mtbで有名なレースの一つに、王滝のSDAクロスマウンテンバイクがありますよね。
王滝レースには、20km、42km、100kmの距離があり、それぞれ募集定員や参加費も違います。
ここでは、王滝レース42kmについての特徴やオススメの準備品などをご紹介します。
王滝mtbレース 42㎞の特徴
王滝のmtbレースでは、100kmと42kmでスタートをする所が異なります。
42kmのスタート場所はメインではなく、メイン会場から10kmくらい先にある所がスタート地点になります。
7時がスタートの時間で、100kmより1時間ほど遅いスタートになります。
秋の42kmは、スタートしてからすぐに上りになります。
この上りが続くのですが、スタート直後は体力満タンなので、ペースの速い人がいます。
ただ、体力を最初から使ってしまうと、後半がきつくなります。
なので、初めから自分のペースで行くのが良いかもしれません。
上りが終われば、スタート地点まで下ります。
ただ、トンネルでの落車に気をつけてくださいね。
アスファルトの下り区間で足を止めてしまうと、乳酸が溜まり、その後の上りで脚が重くなったり、つりやすくなってしまいます。
力は入れずに、軽くペダルを回すようにしてください。
この先から、100km、120kmのライダーと合流していきます。
2つの坂の後は下りで、右コーナーを曲がって橋が見えたらゴールになります。
王滝mtbレース42kmレポート①
王滝のmtbレースの42kmは、7時スタートですが、スタート地点が集合場所から10km離れているので、自分で移動する必要があります。
40分くらいで着くので、100kmのスタートを見送ってから、42kmスタート地点へ移動できます。
スタート地点へは、上りが多いです。
スタート地点にスタート5分前に着いたのですが、後ろの人が見えないくらい並んでいました。
そのため、コースがクローズされていたので、スタート脇で待って、みんなが行ってから最後尾でコースインしました。
スタートしたときは、渋滞でゆっくりだろうと考えていたのですが、思ったよりスペースが空いていたので、始めから良いペースで前に出て行くことができました。
トンネルは、雨のためなのか、天井から染み出た水で道路が濡れていたので、神経を使いました。
そのまま舗装路を行くと、林道区間になって角度もきつくなり、難しくなってきました。
春は秋より楽なのですが、路面に石などがたまにあって、苦戦している人もいました。
王滝mtbレース42kmレポート②
春は、中盤までコースが楽です。
しかし、後半から100kmとコースが一緒になるので、状況が違ってきます。
チェックポイントが3か所あるのですが、42kmにも30km地点に1か所あります。
水、コーラ、それから王滝のスポンサーのPowerBarがあります。
ここで準備してきたエネルギーを補給して、残りを走ります。
チェックポイントを出て、すぐの大きな上りは終わっていますが、疲れてきたときに急な上りがいくつかあるのはきついです。
1番軽いギアでも登れなくて、mtbを押している人もいます。
何とか上り切って、残り40kmのプレートを見たら、ペースを上げます。
しかし、3km以上走ってもゴールゲートが見えません。
「今回は、42kmと100kmが分かれている」と思っていたら、45kmのプレートが見えました。
しかし、ゴールゲートは無いので続けて走っていたら、50kmのプレートが見えたので「どうなってるの?」と思ったのですが、そのまま走り続けたら、ゴールゲートが見えてきました。
mtbレースの必需品
王滝のmtbレースでは、携帯ポンプとCO2ボンベがとても重要です。
どちらか一つだけでも大丈夫です。
使い方は、事前にチェックしておきましょう。
特にボンベは、間違えたら危ないため練習が必要です。
ただ、ポンプがあってもパンクが直せないとダメです。
パンクしたら、チューブごと替えるのがベストです。
ということで、チューブは持参してください。
王滝は、鋭利な石がたくさんあるので、カットパンクをしがちです。
そうなると、チューブを入れても、タイヤの切れた場所からチューブが出てくるので、タイヤブートで補強しましょう。
こういうときは、ゴム糊がいらないものが便利です。
どんなパンクにも対応できるよう、予備チューブとタイヤブートは持参しましょう。
王滝では、チェーントラブルも多いです。
チェーントラブルが起きたら、チェーンを繋ぎ直せばOKです。
破損した場所を切ってリンクで繋げば、応急処置が可能です。
チェーンカッターもいるので、携帯工具はチェーンカッターが付いたものをおすすめします。
42kmと100kmでは、オフロードということもあり、チェーンの負担が大きいです。
チェーンオイルがあれば、チェーンから変な音がしたら注油できるので、トラブルを防止できます。
潤滑性を長い時間活かすために、チェーンの油分や水分をきれいにして塗りましょう。
mtbレースでは補給食を忘れずに
パワージェル系と固形物はいくつ持参すればいいのか、補給食の準備について悩むと思います。
人にもよりますが、一般的には、パワージェルは30~45分くらいに1本が目安です。
王滝の42kmのmtbレースの想定時間を、7:30とすると450分になります。
45分計算ですと、10本で十分に足ります。
ですが予備として、2~3本用意しておくと安心です。
パワージェルのほかにも、Mag-onなどもおすすめです。
ですが、マグネシウムを過剰摂取すると、下痢をしやすくなるので注意が必要です。
固形物がいいという方は、パワーバーやスポーツようかんなどがあります。
ただし、固形物のものは、食べづらかったり、消化に意外と時間がかかったりするので、あらかじめ、試食をしておきましょう。
水分や救急用品も持っていこう
王滝の42kmのmtbレースでは、水も補給食と同様に大切です。
人によって水を取る量は違いますが、王滝のレースに何度も出ている方で、1チェックポイントで500mlも飲まないとう方もいます。
私は水をたくさん飲むので、3ℓ近くの水を準備しました。
結局、30kmで1ℓも水を飲みませんでしたが。
ハイドレーションを持っていったのですが、これがとても手軽に水分補給ができるので、重宝しました。
ボトルを使うと、目線や手を外す時間が長くなるので、転ぶ危険性が高くなります。
ハイドレーションがあれば、簡単に飲むことができるし、転ぶ危険も防げます。
会場には救護隊がいるのですが、レースをしているときに転ぶことがあるので、応急処置ができるように、絆創膏などを用意しておきましょう。
初参加する方は、何を持っていけばいいのか分からないと思います。
そんなとき、必要だと思うものを全部持っていきましょう。
そうすれば、会場に着いたときに、道や自分のコンディションに合わせた装備が可能になります。
ですので、できるだけ車で現地に行くことをおすすめします。
万全な状態でレースを楽しみましょう
42kmコースは、100kmコースとはまた別の特徴があり、それに伴い準備や対策も少し変わってきます。
レース出場を決めたら、体調管理や準備をしっかり行いましょう。
また、宿泊場や交通手段もあらかじめ考えておき、ギリギリになって困ることのないようにしましょうね。