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FUJIのロードバイクの評判と実力は?

      2016/11/25

FUJIのロードバイクの評判と実力は?

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
FUJIのクロスバイクについて書いたところ、ロードバイクの方はどうなのさ?という質問を頂いたので、FUJIのロードバイクの評判と実力は?というおはなしをしていきましょう。
クロモリのモデルがカッコいいなーと個人的には思っていますが、上位のモデルはどうなんでしょうね?

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そもそものFUJIのおはなし

そもそもFUJIとは日本の日米富士自転車という会社でした。
まだママチャリ、軽快車がない戦前のころに実用車の機能をいくらか簡略化してリーズナブルなプライスを実現した冨士覇王号や、70年代に少年たちの心くすぐったやたらとライトがいっぱいついたデコチャリも日米富士。
そういう生活に近い車両も作りつつ、日本初のスポーツ自転車フェザーを作ったり、チタンの自転車フレームを世界で最初に作ったり、アメリカに輸出して大人気になったりと。
実に偉大な日本メーカーでした。
しかし、2000年のちょっと前にアメリカの会社に買収されて現在のFUJI BIKESとなったわけです。どちらかというと名前だけで、中身は日本の日米富士とはあまり関係ないような形になってしまいましたが、近年はツールドフランスにカーボンの車体を投入するなど頑張っております。
また、日本では街乗り向きのクロモリのロードバイクやクロスバイクが人気ですね。

FUJIのロードバイクの評判と実力は?①

まずは街乗りの車体から見ていきましょう。
有名なのはフェザーシリーズ。シングルギアのモデルと、変速機付きのモデルがありますね。
クロモリ(鉄)の細身のレトロな見た目がおしゃれです。どちらもドロップハンドルモデルですね。

シングルギアというと変速機なしです。こちらはお値段は2016年現在79,000円(税抜)となっております。
ギヤ付きのCX+は115,000円。約三万円ちょっとギヤ付きの方がお高い値段設定となっています。

シングルギアの利点はとにかく故障が少ないということです。そして変速機がない分価格も安い。
少し前の頃、メッセンジャーバイクとしてシングルギアモデルが非常に流行りました。これは、アメリカ西海岸の自転車メッセンジャーたちの間で、「安くて壊れない!サイコーだ!」ということで流行り始めたわけです。
でも、実際の日本国内、東京のプロメッセンジャーの方は変速機付きのモデルを使っている場合が多いようです。東京って意外と坂もありますし、信号が多いので、シングルギアだと加速がしんどいんでしょうね。
走行性能はやはり変速機が付いている方が楽です。

街乗り向きの車体なので、性能の良し悪しよりルックスと使い勝手、頑丈さが魅力の自転車ですね。

FUJIのロードバイクの評判と実力は?②

似たモデルにBALLADがあります。
こちらもクロモリ(鉄)のおしゃれな見た目。

BALLAD Rがドロップハンドルモデルで95,000円、ただのBALLADがフラットバーで86,000円。(どちらも税抜価格)
こちらは両方ともギア付きですが、BALLAD Rの特徴はダブルレバーということです。
ダブルレバーはレトロな見た目ですし、メンテナンスが物凄く楽です。
時代に逆行するようですが、僕はダブルレバー、すごく好きです。
片手をハンドルから離さないと変速できないのでしんどいし、危ないので、レースには使いたくないですが。

ブリジストンの出しているGREEN LABELというラインナップのクエロなんかのもうちょっと走るバージョンというイメージで良いと思います。
余談ですがブリジストンGREEN LABEL良いですよね。非常にセンスが良いです。お値段も6万円くらいと、良いところで仕上げていますし。絶妙ですよね。

FUJIのロードバイクの評判と実力は?③

さて、街乗りラインナップを見ましたので、次はRACEラインナップを。名前はRACEラインナップですが、実際にレースで使えるレベルのものとそうでもないものもあります。

やっぱり街乗りラインナップのクロモリだとレースとかに使うにはつらいです。
クロモリでももう少しスポーティなレースにも使えるようなものだと、ブリジストンアンカーのRNC7やパナソニックのオーダークロモリなどが良いでしょう。
FUJIでもRACEラインナップにあるSINARI。105で約30万円と良いお値段ですが、レイノルズ525のチューブを使ったラグフレーム。好きな人は好きでしょう。
もっとお金を出したい人はチネリのスーパーコルサ。夢のフレームの一つじゃないでしょうか。フレーム単品でも30万円オーバー。COLUMBUS SLチューブのラグフレームですね。息を呑む美しさ、風格です。

まあ、それでも、やはりクロモリだとレースはしんどいのですが。
ルックスと風格。大人のたしなみの自転車です。11速のDura Aceダブルレバーとか出ると良いですよね。意外と需要はありそうに思います。

アルミロードバイク、ルーベ

レースに使おうという人にはアルミかカーボン、出来ればカーボンをおすすめいたします。
FUJIのレースラインナップは割とリーズナブルなプライスのものが全般的に多いように思いますので、頑張ってカーボンを。

