豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

MTB(マウンテンバイク)チェーンリング交換のポイント

      2016/11/25

MTB(マウンテンバイク)チェーンリング交換のポイント

マウンテンバイクはローカル移動手段として大変便利です。キャンプや、観光旅行などで車に積んでいけば、点在する観光地や市街地の見物・買い物などに使うことができ、行動範囲が広がります。
市街地に駐車スペースが少ない場合は郊外の公園等の広い駐車スペースに車を置き、そこからマウンテンバイクに乗って街に出かけ、楽しむ事もできます。
レジャースポーツとしてマウンテンバイクを楽しむ人口は拡大しており、国内での年間販売数は30~60万台程度。累計では500万台を越えています。
今回はそんなマウンテンバイク、チェーンリング交換の際のポイントを紹介したいと思います。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001661-1.jpg
ルイガノのマウンテンバイクは復活しない?29erが消えた!

実は2017年ルイガノのカタログから、マウンテンバイクを含め...

pwk0001660-1.jpg
チェーン交換時期の目安は?ロードバイクはギアに影響あり?

ロードバイクのチェーン交換しようかな。 でも交換するには早...

pwk0001659-1.jpg
シマノのカセットスプロケットで自転車を10速以上へ

ロードバイクをエントリーモデルからスタートするとリアの変速段...

pwk0001658-1.jpg
シマノアルテグラがR8000シリーズにモデルチェンジ!

このほど、シマノのロードバイク用コンポーネントのセカンドグレ...

pwk0001657-1.jpg
シマノのマウンテンバイク用29erホイールの実力は

「クロスカントリーのレースなら29インチだね」なんて声を...

pwk0001656-1.jpg
クロスバイクのブレーキ交換で105キャリパーにできるか?

一般的なクロスバイクに搭載されているVブレーキですが、ストッ...

pwk0001655-1.jpg
自転車のフレームは自分で交換できるのか?いくらかかるの?

自転車に慣れてくると色々なパーツを交換したくなるものです。 ...

pwk0001654-1.jpg
バーテープの巻き方ってどうやるの?交換でピストを楽しむ

ピストバイクは、変速機がないシングルスピードの自転車です...

pwk0001653-1.jpg
自転車のハンドルとブレーキレバー交換に必要なものとは?

皆さんは、ロードバイクやクロスバイクのハンドルを交換したくな...

pwk0001652-1.jpg
自転車のタイヤが走っているときに急に外れることはあるのか

皆さんは自転車で走っているときに、急にタイヤが外れてしまった...

pwk0001651-1.jpg
mtbのブレーキの鳴きが出たときの対処法とは?

mtbなどの自転車で、悩まされることのひとつに、ブレーキの鳴...

pwk0001650-1.jpg
24インチの自転車の適応身長は?インチだけで選んで大丈夫?

皆さんは自転車を選ぶときに何を参考にしますか? インチ別に...

pwk0001649-1.jpg
自転車で1000キロ走るとはどのくらいの距離なのか?

皆さんは1000キロというと、どの位の距離を想像しますか? ...

pwk0001648-1.jpg
自転車の前輪から異音がする!原因は何だ?点検してみよう

自転車に乗っていると前輪付近から、何とも言えない異音がするこ...

pwk0001647-1.jpg
ロードバイクに補助ブレーキは必要?取り付け方法を教えて!

ロードバイクに乗っている方、これから乗り始める方。 補...

pwk0001646-1.jpg
ロードバイクのスピードメーターを後輪に付けてみよう!

ロードバイクに慣れてくると、自分の走りを数値化してみたくなり...

pwk0001644-1.jpg
カンパニョーロのシャマルウルトラはヒルクライム向き?

ヒルクライムとはロードレースのひとつで、山や丘を登り、そのタ...

pwk0001643-1.jpg
カーボンだけじゃない!アルミハンドルにも軽量な物はある

ロードバイクに慣れてくると、軽量化を図りたくなるものです。 ...

pwk0001642-1.jpg
mtbのハンドル幅が60㎝を超えたら法律ではどうなる?

皆さんは「普通自転車」の定義をご存知でしょうか? また、こ...

pwk0001641-1.jpg
ledライトを取り付けて自転車のホイールを派手に飾ろう

自分の自転車に愛着がでてくると、色々と手を掛けてカスタマイズ...

スポンサーリンク


チェーンリングって?

チェーンリングとはクランクに付けるスプロケットのことで、歯車のような形をしています。クランクスプロケットとも言います。フロントギアの部分です。シングル(1段)、ダブル(2段)、トリプル(3段)とあります。シングルは1段クランクセット、シングルクランクセットなどと呼ばれ、ロード車用、マウンテンバイク用、シティー車用などあります。ダブルはクランクスプロケットが2個のものでダブルクランクセットとも呼ばれます。中間スプロケットと大スプロケットで構成されており、マウンテンバイクでにおける中間スプロケットの歯数は大スプロケットより12T少なくなっています。トリプルは3段クランクセットまたはトリプルクランクセットと呼ばれ、小スプロケット・中間スプロケット・大スプロケットで構成されています。
チェーンリング部分は乗り心地に非常に重要な部分ですのでしっかりメンテナンスしなければいけません。

