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自転車のチェーンの付け方を勉強する

2016.4.17

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
「自転車のチェーンの付け方を教えて欲しい」
「そんなのチェーンの箱の中に一緒に取説入ってるでしょ?」
「入ってないよ?」
「あ、本当だ」
そんなわけで、今回はチェーンの付け方のはなしです。

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自分で出来る?自転車のチェーンの付け方①

しかし、いつの間にチェーンの付け方のマニュアルは一緒に入らなくなってしまったのでしょうか。
昔は簡単な図付きで付け方があった気がするのですが、僕の気のせいでしょうか。
今は自転車の絵があって、チェーンのところに「チェーン」って書いてあるだけです。

シマノはユーザーマニュアルとディーラーマニュアルという2種類のマニュアルを用意しているのですが、箱に一緒に付いてくるのはユーザーマニュアルですね。
ディーラーマニュアルは専用のページから見ないといけません。
ユーザーマニュアルとディーラーマニュアルの違いは、ディーラーマニュアルの最初のページを読むと分かりやすいです。

『 ディーラーマニュアルは自転車安全整備士、自転車技士など専門知識を有する方を対象としています。
専門知識のないユーザーがディーラーマニュアルを参照して、部品を取付けないでください。
記載されている内容に不明な点がある場合は絶対にご自身で作業しないでください。購入された販売店、または代理店へご相談ください。』(シマノ ディーラーマニュアルより引用)

実際、ディーラーマニュアルはいろいろ詳しく書いています。
メーカーとしては、間違えた取り付けによって事故などが起きると怖いのでしょう。
そんなわけで、チェーンの着脱についてはユーザーマニュアルに書いていないようです。

自分で出来る?自転車のチェーンの付け方②

しかし、そうは言いましてもチェーンの着脱を覚えてみたいという人もいるでしょう。作業する際には自己責任ということで。手順を見ていきましょう。
とりあえずは、シマノチェーンのやり方から見ていきます。

1.道具を揃えます。
チェーンの交換をするための道具を揃えましょう。
・軍手
・チェーンカッター
・新しいチェーンとピン

チェーン、チェーンカッターは9速用や10速用などがあります。
自分の自転車の変速数のものを用意しましょう。
チェーンは自分の使っているのと同じグレードのものがあれば、それが間違いないでしょう。
長持ちするからデュラエースが良いな、という人はそれもまた良しですが、基本的には同じものが間違いないというのが原則です。

自分で出来る?自転車のチェーンの付け方③

2.チェーンカッターに付いている説明書を読みます。
チェーンカッターの方には説明書が付いているものが多いと思います。
チェーンカッターによっては少々特殊なものもあるかもしれません。きちんと説明書は読みましょう。

チェーンカッターという響きを聞くと、チェーンを切断しそうなイメージがありますが、実際にはチェーンをつないでいるピンを抜くことでチェーンを外すとういイメージです。
3.取説に従ってチェーンのピンを外します。
分からない時は諦めましょう。分からないままやって走行中の事故になると大変です。自転車屋さんに持っていくのが無難です。

4.新しいチェーンを適切な長さにします。
一般の人でも分かりやすい方法は、前に使っていたチェーンと同じコマ数にするのが楽です。
正しいチェーンの長さの決め方は、シマノのディーラーマニュアルでは、(27T以下)テンションプーリーとガイドプーリーの軸をつなぐ線が地面から伸ばした法線上にある状態とのことです。(28T以上)アウターローでディレーラー、プーリーを通さずにチェーンを回した長さプラス2リンク。ということです。
要は、アウターローでもちゃんと長さが足りて、インナートップでもチェーンが余ってしまわないような長さだったらOKです。固定する前にインナートップ、アウターローに通して確認しましょう。

5.取説に従って新しいチェーンをつなぎます。
繋いだ部分をちょっとモニュモニュ動かしてやると馴染みやすいです。

6.変速が問題なく動くか確かめる。
問題なければ無事完了です。おめでとうございます。

ミッシングリンクでチェーンを付ける?

