giosはイタリアの自転車メーカーで、ロードバイクでも有名なメーカーです。
ミニベロという自転車はファッション性の高さと乗りやすさから、女性からの支持が厚く、ここ数年でさらに人気が高まりつつあります。
giosはイタリアのメーカーだけあって、ファッション性の高さでも評価が高いですが、その性能も文句なしの高さを誇ります。
giosのミニベロについてご紹介したいと思います。
女性向けミニベロ!gios・ALLEGRAの特徴は?
giosはミニベロのモデルも多いです。
多くのラインナップの中で、イチオシなのが「ALLEGRA(アレグラ)」です。
おしゃれで頑丈であり、女性でも乗りやすいミニベロになっています。
そして、比較的入手しやすい価格になっていることも評価が高いところです。
コンポーネントはロードバイクのものでシマノのクラリスを採用しています。
また、ハンドルはロードバイクと同様のドロップハンドルも採用しているので、ロードバイクに手が届かないという人にもおすすめです。
ただし、ロードバイクほどのスピードは出ないことに注意してください。
それでも、変速などの操作感はロードバイクと同様で、ミニツーリングならクロスバイクを圧倒する走行を楽しむことができます。
フレーム素材はクロモリを採用しており、月1回程度のメンテナンスをしていれば何年でも使えて、長く楽しめる自転車です。
また、カラーはジオスの特色であるジオスブルーが使われていて、ハンドルのバーテープはホワイトと、美しいカラーリングです。
gios・ALLEGRAの評価ポイントは乗りやすさにアリ!
スポーツ自転車を選ぶポイントとしては、評価も参考になるでしょうが、フレームサイズが大切です。
そして、フレームサイズが重要なのはミニベロも同様です。
特にミニベロは変わったものが多いので、フレームの折りたたみ機構、サスペンションやヒンジなどの特殊なギミックなど、独特な装備を持ったモデルは数多くあるのです。
そしてgiosの「ALLEGRA」ですが、フレームに特徴があって「スタッカードフレーム」になっています。
スタッカードフレームは、トップチューブが上から下に向かって斜めに伸びています。
フレームの一番上のチューブが下がっていることで、乗りやすい形状になっています。
足を大きく上げることがないので、女性に優しい設計だと言えるでしょう。
また、身長が低いと自転車にまたがるのも大変ということがあるのですが、スタッカードフレームなら、そのようなことはありません。
スタッカードフレームなら、簡単に乗り降りできるので負担になることはなく、快適に走行できるでしょう。
giosのミニベロFELUCA PISTAの評価
色々な自転車を販売していて評価も高いgiosは、「FELUCA PISTA(フェルーカ ピスタ)」というミニベロも生産しています。
フォークからフレームまで、すべてクロモリで、参考価格は68,800円です。
giosには「PANTO(パント)」というミニベロがあるのですが、そのパントをベースにトラックハブ規格が合うようにアレンジされています。
そのため、ピストのように使うことができ、シングルスピードでシンプルなフレームという個性が光っています。
そして、変速を考えることなく漕いでいれば良いので、初心者も扱いやすいという一面も持っています。
何より、変速がないことでブレーキ操作に集中できるというのは、大きなメリットになるはずです。
操作がシンプルで、ストレスが少ない走行感は、あらゆるスポーツバイクを乗り継いできた人にもおすすめしたいくらいです。
シングルスピードのミニベロというのは、かなり珍しいです。
20インチでシングルスピードというのは、この「FELUCA PISTA」くらいでしょう。
gios・MIGNONはどんなミニベロ?評価は?
giosの「MIGNON(ミグノン)」は、男女問わず高い評価を獲得しているミニベロになっています。
価格は62,800円です。
ミニベロなので、こじんまりした自転車ではあるのですが、giosの兄弟モデルであるFELUCA・PANTO・ANTICOと基本設計が同じなので、走行性能が高いのが特徴です。
そのため、街乗りだけでなく、気軽なサイクリングにも使うことができます。
そして、フレームが良くできていて、この価格帯に似合わない高い性能を持ったハブ(シールドベアリング仕様)を用いていて、上位モデルにカスタマイズするためのベースとして使うこともできます。
また、このミグノンはスポーツ自転車としてのミニベロというコンセプトで造られています。
そのため、走行性能は高く、クロスバイクと同程度の走行性能を持ち合わせています。
ストップ&ゴーが多い街中であれば、ミニベロの加速性能がクロスバイクを上回っていることから、クロスバイクより快適に走行できるくらいです。
もちろんオシャレでもあるので、男女・年齢を問わず、おすすめできる1台に仕上がっています。
ミニベロを選ぶときのポイント
giosのミニベロの評価は良いものが多いですが、評価以外にも重要視すべきポイントがあります。
いくつかポイントを見ていきましょう。
1つめは、デザインです。
何と言っても、ミニベロはデザインが豊富です。
本当に色々あって、クラシカルなデザインから先進的なデザイン、それから色も豊富に選べるので、デザインから選ぶのも面白いでしょう。
そして、将来的にカスタマイズするということなら、クセのないミニベロにすることをおすすめします。
クセがなければ、どのようなパーツにも合いますし、全体のバランスを崩すことがないでしょう。
2つめは、重量です。
ミニベロの良さは気軽に乗れることで、それには軽い自転車がおすすめです。
重い自転車だと、ミニベロに乗ろうという気持ちが薄れてしまうことがあるので注意しましょう。
3つめは、カゴです。
ママチャリなら当然ついているカゴですが、ミニベロはデザイン性や走行性から、外していることも珍しくありません。
カゴがないと通勤や買い物に不便なので、カゴの有無はチェックしておきましょう。
4つめは、泥除けです。
泥除けもママチャリなら標準装備なのですが、ミニベロではそうではありません。
泥除けがないと雨の日の走行で、泥を跳ね上げて背中まで泥で汚れてしまうので、通勤・通学で使用する場合は泥除けの装備が欠かせないので、十分に気を付けてください。
gios以外のおすすめミニベロ
【Bianchi(ビアンキ):MINIVELO-10 DROP BAR】
まずは、「giosのジオスブルー」という代表的な色使いをしている、ビアンキのミニベロです。
チェレステカラーと呼ばれる、オシャレなカラーが女性からの人気を集めています。
このミニベロは「ALLEGRA」と同様のドロップハンドルを採用しており、コンポーネントはクラリスより上のグレードであるティアグラを採用しています。
価格は10万円越えと高級ミニベロですが、その値段に見合った評価を受けています。
【BRUNO(ブルーノ):Minivelo 20 Road Drop】
ミニベロといえば、このブルーノというブランドを忘れてはいけません。
旅をテーマに造り上げるミニベロは、評価の高いものが多いです。
このミニベロはブルーノの定番モデルで、フレーム・フォークともにクロモリ素材のミニベロです。
ツーリングなどに最適で、オプションパーツにはウッドベースで造られたカゴを付けることもできます。
どちらのブランドもオシャレなミニベロが多いので、サイクリングしながら風景とミニベロを撮るのも良さそうですね。
安さ・乗りやすさを兼ね備えたミニベロ
スポーツ自転車のような加速と、ママチャリの乗りやすさを兼ね備えたミニベロは女性だけでなく、通勤に使いたい男性にもおすすめです。
値段もお手ごろなので、スポーツ自転車をあきらめている人でも手を出しやすいと思います。
gios独特のブルーのフレームで、颯爽と市街地を駆け抜けてみませんか。
それとも長距離のツーリングを楽しみますか?
ミニベロであれば、両方楽しむことが出来ますよ。