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メリダのロードバイクの評判と実力

      2017/02/02

メリダのロードバイクの評判と実力

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
台湾メーカーと言えば、ジャイアントを思い浮かべる人も多いですが、最近話題なのがメリダ。
ジャイアントに次ぐ台湾No.2メーカーです。

ジャイアント同様コストパフォーマンスの良さが人気を呼んでいます。

「ジャイアントだとみんな乗ってるからなぁ」というのも一つの理由でしょう。

今回は、そんなメリダのロードバイクの評判と実力をみていきましょう。

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OEMでのし上がったロードバイク!メリダ!①

なに?台湾メーカーは安いの

そうですね、コストパフォーマンスは、良い傾向にあると思います。

安いよ、と断言してしまうと誤解を招くこともありますが、総じてコストパフォーマンスには、優れている車体が多いでしょう。

簡単にロードバイクメーカーの時代の流れとしましては、まずはヨーロッパから始まります。
クロモリ(鉄)の時代ですね。

今あるメーカーで、一番古いのはビアンキですね。
1800年代の創業、すごいですね。
しばらく、クロモリの時代です。

それから、1900年後半に、アメリカでマウンテンバイクが出てきます。
「山で走るために頑丈で軽くて硬いやつが欲しい」

そんなわけで、アルミニウムを加工していきます。

『大径肉薄』直径を太くして薄くすることで、アルミニウムは頑丈で軽くて硬い、素晴らしい!となっていくわけです。

これを、そのままロードバイクにも使ってきて、1990年代からアルミニウムが活躍し始めます。
実は、アルミニウムと同時期にカーボンも走り始めるのですが、活躍するようになったのはアルミの後ですね。

そうこうしていると、気付いた頃には、台湾メーカーが現れていたのです。

OEMでのし上がったロードバイク!メリダ!②

え、台湾メーカー、一体どこから現れた?!
実は、台湾メーカーは1970年代からあります。

当初は、OEM生産のみでした。
OEMというのは人件費の安い国の会社に設計図と作り方、技術指導などして、そこの工場で製品を造らせて仕入れるというやり方です。

このOEM、作る側も依頼する側もホクホクに見えるのですが、作る側がどんどんレベルアップしていきます。
気付くと同じくらいの技術力、いえ、それ以上の技術力を手に入れてくるわけです。

しかも、人件費は安いわけです。

ここからさらに、ブランド力・マーケティングなどの知識が加わると、もう立場逆転しちゃうわけです。

そんなわけで、昔からある中小のロードバイクブランドを押しのけるかの如く、OEM専門から台湾2大メーカーとして伸びてきたのが、ジャイアントとメリダです。

この2つのメーカーが、どんどん強くなったのは、安い人件費という背景もありますが、考えが柔軟でした。

通常のメーカーでは、伝統などもあります。
台湾メーカーには、歴史も伝統もなく、ただ良い技術を手に入れて売れる良い自転車を作り、大きいメーカーになろうという向上心だけです。

様々なメーカーから技術を吸収して、着々と世界のロードバイク業界の中で『世界の自転車工場・台湾という、新しい立ち位置を確立しました。

特に、カーボンのロードバイクの技術については、もはや世界中で台湾ほど安く、しかも安定した上質な製品を作れる場所はありません
カーボンの技術は、専門の工場設備とノウハウ・技術の蓄積が必要です。

ですから、世界中のメーカーの製品をOEMで作ってきた台湾の工場が、一番巨大で強いものになっていったわけです。
MADE IN TAIWANは、良い製品であるというイメージも、今では定着しつつあります。

メリダのロードバイクの評判と実力①

「で、具体的にはどうなの? 何がすごいの?」
メリダのすごさは、スクルトゥーラ(SCULTURA)が分かりやすいでしょう。

スクルトゥーラは、軽量ロードバイクです。
その重量たるや4.56kg

その少し前に、TREKが世界最軽量をうたって出したEmonda SLRが4.65kg
TREKと言えば、技術力の高いメーカーとして知られています。

もちろん、軽さだけで自転車を語ってはいけませんが、TREKを越えることをするっていうのは凄いことです。

しかも、凄いのが値段ですね。
2016年現在の価格にして、TREKのEmonda SLRは、フレームセット価格 約60万円に対して、スクルトゥーラ 9000は、フレームセット税抜 329,000円

これは凄いです。

ただ、私個人の正直な感想としては、マーケティングとして少々下手な値段設定じゃないかな、と思ってしまいます。
それだけの超軽量ロードバイクなら、40~50万円くらいでも十分に売れるでしょう。

安すぎる値段設定をすることで、『安物メーカー』の汚名を浴びてしまったメーカーがジャイアントです。

イメージというのは、一回付いてしまうと、どうしようも拭い去れません。
ジャイアントも苦労して、最近ちょっとずつ『安物メーカー』のレッテルから脱出しつつあります

そう、もはや安過ぎて、まずいんじゃないかというレベルの価格です。
マクドナルドのハンバーガーが80円だった頃みたいです。

メリダのロードバイクの評判と実力②

同様にスクルトゥーラ TEAM、これは一つ下のグレードですが、プロが使っているのはこちらのモデル
UCI規定の6.8kgを想定したフレームですね。

こちらはフレームセット価格 269,000円(税抜)です。
もはや驚異的です。

完成車プライスは 83万円
え? 83万円って高いじゃん?

