マウンテンバイク(mtb)は、安定感がとても優れており、自転車に不慣れな方にもおすすめです。
安定感が良いので、悪路の走行やダウンヒル等が得意とされています。
特にサスペンション付きのmtbが増えて来ているので、初心者向けのサスペンション付きmtbのおすすめモデルとメーカーをご紹介します。
mtbは初心者におすすめ!
ママチャリではなくて、メーカーなどこだわって、ロードバイクなどように格好良い形の自転車を購入したいということならば、断然オススメなのが、マウンテンバイク(mtb)です。
mtbならば、どんな道でも走行できます。
もともとは、未舗装のでこぼこした道を走行するための自転車として生まれたmtbは、他のスポーツサイクルに比べて、頑丈な作りで悪路に耐えられます。
タイヤも普通の自転車に比べて丈夫ですし、サスペンションと呼ばれる衝撃を吸収してくれるパーツも付いています。
フレームの剛性も高いため、未舗装の悪路から、街中の舗装された一般道まで、どのような道でも快適に走行できるような性能を、mtbは持っています。
弱点としてはフレームの剛性が高いことです。
剛性が高いということは、車体重量が高くなってしまって、他のスポーツサイクルより、走行速度はどうしても遅くなってしまいます。
そうはいっても、変速機を駆使すれば時速30kmくらい普通に出せますし、その速度が高速であることから、京都や滋賀県を中心に、mtbは原付と同じ30km規制をしているところまであります。
プロスポーツとして、極限まで極めるわけでもないので、デメリットはほとんど感じないと思います。
mtbは快適に乗ることが出来る!
有名なメーカーのロードバイクやクロスバイクを使ったとしても、初心者が最初に言い出すことは「お尻が痛い」ということです。
お尻が痛くなることで、だんだんと段差の衝撃が身体に響くようになって、意外と痛い思いをするようです。
走行中に、段差直前でお尻を浮かせればいいのですが、その動作は初心者には難しいということもあります。
そこでおすすめなのが、マウンテンバイク(mtb)です。
mtbは、悪路でも走行できるように設計された自転車で、衝撃を吸収してくれるサスペンションが付いています。
そのため、段差の衝撃も抑えてくれるので、お尻の痛みを軽減してくれます。
それにmtbならば、通勤・通学だけでなく、休日のサイクリングが快適に楽しめるでしょう。
きれいに舗装された一般道を走行するなら、さすがにロードバイクやクロスバイクの走行速度に届かないこともあるのですが、でこぼこがあるなら、mtbのほうが快適に走行できます。
それに河川敷でよくあるのですが、ちょっと砂利のほうに行ってみよう、土のほうに行ってみよう、というような思いつきでも、mtbは難なく走行できてしまいます。
それは、ロードバイクにはない走破性です。
そのように、購入するときには砂利道なんか走らないと思っていても、実際には未舗装の道があって、進んでみたいと思うこともあるでしょうから、mtbという選択肢を考えるのも良いと思います。
mtbの選び方はどうすればいい?
マウンテンバイク(mtb)の選び方としては、もちろんメーカーごとの強みもあるし、コンポーネントだとか、フレームの素材だとかあるのですが、5万円いくらいの入門用のmtbならば、気にするべき項目はサスペンションくらいです。
サスペンションが前輪だけについているのか、それとも前輪後輪両方についているのか、それだけ気にしましょう。
前輪だけにサスペンションがついているタイプを、フロントサスと言います。
フロントサスは、主に街中で走行するためのもので、前輪に伝わる衝撃を吸収して、快適で素早い走行を助けてくれます。
前輪後輪の両方にサスペンションがついているタイプを、ダブルサスと言います。
ダブルサスの衝撃吸収能力は、かなり高いのですが、ペダルの踏み込みも吸収してしまうので、フロントサスよりは素早く走行することはできません。
そしてダブルサスだと、後ろに荷台を付けることができません。
フロントサスかダブルサスか、その辺はレースに出るわけでもないでしょうから、好みで選ぶと良いと思います。
他の注意点としては、mtbには、29インチという大きなタイヤがあることです。
普通の自転車であれば26インチですので、29インチは結構大きな印象を受けると思います。
29インチの走行性能としては、走り出しは重いが、一度走り出したら、慣性のおかげで速度維持が簡単で、平坦路で巡航速度30kmくらい普通に出るものの、登り坂が苦手という感じです。
サスペンション付きmtbのおすすめメーカーとモデル紹介①
通勤・通学の他、様々なシチュエーションでも活躍するマウンテンバイクを紹介します。
HUMMER(ハマー)の「HUMMER マウンテンバイク 26インチ DH2618-ALPHA」。
サスペンションはダブルサスで、重量は17.5kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノ製です。
