ママチャリやロードバイク、クロスバイク・・・自転車には、様々な種類があります。
bmxもその一つです。
今回はそんなbmxについてのご紹介をします。
また、自転車を利用する上で知っておくべきタイヤの空気圧についてもお話します。
タイヤの空気圧について知り、自転車ライフを満喫してください。
bmxの特徴って?
bmxの特徴は、値段が高くなく、コンパクトで丈夫であることです。
そんなbmxの誕生は1970年代のアメリカ、子供たちがオートバイのモトクロスを真似て遊んでいたのが、きっかけとなって生まれました。
今では、速さを競ったり、専用のコースでジャンプしたり回ったり技の得点を競ったり、様々なコースでbmxは活躍しています。
bmxは扱いやすくて、坂道やデコボコ道も走行でき、軽量で小回りも楽なので、狭い道でも軽快に走行できます。
このように、街中を軽快に走行することが可能なので、街乗りに適しています。
また、子供の自転車デビューにもおすすめできます。
それから、自分に合わせてカスタムすることもできます。
タイヤ・ホイール・空気圧、それからギアやハンドルなど、自分の乗り方に合わせて変更できます。
例えば、スポーティでスタイリッシュなセッティングに変更することができます。
そして、カラーの組み合わせによって、見た目のインパクトを強めることもできます。
個性的でファッション性の高い見た目から、部屋のインテリアとしてbmxを所有している人もいます。
おすすめのbmx
【KE-01】
kuwaharaの街乗り向けのbmx・KE-01は、ビギナーにおすすめです。
約30年前に発売されたモデルを復刻したもので、当時の精度やクオリティはもちろん、デザインや格好良さもそのままに、オールドでおしゃれな仕上がりになっています。
ビギナーだけでなく、昔からのbmxファンにもたまらない1台です。
【サバイバー】
クワハラの「サバイバー」は、「KE-01」と同じくオールドbmxです。
最初のリリースは1984年、それが20年の時を越えて再リリースされました。
シンプルなカラーリングが、とてもおしゃれです。
タイヤは24インチなので、走行性は20インチサイズよりも優れています。
通勤や通学はもちろん、街乗りでも活躍してくれるbmxです。
【H-Street】
ダーカスワンの「H-Street」は、ノスタルジックなイメージが強いモデルです。
目立たずに街乗りしたいという、願望を叶えてくれます。
空気圧を少なくすれば、衝撃吸収性が高まるので、より快適になります。
ブラック、オリーブ、グリーン、ピンクの4色から選べて、乗りやすさも兼ね備えています。
女性やbmxビギナーにもおすすめです。
bmxのおすすめタイヤ
bmxに限らず、自転車の乗り心地を良くするには、タイヤの性能が重要です。
以下のタイヤの対応空気圧はすべて110psiです。
【WE THE PEOPLE:FEELIN】
ストリート系タイヤです。
路面のフィーリングをスムーズに伝えてくれます。
抵抗は少なく設計されているので、アスファルトやコンクリートで、走行音も少なくバイクが進むようになります。
【STRANGER:BALLAST TIRE】
ストリート用タイヤで太いです。
センターラインのおかげで回転時の抵抗を減少して、サイドの深い溝のおかげで、曲がるときのスリップを防いでくれます。
【STRANGER:HAZE TIRE】
ストリート用の太いタイヤです。
センターラインとサイドの深い溝が特徴のタイヤです。
【MERRITT:BRIAN FOSTER FT1 TIRE】
オールラウンドのタイヤで、様々なライディングスタイルにも適応できるように開発されています。
【CULT:AK TIRE】
極太の2.50サイズのタイヤですが、重量は655gと、軽量になっています。
タイヤの空気圧の表示
タイヤの空気は、bmxのタイヤにしても、他の自転車と同様、時間を置くだけで減っていきます。
そのため、意識して空気圧を設定することで、bmxの性能を十分に発揮できるようになります。
つまり、空気が入っていれば良いということではなく、適切な空気圧があるということです。
bmxに限らず、自転車は適切な空気圧に設定することで、乗り心地が良くなり、走りが軽くなってパンク予防にもなります。
最適な空気圧は、タイヤで決まってきます。
どのくらいの空気圧が良いのかは、タイヤに記載されているので確認してみましょう。
タイヤの側面のどこかに、数値が記載されているはずです。
例えば、「6.0~7.5bar」と記載されていれば、その範囲の空気圧に対応しているということです。
もしくは、「85~110psi」というように、異なる単位で記載されているかもしれません。
タイヤの空気圧を確認するときに、単位に注意してください。
メーカーによって、様々な単位が採用されています。
・bar
・psi
・kPa
・kgf/cm2
というように、いくつかあるので混同しないようにしましょう。
ちなみにですが、「bar」と「kgf/cm2」は、同じ数値になります。
空気圧は車種ではなくタイヤで決まる!