とりあえずは、アルミで手の届きやすいお値段のモデルがルーベ。SPECIALIZEDも同じ名前のロードバイクを出していますが別物です。
FUJIのルーベはアルミフレームにカーボンフォークという、現在一般的に流通しているよくあるアルミロードバイクといったところです。
105モデルが185,000円(税抜)というところを考えても、まあ、中の上くらいのアルミロードです。
FUJIのレース系ロードバイクラインナップとしては珍しく、特別リーズナブルなプライスでもないです。
ただ、ワイヤーをフレーム内蔵にしたり、溶接痕をスムースウェルド、綺麗に整えるなどこだわるところはこだわっていますね。

本命、カーボンフレーム!

さて、カーボンフレームのモデルです。
エアロ系のTRANSONICと軽量系のSLの2種類のラインナップになります。

エアロのTRANSONICは2014年のツールにも出ました。
ドイツの当時プロコンチネンタルチーム(UCIプロチームよりひとつ下のカテゴリーのチーム。UCIプロツアーレースでも開催国だったり、有力選手が在籍したり、そのレース主催者とコネなんかがある時には出場できます)に提供していました。
ツールに出る=良い自転車とは一概に言えませんが、それでも、非常に名誉なことです。
ただすごいのが上位グレードのTRANSONIC SLでもフレームセット価格で25万円。
これはプロが使う機材としてはすこぶる安い方に入ります。
しかも、エアロモデルとなると最安値かもしれません。

SLは2014ツールの時にはALTAMIRAという名前だったモデルの後継機です。
こちらは軽量ロードバイクということになっています。
近年は、信じられないレベルの超軽量ロードバイクがいくつかのメーカーから出ているので、そこと比較してしまうと格別に軽いということはないにせよ、こちらも上位グレードのSL1.1でフレームセット価格26万円。やはり安いです。

FUJIのロードバイクを買うときの注意点

FUJIのロードバイクは結構安くて、プロコンチームと言えど、「ツールに出る=良い自転車とは限らない」とは言えど、やっぱり一応はツールを走っているわけですから、それなりに走るわけです。
見た目も悪くないと思います。

それでも、注意したいのが買った後のこと。
特にディレイラーハンガーですね。
ディレイラーハンガーというのはフレームと変速機をつなぐ金属部品ですね。
転倒したりするとディレイラーハンガーは折れたり、変形してしまいます。逆を言うと、ハンガーが代わりに変形してくれるので、フレームは無事というわけです。
このディレイラーハンガー。もしも折れてしまって、メーカーに在庫がない場合、当然ですが修理できません、走れません。
ディレイラーハンガーという部品はフレームによって形状が違います。他メーカーと共通で使えるものもありますが。

この辺を購入時に確認しておくのは大事です。
「修理が必要な時、ディレイラーハンガーとかの補修パーツってすぐに来ますか?」
と聞いてみると良いと思います。
「取り寄せに三か月掛かるからその時は三か月我慢して」では困ります。
また、現行ラインナップの間はあっても、三年後には手に入らないでは困ります。

大手ロードバイクメーカーの場合、ある程度、そういう補修部品はメーカー側が揃えている場合が多いですが、現在のFUJIの場合、大手ロードバイクメーカーと言えるかというと、ちょっと微妙なところがあります。
ただ、そういう自社で補修部品をストックするのが難しいというメーカーの場合、他メーカーのロードバイクと共通で使えるものを使っているという場合も多いです。

何にせよ確認しといて損はないです。
街乗りラインナップなら、最悪買い替えでも良いですが、十万円以上するロードバイクでディレイラーハンガーが折れたためだけに買い替えっていうのはさすがにツライものがあります。

また、展示車を置いてない場合にはサイジングも注意が必要です。ジオメトリの数字だけでサイズを決めるのはそれなりに腕が良い店じゃないと難しいです。

まとめ「人と違うのが乗りたい人にオススメ」

FUJIのレース系ロードバイクに関しては情報が少なかったので、少し厚みの薄い記事となってしまいましたが、おおよそのところはご理解いただけたでしょうか。
やはり現在は大手メーカーひしめくスポーツバイク業界ではレースバイクについて力のあるメーカーとは言い難いです。
それでも、魅力的なプライス、そしてカーボンに関しては乗っている人も少ないので、人と違うものが乗りたいという人にはオススメです。
時々、「え、修理ぐらいどこのメーカーでも出来るでしょ」と思っている方もいますが、レース向けのロードバイクには案外あっさり修理不可能という場合もあります。
日常使いに適した耐久性よりも、レースで勝つための軽量化の方が大事ですからね。
FUJIに限らず国内での流通量の少ないメーカーに関しては注意、覚悟がいくらか必要な場合もあります。そういうのも含めてお店の人と相談して決めると良いですね。

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