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クロスバイクが欲しい!メーカー別渋いモデルをピックアップ

2016.6.24

クロスバイクは初心者でも女性でも、スポーツ自転車の中ではかなりハードルが低くとっつきやすい自転車だと言えます。その分ファッション性にだいぶ目が行き届く印象もあります。男性でもちょっと格好良く街乗りするならウェアも車体自体もおしゃれで渋い感じに憧れてしまいますよね。今回はそんな「渋い」クロスバイクをピックアップしてみましょう!

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クロスバイクの主要メーカー

まずはクロスバイクの主要メーカーから見ていきましょう。
メーカーの中には、特性としてクロスバイクだけに特化しているものは見当たりません。ロードバイクで有名なメーカーはクロスバイクも売れている傾向がありますし、クロスバイクやマウンテンバイクが有名なメーカーもロードバイクを取り扱っていないわけではありません。有名メーカーであれば、大体売れ筋のクロスバイクを少なくとも1車種や2車種取り扱っていると考えて良いでしょう。
さて、クロスバイクと言えばやはりGIANTを避けて通ることは出来ません。何と言っても1台目に買うには間違い無しの呼び名も高いESCAPE R3があります。TREKも人気が高いですね。FXシリーズはエントリーモデルからフルカーボンフレーム且つドライブトレインにShimano-105シリーズを搭載した、レーシングモデルさながらのハイエンド機もあります。BIANCHIは老舗ながらクラシックなバイク以外にもカーボンバックを採用した先端テクノロジーのスポーツタイプを展開しており、これもかなりの人気を誇ります。CANNONDALEはレフティが目を引くバッドボーイがいかにもアメリカらしく、まさにアーバンバイクの代名詞といったところ。クラシックなクロモリフレームのクロスバイクならGIOSも人気です。最近では手頃な価格のクロスバイクで親しまれ始めているMERIDAも捨てがたいですね。
他にもまだまだ主要メーカーとしてご紹介したいものがいくつもありますが、この辺にしておきましょう。これだけ賑やかで目移りしてしまうのは、ユーザにとって嬉しい限りです。

クロスバイク、渋くてかっこいいモデル①

渋さをテーマにクロスバイクを考えてみましょう。やはり、歴史を無視することは出来ません。現存する世界最古の自転車メーカー、BIANCHIを渋いと言わずして何を渋いとするのでしょう。BIANCHIはプロサイクリング界でも華々しい活躍を見せていますが、一般市民の生活の足でも同様に活躍をしているんです。
そんな一般市民に親しまれるモデルのなかでも、プリマヴェーラシリーズは極めて魅力的です。リアキャリアー、フロント及びリアフェンダー、そしてチェーンケース標準装着、変速は内装5段。シリーズのLはトップチューブが大きく下側へ湾曲しており、スカートの女性であっても容易に跨ぐことが出来ます。フレーム素材はアルミとなっていて、その仕様から基本的にメンテナンスレスでも、ある程度快適に乗り続けられるように設計されていることが伺えます。このモデルは女性用と言われているものの、男性が乗ってもお洒落な1台でしょう。しかしフレーム形状が気になるのであれば、シリーズのMがスタンダードなダイヤモンドフレームです。同じ仕様でもより女性に適したモデルまで展開しているところが素晴らしいですよね。

クロスバイク、渋くてかっこいいモデル②

日本メーカーであるARAYAは如何でしょうか。2016年モデルになんとクロモリ仕様で650Cサイズのホイールを採用したツバメ・ジテンシャ・スポーツが登場しました。新家工業によって50年以上前に一世を風靡したと言われるツバメ自転車の復活です。随所にツバメマークが刻印されており、スレッドステムにもツバメの姿が認められます。当時軽快車に乗って風を切った記憶を持つ人々の目にきっと止まることでしょう。
しかし何もノスタルジーを感じさせるだけが渋さの要因ではありません。フレーム素材にクロモリを採用し、フロントチェーンリングもシングルとしながらリアには9速スプロケット、ブレーキにはロード用キャリパーと、クロスバイクながらも十分にスポーツを感じさせる仕様となっているのがマニア心をくすぐります。更に650Cというホイールサイズが小柄な日本人まできっちりターゲットに含めているのも嬉しいポイントです。650Cそのものは広く使われている規格であるとは言えないため、交換品や消耗品を手に入れるのは一般的な700Cに比べると苦労することになるでしょうが、それも渋さのひとつと捉えることが出来るのではないでしょうか。