MTB(マウンテンバイク)チェーンリング交換のタイミング

チェーンリング、交換のタイミングをご紹介します。
大切なことは定期的なメンテナンスです。チェーンを適度に交換する事でチェーンリングの持ちもよくなってきます。のびきってしまったチェーンを交換せずにそのままで走っていると、チェーンリングの歯を削りとってしまい、他のパーツへも影響が出てきてしまいます。チェーンがのびると、チェーンのリンクに小さな隙間ができてさらに長さがのび、横方向の固さがなくなって、変速性能にも悪い影響が出てしまうのです。
機能の向上のために交換する、ということもあります。自分の乗り方を考えて、得られるメリットを考えながらパーツ交換をしていくのです。
また、クランクの交換を考えた時、変速性能をアップするという目的なら、チェーンリングの交換が効果的です。もちろんメンテナンスをして調整するだけで効果がみられる場合もありますので、充分検証してから交換のタイミングを見極めましょう。
寿命がきたから、というのも交換のタイミングとしてあります。何速のチェーンなのか、ということもありますが、距離の目安としては5000キロでしょうか。期間でいうと乗り方で大きく変わってきますが1年を目安と考えましょう。ただ、個人によるところが大きい距離や期間などよりも、「目視」が一番かもしれません。また、チェーンチェッカーや簡易的な伸び検査をすると確実ですので、これも定期的なメンテナンス時にやってみるといいでしょう。チェーンチェッカーを使う時、10速用のチェーンまでは0.75%以上。11速用は0.5%以上の数値になったら交換を考えるとよいでしょう。
出来るだけチェーンを長持ちさせたい、これには掃除と注油をこまめに行うことが大切になってきます。チェーンの汚れは小さな金属や砂利などを含んでいるため、これが原因でチェーンの摩耗が進んでしまうのです。また、あまり注油せず、チェーンに油がない状態で乗っていると、チェーンにとっては大きなストレスになります。油は油膜となり、チェーンを保護してくれるのです。油膜がないと、金属同士が擦れ合い、ギアやチェーンが削れていってしまいます。こういった細かい注意は、思っているよりチェーンを長持ちさせ、ペダルも軽くなり乗り心地が良くなります。
それではいよいよ交換のお話しですが、お店でなく自分でやる場合のお話を進めていきたいと思います。

MTB(マウンテンバイク)チェーンリング交換に必要な工具・道具

チェーンリングを自分で交換する際、必要な道具を紹介しておきます。
まず、ペグスパナ。ペグスパナとは自転車に使う専用工具の事を言います。主にチェーンリングの脱着に使用し、ボルトのナットを固定する為の道具です。
そして、ボルト、パーツクリーナー。パーツクリーナーは吸い込んでしまうと人体に有害なので、使う際には吸い込まないように充分注意してください。
手が汚れないように、タオル、グリス、手袋も必要です。
また、専用工具でチェーンロングナットレンチがあります。これは、ボルトとナットの供回りをおさえるための物で準備しておくと便利です。チェーンリングを交換する時に一緒に購入しておくと作業を始めてから慌てずすむので済むのでおすすめです。
ちなみに、最近では5mm/6mmのチェーンリングボルトもあり、ペグスパナを使わない場合もあります。片側がトルクスレンチになっている事もあります。工具を揃える前に、作業に何が必要か、使っているクランクを良く観察しておくといいでしょう。
クランクを外さない状態で交換するという方法もあるのですが、作業し辛いですし、クランクを傷付けてしまう恐れもあります。しっかり力を入れることが出来、傷付けにくく、構造も良く分かりますので、やはり交換の際は外したほうがおすすめです。

MTB(マウンテンバイク)チェーンリング交換の仕方

それでは交換の工程に入っていきましょう。
まず、ペダルを外します。
次にチェーンリングについているボルトを外すのですが、アーレンキーでそのまま緩めても空転して外せない仕組みになっています。そこでペグスパナで裏側を押さえた状態にしてボルトを緩めますと、空転を防げて外せます。ボルトは簡単に時計回りで締まって、逆に反時計回しで緩まります。
ボルト5本全てを外すと、アウターリングをとても簡単に外せます。
チェーンリングやクランクアームの裏はオイルの汚れなので、水拭きをしても汚れを伸ばすだけになってしまいます。パーツクリーナーをタオルに染み込ませて汚れを拭き取りましょう。

そしてボルトを設置していくのですが、最初にボルトにグリスを塗ってから始めると良いです。グリスを塗り終わったら、インナーリングにクランクがくるように設置します。それぞれ、取り付ける場所が決まっているので気をつけてください。
次にフィッキングボルトを取り付けます。アウターリングが変形したりなどの見栄えが悪くならないように、ボルトはだんだんと同じ強さで締めていった方が良いです。
そして、最後にペダルを取り付けて完成となります。

チェーンリングをしっかり修理して大切に乗ろう

マウンテンバイクのチェーンリングを交換するポイントは、やはり日頃のメンテナンスが重要です。いつも乗る時には、チェーンが伸びてしまったりしていないかをチェックし、そろそろかな、と思ったところで点検して交換するのをおすすめします。
また、この部分は他の重要パーツとも関連が出てくる箇所ですので、自分で交換するのも不安な場合は迷わず専門店に相談しましょう。変速の調整も含んで2000円前後でやってくださるところが多いようです。
いずれにしても、使用しているパーツのメンテナンスを怠らず、日々の乗り心地を敏感に感じていられれば、パーツも長く持ち、自転車にも優しくお財布にも優しくいられます。

 - チェーン チェーンリング, 自転車全般