付いてるパーツが凄いです。

レーゼロカーボン(約27万円)、RORTORクランク(4万円弱DURA ACE(15万円弱というアッセンブル。
ハンドル、シートポストもFSA K-FORCEとフルカーボンのもの(2つで約6万円が入っていますし、タイヤもコンチネンタルGP4000Sと高級タイヤが入っています。

アルミモデルのスクルトゥーラ 400約14万円で105アッセンブル
アルミと言えど105仕様で、税込にして 15万円

2016年モデルに関して言えば、もはや価格破壊と言ってもいいほどの、コストパフォーマンスを発揮しています。

メリダのロードバイクの評判と実力③

どうしてそんなに安いのに、あんまり乗っている人がいないの?

単純に、まだ日本で本格的に販売し始めてからの期間が短いんですね。

OEMメーカーとして、長いこと頑張って、その後も低価格帯のモデルに関しては、MERIDAブランドでもいくらかやっていたようです。
高価格帯の本格的な展開に関しては、本当にここ数年のことです。

仮に、良い商品を安く多く安定して作れても、ブランドイメージが全くないと、「得体のしれない安くてものが良い台湾メーカー」と思われてしまって、失敗する可能性がありますからね。

特に、高価格帯のロードバイクを売ろうと思ったら、ブランドイメージは大事です。

ロードバイクに関しては、ツール・ド・フランスなどのビッグレースへの参戦も2013年頃からですから、

何だ?メリダって何だ?台湾?ジャイアントは知ってるけど、メリダって誰だ?!
ってなりますよね。

そういうわけでして、まだみんな様子見といった状態でしょうか。

おい、誰か買えよ、そして感想を教えてくれよ
と言った具合でしょうか。

当然ですが、ツールも走っていますし、元がOEMメーカーですから、技術力は間違いないんです。
かの有名なSPECIALIZEDや、ちょっとマニア受けするヨーロッパ車カレラなんかは、MERIDA工場での生産と言われてた記憶があります。

新城幸也選手がメリダに!

でも、ロードバイクって値段と性能だけじゃないんです

仮にですよ。
物凄くよく走って、安いロードバイクで「ふくだ」っていうメーカーが出来たとします
ただ、これが物凄くかっこ悪い文字で、大きくFU・Ku☆dA(ふくだ)って書いてるとします。

もう、誰も買いたくないですよね。
乗ってるのは、僕だけでしょう。

じゃあ、もう少しかっこいいデザインになったらどうかというと、それもやはり微妙なんです。

なにせロードバイクって、形自体はさほど違いはないです。
何色で、どんな字体で、ロゴが書いてるかっていうくらいの違いなんです。

吉本隆明先生じゃないですが、共同幻想なんです。
みんなが良いと認めているというのが、とても大事なんです。

メリダがあと一歩日本で広まりそうで、あともう少しっていうのはその辺りです。
共同幻想が育ちきっていないわけです。

しかし、今季は新城幸也選手ランプレ・メリダに入りました。
日本人選手で世界のロードレースで、第一線で戦っているのは新城選手別府選手の二人くらいです。
すごいんです。

新城選手がいるだけで、頑張れメリダ!
別府選手がいるだけで、頑張れトレック!

そういうもんです。

そりゃ、日本人選手が本場ヨーロッパのレースで活躍したら、僕ら日本人は嬉しいですよ。
感動しますよ。

そんなわけで、ぐぐっと日本国内のメリダ人気も広まるかもしれません。

まとめ「OEM出身メーカーのロードバイクは強い」

メリダを見てきました。
どうだったでしょう。
欲しくなったでしょう。

今回は、数字が分かりやすいので、軽量バイク・スクルトゥーラで比較しましたが、エアロバイク・リアクト非常に評価が高い車種です。

メリダにせよジャイアントにせよ、やはりOEM出身のメーカーは強いです。

今がちょうど、メリダとしては良いイメージを作りたい時期・頑張っている時期でしょうから、もしかすると今こそ、メリダをお得に買える時期かもしれませんね。

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