皆さんは、ママチャリによく乗りますか?
日常生活には欠かせないという方も、多いのではないでしょうか?
今回は、ママチャリとカゴについて色々お話ししていきます。
また、主にママが乗ることが多いので、チャイルドシートの選び方も載せてあります。
参考にしてみてください。
ママチャリのメリット・デメリット
ママチャリのメリットは、カゴやチャイルドシートなどを好きなように取り付けられるという、自由度の高さにあります。
そのため、買い物や子供の送り迎えには最適と言えるでしょう。
コストパフォーマンスも良く、安いものなら1万円ほどで購入できる上に、パーツを新しいものと取り替える手間もありません。
日常生活で使用することが多いため、費用を極力抑えられるというのは、とても有り難いポイントかと思われます。
ですが、難点も存在します。
それは「重い」ことです。
もともと強度を上げるように造られているので、速く走ることを目的としているスポーツサイクルと比較すれば、圧倒的に重くなります。
そこへカゴや荷台を設置するので、重さはさらに増していきます。
そのため、スピードも出せず、特に坂道では「乗り物」ではなく「大きな鉄の塊」としか感じられないかもしれません。
ママチャリには、カゴが標準装備されていることが多いのですが、これも中途半端なサイズのものが多く、大きめの鞄が入らないこともよくあります。
ママチャリを使いやすくするには、まずはカゴから変更してみることをおすすめします。
ママチャリのカゴは簡単に外せる!
ママチャリに付いているカゴが錆び付いてしまったり、使えなくなるくらい壊れてしまったら、放置するのではなく、新しいものと取り替えましょう。
ネット通販を利用すれば簡単に手に入りますし、取り外しも簡単に行えます。
工具は「プラスドライバー」と「モンキーレンチ」を用意してください。
サイズによっては、レンチではなくスパナでも構いません。
まずは、カゴを留めている2つのボルトを、プラスドライバーを使って取り外します。
ハンドル側はナットで固定されているので、モンキーレンチで緩めてください。
手でも良いのですが、工具を使った方が外しやすく、錆びていた場合は工具がなければ、まともに動かせません。
新しいカゴを取り付けるときは、付属のボルトを使って固定します。
ホイール側に留めておくパーツはネジ山が切られているので、ボルトを使わなくても留めておけるかもしれません。
手順は、外したときと逆のことをすれば良いだけです。
難しい箇所もなく、あえてポイントと言うのなら、ナットをきつく締めるくらいでしょうか。
カゴを新しくするだけで、ママチャリの雰囲気は、がらりと変わることでしょう。
自転車のカゴの種類と選び方
ママチャリなどに設置するカゴは、金属やプラスチックなどいろんな素材で作られており、種類によってメリットとデメリットがあります。
アルミやステンレスなどの金属製のものは、どれも長持ちします。
転んだり、どこかにぶつけた場合でも、金属は壊れるのではなく、曲がるだけで済みます。
そして、多少曲がったくらいならそのまま使えますし、元に戻すことも可能です。
ただし、形が変わりやすいというのは見栄えが悪くなるので、格好良さを重視するなら、金属製のカゴはおすすめしません。
一方、プラスチックは軽くて、デザインに優れているものが多めです。
金属は細かい網目となっているので、大幅に手を加えることはできませんが、プラスチックなら好みのデザインを選ぶことができます。
ですが、強い衝撃が加わると、ひび割れで済めばまだ良いほうで、場合によっては、バラバラに砕け散ってしまいます。
これではカゴとして使うことはできず、元にも戻せません。
変わったものが欲しければ、籐を編み込んだバスケットなどもカゴとして取り付けられます。
雰囲気を変えたいときに、おすすめです。
カゴをおしゃれにアレンジ!通勤などにも使いやすく!
