チネリのロードバイク製品でも特に有名なのが、スーパーコルサです。
毎年のように発売されているスーパーコルサですが、一体どのような魅力があるのでしょうか。
ここではスーパーコルサと、同じく有名なメリダのロードバイクのインプレをご紹介します。
スーパーコルサとは
伝統的なクロモリバイクが欲しいなら、チネリのスーパーコルサが候補にあがるでしょう。
イタリアメーカーのモデルで、コロンバスのパイプと美しいラグでできています。
サイズは10mmごとにあり、色もたくさんあります。
使用するパイプが変わったりしていますが、今でもライダーの憧れの存在であることは、間違いないでしょう。
【CINELLI(チネリ):SUPER CORSA】
値段はおよそ、240,000円です。
サイズは48−64、色はロッソフェラーリ・アズーロレーザー・チタニウムグレイ・ブルーチャイナなどと豊富です。
フレームとフォークは、コロンバスSL(スチールバテットチューブ)、変速機はカンパニョーロ・アテナ(F)&(R)です。
ギアは、カンパニョーロ・アテナで12−25T(11速)です。
ホイールは、カンパニョーロ・ボーラONE、重さは1,790g(フレーム)665g(フォーク)です。
ラグで接合されたヘッド周辺の素晴らしさは、長いことファンを魅了し続けています。
シートピラーを固定しているボルトは、シートステーを貫いていて、シートチューブの後ろには、スリットが入っています。
フォークは、なだらかにくびれるスムースなスタイルになっています。
では次に、スーパーコルサのインプレについてご紹介していきます。
スーパーコルサを復活させたインプレ
スーパーコルサを復活させたインプレについてご紹介します。
20年近く放置していたチネリのスーパーコルサをブラッシュアップしました。
タイヤも新品のチューブラーにしたので、とてもキレイになりました。
チネリといえばイタリアですので、クランクを日本製のシマノのデュラエースから、チネリと同郷のカンパスーパーレコードのヴィンテージへ変えました。
アウターは53Tです。チェーンも新しくしました。
全ての部品をスーパーレコードにするため、リアメカもヴィンテージのレコードにしました。
シンプルで美しい素晴らしいスタイルです。
トゥクリップ、ストラップを装備したら、慣れるまでは走行中に恐怖心を感じました。
足入れを失敗したら、アスファルトを削る音が、失敗を教えてくれました。
トゥクリップは、チネリの刻印が入っています。
ペダルは三ケ島のシルバンツーリングです。
自分でオーバーホールするのが楽しみです。
長く使用可能な定番ペダルです。
ギザギザがあるためスニーカーに合うし、両面踏み可能なのも魅力です。
時が経つにつれて、味の出るクロモリなので、メタリックのブルーのボディと、めっきのラグが美しいです。
ネオコットとスーパーコルサ比較①
アンカーのRNC7とスーパーコルサの自転車2台のインプレを比較してみました。
スーパーコルサは、久しぶりに走りました。
乗り心地は、変わらず最高です。
しかし、走行性能は、50年以上前の基本設計のため、何とも言えません。
よくできているスチールフレームですが、今のレーシングフレームとの比較はしないほうがいいかもしれません。やはりクラッシックな走行です。
BBの横剛性自体は高めなため、力のある人が正しい技術で走れば、とても速く走れます。
下り坂でのコントロール性、上り坂での軽快さは微妙でした。
それから、今の完組ホイールとの相性は、あまり良くありません。
昔のスチールフレームは、サイズごとにチューブの剛性を変えていなかったのでしょうか。
ここまでレース用としては、イマイチな評価をしていますが、私がスチールフレーム大好きになった原因が、この「スーパーコルサ」だったので、ショックが大きいのです。
レース用の自転車に乗っているというよりは、クラシックカーに乗っている感じでした。
ネオコットとスーパーコルサ比較②
RNC7の乗り心地は、私が今までに乗ったロードの中で一番良く感じています。
走りは、20年以上前の基本設計なのに、今のレーシングフレームと比較したくなるくらいです。
