自転車の荷台に自作補給食を積んでサイクリングに行こう!

補給食は、ロングライドにはかかせない物の一つです。
ただ、市販の補給食は高くて、味の合わない場合も多いですよね。

そういった悩みを抱える方におすすめなのが、自作補給食です。

今回は、そんな自作補給食の作り方をご紹介します。

補給食を作って、自転車の荷台に乗せてロングライドを楽しみましょう。
荷台を持っていない方は、荷台選びも合わせて行いましょう。

ロングライドには自作補給食がおすすめ!

休日や週末などに、自転車のロングライドを楽しんでいる方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

自転車に乗っていて急にお腹がすいたりすることもありますので、ロングライドをする方は、補給食を携帯することは大事なことです。

運動をすれば、糖分などを体が欲しがってきますので、補給食をうまく使って糖分などを補給し、血糖値が急激に下がるのを防ぎましょう。
甘いものが苦手という人は、補給食には、いろいろな種類のものがありますので、お気に入りの一品を探してみてください。

自分の食べたいようなものが、見当たらない場合は、補給食を自作するのもおすすめです。
補給食を自作することは、そんなに難しいことではなく、出発前のわずかな時間などでも、自作できます。

わざわざコンビニなどに立ち寄って補給食を買う必要もありません。
コンビニなどでは値段もしますし、荷台に荷物がある場合は、降ろしたりする手間があります。

ですが、自作補給食を携えていれば、自転車から離れることがないので、荷台に荷物があっても安心です。

補給食に良く使われる、シリアルバーなども、自分で手作りすることもできます。
ロングライドをする方は、自作補給食にも、ぜひ注目してみてください。

自作補給食「ロールサンド」を作ろう

自作補給食をいくつかご紹介していきます。

【ロールサンド】

材料:食パン、ローストクルミ、スライスしたバナナ

補給をしやすく、栄養価の高い材料を使用しましょう。
身体に必要な色々な食材をサンドしてしまうことで、一度にたくさんのエネルギーを摂取することができます。

ジャムの原料は果物ですから、クエン酸補給になるので、ブルーベリージャムやイチゴジャムなどを塗るのもおすすめです。

ロールサンドは、味が染み込むので食べる頃には、さらに美味しくなっています。

作り方は簡単です。

色々な具材をパンの上に乗せ、手前からかなりきつくロールしていきます。
このとき、具材が飛び出ないように気をつけましょう。

そして、ラップやアルミホイルできちんと包んで、できあがりです。
ちなみに、アルミホイルのほうが張り付かないので、食べるときに楽です。

食パンは、あらかじめ潰してしまえばコンパクトになるので、より食べやすくなります。
荷台に載せる荷物の中で、一番上に入れておけば、サッと取り出せて食べることができます。