クロスバイク、渋くてかっこいいモデル③

コーダーブルームをご存知でしょうか。実はこれも日本のホダカというメーカーのブランドです。知名度では今のところ、超有名メーカーには及んでいませんが、秘めたる良さを持ったメーカーだと言えます。元々日本の企業でしたが、台湾に進出した後、GIANTの傘下になりました。そのホダカが始めた高級自転車ブランドがコーダーブルームです。
正直なところ、見た目に派手であるとか先端のテクノロジーを採用しているなどといったことはありません。コーダーブルームの自転車は非常によく考えられていて、生活の実態にフィットするものを目指しているのがよくわかるのですが、その反面派手さや華美さがスポイルされていると言えるかもしれません。しかし、この内面にこだわりを感じさせる機能美こそが渋さを演出しているとも考えられないでしょうか。
例えば2016年モデルのEnaf700を見てみましょう。フレームカラーはダークグリーンとホワイトのみと、極めて地味です。しかし機能を見てみるとただ地味なだけのシティサイクルでは無いことがわかります。ホイールサイズは700Cを採用し、フレームはアルミ素材、フェンダーやカゴ、オートライトまで標準装備。外装6速変速にチェーンケースもついていて、その見た目とは裏腹にきちんとクロスバイクとして成立しています。それでいて重量が16.6kgの46,000円はかなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。決して派手さは無いですが、使用者の生活にどこまでもリアルに寄り添えるクロスバイクというのも、かっこいいですよね。

クロスバイク、渋くてかっこいいモデル④

先にご紹介したコーダーブルームとは正反対のモデルもご紹介しておきましょう。イタリアの老舗COLNAGOは、BIANCHIと同様にプロサイクリング界でもビッグネームです。自転車界のメルセデス・ベンツと呼ばれ、その名の通り高品質の高級品を連想させるメーカーです。国内でも著名な芸能人などに人気があることで有名ですが、実物を目にすれば理由がよく理解できることでしょう。
クラシックなクロスバイク、REZZOを見てみましょう。フレーム素材はもちろんクロモリを採用しています。その車体を見たとき、美しいヘッドチューブのラグ溶接に目を奪われることでしょう。クランクアームにはCOLNAGOのトレードマークであるクローバーの刻印。変速レバーにはクラシックにダブルレバーを採用しています。フロントフォークの滑らかな湾曲にすらうっとりとしませんか。もちろんフォーククラウンの仕上げにも芸術を感じさせる風情を備えています。まさに工芸品であると言っても良いこの芸術品はその価格が220,000円。価格も見た目もスペックも抜きん出た存在です。一度は手に入れてみたいと思う人も多いことでしょう。

クロスバイク、渋くてかっこいいモデル⑤

最後にあえてド定番と呼ばれるモデルをご紹介します。やはり外すことが出来ないのはGIANTのESCAPE R3でしょう。常に売上と人気の上位に君臨し続け、どこを見ても乗っている人がいるこのモデルの何が渋いのかと感じる人もいるかも知れません。渋さには、古さという要素が欠かせないと感じられる人もいることでしょう。しかしGIANT ESCAPE R3には登場してから今まで常に最人気車種であり続けたと言う歴史があります。バイク自体には常に先端のテクノロジーが搭載され、最も流行りの仕上がりとなって毎年リリースされるため、渋さとは対局に位置するように感じられるかもしれません。しかし、実はその血筋には10年以上ものあいだ、世の中の自転車乗りをその存在感で圧倒し続け、一方で他のメーカーにクロスバイクのあり方としてひとつの見本であり続けたそのDNAが受け継がれています。老舗が持つ歴史に比べれば短い年月であっても、1車種が10年の間トップの人気で有り続けるというのは普通ではありません。その10年に思いを馳せたとき、ESCAPE R3もやはり1種の歴史を受け継ぎ、渋さを備えた車種に見えては来ないでしょうか。

カジュアルに乗るならクロスバイクは外せない

シリアスにスピードを追求してロードバイクに乗るのも、山へマウンテンバイクを持っていってトレイルを走ったりダウンヒルを楽しむのも良いでしょう。しかしそれらは非日常的です。自転車を自分の日常で傍らに寄り添う相棒として、そして日々をすこしだけ上質にしてくれる存在であれと期待するのなら、その役割はクロスバイクが叶えてくれることでしょう。

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