メリットやデメリットがあるにしろ、全体で見ると現在のロードバイクと、そんなに劣っていません。
特に、降坂時のコントロール性は、他のロードバイクと比較にならないくらいです。
筋肉や関節の疲れ具合もとても少ないので、琵琶イチとかでは、一番速いのではないかと思うくらいです。
スーパーコルサと比べると、RNC7に軍配が上がりますが、RNC7は、スーパーコルサと違い、チューニングをかなりしています。
なので、それを差し引いて考えないといけないかもしれません。
また、コンポ等の重さ&性能差も無視することはできません。
今回の評価は、貧弱な私の評価なので、体格の良い人が乗れば、もしかしたら評価が逆転するかもしれません。
走行性能は別にして、どちらも幸せな時間が過ごせる自転車であることは間違いありません。
以上、ネオコットとスーパーコルサの比較でした。
メリダのロードバイクのインプレ①
スーパーコルサの性能はお伝えできたと思います。
今度は、メリダのロードバイクのインプレについてご紹介していきます。
メリダで具体的なモデルは、「スクルトゥーラ」と「ライド」です。
ここでは、400のグレードでみていきます。
このグレードは、アルミフレームの入門クラスですが、コンポにSHIMANOの105が採用されており、性能が素晴らしいです。
まず、エンデュランスロードの「ライド400」についてです。
路面の荒れた場所も含む、ロングライドのために開発されています。
フルカーボンのトップモデルはレースで使用され、そのコンセプトを受け継いだアルミモデルが「ライド400」になります。
上体が起き気味の楽な姿勢を取ることができます。
また、シートステーとチェーンステーは、縦方向のクッション性が高い設計になっています。
漕ぎ出しはスムーズで、巡航スピードを楽にキープできます。
ロングライドに向いています。
では、「スクルトゥーラ400」についてです。
レーシングエントリーモデルとしては、素晴らしいコストパフォーマンスです。
加速性やコーナリング等、同じ価格帯の他のロードバイクよりはるかにスゴイです。
スクルトゥーラは、走りに応じて吸い付くように反応してくれます。
オールラウンダーと言われるように、ロードレーサーに乗ってみたい、ゆくゆくはレースなども出てみたい、パーツを自分でカスタムしていきたい、という人に適しています。
見た目も機能も、自分で変えることができる楽しいモデルです。
メリダのロードバイクのインプレ②
メリダのロードバイクのインプレについて、続きを書いていきます。
驚異的なスピードが欲しいなら、メリダのエアロロード、「リアクト」がおすすめです。
メリダがバイクを供給しているチーム・ランプレメリダ、そのランプレメリダのメインバイクがリアクトです。
軽量化、剛性、快適性が優れています。
メーカーが注目したのが空気抵抗です。
そして、メーカーの技術力は、他のメーカーを圧倒し、今では世界中で活躍してるエアロロードの1つになりました。
リアクトのモデルを紹介します。
初心者におすすめなのは、「リアクト400」です。
唯一のアルミフレームモデルです。
リアクトは、ハイドロフォーミング製法でフレームが作られているため、快適性が残っています。
手軽にエアロ効果を体感したい人に向いたモデルです。
また、400には、チーム・ランプレメリダのカラーが用意されています。
そして、コストパフォーマンス最強のモデルでもあります。
カーボンモデルシリーズの中で下位の等級ですが、フレームやフォークは、上位の等級と同じ形です。
コンポーネントや各種パーツ類でダウングレードが図られているため、将来的に少しずつグレードアップをすれば、上位のグレードとも戦えるでしょう。
そのままでも、カスタムしても楽しめるバイクです。
スーパーコルサ以外にも素晴らしい自転車はたくさんありますね。
それぞれの自転車にそれぞれの良さが
チネリのスーパーコルサのインプレをはじめとし、メリダのロードバイクのインプレもご紹介しました。
世の中には、多くの自転車があります。
そして、それぞれの自転車には、それぞれの良さがあります。
数多くの自転車の中から、お気に入りの1台を見つけられると良いですね。