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トレックのロードバイクの2013年モデルが。。。

2016.3.16

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。

2013年は良い年でしたね。
いや、正確にはもう少し前、2007年から2011年が良い年でしたね。
円高でしたね。
僕らロードバイク好きには、素晴らしい時代でしたね。

そう、ロードバイクは輸入品なので、円高の時には安いんです。

それで、2013年モデルについて時々聞かれます。

2013年モデルは、2012年の秋に発表されているので、最後の円高、安かったモデルですね。
今回は、トレックの車体を通して、その辺のことを考えてみましょう。

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2013年のトレックのロードバイクはそんなに安かったの?

円高の頃は本当に安かったですよね。
本当に良い時代でした。

もちろん、経済としてはあれこれ困ることもあるのですが。
はて、実際にどのくらい安かったのか気になるところですよね。

TREKは、2013年から現在2016年の間に旧マドンを廃止、新しく軽量のエモンダを投入、さらに生まれ変わったエアロのマドンを投入とモデルが変わりました。

さすが業界最大手の一角を担っているだけあって、最新の技術の開発に余念がありません。

当時と今で変わらず残っているのはDomaneシリーズです。(最強のクラシックハンター、TTスペシャリスト、ファビアン・カンチェラーラの愛用するバイクですね)

この値段を見ると2013年の値段が分かりやすいです。

Domane 5.2
2013年 38万円(税込)
2016年 現在 41万円(税込)

税込価格にして3万円変わっています。

1.0789倍、つまり8%アップ。

改めて数字を見ると、消費税増税、円安と重なった割には凄く優秀です

クロスバイクについては、7.4FXが7.2万円から8.8万円。1.2222倍。12%アップ。(ただしモデルチェンジあり)

12%は高い気もします。

ただ、ジャイアントのクロスバイク、エスケープairは 54,600円から75,600円。1.3846倍と約38%アップ。(こちらもモデルチェンジあり)

トレックはあれだけの円安、増税を受けてもよく価格コントロール出来てるなと感心します。

2013年の安いトレックのロードバイクが欲しい

それでも、8%の値上げでも「昔は安かったなぁ」と思わざるを得ません。

さらにですね。
型落ちすると値段が下がります。

ましてや、2013年モデルとなると、もうかれこれ3年以上経つので、劇的なまでに値下がりしています。

ただし、在庫が存在していればの話ですが。

夢を持たせてしまうと申し訳ないのでザックリ言いますが、95%くらいの確率で日本国内に2013年のトレックの在庫は存在しません

トレックは、先ほどの価格コントロールの話でもちょっと出ましたが、その手のこと、会社経営に関して、かなりしっかりしたメーカーです。

当然、在庫の管理にしても、かなりしっかりしています。

「それでも、95%なの?」
そう、5%くらいは、いや、もしかすると3%くらいかもしれませんが希望はあります。

メーカー在庫はないでしょう。
ただ、小売店に残っている可能性はあります。

この辺はちょっとと言わず、ざっくり裏話になるのですが。

小売店、自転車屋さんには「化石」とか「オブジェ」と呼ばれる古い型落ち品が何かしらあります。

値下げして売ろうとしたものの上手くいかず、年式がどんどん落ちて行って、もはや販売を諦められオブジェとして埃をかぶっている自転車ですね。

「化石」になりやすいのは、値段の高いグレードの車体です。

というのも、値段の高い車体を買う人っていうのは、ある程度の期間、せっせと貯金してお目当ての良いものが欲しいという人が多いです。

少々の値段差ならば、現行品を定価で買います。

中途半端な値下げ品は「化石」になってしまうことが多いのです。

型落ちした瞬間に、思い切って値段を落とすと在庫処分できるのですが、ついついもったいない根性が働いてしまって「化石」になってしまうのです。

そう、自転車業界とは他の業界からすると驚くべきことに、展示車というのは小売店が全額自腹を切って仕入れ、型落ちしてもマークダウン(型落ちして値下げする分のメーカーからのキャッシュバック)などが一切ない世界なんです。

だから、謎の「化石」が発生してしまうんですね。

2013年のロードバイクを狙うならヨーロッパメーカー

しかし、「化石」の発掘を狙う場合、トレックはちょっと難しいメーカーです。
ヨーロッパメーカーが狙いやすいです。

トレックは繰り返しますが、在庫管理を含め、会社経営がかなりしっかりしているメーカーです。

かつてのアメリカ4大メーカー、TREK、Cannondale,Specialized,GT。

TREK以外の3社はすでに買収や吸収、合併されてしまっています。

逆にTREKはGary Fisher、Bontragerなどを買収しています。

買収とかなんとか。
実にアメリカ的ですよね。

TREKというのは、そういうしっかりした会社という背景を考えると、3年前の型落ち品を探すのは難しいでしょう。

その点、型落ち在庫を巡る旅をするならヨーロッパメーカーです。

ヨーロッパメーカーの自転車の多くは、日本に輸入される量が少ないです。

新モデル発表の時に、その一年の販売を予測して小売店は、まとめて大量の在庫を買い込みます。

後から買おうにも、その年の日本の分のメーカー在庫はもうありませんよ、となってしまうんですね。

当然ですが、大量にまとめて仕入れたものすべてが予測通りに売れるわけもありません。

元々、値段が高めのヨーロッパブランド。
化石が大量に発生するわけです。

じゃあ、トレックはやっぱり定価なの?

