも子供が途中でとすねてしまったり、泣き出してしまったりと最後はお手上げ状態です。
そんな方々の為に、ここでは子供に効果的に自転車のブレーキの掛け方を教える方法をこれから解説していきますのでぜひ参照にしてみて下さい。

子供に自転車のブレーキの掛け方を教えるには?ステップ1

子供が自転車に乗れるようにブレーキの使い方を教えましょう。握るだけと思われがちですが、ブレーキ操作は案外難しいのです。

子供は、ハンドルのブレーキを握ったら、どうして自転車が止まるのか、すぐには理解できません。

まず自分の足で自転車を止めようとします。かなり危険ですね。ゆっくりと子供に説明していきましょう。

【ブレーキの教え方】

子供が自転車で走りだしたら、親は横について一緒に走りましょう。

ブレーキをかける時に、子供の手の上から親も手を添えてブレーキを握りましょう。減速することが実感としてわかります。

ブレーキを一緒に握りながら、ブレーキぎゅー!など声を添えましょう。行動と一緒に言葉を言うことで、幼児でもわかりやすくなります。

この練習を繰り返しながら、スピードを落とすためには、ブレーキを握る、ということをしっかりと理解させましょう。

並走するのは大変ですが、ここで手を抜くと、足でブレーキをかけるようになり、非常に危険です。

ずっと続けると子供も嫌になりますので、様子を見て、気長に教えていきましょう。

子供に自転車のブレーキの掛け方を教えるには?ステップ2

子供に自転車のブレーキを教える方法です。

ブレーキをかけてもすぐには止まれません。子供が理解できないと、事故にあう危険があります。

【ブレーキのタイミングを教える方法】

止まる所を確認しましょう。
子供がどこでブレーキをかけるか、しっかりと見ましょう。
止まる場所に来てからブレーキをかける子供がほとんどだと思います。オーバーランしたことを確認して、再度挑戦しましょう。
2回目以降は親が早めに、ブレーキぎゅー!と声掛けをしてもかまいません。

どこでブレーキをかけたら自転車は止まるのか、子供が経験として理解することが大切です。

ブレーキを強く握り過ぎると、タイヤがロックされることもあります。急ブレーキもまた危険です。

ブレーキをかけてから自転車が止まるまでには、時間と距離が必要なこと、強く握り過ぎると危険なこと、これらを経験として子供にしっかりと教えましょう。

大きくなるにしたがって、一人で自転車に乗ることも増えてきます。その時に危険な目に合わないために、小さいうちからしっかりと教えておきましょう。

子供自転車のブレーキレバーが遠いときは?

子供が自転車のブレーキをちゃんと掛けられる状態か、ハンドルを握ったままでブレーキバーを握れるか、確認してください。

小さいお子さんが大きめの自転車に乗る時は、ブレーキバーに手が届かない事があります。非常に危険ですね。

その時は、キッズ用のブレーキバーに交換することも出来ます。
ついているブレーキの種類によってもブレーキバーが違ってきますので、わからない時は自転車屋さんに相談しましょう。

ハンドルが太い場合やブレーキバーまでの距離が遠い時も、ブレーキを握りにくくなります。手が小さいお子さんは特に確認が必要です。

意外と知られていないのですが、ブレーキバーの位置は簡単に変えることが可能です。

レバーの幅を調節したり、握力が小さくても大きい制動力を得られるタイプのブレーキバーもあります。

修理部品として取寄せて、つけ帰る事も出来るので、自転車屋さんで相談してください。

大事な子供が乗る自転車、出来る限り安全は確保したいですね。

子供自転車のブレーキの調整方法

子供の自転車のブレーキの調整についてです。

前ブレーキの調整は、左右のブレーキシューをおさえ、上部のワイヤ調節ねじを指で回します。

ハンドルの持ち手近くまで来ていたブレーキレバーを、少し遠くなる場所でブレーキが聞くように調整します。

その後、下のねじを工具で絞めれば完成です。自転車の進行方向にブレーキシューが取り付けてあるステーを曲げて、八の字になるようにブレーキシューを調整します。

こうすることにより、ブレーキをかけた時に、キーと鳴らなくてすみます。

後ブレーキの調整は、基本は前ブレーキと同じですが、最初から工具を使って調整してください。
ワイヤーを絞めつけているねじを緩めて、ワイヤーを引っ張ってはいけません。

調節ねじでブレーキ調整を行ってください。念のため、自転車販売店でワイヤーの調節を行うほうがいいかもしれません。

ママチャリも同じ仕組みで、ブレーキ調整ができるタイプもあります。

これは、指でブレーキの開き具合が調整できるので非常に便利です。ワイヤー調整が必要な場合は、自転車販売店で調整をしましょう。

子供自転車のブレーキの交換方法!パート1

子供の自転車のブレーキを交換する場合は、どうしたらいいでしょうか。

子供用に限らず、一般的な自転車には、バンドブレーキが使われています。

バンドがすり減ったり効きが悪くなると、ブレーキの効きが悪くなり危険です。キーという音もするようになります。

ワイヤーの調整でも良いのですが、互換性のあるサーボブレーキがありますので、こちらに交換してみましょう。

このタイプは、内側から押さえつけることでブレーキをかけます。コストがやや高めなので、一般採用されていないようです。

ブレーキの交換をするときに、要所で写真を取っておけば、戻し方がわからなくなるということを防げます。

後ろタイヤから外しましょう。

両サイドのナットを外して、チェーンを外すと後ろタイヤが外れます。

バンドブレーキの部品は、外しやすいのですが、ドラムが外しにくいので、ドラム抜きを使って外しましょう。

ドラム抜きは、ドラムが同じサイズなら必要ないので、面倒だと感じる方は、同じものを用意しましょう。

交換できたら、逆の手順で組み立てます。

子供自転車のブレーキの交換方法!パート2

子供自転車のブレーキ交換の続きです。

ブレーキのワイヤーが、交換したサーボブレーキのワイヤー固定用のねじまで届かない場合があります。

原因は、ブレーキワイヤーの固定部品にあります。

サーボブレーキに付属されている部品があるはずですので、そちらに換えましょう。
これで長さが合うはずです。

さて、ブレーキの効き具合を調整しましょう。子どもがしっかりと使える位置に調整します。

ブレーキワイヤーを仮止めして様子を見てみます。

車輪を動かしただけで、後ろブレーキが効いて止まる場合は、ナットを強く締め過ぎている可能性があります。

この場合は、緩いぐらいの位置で止めて様子を見ます。何度か試してみて、最適の締め具合、位置を確認しましょう。

難しい人は、自転車販売店で調整してもらうほうが無難ですね。

子供が安全に自転車に乗るために!

子供はまだ力の加減が余りできないので、ブレーキをした時にタイヤがロックしないよう親である私達が注意してあげなければなりません。

タイヤがロックしているという事は急ブレーキしている事になります。

ロック状態は操縦がまともにできないので、事故を防ぐ為にも前々からブレーキをかける事を子供に指導し、毎日安全で楽しく自転車に乗れるようにしてあげたいものです。