本格的にロードバイクでスピードを出そうと思うと、色々なことを気にし始めます。
パーツだったり、漕ぎ方だったり、サイズだったり・・・。
どれもスピードを上げるには必要なことです。
そんな数あるロードバイク攻略のひとつであるサイズの大きめと、小さめのロードバイクのメリットについて今回はお伝えしていきます。
小さめサイズのロードバイクのメリット
ロードバイクに乗って快適に走るには、まずサイズ選びというのは、とても重要です。
その選び方は普通の一般の自転車のように単純ではありません。
たくさんのメーカーがたくさんの種類のロードバイクを出していますが、いくらカッコ良くても、デザインが気にいっても、サイズが合わなければ残念ながら乗ることは難しいでしょう。
もう売り切れだったということもあります。
ですが、毎年新しい顔のロードバイクが登場していますので、きっとお気に入りのものに出会えるはずです。
ロードバイクは、買ったら終わりではありません。
買ってからが始まりです。
普通なら、適正サイズで乗るロードバイクですが、中にはあえて小さめサイズを選ぶ人もいます。
理由は様々だと思いますが、プロの選手がより速く効率的に走るため、という理由が多いと思います。
姿勢も、プロの選手にとっては重要なポイントですから、より前傾のとれる小さめサイズを選んでいるのかもしれませんね。
ただ、適正サイズを外れると色々問題も起こるので、初心者の方にはおすすめできません。
小さめサイズのロードバイクのデメリット
ロードバイクのサイズ選びは大切ですが、あえて小さめのサイズにすると、何がどう変わるのでしょうか。
簡単に言うと、危険度が増します。
そして適正サイズで乗るときよりも、身体を鍛えなければならなくなります。
どういうことかと言うと、小さめのサイズのロードバイクに乗った場合、跳ね返る感じが強くなるので、デコボコ道を走るときなどは身体を支えようとする、強い力が必要になります。
つまり、余計な力です。
平坦な道を淡々と走るだけなら、あまり考えなくてもいいと思うのですが、道というのはデコボコだったり、坂があったりカーブがあったり、信号があったりするので、止まらなければならないときもあります。
そういったときに危険度が増すのです。
あとは、小さめなので、何かの拍子に身体とこすれたりして、怪我をする可能性も高くなります。
また、ハンドルの位置が低くなりますので、姿勢も変わります。
その姿勢が乗りやすいという人には良いのかもしれませんが、より低い前傾姿勢のまま走るとなると、かなりしんどいと思います。
大きいサイズのロードバイクでは
ロードバイクのサイズが自分の適正サイズより大きめな場合、適正サイズに乗るのと比べて、どんな違いがあるのでしょうか?
こちらも、小さめサイズに乗るのと同じように、安全性に問題があります。
大きすぎると乗ることもできませんし、前傾姿勢もとりにくく、走りも重くなります。
平坦な道を一定の速度で走る場合は、安定感があると思います。
サイズが違うと、このように乗り心地や走り心地に、とても影響が出るのです。
ロードバイクは、スピードがかなり出るので、安全面に考慮することは必要不可欠です。
そういった意味でも、サイズ選びは重要です。
最近では、女性もロードバイクに乗る人が増え、メーカーによってまちまちですが、XXSサイズのロードバイクや、女性に向けたおしゃれなデザインのものも作られています。
身長が140cm~から乗ることができます。
日本のブランド、ANCHOR(アンカー)も、女性用のサイズ展開をしているメーカーのひとつですね。
小さめ?大きめ?サイズの見方
乗りたいロードバイクが見つかったら、サイズが合うか調べていきます。
「ジオメトリー表」を見てみてください。
メーカーのホームページで確認できると思います。
身長がどのくらいだと、これくらいのサイズに乗れるという、大体のサイズがわかるというものです。
ただし、これだけでは決めないでください。
なぜなら、身長だけでは、サイズが本当に合うかわからないからです。
身体のあらゆる部分のサイズと合うか、調べてから購入するようにしましょう。
そして、過去にロードバイクを購入したことのある人も、次のロードバイクを買うときは、同じサイズで大丈夫と思わない方がいいです。
メーカーによって同じサイズ表記でも、小さめだったり、大きめだったりする場合があるからです。
なので、お店に行って、実際に乗ってみてから購入した方が良いでしょう。
値段はピンからキリですが、グレードの高いものは、やはり高くなります。
パーツにもグレードがありますが、中にはグレードの高いパーツを使っているのに低価格のものもありますので、コスパの良いものが狙いめです!
ロードバイクの適正サイズ
ロードバイクを作っているメーカーは、国内・国外様々ありますが、サイズ展開が少ないものだと、自分に合うサイズがなかったり、お店に置いていないという場合もあります。
少し小さめのサイズなら、微調整をすれば乗れるかもしれないという具合ですが、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。
ロードバイクは、まずサイズを確認してから、他の要素(デザイン・価格など)で選ぶと、効率よく決められるかもしれません。
あとは、どんな場所を、どれくらい走るのかによっても変わってきます。
そして安全に乗るためには、備品も必要です。
初めてロードバイクを買うときは、予算を全部ロードバイクに使ってしまうと、あとで買い足す備品の分だけ予算オーバーとなってしまうので注意してください。
備品は色々ありますが、全て揃える必要はありません。
特にウェアなどは汗を素早く逃がしたり、空気抵抗を減らして、少しでも速く効率的に走るためのものなので、最初から必要にはならないと思います。
安全に走るのに必要な備品を、まずは揃えましょう。
初心者は適正サイズで
自分にピッタリのロードバイクを選ぶには専門店などに行き、実際に乗ってみてから決めるのが良いでしょう。
ロードバイクは買った後も、調整やパーツ交換、メンテナンスなどが必要になりますので、購入した後でも相談に乗ってもらえるお店で買うと心強いです!
サイズを測ったりするのが面倒だと感じる人は、もちろんネットで購入することも可能ですが、きちんとサイズ合わせをしなかったために、結局乗ることができなかったとなると、安い買い物でないですから、大変もったいないです。
後悔しないためにも、ちゃんと対応してくれるお店で購入しましょう。
サイズ合わせは、細かく行う必要があります。
腕の長さや足の長さも測ってもらって、自分にぴったりフィットする、自分だけの一台を見つけましょう。
特に女性は、男性よりも小さめのサイズになると思うので、選択肢がどうしても少なくなります。
サイズ展開豊富なロードバイクの種類を調べ、お店に行き、お気に入りを見つけてください。
まとめ 用途によってサイズを考えよう
自転車レースでトップを目指すのなら、細かいところまで修正したいですが、趣味で楽しむのであれば、気持ちよく乗れるサイズが良いと思います。
同じ趣味でも、人それぞれ楽しみ方は違うので、誰がどうだからこうすべき!という固定概念に捕らわれず、柔軟に楽しみたいですね。