自作補給食の王道!「シリアルバー」

次に自作補給食の王道である、「シリアルバー」の作り方をご紹介いたします。

まず、以下ものを用意します。

・シリアル:125グラム
・マシュマロ:30グラム
・バター:10グラム(できれば無塩バターが良い)
・オーブンシート

この材料で大体シリアルバー6、7本分できます。

作り方はバターとマシュマロを耐熱皿の上にのせ、電子レンジで50秒チンします。
取り出した後、すぐにグラノーラを混ぜ、ぐるぐるとかき混ぜます。

うまく、マシュマロとグラノーラが混ざったところでオーブンシートの上に平らに流します。
とにかく、上から押して平らになるように心がけてください。

さらに、うえからオーブンシートで包んで、冷蔵庫で30分ほど冷やし固めます。
固まったところで、包丁などで食べやすい大きさにカットします。

この補給食は、グラノーラの種類を変えることで味が変わってきますので、色々な味のグラノーラを使って作ってみてください。

シリアルバーなら、荷台に載せる荷物にいれなくても、背中ポケットに入れておいてもいいかもしれませんね。
自転車に乗るときは、補給を欠かさないようにしましょう。

荷物ありの自転車走行なら荷台をつけよう

ロングライドする場合には、ある程度荷物がありますから、自転車に荷台が必要です。
自転車に荷台がついていない方は、あった方が便利ですので、荷台を取りつけましょう。

荷台を購入しようと思っても、どの自転車にも取りつけられるものではありませんので、買う前にチェックしておきましょう。

また、耐久性の面も考慮して買うようにしましょう。
荷物の重さが、どのくらいになるのかを考えたり量ったりして、その重さに耐えられる荷台を選びましょう。

安価な荷台だと、積載可能な重さは、10kgも搭載できなかったりする製品もあります。
中には、30kgくらいまで対応可能なものもあるので、使い方に合ったものを買うようにしてください。

荷台に載せるボックスを買うのが一般的ですが、自作する方もいます。
日帰りくらいの旅なら、自作でもよいかもしれません。

日本一周など長期間のロングライドの旅を予定されている方は、必ず10kg以上搭載できるものを購入しておく必要がありそうです。

自転車の荷台はどんなものがある?

自転車には荷台があった方が便利です。
特に、ロングライドを考えている人は、荷物も多くなってきますから、荷台の取り付けが必要になってきます。

それでは、自転車の荷台にはどのようなものがあるのでしょうか。

荷台には、自転車の前に取り付けるものと、後ろに取り付けるものとがあります。
いわゆる、リアキャリア(後輪側)とフロントキャリア(前輪側)に、それぞれ取り付けるものとして販売されています。

どちらに荷物を積むかは、人の好みによるところが多いようです。

荷物の量が比較的少ない場合には、後ろに荷物を積むほうが安定感が出て乗りやすいです。。
荷物がとても多い場合には、リアキャリアとは別にサイドバッグを追加で用意した方が良いです。

荷台を選ぶもう一つのポイントは、荷台の素材です。

アルミなどでできている荷台はとても軽量ですが、破損などした場合には修理ができず、買い直す必要が出てきます。

一方、鉄やスチール製でできた荷台は、重いですが、頑丈にできています。

このように、一言に荷台と言っても、メリットデメリットがそれぞれあります。
自作補給食ほど簡単には選ぶことができない荷台ですが、長期ロングライドを考えている人は、頑丈なものを選んだ方が良さそうです。

自転車の後輪につけるおすすめの荷台

荷台を選ぶポイントをご紹介いたしましたが、ここでおすすめの荷台も何個かご紹介いたします。
荷台に載せるボックスの自作をする人はいますが、荷台を自作するのはおすすめできませんので、買うようにしましょう。

【ミノウラ・MT-800】

耐久性もあり、コストパフォーマンスが高いです。
もし、26インチに適合する荷台をお探しだというのであれば、間違いなくこの荷台を購入した方が良いでしょう。

また、タイヤサイズが700Cの場合も、パーツを取り付ければ、この荷台が搭載可能になります。
修理もできますから、破損などをした時にも安心ですよ。

【トピーク・スーパーツーリストDXチューブラーラック】

こちらもおすすめです。

アルミで出来ているので、軽量ですが修理はできません。
ある程度、長期間のロングライドを想定している方にはおすすめできません。

しかし、短距離では、間違いなくおすすめできる一品です。

【イベラ・PakRak自転車用ツーリングキャリア】

26インチ+ディスクブレーキに適合する荷台をお探しだという方には、イベラのPakRak自転車用ツーリングキャリアプラス+IB-RA5ブレーキをおすすめします。

こちらもアルミで出来ていて軽量ではありますが、修理はできません。
ですが、積載可能重量も十分あるのでおすすめです。

また、トピークのスーパーツーリストDXチューブラーラック(ディスクブレーキ対応型)のものも良いですよ。

自作補給食で心も身体も健康に

市販の補給食は口に合わないという方も、家にある食材なら自分にとって、美味しくて食べやすい補給食を作ることができるかもしでません。

また、高い材料を使用せず家にあるもので工夫すれば、お店で売っているものよりも安上がりなので、お財布にも優しいです。

今度のロングライドには、自作補給食を持参してみてはいかがでしょうか。