「ミッシングリンクっていうやつを使えば工具無しでチェーンを着脱できるんですか?」可能です。
でも、現実問題として最初にミッシングリンクを入れるためにはチェーンカッターが必要です。新しいチェーンに変える時も、チェーンの長さを調節しないといけないので、チェーンカッターが必要です。
結局、チェーンカッターは一本持っていたいのです。

「チェーンを洗う時にミッシングリンクだと楽って聞きました」
ミッシングリンクやパワーリンクなど、チェーンピンを外さず、接続用のプレートを使ってチェーンを着脱するものですね。
でも、実際にはチェーンを外して洗うという時点で面倒です。楽ではありません。
汚れがひどい場合には、チェーンを外して洗ってあげるのも効果的ですが、基本的にはチェーンは外さず、そのままで洗うのが一番楽です。大体はそれで十分綺麗になります。
もちろん外すのも良いのですが、ミッシングリンクの着脱もそれなりにコツがいります。出来ればミッシングリンク着脱用の工具がある方が楽です。

「何回も使っていると手で簡単に着脱出来ますよ」
という人もいますが。
チェーンがそんなに簡単に手で外れてしまうのはマズイです。走行中に外れる可能性があります。
新品のミッシングリンクって結構固いので、あまり楽でもない気がします。

洗浄のためにチェーンを着脱したい人というはマメな人でしょう。それなら、チェーンカッターで普通にチェーンを外して、チェーンピンでつなぐ方が間違いないと思います。
もちろん、ミッシングリンクの方が良いという人はそちらでも良いです。

チェーンの着脱時のコツ

別段コツという程のものでも無いですが。
チェーンを着脱する時にフロントのチェーンリングをアウターにかけたまま作業しようとする人がいます。
フロントがアウター、大きい歯に掛かっていると作業は大変です。
大きい歯に掛かっている=ディレーラーがぐいぐいチェーンを引っ張る=手でグイグイ引っ張り返しながら作業しないと行けない=大変、ということです。
インナー側に落としてから作業をすると楽でしょう。
フレームに傷が付かないよう注意しましょう。

また、チェーンの表裏や、長さを見る時にはマッキーなどの油性ペンが一本あると楽ですね。
「この長さにしよう」
と思ったところに印を付けておくと楽です。
もちろん、油性ペンでちょっと書いたくらいは後で洗えばすぐにとれますので、遠慮無く書いてしまって大丈夫です。(もちろん、ベタベタに真っ黒にまで塗ったりはしないで下さい)

そもそもチェーンの着脱っていつするの?

チェーンの着脱を一般の人がすることって少ないと思います。
ただ、長距離の自転車旅などをするという場合にはチェーンのつなぎ方は知っている方が安心かもしれません。その場合は、替えのチェーンも持って行かないといけませんが。

一般的にチェーンの着脱が必要なのは次のような場合でしょう。
・チェーンが消耗して交換する時。
・リアディレーラーを交換する時
・フロントディレーラーを交換する時
そのくらいじゃないでしょうか。

「チェーンは外して掃除した方が良い」
と言う人もいますが、正確には、
「チェーンを外すのが面倒と感じず、難しいと思わない人は、チェーンを外して掃除するというやり方もあります」
というくらいの認識で大丈夫です。

チェーンを外して洗浄する必要があるとしたら、シマノもユーザーマニュアルにチェーンの着脱方法くらい記入するでしょう。
一般ユーザーは、チェーンは着脱しなくても使えるように作っていると考えて問題ないでしょう。

まとめ「チェーンは無理して自分で着脱しなくても大丈夫」

まとめとしては、無理してまでチェーンの着脱を覚える必要はないでしょう。
別に難しくはないのですが、しょっちゅう着脱する場所でもないですから。特にチェーンの洗浄のために着脱したいという人は、チェーンカッターを買うよりはチェーンのクリーニングマシーンを買う方が間違いないでしょう。
チェーンの着脱方法を教えてもらう機会があれば覚えるという感じで問題無いと思います。

 - クロスバイク, チェーン チェーンリング, ロードバイク