普段使っているママチャリを、オシャレに改造したいときは、大きめのバスケットを取り付けると良いでしょう。
今回は、その設置方法をお伝えします。
用意するものは「バスケット」「台座」「六角ペンチ」「細めのロープ」「ベルト(紐)」「ハサミ」です。
ネジは付属品として備わっていますが、必要なら「ネジ」も加えてください。
全てホームセンターで手に入ります。
作業工程の中で最も大変なのは台座の取り付けですが、これさえ乗り越えれば、あとは好きなカゴを付けられるようになります。
購入の際に、スタッフの方に色々と質問しておくのも良いでしょう。
台座を設置したら、いよいよカゴを取り付けます。
使いたいカゴやバスケットの底に、ハサミで4ヶ所、穴を空けます。
そのうち2つには、ベルトや紐を、残りの2つにはロープを通します。
こうすれば、重い荷物を積み込んでも耐えることができます。
台座への取り付けは、ロープを台座の背もたれにくぐらせて、手前に来たら蝶々結びをしてください。
ベルトや紐も緩まないように、しっかりと結び付けておきます。
ずれてしまう様子がなければ完成です。
多発するママチャリの交通事故
子供を乗せたママチャリの事故は、運転手はもちろん、一緒に乗っている子供も被害に遭ってしまいます。
そもそも、なぜママチャリが原因の交通事故の件数は多いのでしょうか。
視界が悪かった、足下が滑ったなど理由は色々考えられます。
ですが、恐らくはママチャリで移動する距離が乗り慣れている近所であることが多いため、油断してしまう可能性があるというのが大きいかもしれません。
どれだけ注意をしていても、事故が起こる確率をゼロにすることはできません。
そこで最低でも、子供を守る対策は取っておきましょう。
まずは、「カゴ」がポイントです。
ママチャリを選ぶ基準をカゴにしている人は多いようですが、デフォルトのカゴは重いものがほとんどなので、素材の中でも、軽いアルミで作られたカゴに取り替えてください。
チャイルドシートについては、揺れを抑えるサスペンションが備わっていて、子供が成長するたびにサイズを変えることが可能です。
頭を守るためのヘッドレスが付いており、足やズボンの裾を巻き込まないようになっているものを、おすすめします。
シートベルトが5点式だと、なお良いでしょう。
ママチャリの中には「チャイルドシート専用タイプ」というものがあるので、それを選べば、フレームなどの強度を気にする必要がありません。
もし違うタイプのものなら、強度は25を超えていて、U字型のフレームと、両脚のスタンドが付いているものにしてください。
ママチャリの防犯にワイヤーキーとカゴカバー!
ママチャリが盗まれることを防ぐためには、頑丈な鍵を使うことが大事ですが、付属されているリング状のものは、あまり防犯性が高くありません。
そこで早めに「ワイヤーキー」へと、取り替えることをおすすめします。
ワイヤーキーを選ぶポイントは「太さ」です。
細いものはペンチであっさり切れますし、頑丈にしておけば手間が掛かるので、盗む気を失わせることもできます。
ただし、ママチャリをそのままトラックに積み込んで持ち去っていくパターンもあるため、フレームとタイヤに通すだけではなく、電柱や柵など、動かせないものにくくり付けておきましょう。
例え、慣れ親しんだ近所でも、油断はしないでください。
また、カゴには必ずカバーを被せましょう。
後ろから来たバイクに、カゴの中の荷物を引ったくられたという話も珍しくありません。
その勢いで転んでしまうこともあるので、思わぬ怪我を負う可能性もあります。
走っている最中には、確認できない後ろ側のカゴは、特に気を付けてください。
カバーはメッシュになっているものか、カゴを覆い隠す不透明のものがあります。
後者なら多少の雨を防げる上に、ゴミなどを入れられる心配もなくなるので便利です。
ママチャリのカゴを替えて素敵なママチャリライフを!
そのままでも便利なママチャリですが、カゴを取り外して付け替えられるのは、とてもいいですよね。
カゴを替えることで軽量化できたり、おしゃれも楽しめて一石二鳥ではないでしょうか。
カゴの種類はたくさんあるので、自分にとって使いやすいものを選んでみてはいかがでしょうか。
防犯対策をしっかりして、大事に乗り続けてください。