bmxユーザーに限らず、自転車ユーザーの中には、空気圧についてきちんと理解していない人がいます。
・とにかく空気をパンパンに入れておけば良い
・タイヤの空気圧を気にしていない
など、極端に考えていたりします。
他にも、
・ロードバイクやマウンテンバイクやミニベロなど、車種によって空気圧が異なる
と、間違えていたりする人がいます。
正確には、空気圧はタイヤによって決まります。
正確な空気圧は、タイヤに記載されているのです。
中には、適正空気圧の上限が1.5倍も違うことがあるので、タイヤを見て、適正空気圧を確認することは大切です。
適正空気圧を間違えていると、パンクの原因になります。
しかも、乗ってすぐにパンクすることがあります。
それだけ、適正空気圧に調整することが重要だということです。
適正空気圧を正確に知るには、空気圧計付きエアポンプ、もしくは単体のエアゲージを使いましょう。
また、エアチェックアダプターを使用するのも良いです。
ママチャリに多い、英式バルブは、そのままでは空気圧をチェックすることができません。
エアチェックアダプターを使うことで、英式バルブを米式バルブに変換したことになるので、空気圧の計測できるようになります。
タイヤの空気圧は、高め?低め?
適正空気圧には、上限と下限があります。
タイヤの空気圧によって、bmxに限らず自転車の乗り心地や走りやすさが変わります。
空気圧を上限に合わせると、タイヤの路面抵抗が小さくなるので、スピードが出るようになります。
これは、タイヤが硬くなり、変形率が小さくなるからです。
タイヤが硬くなることで、走りやすい円の形を維持したまま走れるので、加速性能が上がるということです。
そのため、空気圧の上限が高いタイヤに変更することで、加速性能を引き上げることができます。
ただし、空気圧を上げるデメリットとして、タイヤの硬さから乗り心地が悪くなります。
デコボコや段差によって、自転車が跳ね上がるような感覚が生じるかもしれません。
反対に、空気圧を下限に合わせると、乗り心地が良くなります。
タイヤが柔らかくなるので、路面からの衝撃を吸収してくれます。
空気が多いほうが高いクッション性になるので、同じ空気圧なら太いタイヤのほうが乗り心地は良くなります。
しかし、タイヤが柔らかいと変形率が増加するので、転がり抵抗が増加して、結果的に加速性能が低下します。
空気圧を下げすぎると、タイヤがグニャグニャとして、全然前に進まなくなるので気をつけてください。
以上のように、空気圧の高さ低さにそれぞれメリットとデメリットがあり、どの程度で良しとするかは、個人の判断になると思います。
分からなければ相談を
いかがでしたか?
タイヤによって、適正空気圧の値は違うようです。
空気圧調整は、自分でできなくはないですが、全くの初心者が最初から一人で取り組むのは難しいかもしれません。
分からなかったり、不安だったりした場合は、自転車さんや自転車乗りのお友達に相談することをおすすめします。