さらに自転車にはサイズがあります。
偶然、その車種を欲しい人が現れても、サイズが合わないということも。
そんなわけで「化石」はなかなか小売店から出発できません。

そんなわけで、小さい自転車屋さんにえらく古いロードバイク、逆にプレミアがついてしまっているようなものが、重々しく神棚を祀るかのように飾られていたりするわけですね。

自転車屋さんも大変なんですね。

まあ、自転車屋さんというのは自転車が好きな人たちなので、古いカッコいいバイクが飾れるなら、それはそれでOKという人もいますが。

いろいろ合わせて考えると、2013年モデルのトレックを買うのはかなり難しいと思います。

それでも、いくらか安く買いたいと思いますよね。

トレックは現行モデルは原則、定価でしか販売しません。

そうしないと定価で買ってくれたお客様に申し訳ないとのことです。(その辺もトレックはしっかりしたメーカーです)

そうは言うものの、やはりトレックにも、毎年モデルチェンジの時期はやってきます。

新モデルが発表されると、残っている在庫は処分しなければいけません。
この在庫の残りの調整が、トレックはすごく上手だそうです。

それでもいくらかは出ます。
新モデルが出ても、少しの間は型落ち在庫はあるようです。
しかし、3か月程度ですべて完売することが多いそうです。

アメリカメーカーのモデルチェンジの時期は、夏の終わりから秋の頭くらいが多いです。
6月くらいから狙ってみると、上手く手に入る可能性もあるかもしれませんね。

トレックに限らず型落ちを買うときの注意①

自転車は、大きいモデルチェンジがない時は、色だけ変わることも多いです。
ですから、型落ち品というのは、全く問題ない新品なのに、安く買えるということでもあります。

しかし、注意もあります。

まず、サイズです。
ロートバイクはサイズがあっていないと、いかに値段の高いものを安く購入できたとしても、全く意味がないと言っても過言じゃないです。

サイズの合っているエントリーモデルと、サイズが明らかに合っていない最高級車の場合、サイズの合っているエントリーモデルの方が速く走れます。

サイズが合っていないと、筋肉をきちんと動かせないからです。

また型落ち品、値下げ品というのは文句が言いにくいです。

買った後になって嫌だなと思っても、値下げしてもらっているので、文句を言おうにも言いづらいです。

さらに言えば、型落ち品は一年間展示されていた車体なので、傷がある場合もあります。

また、あまりに古いモデルの場合、たとえば、今回の話にも出ている円高の時期のモデル、五年前のモデルなどは修理部品(一番多いのがRディレイラーハンガー)を、メーカーが日本国内にストックしていないという可能性もあります。

しっかりしたメーカーなら、5年程度なら問題なく補修部品を持っています。

しかし、5年前のモデルを買って5年間乗ると、もう10年前のモデルになってしまいます。

10年前のモデルの修理部品を持っているかと言えば、怪しくなってしまいます。

トレックに限らず型落ちを買うときの注意②

また、特にカーボンの技術は、かなりの速度で進歩しています。

カーボン技術、新素材に関する技術は自転車業界だけじゃなく、航空機産業・自動車産業・宇宙産業・軍事産業など多くの業界が開発を続けています。

同じ強度で軽い素材を安く作れれば、同じ燃料で多くの距離、時間を速く移動できるわけですからね。

古いカーボンフレームは当時の値段は高くても、現行の安いカーボンフレーム程度の能力しかないという場合もあります。

そして、「化石」を買った人は店から在庫処分してくれてありがたいと思われる一方、「化石を買っていった人」というイメージも持たれます。

安ければなんでもいい人とさえ思われることもあるかもしれません。

修理に持っていくたびにそう思われるのは、あまり嬉しくないですよね。

どの程度の値下げ額か次第ですが、少なからずデメリットがあります。

型落ち品を買う際には気を付けないといけませんし、いかに気を付けてもリスクは覚悟して買わないといけません。

トレックをかなり安く買える唯一の裏技

それでも、トレックは他のメーカーより遥かに安く売られる時が存在します。
試乗車の入れ替えです。

トレックは、試乗車を多く用意するメーカーでもあります。

クロスバイクからロードバイクまで、店によってはかなり上位機種まで用意していることもあります。

店によって入れ替えのペースは違うようですが、毎年入れ替える店もあるようです。

毎年入れ替えるとは限りませんが、大きいモデルチェンジがある場合には、入れ替える可能性が高いです。

古い車体を試乗してもらっても、店には利益がありませんからね。

この入れ替えの時に、古い試乗車を安く販売するという店も多いようです。

「でも、試乗車だから中古車でしょ?」
そうですね、中古車です。
しかし、試乗車ってさほど距離を走りません。

また、試乗車は乗ってもらって気持ち良いと思って販売するためにある自転車です。

さらに自転車屋さんは、当然ですがメンテナンスのプロです。

ですから、非常に状態が良い場合が多いです。
新古車というのに近い状態のものもあります。

それでも、中古車には違いありませんので、気になる人はやめておいた方が良いでしょう。

まとめ「ロードバイクは少々の金額差なら現行品を」

洋服のアウトレット品なんかと違って、ロードバイクを一年乗ったら買い替えるという人は少ないでしょう。

大半の人が、ロードバイクを出来るだけ長く乗りたいと考えるでしょう。

そう考えると、きちんとサイジングして、自分に適したサイズを新品で取り寄せてくれ、購入後もきちんとしたアフターサポートをしてもらえる現行品を購入する方が、間違いないです。

毎年買うものでもないので、安さより安心や満足を優先する方がオススメです。

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