オフロード車で有名な「HUMMER」が、自転車を登場させました。
そのため、サスペンションの信頼性も高く、ダブルサスタイプなので、衝撃吸収能力が一押しのモデルです。
GTの「PALOMAR(パロマー)2016年モデル」。
サスペンションはフロントサスで、重量は15.6kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノのTourney(21段)です。
GTは、アメリカの本格マウンテンバイク製造ブランドで、ダウンヒルを行うための非常に剛性の高いモデルを販売しています。
非常に高い信頼性のあるブランドなので、マウンテンバイクを体感してみたいという方におすすめです。
ミヤタ(MIYATA)の「マウンテンバイク BCSM386」。
サスペンションはフロントサスで、重量は14.6kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノのTourney(21段)です。
ミヤタは日本のメーカーで、街乗り用の安いスポーツサイクルを販売しており、このマウンテンバイクも安価ではあるのですが、技術力の高さから信頼性の高いmtbになっています。
サスペンション付きmtbのおすすめメーカーとモデル紹介②
通勤・通学以外にも使いやすい、おすすめマウテンバイクを集めました。
ティゴラ(TIGORA)の「マウンテンバイク 440mm」。
サスペンションはフロントサスで、重量は15kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノのAltos(27段)です。
ティゴラは、スポーツ全般のウェアのブランドですが、自転車も扱っています。
そして他と違うのが、制動力の高いディスクブレーキを搭載していることです。
27.5インチタイヤで、変速は同じ価格帯のmtbより、一段上のグレードなので、コスパの良いモデルになっています。
GOOD YEAR(グッドイヤー)の「GOOD YEAR AL-CRS296 29インチ」。
サスペンションはフロントサスで、重量は13.2kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノの6段です。
タイヤサイズが29インチという大きなサイズのmtbです。
変速が6段しかないのが残念ですが、29インチの走行を楽しめるモデルになっています。
Bianchi(ビアンキ)の「EAGLE 20 2016年モデル」。
サスペンションはフロントサスで、重量は9.3kgです。
アルミフレームで、コンポーネントは6段です。
ハイグレードロードバイクメーカーとして有名なビアンキから、20インチという小型のmtbが登場しました。
そのため、子供や女性にも向いているmtbになっており、重量の軽さもあって、取り回しのしやすいmtbだと思います。
サスペンション付きmtbのおすすめメーカーとモデル紹介③
シーンを問わず活躍できるマウテンバイクをご紹介します。
DIAMOND BACK(ダイアモンドバック)の「26インチマウンテンバイク DB-261FAL」。
サスペンションはフロントサスで、重量は12.7kgです。
アルミフレームで、コンポーネントは21段です。
ハイエンドマウテンバイクメーカーの最廉価モデルです。
剛性や信頼性の高いmtbですが、日本ではあまり発売されてないので、他人と違うmtbに乗りたい方におすすめです。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)の「DOPPELGANGER 26インチ GORGE d20-BK」。
サスペンションはフロントサスで、重量は13.8kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノのAltos(24段)です。
アウトドア用品を多く製造しているドッペンギャンガーのmtbです。
ディスクブレーキなので、雨の日でも問題なく制動してくれます。
GT(ジーティー)の「16’アグレッサー SPORT(3x7s)mtb27.5」。
サスペンションはフロントサスで、重量は13.6kgです。
アルミフレームで、コンポーネントはシマノのTourney(21段)です。
ハイエンドのmtbを製造しているGTの廉価モデルが、このアグレッサーです。
27.5インチという大きめのタイヤで、高い段差もガンガン乗り越えていけます。
最廉価モデルではないため、予算があって本格的mtbに乗りたい方におすすめです。
mtbは通勤や通学にもおすすめ!
おすすめのサスペンション付きのmtbを、ご紹介させて頂きました。
通勤や通学には、クロスバイクが流行ってきていますが、mtbも安定感がありますし、身体を鍛える為に整備されていない道を走行するのにも良いです。
今回ご紹介しましたmtbは、コストパフォーマンスに優るモデルです。
この他にも沢山mtbがありますので、機会がありましたら是非乗ってみて下さい。