ロードバイク、女性の人気いつまで続く?

週刊少年チャンピオンで連載中の人気漫画「弱虫ペダル」。
その弱虫ペダルのアニメ化の影響で、女性のロードバイクへの人気が急上昇しました。

街中で見かけるロードバイク、女性でも気軽に乗ることができるのでしょうか。

今回は、ロードバイクに興味を持った女性に向けたテーマのお話です。

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女性向けロードバイクのラインナップが充実

トレック(TREK)・ジャイアント(GIANT)の2大メーカーをはじめ、ルイガノ(LOUIS GARNEAU)・ブリヂストンアンカー(Anchor)・キャノンデール(Cannondale)・スペシャライズド(SPECIALIZED)・ビアンキ(Bianchi)等々。
その他にも国内外の各メーカーが、ロードバイクの女性向け専用モデルを毎年、次々と発表しています。

ジャイアントでは、Liv(リブ)という女性用ブランドを設立したほどです。
女性のための専用モデルは、シルエットはもちろんですが、男性用モデルと形は同じでも、色使いが多彩で華やかになっています。

例えば、おしゃれな自転車が多いと評判なイタリア老舗メーカー・ビアンキでは、DAMA BIANCA(ダーマビアンカ)という女性向けのロードバイクシリーズがあります。
このシリーズでは、ビアンキカラーであるチェレステカラーにピンクが挿し色で入っていて、とてもおしゃれなモデルになっています。

また、デザイン面でも細部の形状なども、女性向けならではの気配りが行き届いているのが特徴的です。

さらに、ここ数年は身長150cm以下の背の低い女性にも対応したモデルが増えていて、各メーカーとも女性を意識したマーケティングに力を入れているのが見て取れます。

こうした女性をターゲットにしたメーカーのアプローチは、人気の定着には欠かせない要素と言えるでしょう。

ロードバイクのウェアなども女性を意識してポップで華やかに

女性用のロードバイクの充実もさることながら、ウェアをはじめ、様々なパーツやアクセサリーも人気の盛り上がりと共に、充実度が増してきています。

今までには無かった色使いやデザインなど、アパレルメーカーをはじめ、多彩な異業種とのコラボレーションにより、新たな商品開発が進んでいます。

日本最大の自転車ショー「サイクルモードインターナショナル」でも、そういった商品が多数出展され話題を呼んでいます。
女性はファッションに敏感に反応する人が多いので、人気の上昇にあわせて、アイテムを充実させ、互いの相乗効果が出るようにしていって欲しいですね。

女性用ウェアは、女性のことを考えた作りになっています。
例えば、女性らしさを出すためにキュロットタイプのものが生産されていたり、前傾姿勢になったときに背中が出ないように工夫されていたりします。

また、ウェアデザインではパステルカラーのものをはじめ、花柄デザインのものがあるなど、自分好みの1枚が見つけられるでしょう。

パーツなどで言えば、ベルが可愛らしいキャラクターのものや、女性設計のフレームに合わせたドリンクホルダーなどが販売されています。

国際大会で女性の観客急増、競技の人気も高まる

自転車漫画「弱虫ペダル」の人気は、ロードレースの国際大会での観客動員にも影響を与えているようです。
昨今の大会では、女性の観客が急増しているとネットで報じられています。

ロードバイクに興味を持って、自ら乗るのか、まずは観てみるのかということに分かれるのは当然です。
いずれにせよ、自転車競技に興味を持つ女性が増えることは、自転車界にとっては朗報と言えるでしょう。

これまでは、多くの女性の間に自転車競技=競輪=ギャンブルという、あまり好ましくないイメージが定着していたように思います。

今回の女性人気の高まりは、そうしたイメージを払拭する良い機会であると同時に、ロードバイクをはじめとしたスポーツバイクやロードレースの認知度を高める上で、大きな効果をもたらしているでしょう。

もう10年以上も前になると思いますが、あまり記憶が定かではありませんが、デジタル放送になる前の地上波で、ツール・ド・フランスを放送していたことがありました。

そのときも、ロードレースをはじめとするサイクルスポーツが急激な人気の高まりを見せましたが、当時ブームの中心は男性で、今回とは大きく異なっていたと記憶しています。

女性サイクリストのブログも急増

爆発的と呼ばれるブームが起こる場合、多くは女性や子供がその火付け役となることが多いです。

現在、ネットを覗くと女性サイクリストのブログが数多く見られます。
中には、女性サイクリストのブログを集めたランキングサイトまで存在しているくらいです。

全国各地の女性サイクリストのブログがランキングされていますが、内容はさまざまです。
クロスバイクに乗ってからロードバイクに乗るようになった人や、ヒルクライムやロードレースに参加した内容などがあります。

ロードバイクを買ったのをきっかけに、ブログを始めたという人が多いので、これからロードバイクを初めてみたいと思っている女性は、気になった人のブログを最初から読むのもいいでしょう。

近年はネット環境の発達により、ブログやSNSを利用している人が急増しています。
もしロードバイクを購入したのであれば、ブログやSNSを同時に始めてみましょう。

思い出を残せる上、他者からの感想も得られるので、ロードバイクに乗る喜びが増すはずです。

東京2020、女性ロードバイク選手も表彰台を目指せ

パーソナルメディアの発信力について、その影響力が世の中を動かす力になるかどうかは、ひとえにカリスマもしくはレジェンドと呼ばれるスターの登場にかかっていると私は考えています。

人間の行動というのは、昔も今も基本的には変わっていません。
映画のスターがテレビのスターに変わり、今はネットやSNSのスターが世の中を動かす時代になってきました。

こうした世の中で、女性のロードバイクへの人気がいつまで続くのか?という問いかけに対し、その答えを握るカギのひとつが2020年に開催される東京オリンピックなのではないかと思います。

自転車競技は、オリンピックの正式競技のひとつです。
女性もロードレース・トラックレース・MTB・BMXのすべてのカテゴリーで競技が開催されます。

これまでのオリンピックでは、日本人女性の目立った活躍は少ないが、近年は海外のロードレースで日本人女性選手が表彰台に立つ活躍も見せています。

2020年の東京オリンピックで、女性のロードバイク選手が活躍して表彰台に、できればその真ん中に立つことができれば、一躍脚光を浴びることとなるのは間違いないでしょう。

ロードバイク界に女性のスター選手誕生を期待

「弱虫ペダル」からオリンピックへ。
今のブームを牽引する原動力を上手くバトンタッチできれば、女性のロードバイクへの人気は、まだまだ続くと思います。

そのために必要なのは、オリンピックで活躍できる世界レベルの実力を持った女性選手の育成と強化だと考えます。

今、2020年東京オリンピックの自転車競技に向け、日本人女性選手のメダル獲得を目指した「チェリージャパンプロジェクト」という選手の育成・強化プロジェクトが動き始めています。

ぜひとも、金色に輝くメダルを獲得し、ロードバイク界にレジェントとして語り継がれるような、偉大な女性のスター選手が誕生することを期待したいですね。